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mDuo13
2019-10-31 16:36:45 -07:00
parent 10abd4b1cd
commit 430e4f4515
127 changed files with 24166 additions and 7 deletions

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@@ -0,0 +1,78 @@
# can_delete
[[ソース]<br>](https://github.com/ripple/rippled/blob/master/src/ripple/rpc/handlers/CanDelete.cpp "Source")
`can_delete`メソッドは`rippled`サーバーに対し最新のレジャーバージョンを通知します。この最新バージョンは[指示による削除が有効なオンライン削除](online-deletion.html#指示による削除)を使用するときに削除できます。指示による削除が有効ではない場合、このメソッドは何も行いません。<!-- NOTE: I'm pretty sure this is slightly wrong. --@mDuo13 -->
_`can_delete`メソッドは、権限のないユーザーは実行できない[管理メソッド](admin-rippled-methods.html)です。_
### 要求フォーマット
要求フォーマットの例:
<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
*WebSocket*
```
{
"id": 2,
"command": "can_delete",
"can_delete": 11320417
}
```
*JSON-RPC*
```
{
"method": "can_delete",
"params": [
{
"can_delete": 11320417
}
]
}
```
*コマンドライン*
```
#Syntax can_delete [<ledger_index>|<ledger_hash>|now|always|never]
rippled can_delete 11320417
```
<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
要求には以下のパラメーターを指定できます。
| `Field` | 型 | 説明 |
|:-------------|:------------------|:------------------------------------------|
| `can_delete` | 文字列 または整数 | _省略可_ 削除可能な最大レジャーバージョンの[レジャーインデックス][]。特殊ケース`never`を指定すると、オンライン削除が無効になります。特殊ケース`always`を指定すると、指示による削除が無効な場合と同様に、自動オンライン削除が有効になります。特殊ケース`now`を指定すると、設定されている`online_delete`値に一致するかまたはこの値を超える次の検証済みレジャーで、オンライン削除が1回実行されます。省略すると、サーバーは変更を行いませんただし現在の`can_delete`の値で応答します)。 |
### 応答フォーマット
応答は[標準フォーマット][]に従っており、正常に完了した場合は結果に次のフィールドが含まれています。
| `Field` | 型 | 説明 |
|:-------------|:--------|:----------------------------------------------------|
| `can_delete` | 整数 | オンライン削除ルーチンにより削除できる最大レジャーインデックス。 |
既存の`can_delete`設定を照会する場合は、パラメーターを指定せずにこのコマンドを実行します。
### 考えられるエラー
- [一般的なエラータイプ][]のすべて。
- `invalidParams` - 1つ以上のフィールドの指定が正しくないか、1つ以上の必須フィールドが指定されていません。
- `lgrNotFound` 要求の`can_delete`フィールドに指定されているレジャーが存在しないか、存在しているがサーバーにはありません。
- `notEnabled` - オンライン削除または指示による削除のいずれかがサーバーの設定で有効になっていない場合。
- `notReady` - サーバーは現在オンライン削除を実行する準備ができていません。これは通常、サーバーが起動したが、検証済みレジャーをまだ取得していないことを意味します。
## 参照項目
- [オンライン削除](online-deletion.html)
- [指示による削除の設定](configure-advisory-deletion.html)
<!--{# common link defs #}-->
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}

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@@ -0,0 +1,122 @@
# download_shard
[[ソース]<br>](https://github.com/ripple/rippled/blob/master/src/ripple/rpc/handlers/DownloadShard.cpp "Source")
サーバーに対し、外部ソースから特定の[履歴レジャーデータのシャード](history-sharding.html)をダウンロードするように指示します。`rippled`サーバーで[履歴シャードが保管されるように設定する](configure-history-sharding.html)必要があります。[新規: rippled 1.1.0][]
_`download_shard`メソッドは、権限のないユーザーは実行できない[管理メソッド](admin-rippled-methods.html)です。_
