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[JA] update `issued currency` to `token`
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2023-10-30 14:54:04 -07:00
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@@ -48,10 +48,10 @@ Deposit Authorizationが有効化されているアカウントの特徴は次
- **以下に該当する場合にのみ**[EscrowFinishトランザクション][]からXRPを受領できます。
- EscrowFinishトランザクションの送金元がEscrowの送金先である場合。
- EscrowFinishトランザクションの送金先がEscrowFinishの送金元を[事前承認している](#事前承認)場合。_[DepositPreauth Amendment][]により追加されました。_
- [CheckCash][]トランザクションを送信してXRPまたは発行済み通貨を受領**できます**。 _[Checks Amendment][]により追加されました。_
- [OfferCreateトランザクション][]を送信してXRPまたは発行済み通貨を受領**できます**。
- 即時には完全に実行されないOfferCreateトランザクションがアカウントから送信される場合、このアカウントは、後でオファーが他のアカウントの[Payment][]トランザクションと[OfferCreate][]トランザクションによって消費される時点で、注文済みXRPと発行済み通貨のリマインダーを受信する**ことがあります**。
- アカウントが[NoRippleフラグ](rippling.html)を有効にせずにトラストラインを作成している場合、またはDefaultRippleフラグを有効にして通貨を発行した場合は、アカウントはRipplingの結果として、[Paymentトランザクション][]でそれらのトラストラインの発行済み通貨を受領**できます**。このようなトランザクションの送金先にすることはできません。
- [CheckCash][]トランザクションを送信してXRPまたはトークンを受領**できます**。 _[Checks Amendment][]により追加されました。_
- [OfferCreateトランザクション][]を送信してXRPまたはトークンを受領**できます**。
- 即時には完全に実行されないOfferCreateトランザクションがアカウントから送信される場合、このアカウントは、後でオファーが他のアカウントの[Payment][]トランザクションと[OfferCreate][]トランザクションによって消費される時点で、注文済みXRPとトークンのリマインダーを受信する**ことがあります**。
- アカウントが[NoRippleフラグ](rippling.html)を有効にせずにトラストラインを作成している場合、またはDefaultRippleフラグを有効にして通貨を発行した場合は、アカウントはRipplingの結果として、[Paymentトランザクション][]でそれらのトラストラインのトークンを受領**できます**。このようなトランザクションの送金先にすることはできません。
- 一般的に、以下のすべての条件に該当する場合は、XRP LedgerのアカウントはXRP LedgerでXRP以外の通貨を受領**できません**。このルールは、DepositAuthフラグに特有のものではありません。
- アカウントにより、ゼロ以外の限度を指定したトラストラインが作成されていない。
- アカウントが、その他のアカウントにより作成されたトラストラインで通貨を発行していない。

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@@ -19,7 +19,7 @@ XRP Ledger上でアプリケーションを構築する場合は、XRP Ledger AP
ピアツーピアサーバーのXRP Ledgerネットワークは世界で共有されている台帳であり、ここから、アプリケーションはこの台帳の内容の状態に関して信頼できる情報を得ることができます。この状態に関する情報には以下の内容が含まれます。
- 各[アカウント](accounts.html)の設定
- XRPおよび[発行済み通貨](issued-currencies.html)の残高
- XRPおよび[トークン](tokens.html)の残高
- 分散型取引所でのオファー(注文)
- ネットワーク設定(例: [トランザクションコスト](transaction-cost.html)と[準備金](reserves.html)の金額)
- タイムスタンプ

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@@ -17,7 +17,7 @@ XRP Ledger Checksには有効期限があり、この期限を過ぎると換金
Checksは[Escrow](escrow.html)と[Payment Channel](use-payment-channels.html)に似ていますが、Checksとこれらの機能の間には重要な相違がいくつかあります。
* Checksでは発行済み通貨を送金できます。Payment ChannelとEscrowで送金できるのはXRPのみです。
* Checksではトークンを送金できます。Payment ChannelとEscrowで送金できるのはXRPのみです。
* Checksは資金を凍結しません。Payment ChannelとEscrowでは、送金元が発行したクレームでXRPが清算されるかPayment Channel、または有効期限切れまたはCrypto-conditionsによってXRPがリリースされるEscrowまでは、そのXRPを使用できません。
@@ -36,7 +36,7 @@ XRP Ledger Checksは、XRP Ledgerに固有の問題も解決できます。た
### ユースケース: 支払いの承認
**課題:** [BSA、KYC、AML、CFT](stablecoin-issuer.html#コンプライアンス指針)などの規制に準拠するにあたり、金融機関は受領する資金の送金元に関する文書を提出する必要があります。違法な資金移動を防止するため、これらの規制は金融機関に対して、処理済のすべての支払いについて、その送金元と送金先を開示するよう義務付けています。XRP Ledgerの性質上、誰でもXRPをおよび該当する場合には発行済み通貨XRP Ledger上の金融機関のアカウントに送金することができます。金融機関のコンプライアンス部門では、このような不審な支払いへの対応にかかるコスト罰金の可能性を含むの増大と処理の遅れが生じます。
**課題:** [BSA、KYC、AML、CFT](stablecoin-issuer.html#コンプライアンス指針)などの規制に準拠するにあたり、金融機関は受領する資金の送金元に関する文書を提出する必要があります。違法な資金移動を防止するため、これらの規制は金融機関に対して、処理済のすべての支払いについて、その送金元と送金先を開示するよう義務付けています。XRP Ledgerの性質上、誰でもXRPをおよび該当する場合にはトークンXRP Ledger上の金融機関のアカウントに送金することができます。金融機関のコンプライアンス部門では、このような不審な支払いへの対応にかかるコスト罰金の可能性を含むの増大と処理の遅れが生じます。
**解決策:** 金融機関は各自のXRP Ledgerのアカウントで、[`AccountSet`トランザクションの`asfDepositAuth`フラグを設定](accountset.html)することにより、[Deposit Authorization](depositauth.html)を有効にできます。これにより、アカウントはPaymentトランザクションを受領できなくなります。Deposit Authorizationが有効なアカウントは、Escrow、Payment Channel、またはChecksでのみ資金を受領できます。Deposit Authorizationが有効な場合、Checksが最もシンプルで使いやすく、柔軟な資金移動手段となります。

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@@ -8,14 +8,14 @@ labels:
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# 複数通貨間の支払い
XRP Ledgerでは、1つ以上の発行済み通貨、XRP、またはその両方を交換して、複数通貨間で支払いを送金できます。[XRPによる直接支払](use-simple-xrp-payments.html)と同様に、このような支払いでは[Paymentトランザクションタイプ][Payment]が使用されます。XRP Ledgerでの複数通貨間の支払いは完全に非可分です。つまり、支払いを全額実行するか、またはまったく実行しないかのいずれかになります。
XRP Ledgerでは、1つ以上のトークン、XRP、またはその両方を交換して、複数通貨間で支払いを送金できます。[XRPによる直接支払](use-simple-xrp-payments.html)と同様に、このような支払いでは[Paymentトランザクションタイプ][Payment]が使用されます。XRP Ledgerでの複数通貨間の支払いは完全に非可分です。つまり、支払いを全額実行するか、またはまったく実行しないかのいずれかになります。
デフォルトでは、複数通貨間の支払いでは宛先に一定額が送金され、支払元が変動コストを負担します。複数通貨間の支払いが、[Partial Payments](partial-payments.html)で行われ、一定の送金限度内の変動額が宛先に送金される場合もあります。
## 前提条件
- 定義上、複数通貨間支払いには2種類以上の通貨が関係します。つまり、関係する通貨のうち、少なくとも1種類以上がXRP以外の発行済み通貨である必要があります。
- 定義上、複数通貨間支払いには2種類以上の通貨が関係します。つまり、関係する通貨のうち、少なくとも1種類以上がXRP以外のトークンである必要があります。
- 通常は、[XRP Ledgerゲートウェイ](stablecoin-issuer.html)が発行した通貨を1種類以上使用することになります。このような通貨はXRP Ledger外部の資金を担保とし、ゲートウェイを通じて引き出すことができます。
- 取引を行う当事者が、XRP Ledger内でのみ発行され、外部の担保がないデジタルトークンを送受信し、何らかの価値を持つ資産として取り扱うことを望む限り、このデジタルトークンを使用することもできます。
- 送金元と受取人の間に1つ以上の[パス](paths.html)が確立しており、すべてのパスの総流動性が、支払いを促進するのに十分である必要があります。複数通貨間の支払いの場合、これは一般に通貨取引[オファー](offers.html)を消費することを意味します。
@@ -23,7 +23,7 @@ XRP Ledgerでは、1つ以上の発行済み通貨、XRP、またはその両方
## オートブリッジング
2種類の発行済み通貨を自動的に交換する複数通貨間の支払いでは、XRPの使用により支払いコストを抑えられる場合には自動的にXRPが使用されます。この場合、オーダーブックを接続して流動性プールが拡大されます。たとえば、USDからMXNに送金する支払いの場合、USDからXRP、XRPからMXNへの交換にかかるコストが、USDからMXNへの直接交換にかかるコストよりも低い場合には、前者の交換が自動的に実行されます。
2種類のトークンを自動的に交換する複数通貨間の支払いでは、XRPの使用により支払いコストを抑えられる場合には自動的にXRPが使用されます。この場合、オーダーブックを接続して流動性プールが拡大されます。たとえば、USDからMXNに送金する支払いの場合、USDからXRP、XRPからMXNへの交換にかかるコストが、USDからMXNへの直接交換にかかるコストよりも低い場合には、前者の交換が自動的に実行されます。
詳細は、[オートブリッジング](autobridging.html)を参照してください。

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@@ -70,8 +70,8 @@ XRP Ledgerでは、支払いを受け取ることができるアドレスは永
## 他の支払いタイプとの比較
- **XRPによる直接支払**は、単一のトランザクションでXRPを送受信する唯一の方法です。この方法は、速度、シンプルさ、低コストの面でバランスが取れています。
- [通貨間の支払い](cross-currency-payments.html)でも[Payment][]トランザクションタイプを使用しますが、XRPとXRP以外の[発行済み通貨](issued-currencies.html)を組み合わせて送金できます。ただし、XRP間の支払いは除きます。また、[Partial Payment](partial-payments.html)でも使用できます。通貨間の支払いは、XRPで指定されていない支払いや、[分散型取引所](decentralized-exchange.html)で裁定取引の機会を得るのに適しています。
- [Checks](checks.html)すぐに送金せずに送金元に債務を設定してもらいます。受取人は有効期間内であればいつでも換金できますが、その金額は保証されません。Checksでは、XRPまたは発行済み通貨のいずれかを送金できます。Checksは、受取人に支払いを請求する自律性を与えるのに適しています。
- [通貨間の支払い](cross-currency-payments.html)でも[Payment][]トランザクションタイプを使用しますが、XRPとXRP以外の[トークン](tokens.html)を組み合わせて送金できます。ただし、XRP間の支払いは除きます。また、[Partial Payment](partial-payments.html)でも使用できます。通貨間の支払いは、XRPで指定されていない支払いや、[分散型取引所](decentralized-exchange.html)で裁定取引の機会を得るのに適しています。
- [Checks](checks.html)すぐに送金せずに送金元に債務を設定してもらいます。受取人は有効期間内であればいつでも換金できますが、その金額は保証されません。Checksでは、XRPまたはトークンのいずれかを送金できます。Checksは、受取人に支払いを請求する自律性を与えるのに適しています。
- [Escrow](escrow.html)では、特定の条件が満たされたときに、意図した受取人が要求できるXRPを確保します。XRPの金額は完全に保証されており、Escrowの有効期限が切れない限り、送金元が使用することはできません。Escrowは、巨額のスマートコントラクトに適しています。
- [Payment Channel](payment-channels.html)では、XRPが確保されます。受取人は、署名による認証を使用して、チャネルから一括でXRPを要求できます。XRP Ledgerの全トランザクションを送信せずに、認証を個々に確認できます。Payment Channelは、極めて大量の小口決済または「ストリーミング」支払いに適しています。

