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Merge pull request #2323 from tequdev/ja-cross-currency
[JA] Update cross-currency
This commit is contained in:
@@ -1,29 +1,29 @@
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html: cross-currency-payments.html
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parent: payment-types.html
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blurb: 複数通貨間の支払いでは、パスとオーダーブックを通じて変換するのとは異なる通貨を自動的にに送金します。
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blurb: クロスカレンシー支払いでは、パスとオーダーブックを通じて変換するのとは異なる通貨を自動的にに送金します。
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labels:
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- 複数通貨間
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- クロスカレンシー
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- 支払い
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# 複数通貨間の支払い
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# クロスカレンシー支払い
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XRP Ledgerでは、1つ以上のトークン、XRP、またはその両方を交換して、複数通貨間で支払いを送金できます。[XRPによる直接支払](use-simple-xrp-payments.html)と同様に、このような支払いでは[Paymentトランザクションタイプ][Payment]が使用されます。XRP Ledgerでの複数通貨間の支払いは完全に非可分です。つまり、支払いを全額実行するか、またはまったく実行しないかのいずれかになります。
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XRP Ledgerでは、1つ以上のトークンとXRP、またはその両方を交換して、クロスカレンシー支払いができます。[XRPによる直接支払い](use-simple-xrp-payments.html)と同様に、このような支払いでは[Paymentトランザクションタイプ][Payment]が使用されます。XRP Ledgerでのクロスカレンシー支払いは完全にアトミックです。つまり、支払いを全額実行するか、またはまったく実行しないかのいずれかになります。
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デフォルトでは、複数通貨間の支払いでは宛先に一定額が送金され、支払元が変動コストを負担します。複数通貨間の支払いが、[Partial Payments](partial-payments.html)で行われ、一定の送金限度内の変動額が宛先に送金される場合もあります。
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デフォルトでは、クロスカレンシー支払いでは宛先に一定額が送金され、支払元が変動コストを負担します。クロスカレンシー支払いが、[Partial Payments](partial-payments.html)で行われ、一定の送金限度内の変動額が宛先に送金される場合もあります。
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## 前提条件
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- 定義上、複数通貨間支払いには2種類以上の通貨が関係します。つまり、関係する通貨のうち、少なくとも1種類以上がXRP以外のトークンである必要があります。
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- 定義上、クロスカレンシー支払いには2種類以上の通貨が関係します。つまり、関係する通貨のうち、少なくとも1種類以上がXRP以外のトークンである必要があります。
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- 通常は、[XRP Ledgerゲートウェイ](stablecoin-issuer.html)が発行した通貨を1種類以上使用することになります。このような通貨はXRP Ledger外部の資金を担保とし、ゲートウェイを通じて引き出すことができます。
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- 取引を行う当事者が、XRP Ledger内でのみ発行され、外部の担保がないデジタルトークンを送受信し、何らかの価値を持つ資産として取り扱うことを望む限り、このデジタルトークンを使用することもできます。
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- 送金元と受取人の間に1つ以上の[パス](paths.html)が確立しており、すべてのパスの総流動性が、支払いを促進するのに十分である必要があります。複数通貨間の支払いの場合、これは一般に通貨取引[オファー](offers.html)を消費することを意味します。
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- 送金元と受取人の間に1つ以上の[パス](paths.html)が確立しており、すべてのパスの総流動性が、支払いを促進するのに十分である必要があります。クロスカレンシー支払いの場合、これは一般に通貨取引[オファー](offers.html)を消費することを意味します。
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## オートブリッジング
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2種類のトークンを自動的に交換する複数通貨間の支払いでは、XRPの使用により支払いコストを抑えられる場合には自動的にXRPが使用されます。この場合、オーダーブックを接続して流動性プールが拡大されます。たとえば、USDからMXNに送金する支払いの場合、USDからXRP、XRPからMXNへの交換にかかるコストが、USDからMXNへの直接交換にかかるコストよりも低い場合には、前者の交換が自動的に実行されます。
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2種類のトークンを自動的に交換するクロスカレンシー支払いでは、XRPの使用により支払いコストを抑えられる場合には自動的にXRPが使用されます。この場合、オーダーブックを接続して流動性プールが拡大されます。たとえば、USDからMXNに送金する支払いの場合、USDからXRP、XRPからMXNへの交換にかかるコストが、USDからMXNへの直接交換にかかるコストよりも低い場合には、前者の交換が自動的に実行されます。
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詳細は、[オートブリッジング](autobridging.html)を参照してください。
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@@ -3,11 +3,11 @@ html: direct-xrp-payments.html
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parent: payment-types.html
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blurb: XRPによる直接支払いは、XRP Ledgerで資産を送金する最も簡単な方法です。
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# XRPによる直接支払
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# XRPによる直接支払い