外部ソースからHTTPSを使用してシャードが[lz4圧縮](https://lz4.github.io/lz4/) [tarアーカイブ](https://en.wikipedia.org/wiki/Tar_(computing)) として提供される必要があります。このアーカイブの内容が、シャードストアーに使用されるデータベースタイプNuDBまたはRocksDBと一致する必要があります。
通常、このメソッドを使用してシャードをダウンロードしてインポートすれば、ピアツーピアネットワークからシャードを個別に取得するよりも短い時間で取得できます。また、サーバーから提供される特定範囲のシャードまたはシャードのセットを選択する場合にもこのメソッドを使用できます。
### 要求フォーマット
要求フォーマットの例:
<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
*WebSocket*
```json
{
"command": "download_shard",
"shards": [
{"index": 1, "url": "https://example.com/1.tar.lz4"},
{"index": 2, "url": "https://example.com/2.tar.lz4"},
{"index": 5, "url": "https://example.com/5.tar.lz4"}
]
}
```
*JSON-RPC*
```json
{
"method": "download_shard",
"params": [
{
"shards": [
{"index": 1, "url": "https://example.com/1.tar.lz4"},
{"index": 2, "url": "https://example.com/2.tar.lz4"},
{"index": 5, "url": "https://example.com/5.tar.lz4"}
]
}
]
}
```
<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
要求には以下のフィールドが含まれます。
| `Field` | 型 | 説明 |
|:-----------|:--------|:------------------------------------------------------|
| `shards` | 配列 | ダウンロードするシャードとダウンロード元を記述したShard Descriptorオブジェクト以下の説明を参照のリスト。 |
| `validate` | ブール値 | _省略可_`false`の場合はダウンロードしたデータの検証をスキップします。デフォルトは`true`です。この場合、アーカイブのシャードにシャードのデータオブジェクトがすべて含まれており、シャードが現行の検証済みレジャーのレジャー履歴の一部であるか否かが確認されます。 |
`shards`配列の各**Shard Descriptorオブジェクト**には以下のフィールドが含まれています。
| `Field` | 型 | 説明 |
|:--------|:-------|:----------------------------------------------------------|
| `index` | 数値 | 取得するシャードのインデックス。本番環境のXRP Ledgerでは、最も古いシャードのインデックスは1であり、このシャードにはレジャー3275032768が含まれています。次のシャードのインデックスは2であり、このシャードにはレジャー3276949152が含まれています。 |
| `url` | 文字列 | このシャードをダウンロードできるURL。このURLは`https://`で始まり`.tar.lz4`大文字小文字の区別なしで終わる必要があります。このダウンロードを提供するWebサーバーは、信頼できる認証局CAによって署名された有効なTLS証明書を使用する必要があります。`rippled`はオペレーティングシステムのCAストアーを使用します。 |
### 応答フォーマット
処理が成功した応答の例:
<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
*WebSocket*
```json
{
"result": {
"message": "downloading shards 1-2,5"
},
"status": "success",
"type": "response"
}
```
*JSON-RPC*
```json
200 OK
{
"result": {
"message": "downloading shards 1-2,5",
"status": "success"
}
}
```
<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
この応答は[標準フォーマット][]に従っており、正常に完了した場合は結果に次のフィールドが含まれています。
| `Field` | 型 | 説明 |
|:----------|:-------|:--------------------------------------------------------|
| `message` | 文字列 | この要求に対応して実行されたアクションを説明するメッセージ。 |
**ヒント:** サーバーで使用可能なシャードを確認するには、シャードストアーとして設定されたロケーションのサブフォルダー(`rippled.cfg``[shard_db]``path`パラメーターを調べます。フォルダーには、シャードの番号に対応する名前が付いています。これらのフォルダーの1つに、シャードが未完了であることを示す`control.txt`ファイルが含まれていることがあります。 <!-- TODO: Update to recommend the `crawl_shards` command if/when that command becomes available. -->
### 考えられるエラー
- [一般的なエラータイプ][]のすべて。
- `notEnabled` - サーバーでシャードストアーを使用するように設定されていません。