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@@ -38,7 +38,7 @@ Escrowはすべて同じ方法で開始されるため、**ステップ1と2**
Escrowは、XRP Ledgerを[Interledger Protocol][]やその他のスマートコントラクトで使用できるようにする機能として設計されています。現行バージョンでは、複雑にならないように範囲が適度に制限されています。
- EscrowはXRPでのみ実行でき、発行済み通貨では実行できません。
- EscrowはXRPでのみ利用でき、トークンでは利用できません。
- Escrowでは、少なくとも2つのトランザクションEscrowを作成するトランザクションとEscrowを終了またはキャンセルするトランザクションを送信する必要があります。したがって、参加者は2つのトランザクションの[トランザクションコスト](transaction-cost.html)を消却する必要があるため、ごく少額の決済にEscrowを使用することは合理的ではありません。
- Crypto-conditionを使用する場合、[EscrowFinishトランザクションのコスト](#escrowfinishトランザクションのコスト)が通常よりも高くなります。
- Escrowはすべて、「Finish-after」時刻または[Crypto-condition][]のいずれか、またはこの両方を使用して作成する必要があります。EscrowにFinish-after時刻が設定されていない場合は、有効期限が設定されている必要があります。

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@@ -52,14 +52,14 @@ Partial Paymentには次の制限事項があります。
Partial Paymentでの実際の送金額を把握できるように、正常に完了したPaymentトランザクションのメタデータには`delivered_amount`フィールドが含まれています。このフィールドには送金額が`Amount`フィールドと[同じフォーマット](basic-data-types.html#通貨額の指定)で示されています。
Partial Payment以外の場合、トランザクションのメタデータの`delivered_amount`フィールドは、トランザクションの`Amount`フィールドと同じです。支払が発行済み通貨で行われた場合、丸め方により`delivered_amount``Amount`フィールドとやや異なることがあります。
Partial Payment以外の場合、トランザクションのメタデータの`delivered_amount`フィールドは、トランザクションの`Amount`フィールドと同じです。支払がトークンで行われた場合、丸め方により`delivered_amount``Amount`フィールドとやや異なることがあります。
次の**両方**の条件に該当するトランザクションでは、送金額を**使用できません**。
- Partial Paymentである
- 2014-01-20以前の検証済みレジャーに含まれている
この両方の条件に該当する場合、`delivered_amount`には実際の金額ではなく文字列値`unavailable`が示されます。この状況で実際の送金額を確認する唯一の方法は、トランザクションのメタデータでAffectedNodesを参照することです。発行済み通貨を送金するトランザクションで、`Amount``issuer``Destination`アドレスと同じアカウントである場合、送金額は異なる取引相手へのトラストラインを表す複数の`AffectedNodes`メンバー間で分割できます。
この両方の条件に該当する場合、`delivered_amount`には実際の金額ではなく文字列値`unavailable`が示されます。この状況で実際の送金額を確認する唯一の方法は、トランザクションのメタデータでAffectedNodesを参照することです。トークンを送金するトランザクションで、`Amount``issuer``Destination`アドレスと同じアカウントである場合、送金額は異なる取引相手へのトラストラインを表す複数の`AffectedNodes`メンバー間で分割できます。
`delivered_amount`フィールドは以下のフィールドに含まれています。

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@@ -41,7 +41,7 @@ D = A × ( e ^ (t ÷ τ) )
2. 変換する量に適用します。
- レジャー値を表示値に変換する場合は、デマレージ係数を乗じる。
- 表示値をレジャー値に変換する場合は、デマレージ係数で割ってください。
3. 必要であれば、結果値が望ましい精度で表現できるように調整する。XRP Ledgerの[発行通貨形式](currency-formats.html#発行済み通貨の精度)により、レジャー値の精度は小数点以下15桁までとされています。
3. 必要であれば、結果値が望ましい精度で表現できるように調整する。XRP Ledgerの[発行通貨形式](currency-formats.html#トークンの精度)により、レジャー値の精度は小数点以下15桁までとされています。
## 利子付き通貨コードフォーマット

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@@ -1,17 +1,17 @@
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html: freezes.html
parent: tokens.html
blurb: 凍結では、コンプライアンス目的で発行済み通貨の取引を停止できます。
blurb: 発行者はコンプライアンス目的でトークンの取引を停止できます。
labels:
- トークン
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# 発行済み通貨の凍結
# トークンの凍結
XRPは発行済み通貨ではありません。XRPはXRP Ledgerのネイティブ資産であり、XRP Ledgerでのトランザクションの実行に必要となります。XRPは取引相手を必要としません。つまり、XRPを保有しているということは負債ではなく実際の通貨であるXRPを保有していることになります。このため、_**<u>いかなる組織または個人もXRPを凍結できません</u>**_。
XRPはトークンではありません。XRPはXRP Ledgerのネイティブ資産であり、XRP Ledgerでのトランザクションの実行に必要となります。XRPは取引相手を必要としません。つまり、XRPを保有しているということは負債ではなく実際の通貨であるXRPを保有していることになります。このため、_**<u>いかなる組織または個人もXRPを凍結できません</u>**_。
XRP Ledgerでは、XRP以外の通貨はすべて発行済み通貨として表すことができます。このような発行済み通貨「イシュアンス」または「IOU」とも呼ばれますは、「トラストライン」と呼ばれるアドレス間の会計上の関係で管理されます。発行済み通貨は通常、負債とも資産とも見なされるため、トラストラインの残高は、見る視点によってマイナスにもプラスにもなります。どのアドレスもXRP以外の通貨を自由に発行できますが、他のアドレスが希望する保有量によってのみ制限されます。