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金融システムの基本は、 _価値の移動_ です。一言で言えば、決済です。XRP Ledgerでの最も簡単な支払いタイプは、XRP間の直接支払で、XRP Ledgerのあるアカウントから別のアカウントにXRPを直接移動します。
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金融システムの基本は、 _価値の移動_ です。一言で言えば、決済です。XRP Ledgerでの最も簡単な支払いタイプは、XRP間の直接支払いで、XRP Ledgerのあるアカウントから別のアカウントにXRPを直接移動します。
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## XRP間の直接支払について
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## XRP間の直接支払いについて
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一般的に、XRPは、XRP Ledgerのどのアドレスからでも、他のアドレスに直接送金できます。受信側のアドレスは _宛先アドレス_ 、送信側のアドレスは _支払元アドレス_ と呼ばれます。XRPを直接送金するには、送信者は[Paymentトランザクション][]を使用します。これは、次のように簡潔に表すことができます。
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@@ -24,7 +24,7 @@ blurb: XRPによる直接支払いは、XRP Ledgerで資産を送金する最も
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**注意:** [Paymentトランザクションタイプ][Payment]は、[通貨間の支払い](cross-currency-payments.html)や[Partial Payment](partial-payments.html)を含む、より特殊な支払いにも使用できます。Partial Paymentの場合、トランザクションで非常に少ない金額しか送金しなかった場合でも、多額のXRPが`Amount`に表示される可能性があります。誤った金額を顧客に入金しないようにする方法については、[Partial Paymentの悪用](partial-payments.html#partial-paymentの悪用)を参照してください。
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XRP間の直接支払ではPartial Paymentは使用できませんが、Partial Paymentでは複数の送金元通貨から変換後にXRPを送金できます。
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XRP間の直接支払いではPartial Paymentは使用できませんが、Partial Paymentでは複数の送金元通貨から変換後にXRPを送金できます。
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## アカウントの資金提供
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@@ -41,13 +41,13 @@ XRP Ledgerでは、支払いを受け取ることができるアドレスは永
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送金元は、目的の受取人が最後に支払いを送信したときと同じアドレスを使用していると仮定しないことが重要です。必然的に、セキュリティの侵害が発生し、ユーザーまたは企業はアドレスを変更しなければならない場合があります。送金する前に、現在の受取アドレスを受取人に尋ねてください。これにより、漏えいした古いアドレスを制御している不正ユーザーに誤ってお金を送信することはありません。
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## XRPによる直接支払の処理方法
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## XRPによる直接支払いの処理方法
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大まかに言えば、XRP Ledgerのトランザクション処理エンジンでは、XRPによる直接支払を次のように適用します。
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大まかに言えば、XRP Ledgerのトランザクション処理エンジンでは、XRPによる直接支払いを次のように適用します。
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1. [Paymentトランザクション][]のパラメータを検証します。トランザクションがXRPを送信、送金するように構成されている場合、トランザクション処理エンジンはそのトランザクションをXRP間の直接支払として認識します。検証チェックは次のように行います。
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1. [Paymentトランザクション][]のパラメータを検証します。トランザクションがXRPを送信、送金するように構成されている場合、トランザクション処理エンジンはそのトランザクションをXRP間の直接支払いとして認識します。検証チェックは次のように行います。
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- すべてのフィールドが正しいフォーマットであることを確認します。たとえば、XRPによる直接支払の場合、`Amount`フィールドは[XRPのdrop数][]でなければなりません。
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- すべてのフィールドが正しいフォーマットであることを確認します。たとえば、XRPによる直接支払いの場合、`Amount`フィールドは[XRPのdrop数][]でなければなりません。
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- 送信元アドレスがXRP Ledgerの資金供給された[アカウント](accounts.html)であることを確認します。
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- 指定された署名がすべて、送信元アドレスに対して有効であることを確認します。
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- 宛先アドレスと送金元アドレスが異なることを確認します。([宛先タグ](source-and-destination-tags.html)が異なる同一アドレスに送金するだけでは不十分です。)
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@@ -69,7 +69,7 @@ XRP Ledgerでは、支払いを受け取ることができるアドレスは永
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## 他の支払いタイプとの比較
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- **XRPによる直接支払**は、単一のトランザクションでXRPを送受信する唯一の方法です。この方法は、速度、シンプルさ、低コストの面でバランスが取れています。
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- **XRPによる直接支払い**は、単一のトランザクションでXRPを送受信する唯一の方法です。この方法は、速度、シンプルさ、低コストの面でバランスが取れています。
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- [通貨間の支払い](cross-currency-payments.html)でも[Payment][]トランザクションタイプを使用しますが、XRPとXRP以外の[トークン](tokens.html)を組み合わせて送金できます。ただし、XRP間の支払いは除きます。また、[Partial Payment](partial-payments.html)でも使用できます。通貨間の支払いは、XRPで指定されていない支払いや、[分散型取引所](decentralized-exchange.html)で裁定取引の機会を得るのに適しています。