- `tooBusy` - サーバーはすでに、ピアツーピアネットワークから、または以前の`download_shard`要求の結果として、シャードをダウンロード中です。
- `invalidParams` - 要求で1つ以上の必須フィールドが省略されていたか、または指定されたフィールドのデータタイプが誤っています。
<!--{# @mduo13's note: Was unable to reproduce the following feature:
**Tip:** If you make the request with the WebSocket API, the server can notify you over the same WebSocket connection if the download fails or an error occurs while extracting the archive. TODO: Get an example of what this message looks like. #}-->
<!--{# common link defs #}-->
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}

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@@ -0,0 +1,73 @@
# ledger_cleaner
[[ソース]<br>](https://github.com/ripple/rippled/blob/df54b47cd0957a31837493cd69e4d9aade0b5055/src/ripple/rpc/handlers/LedgerCleaner.cpp "Source")
`ledger_cleaner`コマンドは[レジャークリーナー](https://github.com/ripple/rippled/blob/f313caaa73b0ac89e793195dcc2a5001786f916f/src/ripple/app/ledger/README.md#the-ledger-cleaner)を制御します。レジャークリーナーは、`rippled`のレジャーデータベースの破損を検出して修復できる非同期メンテナンスプロセスです。
_`ledger_cleaner`メソッドは、権限のないユーザーは実行できない[管理メソッド](admin-rippled-methods.html)です。_
### 要求フォーマット
要求フォーマットの例:
<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
*WebSocket*
```
{
"command": "ledger_cleaner",
"max_ledger": 13818756,
"min_ledger": 13818000,
"stop": false
}
```
<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
要求には以下のパラメーターが含まれます。
| `Field` | 型 | 説明 |
|:--------------|:--------------------------------|:---------------------------|
| `ledger` | 数値(レジャーシーケンス番号) | _省略可_ 指定されている場合は、このレジャーのみをチェックして訂正します。 |
| `max_ledger` | 数値(レジャーシーケンス番号) | _省略可_ シーケンス番号がこの番号以下のレジャーをチェックするようにレジャークリーナーを設定します。 |
| `min_ledger` | 数値(レジャーシーケンス番号) | _省略可_ シーケンス番号がこの番号以上のレジャーをチェックするようにレジャークリーナーを設定します。 |
| `full` | ブール値 | _省略可_ trueの場合は、指定されたレジャーのレジャー状態オブジェクトとトランザクションを修正します。デフォルトではfalseです。`ledger`が指定されている場合は、自動的に`true`に設定されます。 |
| `fix_txns` | ブール値 | _省略可_ trueの場合は、指定されたレジャーのトランザクションを修正します。指定されている場合は`full`をオーバーライドします。 |
| `check_nodes` | ブール値 | _省略可_ trueの場合は、指定されているレジャーのレジャー状態オブジェクトを修正します。指定されている場合は`full`をオーバーライドします。 |
| `stop` | ブール値 | _省略可_ trueの場合は、レジャークリーナーを無効にします。 |
### 応答フォーマット
処理が成功した応答の例:
<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
*JSON-RPC*
```
200 OK
{
"result" : {
"message" : "Cleaner configured",
"status" : "success"
}
}
```
<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
この応答は[標準フォーマット][]に従っており、正常に完了した場合は結果に次のフィールドが含まれています。
| `Field` | 型 | 説明 |
|:----------|:-------|:---------------------------------|
| `message` | 文字列 | `Cleaner configured` : 正常終了の場合。 |
### 考えられるエラー
* [一般的なエラータイプ][]のすべて。
* `internal` : いずれかのパラメーターが正しく指定されていない場合。(これはバグです。本来のエラーコードは`invalidParams`です。)
<!--{# common link defs #}-->
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}

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@@ -0,0 +1,183 @@