XRP Ledgerでは、XRP以外の通貨はすべてトークンとして表すことができます。このようなトークン「イシュアンス」または「IOU」とも呼ばれますは、「トラストライン」と呼ばれるアドレス間の会計上の関係で管理されます。トークンは通常、負債とも資産とも見なされるため、トラストラインの残高は、見る視点によってマイナスにもプラスにもなります。どのアドレスもXRP以外の通貨を自由に発行できますが、他のアドレスが希望する保有量によってのみ制限されます。
特定のケースでは、法的要件への準拠や、疑わしい活動の調査のために、取引所またはゲートウェイが、XRP以外の発行済み通貨の残高を急きょ凍結することがあります。
特定のケースでは、法的要件への準拠や、疑わしい活動の調査のために、取引所またはゲートウェイが、XRP以外のトークンの残高を急きょ凍結することがあります。
**ヒント:** 誰もXRPを凍結することはできません。
@@ -21,7 +21,7 @@ XRP Ledgerでは、XRP以外の通貨はすべて発行済み通貨として表
* [**Global Freeze**](#global-freeze) - 取引相手全員を凍結します。
* [**No Freeze**](#no-freeze) - 個々の取引相手の凍結機能と、Global Freezeを終了できる機能を永久に放棄します。
凍結機能は発行済み通貨にのみ適用されます。XRP Ledgerには特権的な立場の当事者は存在しないため、凍結機能では、取引相手が、XRPまたはその他の取引相手が発行した資金で取引を実行することを阻止できません。Rippleを含め誰もXRPを凍結することはできません。
凍結機能はトークンにのみ適用されます。XRP Ledgerには特権的な立場の当事者は存在しないため、凍結機能では、取引相手が、XRPまたはその他の取引相手が発行した資金で取引を実行することを阻止できません。Rippleを含め誰もXRPを凍結することはできません。
凍結対象の残高がプラス、マイナスにかかわらず、すべての凍結設定を行うことができます。通貨イシュアーまたは通貨保持者のいずれかがトラストラインを凍結できますが、通貨保持者がイシュアーを凍結しても、その影響はわずかです。
@@ -33,7 +33,7 @@ XRP Ledgerでは、XRP以外の通貨はすべて発行済み通貨として表
* 凍結されたトラストラインの両当事者間の直接決済は、凍結後も可能です。
* そのトラストラインの取引相手は、イシュアーへ直接支払う場合を除き、凍結されたトラストラインの残高を減らすことはできません。取引相手は、凍結されたイシュアンスを直接イシュアーに送信することだけが可能です。
* 取引相手は、凍結されたトラストライン上で引き続きその他の当事者からの支払を受け取ることができます。
* 取引相手が凍結されたトラストライン上の発行済み通貨の売りオファーを出した場合、[資金不足とみなされます](offers.html#オファーのライフサイクル)。
* 取引相手が凍結されたトラストライン上のトークンの売りオファーを出した場合、[資金不足とみなされます](offers.html#オファーのライフサイクル)。
確認事項: トラストラインではXRPは保持されません。XRPは凍結できません。
@@ -48,11 +48,11 @@ Individual Freezeは1つの通貨にのみ適用されます。特定の取引
## Global Freeze
**Global Freeze**機能は、アドレスに設定できます。発行アドレスがGlobal Freeze機能を有効にすると、その発行アドレスのすべての発行済み通貨に対して以下のルールが適用されます:
**Global Freeze**機能は、アドレスに設定できます。発行アドレスがGlobal Freeze機能を有効にすると、その発行アドレスのすべてのトークンに対して以下のルールが適用されます:
* 凍結された発行アドレスのすべての取引相手は、イシュアーに直接支払う場合を除き、凍結されたアドレスへのトラストラインの残高を減らすことができません。(これはすべての[運用アドレス](account-types.html)にも影響します。)
* 凍結された発行アドレスの取引相手は、発行アドレスとの直接的な支払の送受信を引き続き行うことができます。
* 凍結アドレスによる発行済み通貨の売りオファーはすべて、[資金不足とみなされます](offers.html#オファーのライフサイクル)。
* 凍結アドレスによるトークンの売りオファーはすべて、[資金不足とみなされます](offers.html#オファーのライフサイクル)。
確認事項: アドレスはXRPを発行できません。Global FreezeはXRPには適用されません。

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@@ -8,13 +8,13 @@ labels:
# NFTのコンセプトの概要
XRP Ledgerは、_IOUs_ としても知られる[発行済み通貨](tokens.html)のサポートを提供しています。このような資産は、主に、代替可能(Fungible)です。
XRP Ledgerは、_IOUs_ としても知られる[トークン](tokens.html)のサポートを提供しています。このような資産は、主に、代替可能(Fungible)です。
> 代替可能性
>
> 1. 個々の単位が本質的に交換可能であり、各部分が別の部分と区別できない商品または商品の特性である
代替可能トークンは、XRP Ledgerの分散型取引所において、ユーザー間でXRPや他の発行済み通貨と手軽に交換することができます。そのため、決済に適しています。
代替可能トークンは、XRP Ledgerの分散型取引所において、ユーザー間でXRPや他のトークンと手軽に交換することができます。そのため、決済に適しています。
例えば、切手などがそうです。1919年当時、あなたが航空便で手紙を送る必要がある場合、24セントの切手を購入し、封筒に張ったでしょう。もしその切手をなくしてしまったら、別の24セント切手を使うか、10セント切手2枚と2セント切手2枚を使うことができます。非常に使い勝手がいいのです。
@@ -44,7 +44,7 @@ XRP Ledgerでは、容量を節約するために、一つのアカウントで
- 発行者が、現在の保有者に関係なく、トークンを焼却できるかどうか。
- トークンの保持者がトークンを他者に転送できるかどうか。( `NFToken` は常に発行者に直接送信したり、発行者から送信することが可能です)。
- 転送が許可されている場合、発行者は販売価格に対する一定の割合で手数料を徴収することができます。
- NFTokenを[発行済み通貨](tokens.html)で売却できるか、XRPのみでしか売却できないか。
- NFTokenを[トークン](tokens.html)で売却できるか、XRPのみでしか売却できないか。
## `NFToken`のライフサイクル

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@@ -1,14 +1,14 @@
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html: paths.html
parent: tokens.html
blurb: 発行済み通貨の支払いは、接続されているユーザーのパスとオーダーブックを通す必要があります。
blurb: トークンによる支払いは、接続されているユーザーのパスとオーダーブックを通す必要があります。
labels:
- 支払い
- 複数通貨間
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# パス