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- [Checks](checks.html)すぐに送金せずに送金元に債務を設定してもらいます。受取人は有効期間内であればいつでも換金できますが、その金額は保証されません。Checksでは、XRPまたはトークンのいずれかを送金できます。Checksは、受取人に支払いを請求する自律性を与えるのに適しています。
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- [Escrow](escrow.html)では、特定の条件が満たされたときに、意図した受取人が要求できるXRPを確保します。XRPの金額は完全に保証されており、Escrowの有効期限が切れない限り、送金元が使用することはできません。Escrowは、巨額のスマートコントラクトに適しています。
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@@ -4,11 +4,11 @@ parent: trust-lines-and-issuing.html
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blurb: トークンによる支払いは、接続されているユーザーのパスとオーダーブックを通す必要があります。
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labels:
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- 支払い
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- 複数通貨間
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- クロスカレンシー
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# パス
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XRP Ledgerでは、[トークン](tokens.html)の支払いが送金元から受取人に届くまでにたどる中間ステップの道筋をパスによって定義します。パスは、XRP Ledgerの[分散型取引所](decentralized-exchange.html)のオーダーを介して送金元と受取人を結び付けることで、[複数通貨間の支払い](cross-currency-payments.html)を可能にします。また、負債を相殺するような複雑な決済もパスにより可能になります。
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XRP Ledgerでは、[トークン](tokens.html)の支払いが送金元から受取人に届くまでにたどる中間ステップの道筋をパスによって定義します。パスは、XRP Ledgerの[分散型取引所](decentralized-exchange.html)のオーダーを介して送金元と受取人を結び付けることで、[クロスカレンシー支払い](cross-currency-payments.html)を可能にします。また、負債を相殺するような複雑な決済もパスにより可能になります。
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XRP Ledgerでは1つのPaymentトランザクションは複数のパスを使用でき、複数のソースの流動性を組み合わせて必要な額を送金することができます。そのため、トランザクションには使用可能なパスをまとめた _パスセット_ が含まれます。パスセットの中のパスでは開始時と終了時には同一通貨が使用される必要があります。
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@@ -64,7 +64,7 @@ XRPは任意のアドレスに直接送金できるため、[XRP間のトラン
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* トランザクションで(イシュアーに関係なく)1種類の通貨のみが使用される場合、デフォルトパスでは支払いが、関連するアドレスを通じてRipplingされると想定されます。このパスは、これらのアドレスがトラストラインで接続されている場合にのみ機能します。
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* `SendMax`が省略されているか、または`SendMax`の`issuer`が送金元の場合、デフォルトパスが機能するためには送金元`Account`から宛先`Amount`の`issuer`へのトラストラインが必要です。
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* `SendMax`と`Amount`に異なる`issuer`値が指定されており、そのいずれも送金元または受取人ではない場合、これらの2つのイシュアー間のトラストラインでRipplingが必要となるため、デフォルトパスは有用ではない可能性があります。一般にイシュアーが互いに直接信頼し合うことはお勧めしません。
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* 複数通貨間のトランザクションの場合、デフォルトパスは支払元通貨(`SendMax`フィールドで指定)と宛先通貨(`Amount`フィールドで指定)の間でオーダーブックを使用します。
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* クロスカレンシー支払いの場合、デフォルトパスは支払元通貨(`SendMax`フィールドで指定)と宛先通貨(`Amount`フィールドで指定)の間でオーダーブックを使用します。
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有効なすべてのデフォルトパスを次の図に示します。
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[](img/paths-default_paths.ja.png)
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@@ -104,7 +104,7 @@ XRPは任意のアドレスに直接送金できるため、[XRP間のトラン
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## 関連項目
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- **コンセプト:**
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- [複数通貨間の支払い](cross-currency-payments.html)
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- [クロスカレンシー支払い](cross-currency-payments.html)
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- [分散型取引所](decentralized-exchange.html)
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- [Partial Payments](partial-payments.html)
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- **リファレンス:**
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@@ -4,7 +4,7 @@ parent: trust-lines-and-issuing.html
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blurb: Ripplingは、複数当事者間でのトークン残高の自動ネット決済です。
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labels:
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- トークン
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- 複数通貨間
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- クロスカレンシー
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# Rippling
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@@ -13,7 +13,7 @@ XRP以外のすべての資産は、XRP Ledgerでは **トークン** として