# ledger_request
[[ソース]<br>](https://github.com/ripple/rippled/blob/e980e69eca9ea843d200773eb1f43abe3848f1a0/src/ripple/rpc/handlers/LedgerRequest.cpp "Source")
`ledger_request`コマンドは、サーバーに対し接続しているピアから特定のレジャーバージョンを取得するように指示します。これは、サーバーが直接接続しているピアの1つにそのレジャーが存在している場合にのみ機能します。場合によっては、レジャーを完全に取得するにはこのコマンドを繰り返し実行する必要があります。
*`ledger_request`要求は、権限のないユーザーは実行できない[管理メソッド](admin-rippled-methods.html)です。*
### 要求フォーマット
要求フォーマットの例:
<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
*WebSocket*
```
{
"id": 102,
"command": "ledger_request",
"ledger_index": 13800000
}
```
*コマンドライン*
```
rippled ledger_request 13800000
```
<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
要求には以下のパラメーターが含まれます。
| `Field` | 型 | 説明 |
|:---------------|:-------|:---------------------------------------------------|
| `ledger_index` | 数値 | _省略可_[レジャーインデックス][]により指定されたレジャーを取得します。 |
| `ledger_hash` | 文字列 | _省略可_ 識別用[ハッシュ][]により指定されたレジャーを取得します。 |
`ledger_index`または`ledger_hash`のいずれかを指定する必要がありますが、両方は指定しないでください。
### 応答フォーマット
応答は[標準フォーマット][]に従っています。ただし、_`rippled`サーバーに対してレジャーの取得開始を正常に指示できた場合でも_、指定されたレジャーがない場合には失敗を示す応答が要求から返されます。
**注記:** レジャーを取得するには、rippledサーバーのダイレクトピアの履歴にそのレジャーが含まれている必要があります。どのピアにも要求されたレジャーがない場合は、[connectメソッド][]または構成ファイルの`fixed_ips`セクションを使用して、`s2.ripple.com`にあるRippleのすべての履歴が記録されるサーバーを追加すれば、`ledger_request`要求を再度実行できます。
失敗した場合の応答には、レジャーの取得状況が示されます。成功した場合の応答には、[ledgerメソッド][]に類似したフォーマットでレジャーの情報が含まれます。
<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
*コマンドライン(失敗)*
```
Loading: "/etc/rippled.cfg"
Connecting to 127.0.0.1:5005
{
"result" : {
"acquiring" : {
"hash" : "01DDD89B6605E20338B8EEB8EB2B0E0DD2F685A2B164F3790C4D634B5734CC26",
"have_header" : false,
"peers" : 2,
"timeouts" : 0
},
"error" : "lgrNotFound",
"error_code" : 20,
"error_message" : "acquiring ledger containing requested index",
"request" : {
"command" : "ledger_request",
"ledger_index" : 18851277
},
"status" : "error"
}
}
```
*コマンドライン(進行中)*
```
Loading: "/etc/rippled.cfg"
Connecting to 127.0.0.1:5005
{
"result" : {
"hash" : "EB68B5B4F6F06BF59B6D7532BCB98BB98E2F10C2435D895217AA0AA7E910FBD5",
"have_header" : true,
"have_state" : false,
"have_transactions" : false,
"needed_state_hashes" : [
"C46F7B9E795135447AF24BAF999AB8FC1612A997F6EAAF8B784C226FF0BD8E25",
"E48F528E4FC2A1DC492C6264B27B420E2285B2A3ECF3A253DB480DA5BFB7F858",
"B62CD0B2E1277F78BC279FA037F3F747587299B60D23A551C3F63DD137DC0CF8",
"30014C55701FB8426E496A47B297BEC9E8F5BFA47763CC22DBD9024CC81D39DD",
"7EB59A853913898FCEA7B701637F33B1054BD36C32A0B910B612EFB9CDFF6334",
"07ECAD3066D62583883979A2FADAADC8F7D89FA07375843C8A47452639AB2421",
"97A87E5246AF78463485CB27E08D561E22AAF33D5E2F08FE2FACAE0D05CB5478",
"50A0525E238629B32324C9F59B4ECBEFE3C21DC726DB9AB3B6758BD1838DFF68",