XRP Ledgerでは、[発行済み通貨](tokens.html)の支払いが送金元から受取人に届くまでにたどる中間ステップの道筋をパスによって定義します。パスは、XRP Ledgerの[分散型取引所](decentralized-exchange.html)のオーダーを介して送金元と受取人を結び付けることで、[複数通貨間の支払い](cross-currency-payments.html)を可能にします。また、負債を相殺するような複雑な決済もパスにより可能になります。
XRP Ledgerでは、[トークン](tokens.html)の支払いが送金元から受取人に届くまでにたどる中間ステップの道筋をパスによって定義します。パスは、XRP Ledgerの[分散型取引所](decentralized-exchange.html)のオーダーを介して送金元と受取人を結び付けることで、[複数通貨間の支払い](cross-currency-payments.html)を可能にします。また、負債を相殺するような複雑な決済もパスにより可能になります。
XRP Ledgerでは1つのPaymentトランザクションは複数のパスを使用でき、複数のソースの流動性を組み合わせて必要な額を送金することができます。そのため、トランザクションには使用可能なパスをまとめた _パスセット_ が含まれます。パスセットの中のパスでは開始時と終了時には同一通貨が使用される必要があります。

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@@ -1,14 +1,14 @@
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html: rippling.html
parent: tokens.html
blurb: Ripplingは、複数当事者間での発行済み通貨残高の自動ネット決済です。
blurb: Ripplingは、複数当事者間でのトークン残高の自動ネット決済です。
labels:
- トークン
- 複数通貨間
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# Rippling
XRP Ledgerでは、「Rippling」とは同一通貨の[トラストライン](trust-lines-and-issuing.html)を有する複数の接続当事者間での非可分なネット決済のプロセスを指しています。Ripplingは発行済み通貨の基幹的なプロセスです。Ripplingを利用すれば、同一イシュアーを信頼するユーザーは、そのイシュアーを受動的な仲介機関として発行済み残高を相互に送金できるようになります。Ripplingは、受動的かつ双方向の[通貨取引オーダー](offers.html)のようなもので、制限がなく、通貨コードが同一でイシュアーが異なる2つの通貨間の為替レートは1:1です。
XRP Ledgerでは、「Rippling」とは同一通貨の[トラストライン](trust-lines-and-issuing.html)を有する複数の接続当事者間での非可分なネット決済のプロセスを指しています。Ripplingはトークンの基幹的なプロセスです。Ripplingを利用すれば、同一イシュアーを信頼するユーザーは、そのイシュアーを受動的な仲介機関として発行済み残高を相互に送金できるようになります。Ripplingは、受動的かつ双方向の[通貨取引オーダー](offers.html)のようなもので、制限がなく、通貨コードが同一でイシュアーが異なる2つの通貨間の為替レートは1:1です。
Ripplingは、支払[パス](paths.html)でのみ発生します。[XRP間の直接決済](direct-xrp-payments.html)にはRipplingは使用されません。

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@@ -10,13 +10,13 @@ labels:
_[TickSize Amendment][]により追加されました。_
オファーがオーダーブックに対して発行されると、そのオファーに関係する通貨のイシュアーによって設定された`TickSize`の値に基づいて、為替レートが切り捨てられます。トレーダーがXRPと発行済み通貨を交換するオファーを出した場合は、その発行済み通貨のイシュアーからの`TickSize`が適用されます。トレーダーが2種類の発行済み通貨を交換するオファーを出した場合は、小さい方の`TickSize`の値(有効数字の桁数が少ない値)がこのオファーに適用されます。いずれの通貨にも`TickSize`が設定されていない場合、デフォルトが適用されます。
オファーがオーダーブックに対して発行されると、そのオファーに関係する通貨の発行者によって設定された`TickSize`の値に基づいて、為替レートが切り捨てられます。トレーダーがXRPとトークンを交換するオファーを出した場合は、そのトークンの発行者からの`TickSize`が適用されます。トレーダーが2種類のトークンを交換するオファーを出した場合は、小さい方の`TickSize`の値(有効数字の桁数が少ない値)がこのオファーに適用されます。いずれの通貨にも`TickSize`が設定されていない場合、デフォルトが適用されます。
オーダーブックにオファーが発行されると、`TickSize` によりオファーの為替レートの _有効数字_ の桁数が切り捨てられます。イシュアーは[AccountSetトランザクション][]を使用して`TickSize``3``15`の整数に設定できます。為替レートは有効数字と指数で表されますが、`TickSize`は指数には影響しません。これにより、XRP Ledgerでは価値が大きく異なる資産ハイパーインフレ通貨と希少通貨など間の為替レートを表せます。イシュアーが設定する`TickSize`が小さいほど、トレーダーはより多くの増分をオファーして、既存のオファーよりも高い為替レートと見えるようにする必要があります。
オーダーブックにオファーが発行されると、`TickSize` によりオファーの為替レートの _有効数字_ の桁数が切り捨てられます。発行者は[AccountSetトランザクション][]を使用して`TickSize``3``15`の整数に設定できます。為替レートは有効数字と指数で表されますが、`TickSize`は指数には影響しません。これにより、XRP Ledgerでは価値が大きく異なる資産ハイパーインフレ通貨と希少通貨など間の為替レートを表せます。発行者が設定する`TickSize`が小さいほど、トレーダーはより多くの増分をオファーして、既存のオファーよりも高い為替レートと見えるようにする必要があります。
`TickSize`は、オファーの即時に実行可能な部分には影響しません。(この理由から、`tfImmediateOrCancel`が指定されたOfferCreateトランザクションは`TickSize` の値の影響を受けません。)オファーを完全に実行できない場合、トランザクション処理エンジンは`TickSize`に基づいて為替レートを計算して切り捨てを行います。次にエンジンは、切り捨てた後の為替レートに一致するように、「重要性が低い」側からのオファーの残額を丸めます。デフォルトのOfferCreateトランザクション「買い」オファーの場合、`TakerPays`の額(購入額)が丸められます。`tfSell`フラグが有効な場合(「売り」オファー)`TakerGets`の額(売却額)が丸められます。
イシュアー`TickSize`を有効化、無効化、または変更する場合、以前の設定で発行されたオファーはその影響を受けません。
発行者`TickSize`を有効化、無効化、または変更する場合、以前の設定で発行されたオファーはその影響を受けません。
## 参照項目

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@@ -1,7 +1,7 @@