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通常のトークンは代替可能です。つまり、同じトークンはすべて代替可能であり、区別がつきません。非代替トークン(NFT)も可能です。XRP Ledgerでのネイティブ対応の詳細については、[非代替トークン(NFT)](non-fungible-tokens.html)を参照してください。
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トークンは[複数通貨間の支払い](cross-currency-payments.html)に使用でき、[分散型取引所(DEX)](decentralized-exchange.html)で取引することができます。
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トークンは[クロスカレンシー支払い](cross-currency-payments.html)に使用でき、[分散型取引所(DEX)](decentralized-exchange.html)で取引することができます。
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トラストラインの残高は、どちら側から見るかによって、プラスまたはマイナスで表されます。マイナスの残高を持つ側は「発行者」と呼ばれ、そのトークンに関するいくつかの機能を設定することができます。発行者ではない別のアカウントにトークンを送ると、それらのトークンは発行者、場合によっては同じ通貨コードを使用している他のアカウントに「ripple」します。これは便利な場合もありますが、想定外の挙動を引き起こす可能性もあります。トラストラインに[No Ripple flag](rippling.html)を使用すると、トラストラインがripplingしないように設定することができます。
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@@ -49,7 +49,7 @@ XRP Ledgerにおけるトークンは、[XRPと異なる性質](currency-formats
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トークンは、精度が15桁の10進数(基数10)と指数を用いて、非常に大きな値(最大9999999999999999×10<sup>80</sup>)から、非常に小さな値(最小1.0×10<sup>-81</sup>まで)を表現することができます。
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必要なトラストラインが設定されていれば、誰でも[Paymentトランザクション][]を送信することでトークンを発行することができます。トークンを発行者に送り返せば、トークンを「burn」することができます。また、発行者の設定により、[複数通貨間の支払い](cross-currency-payments.html)やトレードでトークンをさらに生み出せるケースもあります。
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必要なトラストラインが設定されていれば、誰でも[Paymentトランザクション][]を送信することでトークンを発行することができます。トークンを発行者に送り返せば、トークンを「burn」することができます。また、発行者の設定により、[クロスカレンシー支払い](cross-currency-payments.html)やトレードでトークンをさらに生み出せるケースもあります。
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発行者は、ユーザがトークンを送金する際に自動で差し引かれる「送金手数料」(transfer-fees.html)を設定することができます。発行者は、自分のトークンを含む取引レートの[ティックサイズ](ticksize.html)を定義することもできます。発行者と一般アカウントのどちらも、トラストラインを[凍結](freezes.html)することができ、トラストライン内のトークンの使用方法を制限することができます。( XRPにはこのいずれも適用されません。)
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@@ -59,7 +59,7 @@ XRP Ledgerにおけるトークンは、[XRPと異なる性質](currency-formats
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- **コンセプト:**
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- [XRP?](what-is-xrp.html)
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- [複数通貨間の支払い](cross-currency-payments.html)
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- [クロスカレンシー支払い](cross-currency-payments.html)
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- [分散型取引所](decentralized-exchange.html)
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- **チュートリアル:**
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- [代替可能トークンの発行](issue-a-fungible-token.html)
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@@ -38,7 +38,7 @@ XRPは発行者が存在しないため、送金手数料がかかることは
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送金手数料は、各送金においてイシュアンスが発行アカウントを通じて当事者間を移動するたびに適用されます。さらに複雑なトランザクションでは、手数料が複数回適用されます。送金手数料は、送金の終わりの時点から逆方向に適用されるので、最終的には支払いの送金者がすべての手数料をカバーするのに十分な額を送金する必要があります。例:
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{{ include_svg("img/transfer-fees-in-paths.ja.svg", "手数料が適用された複数通貨間の支払いの図") }}
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{{ include_svg("img/transfer-fees-in-paths.ja.svg", "手数料が適用されたクロスカレンシー支払いの図") }}
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このシナリオでは、ACMEが発行したEURをSalazar(送金元)が保有しており、WayGateが発行した100 USDをRosa(受取人)に送金したいと思っています。FXMakerはオーダーブックで最も良いレート(1 USD.WayGate = 0.9 EUR.ACME)のオファーを提供する通貨取引業者です。もし手数料がなければ、Salazarは90 EURを送金すればRosaに100 USDを送金することができます。しかしながら、ACMEで1%の送金手数料が発生し、WayGateで0.2%の送金手数料が発生します。つまり、次のようになります。
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@@ -44,7 +44,7 @@ labels:
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- 2つのトランザクションでそれぞれ、同じ[オファー](offers.html)を[分散型取引所](decentralized-exchange.html)で完全に使用する場合、どちらか一方が先に成功すると、もう一方は失敗します。それらのトランザクションが適用される順序は変わる可能性があるため、成功したトランザクションが失敗したり、失敗したトランザクションが成功したりする可能性があります。オファーは部分的に実行できるため、成功する可能性もありますが、程度は異なります。