"8C541B1ED47C9282E2A28F0B7F3DDFADF06644CAB71B15A3E67D04C5FAFE9BF4",
"2C6CC536C778D8C0F601E35DA7DD9888C288897E4F603E76357CE2F47E8A7A9F",
"309E78DEC67D5725476A59E114850556CC693FB6D92092997ADE97E3EFF473CC",
"8EFF61B6A636AF6B4314CAC0C08F4FED0759E1F782178A822EDE98275E5E4B10",
"9535645E5D249AC0B6126005B79BB981CBA00286E00154D20A3BCF65743EA3CA",
"69F5D6FCB41D1E6CEA5ADD42CBD194086B45E957D497DF7AEE62ADAD485660CE",
"07E93A95DBB0B8A00925DE0DF6D27E41CACC77EF75055A89815006109D82EAD3",
"7FDF25F660235DCAD649676E3E6729DF920A9B0B4B6A3B090A3C64D7BDE2FB20"
],
"needed_transaction_hashes" : [
"BA914854F2F5EDFCBD6E3E0B168E5D4CD0FC92927BEE408C6BD38D4F52505A34",
"AE3A2DB537B01EB33BB3A677242DE52C9AE0A64BD9222EE55E52855276E7EA2A",
"E145F737B255D93769673CBA6DEBA4F6AC7387A309DAACC72EA5B07ECF03C215",
"073A118552AA60E1D3C6BE6F65E4AFA01C582D9C41CCC2887244C19D9BFA7741",
"562DB8580CD3FE19AF5CEA61C2858C10091151B924DBF2AEB7CBB8722E683204",
"437C0D1C2391057079E9539CF028823D29E6437A965284F6E54CEBF1D25C5D56",
"1F069486AF5533883609E5C8DB907E97273D9A782DF26F5E5811F1C42ED63A3D",
"CAA6B7DA68EBA71254C218C81A9EA029A179694BDD0D75A49FB03A7D57BCEE49"
],
"peers" : 6,
"status" : "success",
"timeouts" : 1
}
}
```
*コマンドライン(成功)*
```
Loading: "/etc/rippled.cfg"
Connecting to 127.0.0.1:5005
{
"result" : {
"ledger" : {
"accepted" : true,
"account_hash" : "84EBB27D9510AD5B9A3A328201921B3FD418D4A349E85D3DC69E33C7B506407F",
"close_time" : 486691300,
"close_time_human" : "2015-Jun-04 00:01:40",
"close_time_resolution" : 10,
"closed" : true,
"hash" : "DCF5D723ECEE1EF56D2B0024CD9BDFF2D8E3DC211BD2B9460165922564ACD863",
"ledger_hash" : "DCF5D723ECEE1EF56D2B0024CD9BDFF2D8E3DC211BD2B9460165922564ACD863",
"ledger_index" : "13840000",
"parent_hash" : "8A3F6FBC62C11DE4538D969F9C7966234635FE6CEB1133DDC37220978F8100A9",
"seqNum" : "13840000",
"totalCoins" : "99999022883526403",
"total_coins" : "99999022883526403",
"transaction_hash" : "3D759EF3AF1AE2F78716A8CCB2460C3030F82687E54206E883703372B9E1770C"
},
"ledger_index" : 13840000,
"status" : "success"
}
}
```
<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
3つの応答フォーマットは次のとおりです。
1. `lgrNotFound`エラーが返された場合、応答の`acquiring`フィールドには、ピアツーピアネットワークからのレジャー取得状況を示す[レジャー要求オブジェクト](#レジャー要求オブジェクト)が指定されています。
2. サーバーが現在データを取得中であると応答に示される場合、その結果の本文として、ピアツーピアネットワークからのレジャー取得状況を示す[レジャー要求オブジェクト](#レジャー要求オブジェクト)が表示されます。
3. レジャーが完全に利用可能な場合、応答には[レジャーヘッダー](ledger-header.html)が表示されます。
### レジャー要求オブジェクト
サーバーでレジャーの取得操作が進行中であり、まだ完了していない場合は、`rippled`サーバーはレジャー取得状況を示すレジャー要求オブジェクトを返します。このオブジェクトのフィールドを次に示します。
| `Field` | 型 | 説明 |
|:----------------------------|:-----------------|:----------------------------|
| `hash` | 文字列 | (省略される場合があります)要求されるレジャーの[ハッシュ][](サーバーがこのハッシュを認識している場合)。 |
| `have_header` | ブール値 | 要求されたレジャーのヘッダーセクションがサーバーにあるかどうか。 |
| `have_state` | ブール値 | (省略される場合があります)要求されたレジャーの[アカウント状態セクション](ledgers.html#ツリーの形式)がサーバーにあるかどうか。 |