---
html: transfer-fees.html
parent: tokens.html
blurb: 通貨発行者は、自己の発行済み通貨の送金に手数料を課すことができます。
blurb: 通貨発行者は、自己のトークンの送金に手数料を課すことができます。
labels:
- 手数料
- トークン

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@@ -216,7 +216,7 @@ rf1BiGeXwwQoi8Z2ueFYTEXSwuJYfV2Jpnのアカウントの`ModifiedNode`エント
### 支払い
[Paymentトランザクション][]はXRP間の直接トランザクション、[複数通貨間の支払い](cross-currency-payments.html)、または[XRP以外の発行済み通貨](issued-currencies.html)での直接トランザクションを表します。発行済み通貨からXRPへのトランザクション、またはXRPから発行済み通貨へのトランザクションなど、XRP間の直接トランザクション以外はすべて[partial payment](partial-payments.html)が可能です。
[Paymentトランザクション][]はXRP間の直接トランザクション、[複数通貨間の支払い](cross-currency-payments.html)、または[XRP以外のトークン](tokens.html)での直接トランザクションを表します。トークンからXRPへのトランザクション、またはXRPからトークンへのトランザクションなど、XRP間の直接トランザクション以外はすべて[partial payment](partial-payments.html)が可能です。
XRPの額は、`AccountRoot`オブジェクトの`Balance`フィールドで追跡されます。XRPは[Escrowオブジェクト](escrow-object.html)および[PayChannelオブジェクト](paychannel.html)にも存在する可能性がありますが、Paymentトランザクションがそれらに影響を及ぼすことはありません。
@@ -224,11 +224,11 @@ XRPの額は、`AccountRoot`オブジェクトの`Balance`フィールドで追
支払いにLedgerEntryTypeが`AccountRoot``CreatedNode`が含まれている場合は、その支払いによってレジャーの[新しいアカウントへの資金供給](accounts.html#アカウントの作成)が行われたことを意味します。
#### 発行済み通貨での支払い
#### トークンでの支払い
発行済み通貨を利用する支払いは、多少複雑です。
トークンを利用する支払いは、多少複雑です。
発行済み通貨残高の変更は、[トラストライン](trust-lines-and-issuing.html)を表す[RippleStateオブジェクト](ripplestate.html)にすべて反映されます。一方の当事者のトラストラインで残高が増加すると、相手側当事者の残高は同じ額だけ減少すると考えられます。このことは、メタデータには、RippleStateオブジェクトの共有`Balance`に対する1回の変更としてのみ記録されます。この変更が「増加」または「減少」のどちらで記録されるかは、どちらのアカウントのアドレスが数値として大きいかによって決まります。
トークン残高の変更は、[トラストライン](trust-lines-and-issuing.html)を表す[RippleStateオブジェクト](ripplestate.html)にすべて反映されます。一方の当事者のトラストラインで残高が増加すると、相手側当事者の残高は同じ額だけ減少すると考えられます。このことは、メタデータには、RippleStateオブジェクトの共有`Balance`に対する1回の変更としてのみ記録されます。この変更が「増加」または「減少」のどちらで記録されるかは、どちらのアカウントのアドレスが数値として大きいかによって決まります。
1回の支払いは、複数のトラストラインとオーダーブックで構成される長い[パス](paths.html)をたどる場合があります。間接的に当事者間を接続する複数のトラストラインの残高を変更するプロセスを[Rippling](rippling.html)と呼びます。トランザクションの`Amount`フィールドに指定された`issuer`に応じて、支払先アカウントに結び付けられている複数のトラストライン(`RippleState`アカウント)で支払額を分割することもできます。
@@ -236,9 +236,9 @@ XRPの額は、`AccountRoot`オブジェクトの`Balance`フィールドで追
複数通貨間の支払いでは、[オファー](offer.html)の一部または全額を消費して、通貨コードとイシュアーが異なる通貨間で変更が行われます。トランザクションで`Offer`タイプの`DeletedNode`オブジェクトが示される場合は、全額が消費されたオファーを示しているか、または処理の時点で[期限切れになるか、または資金化されない](offers.html#オファーのライフサイクル)ことがわかったオファーを示している可能性があります。トランザクションで`Offer`タイプの`ModifiedNode`が示される場合は、オファーの一部が消費されたことを示します。
[トラストラインの`QualityIn`および`QualityOut`設定](trustset.html)は、トラストラインの一方の側における発行済み通貨の額に影響を与える可能性があるため、残高の数値の変化は、送金元におけるその通貨の額と異なります。`delivered_amount`は、受取人による評価額でいくら送金されたのかを示します。
[トラストラインの`QualityIn`および`QualityOut`設定](trustset.html)は、トラストラインの一方の側におけるトークンの金額に影響を与える可能性があるため、残高の数値の変化は、送金元におけるその通貨の額と異なります。`delivered_amount`は、受取人による評価額でいくら送金されたのかを示します。
送金額と受取額が[発行済み通貨の精度](currency-formats.html#発行済み通貨の精度)の範囲外である場合は、一方のトランザクションで0に丸められる金額が、他方から引き出される可能性があります。そのため、両当事者が、お互いの残高に10<sup>16</sup>倍の差があるときに取引をすると、丸めることによって少額の発行済み通貨が「作成」または「消却」される可能性があります。XRPは丸められないので、XRPではこの状況は発生しません。
送金額と受取額が[トークンの精度](currency-formats.html#トークンの精度)の範囲外である場合は、一方のトランザクションで0に丸められる金額が、他方から引き出される可能性があります。そのため、両当事者が、お互いの残高に10<sup>16</sup>倍の差があるときに取引をすると、丸めることによって少額のトークンが「作成」または「消却」される可能性があります。XRPは丸められないので、XRPではこの状況は発生しません。
[パス](paths.html)の長さに応じて、複数通貨間の支払いのメタデータは _長く_ なります。例えば、[トランザクション8C55AFC2A2AA42B5CE624AEECDB3ACFDD1E5379D4E5BF74A8460C5E97EF8706B](https://xrpcharts.ripple.com/#/transactions/8C55AFC2A2AA42B5CE624AEECDB3ACFDD1E5379D4E5BF74A8460C5E97EF8706B)では、rHaaans...が発行した2.788 GCBを送金しXRPを支払いますが、2人のイシュアーのUSDを経由し、2つのアカウントにXRPを支払います。r9ZoLsJからのEURをETHと交換する資金供給されていないオファーを削除し、変更された合計17の異なるレジャーオブジェクトのブックキーピングを行います。