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- [分散型取引所](decentralized-exchange.html)で[オファー](offers.html)を使用することで[複数通貨間の支払い](cross-currency-payments.html)は成功したが、別のトランザクションが同じオーダーブックでオファーを使用または作成した場合、複数通貨間の支払いは仮に実行されたときとは異なる為替レートで成功する場合があります。[Partial Payment](partial-payments.html)では、別の金額を送金することもできます。
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- [分散型取引所](decentralized-exchange.html)で[オファー](offers.html)を使用することで[クロスカレンシー支払い](cross-currency-payments.html)は成功したが、別のトランザクションが同じオーダーブックでオファーを使用または作成した場合、クロスカレンシー支払いは仮に実行されたときとは異なる為替レートで成功する場合があります。[Partial Payment](partial-payments.html)では、別の金額を送金することもできます。
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- 送金元に十分な資金がないために一時的に失敗した[Paymentトランザクション][]は、必要な資金を送金する別の取引が正規の順序で先に行われることにより、後で成功する可能性があります。逆も同様です。一時的に成功したトランザクションは、必要な資金を送金するトランザクションが標準的な順序に入れられたものの先に来なかったために失敗する可能性があります。
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@@ -216,7 +216,7 @@ rf1BiGeXwwQoi8Z2ueFYTEXSwuJYfV2Jpnのアカウントの`ModifiedNode`エント
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### 支払い
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[Paymentトランザクション][]はXRP間の直接トランザクション、[複数通貨間の支払い](cross-currency-payments.html)、または[(XRP以外の)トークン](tokens.html)での直接トランザクションを表します。トークンからXRPへのトランザクション、またはXRPからトークンへのトランザクションなど、XRP間の直接トランザクション以外はすべて[partial payment](partial-payments.html)が可能です。
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[Paymentトランザクション][]はXRP間の直接トランザクション、[クロスカレンシー支払い](cross-currency-payments.html)、または[(XRP以外の)トークン](tokens.html)での直接トランザクションを表します。トークンからXRPへのトランザクション、またはXRPからトークンへのトランザクションなど、XRP間の直接トランザクション以外はすべて[partial payment](partial-payments.html)が可能です。
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XRPの額は、`AccountRoot`オブジェクトの`Balance`フィールドで追跡されます。(XRPは[Escrowオブジェクト](escrow-object.html)および[PayChannelオブジェクト](paychannel.html)にも存在する可能性がありますが、Paymentトランザクションがそれらに影響を及ぼすことはありません。)
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@@ -234,13 +234,13 @@ XRPの額は、`AccountRoot`オブジェクトの`Balance`フィールドで追
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**ヒント:** 変更されたオブジェクトがメタデータに表示される順序は、支払いを処理するときにこれらのオブジェクトにアクセスした順序とは必ずしも一致しません。`AffectedNodes`メンバーを並べ替えて資金がレジャーまでたどったパスを再構成すると、支払いの実行の詳細を把握しやすくなります。
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複数通貨間の支払いでは、[オファー](offer.html)の一部または全額を消費して、通貨コードとイシュアーが異なる通貨間で変更が行われます。トランザクションで`Offer`タイプの`DeletedNode`オブジェクトが示される場合は、全額が消費されたオファーを示しているか、または処理の時点で[期限切れになるか、または資金化されない](offers.html#オファーのライフサイクル)ことがわかったオファーを示している可能性があります。トランザクションで`Offer`タイプの`ModifiedNode`が示される場合は、オファーの一部が消費されたことを示します。
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クロスカレンシー支払いでは、[オファー](offer.html)の一部または全額を消費して、通貨コードとイシュアーが異なる通貨間で変更が行われます。トランザクションで`Offer`タイプの`DeletedNode`オブジェクトが示される場合は、全額が消費されたオファーを示しているか、または処理の時点で[期限切れになるか、または資金化されない](offers.html#オファーのライフサイクル)ことがわかったオファーを示している可能性があります。トランザクションで`Offer`タイプの`ModifiedNode`が示される場合は、オファーの一部が消費されたことを示します。
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[トラストラインの`QualityIn`および`QualityOut`設定](trustset.html)は、トラストラインの一方の側におけるトークンの金額に影響を与える可能性があるため、残高の数値の変化は、送金元におけるその通貨の額と異なります。`delivered_amount`は、受取人による評価額でいくら送金されたのかを示します。
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送金額と受取額が[トークンの精度](currency-formats.html#トークンの精度)の範囲外である場合は、一方のトランザクションで0に丸められる金額が、他方から引き出される可能性があります。そのため、両当事者が、お互いの残高に10<sup>16</sup>倍の差があるときに取引をすると、丸めることによって少額のトークンが「作成」または「消却」される可能性があります。(XRPは丸められないので、XRPではこの状況は発生しません。)
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[パス](paths.html)の長さに応じて、複数通貨間の支払いのメタデータは _長く_ なります。例えば、[トランザクション8C55AFC2A2AA42B5CE624AEECDB3ACFDD1E5379D4E5BF74A8460C5E97EF8706B](https://xrpcharts.ripple.com/#/transactions/8C55AFC2A2AA42B5CE624AEECDB3ACFDD1E5379D4E5BF74A8460C5E97EF8706B)では、rHaaans...が発行した2.788 GCBを送金しXRPを支払いますが、2人のイシュアーのUSDを経由し、2つのアカウントにXRPを支払います。r9ZoLsJからのEURをETHと交換する資金供給されていないオファーを削除し、変更された合計17の異なるレジャーオブジェクトのブックキーピングを行います。
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[パス](paths.html)の長さに応じて、クロスカレンシー支払いのメタデータは _長く_ なります。例えば、[トランザクション8C55AFC2A2AA42B5CE624AEECDB3ACFDD1E5379D4E5BF74A8460C5E97EF8706B](https://xrpcharts.ripple.com/#/transactions/8C55AFC2A2AA42B5CE624AEECDB3ACFDD1E5379D4E5BF74A8460C5E97EF8706B)では、rHaaans...が発行した2.788 GCBを送金しXRPを支払いますが、2人のイシュアーのUSDを経由し、2つのアカウントにXRPを支払います。r9ZoLsJからのEURをETHと交換する資金供給されていないオファーを削除し、変更された合計17の異なるレジャーオブジェクトのブックキーピングを行います。