| `have_transactions` | ブール値 | (省略される場合があります)要求されたレジャーのトランザクションセクションがサーバーにあるかどうか。 |
| `needed_state_hashes` | 文字列の配列 | (省略される場合があります)サーバーが取得する必要がある[状態ツリー](ledgers.html#ツリーの形式)内のオブジェクトのハッシュ最大16個。 |
| `needed_transaction_hashes` | 文字列の配列 | 省略される場合がありますサーバーが取得する必要があるトランザクションツリー内のオブジェクトのハッシュ最大16個。 |
| `peers` | 数値 | このレジャーを見つけるためにサーバーが照会するピアの数。 |
| `timeouts` | 数値 | これまでにこのレジャーの取得操作がタイムアウトした回数。 |
### 考えられるエラー
* [一般的なエラータイプ][]のすべて。
* `invalidParams` - 1つ以上のフィールドの指定が正しくないか、1つ以上の必須フィールドが指定されていません。このエラーは、指定したレジャーインデックスが現在進行中のレジャーのインデックス以上である場合にも発生します。
* `lgrNotFound` - レジャーがまだ利用可能ではない場合。これは、サーバーがレジャーの取得を開始していますが、要求されたレジャーが接続されたどのピアにもない場合には失敗する可能性があることを意味します。(以前はこのエラーにはコード`ledgerNotFound`が使用されていました。)[更新: rippled 0.30.1][新規: rippled 0.30.1]
<!--{# common link defs #}-->
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}

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@@ -0,0 +1,140 @@
# log_level
[[ソース]<br>](https://github.com/ripple/rippled/blob/155fcdbcd0b4927152892c8c8be01d9cf62bed68/src/ripple/rpc/handlers/LogLevel.cpp "Source")
`log_level`コマンドは`rippled`サーバーのログ詳細レベルを変更するか、各ログメッセージカテゴリー_パーティション_の現在のログレベルを返します。
_`log_level`メソッドは、権限のないユーザーは実行できない[管理メソッド](admin-rippled-methods.html)です。_
### 要求フォーマット
要求フォーマットの例:
<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
*WebSocket*
```
{
"id": "ll1",
"command": "log_level",
"severity": "debug",
"partition": "PathRequest"
}
```
*コマンドライン*
```
#Syntax: log_level [[partition] severity]
rippled log_level PathRequest debug
```
<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
要求には以下のパラメーターが含まれます。
| `Field` | 型 | 説明 |
|:------------|:-------|:------------------------------------------------------|
| `severity` | 文字列 | _省略可_ 設定するログの詳細レベル。以下に、有効な値を詳細レベルの低いものから順に示します。`fatal``error``warn``info``debug`、および`trace`。省略すると、すべてのカテゴリーの現在のログ詳細レベルが返されます。 |
| `partition` | 文字列 | _省略可_`severity`が指定されていない場合は無視されます。変更するログカテゴリー。省略されている場合、または`base`の値が指定されている場合は、すべてのカテゴリーのログレベルを設定します。 |
### 応答フォーマット
成功した場合の応答例:
<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
*コマンドライン(ログレベルの設定)*
```
Loading: "/etc/rippled.cfg"
Connecting to 127.0.0.1:5005
{
"result" : {
"status" : "success"
}
}
```
*コマンドライン(ログレベルの確認)*
```
Loading: "/etc/rippled.cfg"
Connecting to 127.0.0.1:5005
{
"result" : {
"levels" : {
"AmendmentTable" : "Error",
"Application" : "Error",
"CancelOffer" : "Error",
"Collector" : "Error",
"CreateOffer" : "Error",
"DeferredCredits" : "Error",
"FeeVote" : "Error",
"InboundLedger" : "Error",
"JobQueue" : "Error",
"Ledger" : "Error",
"LedgerCleaner" : "Error",
"LedgerConsensus" : "Error",
"LedgerEntrySet" : "Error",
"LedgerMaster" : "Error",
"LedgerTiming" : "Error",
"LoadManager" : "Error",
"LoadMonitor" : "Error",
"NetworkOPs" : "Error",