@@ -267,7 +267,7 @@ XRPの額は、`AccountRoot`オブジェクトの`Balance`フィールドで追
}
```
タイプ`Offer``ModifiedNode`は、成立し、かつ一部が消費されたオファーを示します。1つのトランザクションで多数のオファーを消費できます。2種類の発行済み通貨を交換するオファーが、[オートブリッジング](autobridging.html)によってXRPを交換するオファーを消費することもあります。両替取引のすべてまたは一部をオートブリッジングできます。
タイプ`Offer``ModifiedNode`は、成立し、かつ一部が消費されたオファーを示します。1つのトランザクションで多数のオファーを消費できます。2種類のトークンを交換するオファーが、[オートブリッジング](autobridging.html)によってXRPを交換するオファーを消費することもあります。両替取引のすべてまたは一部をオートブリッジングできます。
LedgerEntryTypeが`Offer``DeletedNode`は、すべて消費された成立オファー、処理の時点で[期限切れになるか、または資金化されない](offers.html#オファーのライフサイクル)ことがわかったオファー、または新しいオファーを発行する過程でキャンセルされたオファーを示すことができます。キャンセルされたオファーは識別できます。これは、キャンセルされたオファーを発行した`Account`は、そのオファーを削除するトランザクションの送信元であるためです。
@@ -303,7 +303,7 @@ LedgerEntryTypeが`Offer`の`DeletedNode`は、すべて消費された成立オ
削除するオファーがなかった場合でも、[OfferCancelトランザクション][]には、コード`tesSUCCESS`が含まれる可能性があります。トランザクションが実際にオファーを削除したことを確認するには、LedgerEntryTypeが`Offer``DeletedNode`を探します。削除されていなかった場合は、そのオファーは以前のトランザクションによってすでに削除された可能性があります。またはOfferCancelトランザクションで、`OfferSequence`フィールドに誤ったシーケンス番号が使用された可能性があります。
OfferCreateトランザクションが、タイプが`RippleState``CreatedNode`を示す場合は、取引で受け取った発行済み通貨を保持するために、[オファーがトラストラインを作成した](offers.html#オファーとトラスト)ことを示しています。
OfferCreateトランザクションが、タイプが`RippleState``CreatedNode`を示す場合は、取引で受け取ったトークンを保持するために、[オファーがトラストラインを作成した](offers.html#オファーとトラスト)ことを示しています。
### Escrow

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@@ -33,20 +33,20 @@ blurb: さまざまなタイプのオブジェクトがそれぞれ異なる方
ある種のハッシュは、APIの要求と応答に使用されます。またある種のデータに署名するときの最初のステップで計算されるだけのものや、より高度なハッシュを計算するためのものもあります。XRP Ledgerで使用されるすべての4バイトのハッシュプレフィクスは以下の表の通りです。
| オブジェクトタイプ | APIフィールド | ハッシュプレフィクス16進数 | ハッシュプレフィクス(テキスト) |
|:--------------------------------------|:-------------------------------------|:------------------|:--|
| コンセンサスの提案 | なし | `0x50525000` | `PRP\0` |
| レジャーバージョン | `ledger_hash` | `0x4C575200` | `LWR\0` |
| レジャー状態データ | `account_state` [レジャーヘッダー][]内) | `0x4D4C4E00` | `MLN\0` |
| レジャーデータ内部ノード | なし | `0x4D494E00` | `MIN\0` |
| レジャーデータ内部ノード([SHAMapv2][] | なし | `0x494E5200` | `INR\0` |
| Payment Channelのクレーム | なし | `0x434C4D00` | `CLM\0` |
| 署名済みのトランザクション | トランザクションの`hash` | `0x54584E00` | `TXN\0` |
| メタデータを持つトランザクション | なし | `0x534E4400` | `SND\0` |
| 未署名のトランザクション(シングル署名) | なし | `0x53545800` | `STX\0` |
| 未署名のトランザクション(マルチシグ) | なし | `0x534D5400` | `SMT\0` |
| 検証の投票 | なし | `0x56414C00` | `VAL\0` |
| バリデータサブキー認証(「バリデータマニフェスト」) | なし | `0x4D414E00` | `MAN\0` |
| オブジェクトタイプ | APIフィールド | ハッシュプレフィクス16進数 | ハッシュプレフィクス(テキスト) |
|:--------------------------------------------|:---------------------------------------|:--------------------------|:--|
| コンセンサスの提案 | なし | `0x50525000` | `PRP\0` |
| レジャーバージョン | `ledger_hash` | `0x4C575200` | `LWR\0` |
| レジャー状態データ | `account_state` [レジャーヘッダー][]内) | `0x4D4C4E00` | `MLN\0` |
| レジャーデータ内部ノード | なし | `0x4D494E00` | `MIN\0` |
| レジャーデータ内部ノード([SHAMapv2][] | なし | `0x494E5200` | `INR\0` |
| Payment Channelのクレーム | なし | `0x434C4D00` | `CLM\0` |
| 署名済みのトランザクション | トランザクションの`hash` | `0x54584E00` | `TXN\0` |
| メタデータを持つトランザクション | なし | `0x534E4400` | `SND\0` |
| 未署名のトランザクション(シングル署名) | なし | `0x53545800` | `STX\0` |
| 未署名のトランザクション(マルチシグ) | なし | `0x534D5400` | `SMT\0` |
| 検証の投票 | なし | `0x56414C00` | `VAL\0` |
| バリデータサブキー認証(「バリデータマニフェスト」) | なし | `0x4D414E00` | `MAN\0` |
[レジャーヘッダー]: ledger-header.html
[SHAMapv2]: known-amendments.html#shamapv2
