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xrpl-dev-portal/content/references/rippled-api/ledger-data-formats/ledger-object-ids.ja.md
2020-10-29 15:10:07 -07:00

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レジャーオブジェクトID

レジャーの状態ツリーのすべてのオブジェクトには一意のIDがあります。このフィールドは、オブジェクトの内容と同じレベルでJSONのindexフィールドとして返されます。IDは、オブジェクトの重要な内容をハッシュし、名前空間IDを使用して生成されます。レジャーオブジェクトタイプにより、使用する名前空間IDとハッシュに含める内容が決定します。これにより、すべてのIDが一意になります。ハッシュを計算するため、rippledはSHA-512を使用し、その結果を最初の256バイトで切り捨てます。SHA-512ハーフと呼ばれるこのアルゴリズム出力は、SHA-256と同等のセキュリティで、64ビットプロセッサーでは実行にかかる時間が短くなります。

{{ include_svg("img/ledger-object-ids.ja.svg", "図: rippledによる、SHA-512ハーフを使用したレジャーオブジェクトIDの生成。スペースキーは、異なるオブジェクトタイプIDの競合を防止します。") }}

関連項目

  • XRP Ledgerでは、ハッシュがどのように生成、使用されているかについての詳細は、ハッシュを参照してください。
  • レジャーの基本的な説明については、レジャーを参照してください。

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