"NodeObject" : "Error",
"OrderBookDB" : "Error",
"Overlay" : "Error",
"PathRequest" : "Debug",
"Payment" : "Error",
"Peer" : "Error",
"PeerFinder" : "Error",
"Protocol" : "Error",
"RPC" : "Error",
"RPCErr" : "Error",
"RPCHandler" : "Error",
"RPCManager" : "Error",
"Resolver" : "Error",
"Resource" : "Error",
"RippleCalc" : "Error",
"SHAMap" : "Error",
"SHAMapStore" : "Error",
"SNTPClient" : "Error",
"STAmount" : "Error",
"SerializedLedger" : "Error",
"Server" : "Error",
"SetAccount" : "Error",
"SetTrust" : "Error",
"TaggedCache" : "Error",
"TransactionAcquire" : "Error",
"TransactionEngine" : "Error",
"UVL" : "Error",
"UniqueNodeList" : "Error",
"Validations" : "Error",
"WALCheckpointer" : "Error",
"WebSocket" : "Trace",
"base" : "Error"
},
"status" : "success"
}
}
```
<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
応答は[標準フォーマット][]に従っています。応答フォーマットは、要求に`severity`が指定されているかどうかに応じて異なります。指定されていた場合はログレベルが変更され、成功した場合の結果には追加フィールドが含まれません。
それ以外の場合、要求には以下のフィールドが含まれます。
| `Field` | 型 | 説明 |
|:--------|:-------|:----------------------------------------------------------|
| `level` | オブジェクト | 各カテゴリーの現在のログレベル。このカテゴリーリストは、今後のリリースで予告なく変更される場合があります。このコマンドに対する要求で、フィールド名を`partition`の値として使用できます。 |
### 考えられるエラー
* [一般的なエラータイプ][]のすべて。
* `invalidParams` - 1つ以上のフィールドの指定が正しくないか、1つ以上の必須フィールドが指定されていません。
<!--{# common link defs #}-->
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}

View File

@@ -0,0 +1,80 @@
# logrotate
[[ソース]<br>](https://github.com/ripple/rippled/blob/743bd6c9175c472814448ea889413be79dfd1c07/src/ripple/rpc/handlers/LogRotate.cpp "Source")
`logrotate`コマンドは、ログファイルを閉じて再度開きます。これは、Linuxファイルシステムでのログローテーションを促進することを目的としています。
_`logrotate`メソッドは、権限のないユーザーは実行できない[管理メソッド](admin-rippled-methods.html)です。_
### 要求フォーマット
要求フォーマットの例:
<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
*WebSocket*
```
{
"id": "lr1",
"command": "logrotate"
}
```
*コマンドライン*
```
rippled logrotate
```
<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
要求にはパラメーターが含まれていません。
### 応答フォーマット
処理が成功した応答の例:
<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
*JSON-RPC*
```
200 OK
{
"result" : {
"message" : "The log file was closed and reopened.",
"status" : "success"
}
}
```
*コマンドライン*
```
Loading: "/etc/rippled.cfg"
Connecting to 127.0.0.1:5005
{
"result" : {
"message" : "The log file was closed and reopened.",
"status" : "success"
}
}
```
<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
応答は[標準フォーマット][]に従っており、正常に完了した場合は結果に次のフィールドが含まれています。
| `Field` | 型 | 説明 |
|:----------|:-------|:--------------------------------------------------------|
| `message` | 文字列 | 正常に完了した場合、次のメッセージが含まれています。 `The log file was closed and reopened.` |
### 考えられるエラー
* [一般的なエラータイプ][]のすべて。
<!--{# common link defs #}-->
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}