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### オファー
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@@ -53,7 +53,7 @@ XRP Ledgerのアカウントとは、XRPの保有者と取引の送信者を意
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## [パスおよびオーダーブックのメソッド](path-and-order-book-methods.html)
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パスは、支払いが送信者から受信者に届くまでに中間ステップでたどる道筋を定義します。パスは、送信者と受信者をオーダーブックを介してつなぐことで、複数通貨間の支払いを可能にします。パスと他のオーダーブックに関しては、以下のメソッドを使用します。
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パスは、支払いが送信者から受信者に届くまでに中間ステップでたどる道筋を定義します。パスは、送信者と受信者をオーダーブックを介してつなぐことで、クロスカレンシー支払いを可能にします。パスと他のオーダーブックに関しては、以下のメソッドを使用します。
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* **[`amm_info`](amm_info.html)** :not_enabled: - 自動マーケットメイカー(AMM)についての情報を取得します。
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* **[`book_offers`](book_offers.html)** - 2つの通貨を交換するオファーに関する情報を取得します。
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@@ -4,7 +4,7 @@ parent: path-and-order-book-methods.html
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blurb: オーダーブックと呼ばれる、2つの通貨間のオファーのリストを取得します。
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labels:
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- 分散型取引所
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- 複数通貨間
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- クロスカレンシー
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# book_offers
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[[ソース]](https://github.com/XRPLF/rippled/blob/master/src/ripple/rpc/handlers/BookOffers.cpp "Source")
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@@ -5,4 +5,4 @@ template: pagetype-category.html.jinja
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# PathおよびOrderBookのメソッド
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パスは、支払いが送信者から受信者に届くまでに中間ステップでたどる道筋を定義します。パスは、送信者と受信者をオーダーブックを介してつなぐことで、複数通貨間の支払いを可能にします。パスと他のオーダーブックに関しては、以下のメソッドを使用します。
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パスは、支払いが送信者から受信者に届くまでに中間ステップでたどる道筋を定義します。パスは、送信者と受信者をオーダーブックを介してつなぐことで、クロスカレンシー支払いを可能にします。パスと他のオーダーブックに関しては、以下のメソッドを使用します。
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@@ -3,7 +3,7 @@ html: path_find.html
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parent: path-and-order-book-methods.html
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blurb: トランザクションが実行される可能性のあるパスを探索し、時間の経過とともにパスが変化する場合に更新を定期的に送信します。
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labels:
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- 複数通貨間
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- クロスカレンシー
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- トークン
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# path_find
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@@ -3,7 +3,7 @@ html: ripple_path_find.html
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parent: path-and-order-book-methods.html
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blurb: すぐに利用できるペイメントパスを含む1つの応答を返します。
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labels:
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- 複数通貨間
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- クロスカレンシー
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- トークン
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# ripple_path_find
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@@ -182,7 +182,7 @@ curated_anchors:
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| [Hash128][] | 4 | 128 | いいえ | 128ビットの任意のバイナリ値。該当する唯一のフィールドは`EmailHash`です。これは、[Gravatar](https://www.gravatar.com/)を取得する目的でアカウント所有者のメールのMD-5ハッシュを保管するフィールドです。 |
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| [Hash160][] | 17 | 160 | いいえ | 160ビットの任意のバイナリ値。これにより通貨コードまたはイシュアーが定義されます。 |
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| [Hash256][] | 5 | 256 | いいえ | 256ビットの任意のバイナリ値。これは通常、トランザクション、レジャーバージョン、またはレジャーデータオブジェクトの「SHA-512ハーフ」ハッシュを表します。 |
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| [PathSet][] | 18 | 可変 | いいえ | [複数通貨間ペイメント](cross-currency-payments.html)の有効な[ペイメントパス](paths.html)のセット。 |
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| [PathSet][] | 18 | 可変 | いいえ | [クロスカレンシー支払い](cross-currency-payments.html)の有効な[ペイメントパス](paths.html)のセット。 |
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| [STArray][] | 15 | 可変 | いいえ | 可変数のメンバーからなる配列。フィールドによってタイプが異なる場合があります。この例として、[memos](transaction-common-fields.html#memosフィールド)や[マルチ署名](multi-signing.html)で使用される署名者のリストがあります。 |
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| [STIssue][] | 24 | 160 or 320 | いいえ | 数量を含まない、資産(XRPまたはトークン)を指定します。 |
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| [STObject][] | 14 | 可変 | いいえ | 1つ以上のネストされたフィールドを含むオブジェクト。 |
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@@ -325,7 +325,7 @@ XRP LedgerのハッシュタイプにはHash128、Hash160、Hash256がありま
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### PathSetフィールド
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[PathSet]: #pathsetフィールド
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複数通貨間[Paymentトランザクション][]の`Paths`フィールドは、JSONで配列からなる配列として表される「PathSet」です。使用されるパスについての詳細は、[パス](paths.html)を参照してください。
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クロスカレンシーの[Paymentトランザクション][]の`Paths`フィールドは、JSONで配列からなる配列として表される「PathSet」です。使用されるパスについての詳細は、[パス](paths.html)を参照してください。
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PathSetは、**1~6**の個別パスとして順序どおりにシリアル化されます[[ソース]](https://github.com/XRPLF/rippled/blob/4cff94f7a4a05302bdf1a248515379da99c5bcd4/src/ripple/app/tx/impl/Payment.h#L35-L36 "Source")。それぞれの完全なパスの後には、パスの後に続く内容を示すバイトが配置されます。
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@@ -23,10 +23,10 @@ labels:
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| `temBAD_OFFER` | [OfferCreateトランザクション][]で無効なオファーが指定されています(XRPをXRP自身と取引するオファー、マイナスの額のオファーなど)。 |
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| `temBAD_PATH` | [Paymentトランザクション][]の1つ以上の[パス](paths.html)が誤って指定されています。例えば、XRPのイシュアーが含まれていたり、アカウントが異なる方法で指定されたりするなど。 |
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| `temBAD_PATH_LOOP` | [Paymentトランザクション][]で[パス](paths.html)の1つがループとしてマークされているため、限られた時間内に処理できません。 |
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| `temBAD_SEND_XRP_LIMIT` | [Paymentトランザクション][]で、XRP間の直接支払に[tfLimitQuality](payment.html#クオリティの制限)フラグが使用されましたが、XRP間の支払いでは通貨の取引は行われません。 |
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| `temBAD_SEND_XRP_MAX` | [Paymentトランザクション][]で、XRP間の直接支払に`SendMax`フィールドが指定されていますが、XRPの送金ではSendMaxは不要です。(SendMaxでXRPが有効となるのは、宛先への`Amount`がXRPではない場合のみです。) |
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| `temBAD_SEND_XRP_NO_DIRECT` | [Paymentトランザクション][]で、XRP間の直接支払に[tfNoDirectRipple](payment.html#paymentのフラグ)フラグが使用されていますが、XRP間の支払いは常に直接行われます。 |
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| `temBAD_SEND_XRP_PARTIAL` | [Paymentトランザクション][]で、XRP間の直接支払に [tfPartialPayment](partial-payments.html)フラグが使用されていますが、XRP間の直接支払では常に全額が送金されます。 |
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| `temBAD_SEND_XRP_LIMIT` | [Paymentトランザクション][]で、XRP間の直接支払いに[tfLimitQuality](payment.html#クオリティの制限)フラグが使用されましたが、XRP間の支払いでは通貨の取引は行われません。 |
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| `temBAD_SEND_XRP_MAX` | [Paymentトランザクション][]で、XRP間の直接支払いに`SendMax`フィールドが指定されていますが、XRPの送金ではSendMaxは不要です。(SendMaxでXRPが有効となるのは、宛先への`Amount`がXRPではない場合のみです。) |
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| `temBAD_SEND_XRP_NO_DIRECT` | [Paymentトランザクション][]で、XRP間の直接支払いに[tfNoDirectRipple](payment.html#paymentのフラグ)フラグが使用されていますが、XRP間の支払いは常に直接行われます。 |
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| `temBAD_SEND_XRP_PARTIAL` | [Paymentトランザクション][]で、XRP間の直接支払いに [tfPartialPayment](partial-payments.html)フラグが使用されていますが、XRP間の直接支払いでは常に全額が送金されます。 |
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| `temBAD_SEND_XRP_PATHS` | [Paymentトランザクション][]で、XRP送金時の`Paths`が指定されていますが、XRP間の支払いは常に直接行われます。 |
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| `temBAD_SEQUENCE` | トランザクションは、トランザクション自体の`Sequence`番号よりも大きいシーケンス番号を参照します。例えば、取り消したいオファーは、そのオファーを取り消すトランザクションよりも後に置く必要があります。 |
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| `temBAD_SIGNATURE` | このトランザクションを承認するための署名がないか、または署名の形式が適切ではありません。(適切な形式の署名がアカウントで承認されない場合は、[tecNO_PERMISSION](tec-codes.html)を参照してください。) |
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@@ -5,7 +5,7 @@ blurb: アカウント間での価値の移動します。
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labels:
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- 支払い
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- XRP
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- 複数通貨間
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- クロスカレンシー
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- トークン
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# Payment
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@@ -46,7 +46,7 @@ Paymentは、[アカウントを作成](#アカウントの作成)する唯一
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| DestinationTag | 数値 | UInt32 | _(省略可)_ 宛先(支払先となる、ホスティングされている受取人)への支払い理由を明確にするための任意のタグ。 |
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| InvoiceID | 文字列 | Hash256 | _(省略可)_ この支払いの具体的な理由または識別子を表現する任意の256ビットハッシュ。 |
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| Paths | パス配列の配列 | PathSet | (省略可。自動入力可能)このトランザクションに使用される[支払いパス](paths.html)の配列。XRP間のトランザクションでは省略する必要があります。 |
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| SendMax | [通貨額][] | Amount | _(省略可)_ [送金手数料](transfer-fees.html)、為替レート、[スリッページ](http://en.wikipedia.org/wiki/Slippage_%28finance%29)を含め、このトランザクションに関して支払い元通貨での負担を許容する上限額。[トランザクションの送信コストとして消却されるXRP](transaction-cost.html)は含めないでください。XRP以外の金額の場合、入れ子フィールドの名前では、アルファベットの小文字のみ使用してください。複数通貨間の支払いまたは複数の発行を伴う支払いについては、このフィールドを入力する必要があります。XRP間の支払いでは省略する必要があります。 |
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| SendMax | [通貨額][] | Amount | _(省略可)_ [送金手数料](transfer-fees.html)、為替レート、[スリッページ](http://en.wikipedia.org/wiki/Slippage_%28finance%29)を含め、このトランザクションに関して支払い元通貨での負担を許容する上限額。[トランザクションの送信コストとして消却されるXRP](transaction-cost.html)は含めないでください。XRP以外の金額の場合、入れ子フィールドの名前では、アルファベットの小文字のみ使用してください。クロスカレンシー支払いまたは複数のトークンを伴う支払いについては、このフィールドを入力する必要があります。XRP間の支払いでは省略する必要があります。 |
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| DeliverMin | [通貨額][] | Amount | _(省略可)_ このトランザクションで送金する、宛先通貨での最少金額。[Partial Payments](partial-payments.html)の場合のみ有効になります。XRP以外の金額の場合、入れ子フィールドの名前では、アルファベットの小文字のみ使用してください。 |
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## Paymentの種類
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@@ -340,7 +340,7 @@ WS_HANDLERS["transaction"] = log_tx
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- **`meta.TransactionResult`フィールド**は、[トランザクションの結果](transaction-results.html)です。結果が`tesSUCCESS`でない場合は、トランザクションは失敗したため、値を送信できません。
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- **`transaction.Account`** フィールドはトランザクションの送信元です。他の人が送信したトランザクションのみを探している場合は、このフィールドがあなたのアドレスと一致するトランザクションを無視できます(自身に対する複数通貨間の支払いが _可能である_ 点に注意してください)。
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- **`transaction.Account`** フィールドはトランザクションの送信元です。他の人が送信したトランザクションのみを探している場合は、このフィールドがあなたのアドレスと一致するトランザクションを無視できます(自身に対するクロスカレンシー支払いが _可能である_ 点に注意してください)。
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- **`transaction.TransactionType`フィールド**はトランザクションのタイプです。アカウントに通貨を送金できる可能性があるトランザクションのタイプは以下のとおりです。
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@@ -363,7 +363,7 @@
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&.label-cross-currency,
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&.label-security,
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&.label-複数通貨間,
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&.label-クロスカレンシー,
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&.label-セキュリティ,
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&.label-use-gaming,
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&.label-use-defi,
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Reference in New Issue
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