@@ -85,22 +85,6 @@ APIメソッドの多くは、レジャーのインスタンスを指定する
**注記:** レジャーを指定する際に上記のデフォルトの動作に頼らないでください。変更される場合があります。可能であれば、常に要求にてレジャーバージョンを指定してください。
## 通貨
XRP Ledgerには2種類の通貨があります。XRPとその他のあらゆる通貨です。この2つには多くの相違点があります。
| `XRP` | 発行済み通貨 |
|:----------------------------------------------------------------|:-----------|
| 発行者なし | 必ずXRP Ledgerアカウントが発行 |
| 文字列として指定 | オブジェクトとして指定 |
| [アカウント](accountroot.html)内で追跡 | [トラストライン](ripplestate.html)内で追跡 |
| 作成は一切不可、消却のみ可能 | 自由に発行または清算可能 |
| 最大値: `100000000000``1e11` | 最大値: `9999999999999999e80` |
| [「drop」](#xrp)0.000001 XRPに近い精度 | 10進15桁の精度で非ゼロの最少絶対値は `1000000000000000e-96` |
**注意:** XRP Ledgerでは、通常の浮動小数点数とは異なる精度の小数点計算を使用するため、通貨額は常に文字列として表されます。
### 通貨額の指定
一部のAPIメソッドでは、通貨額を指定する必要があります。取扱通貨がネットワーク固有のXRP通貨であるかその他の通貨単位_イシュアンス_であるかによって、指定方法が大きく異なります。

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@@ -8,7 +8,7 @@ labels:
---
# 通貨フォーマット
XRP Ledgerには2種類の通貨 XRP と[発行済み通貨](issued-currencies.html)があります。XRP Ledgerでは、これらの通貨のフォーマットは異なりますが、いずれの通貨も高精度です。
XRP Ledgerには2種類の通貨 XRP と[トークン](tokens.html)があります。XRP Ledgerでは、これらの通貨のフォーマットは異なりますが、いずれの通貨も高精度です。
## 文字列フォーマット
@@ -25,25 +25,25 @@ XRPの精度は、64ビット符号なし整数と同等であり、各単位は
* `0.000001`10<sup>-6</sup>XRPに近い精度
- `"1"` dropのXRP
## 発行済み通貨の精度
## トークンの精度
XRP Ledgerの発行済み通貨は、以下の精度のカスタムフォーマットで表現されます。
XRP Ledgerのトークンは、以下の精度のカスタムフォーマットで表現されます。
* 非ゼロの最小絶対値: `1000000000000000e-96`
* 最大値: `9999999999999999e80`
* 最小値: `-9999999999999999e80`
* 10進15桁の精度
## 発行済み通貨の計算
## トークンの計算
[[ソース]](https://github.com/XRPLF/rippled/blob/35fa20a110e3d43ffc1e9e664fc9017b6f2747ae/src/ripple/protocol/impl/STAmount.cpp "Source")
![発行済み通貨額フォーマットの図](img/currency-number-format.ja.png)
![トークンの金額フォーマットの図](img/currency-number-format.ja.png)
`rippled`内部では発行済み通貨の数値はカスタムの数値フォーマットで表現されます。このフォーマットではさまざまな資産一般的にごく小さな単位または極めて大きな単位で測定される資産を含むを保管できます。このフォーマットでは、有効数字と10のべき乗の指数を科学的記数法と同様の方法で使用します。このフォーマットは、指定された範囲内のプラスまたはマイナスの有効桁数と指数に対応しています。非整数値の一般的な浮動小数点表記とは異なり、このフォーマットでは整数を用いて計算します。このため、常に15桁の精度が維持されます。乗算と除算には、最下位の有効数字の丸め過ぎを補う調整機能があります。
`rippled`内部ではトークンの数値はカスタムの数値フォーマットで表現されます。このフォーマットではさまざまな資産一般的にごく小さな単位または極めて大きな単位で測定される資産を含むを保管できます。このフォーマットでは、有効数字と10のべき乗の指数を科学的記数法と同様の方法で使用します。このフォーマットは、指定された範囲内のプラスまたはマイナスの有効桁数と指数に対応しています。非整数値の一般的な浮動小数点表記とは異なり、このフォーマットでは整数を用いて計算します。このため、常に15桁の精度が維持されます。乗算と除算には、最下位の有効数字の丸め過ぎを補う調整機能があります。
「任意精度」の数値フォーマットとは異なり、カスタムフォーマットは64ビットの固定サイズで格納できます。このようにシリアル化される場合、このフォーマットは「非XRP」ビット、符号ビット、有効桁数、指数で構成されます。これらは次の順で表示されます。
1. 発行済み通貨額の1番目のビット最上位ビットは、XRPの額ではないことを示す`1`です。XRPの額である場合、最上位ビットは常に`0`に設定され、このフォーマットからXRPの額が区別されます。
1. トークン金額の1番目のビット最上位ビットは、XRPの額ではないことを示す`1`です。XRPの額である場合、最上位ビットは常に`0`に設定され、このフォーマットからXRPの額が区別されます。
2. 符号ビットは、金額のプラスマイナスを示します。標準的な[2の補数で表される](https://en.wikipedia.org/wiki/Two%27s_complement)整数とは異なり、`1` はXRP Ledgerフォーマットでは**プラス**を示し`0`はマイナスを示します。
3. 次の8ビットは、指数を符号なし整数で表しています。指数は、小数点以下桁数有効桁数に乗算する10のべき乗を-96以上+80以下の範囲で示します。ただしシリアル化では、この指数に97を加算して符号なし整数としてシリアル化できるようにします。したがってシリアル化された値が`1`の場合は指数`-96`、シリアル化された値が`177`の場合は指数80を示します。
4. 残りの54ビットは、有効数字を符号なし整数で表します。シリアル化では、値0の特殊なケースを除き、この値は10<sup>15</sup>`1000000000000000`以上10<sup>16</sup>-1`9999999999999999`以下の範囲で正規化されます。値0の特殊なケースがあります。この場合符号ビット、指数、および仮数はすべてゼロであるため、64ビット値は`0x8000000000000000000000000000000000000000`としてシリアル化されます。
@@ -51,7 +51,7 @@ XRP Ledgerの発行済み通貨は、以下の精度のカスタムフォーマ
## 通貨コード
XRP LedgerのXRP以外の通貨には160ビットの通貨コードがあります。[`rippled`API](http-websocket-apis.html)では、標準マッピングを使用して3文字のASCII文字列大文字と小文字の区別ありが160ビットの通貨コードにマッピングされます。通貨コード`XRP`発行済み通貨には使用できません。同一コードの通貨は接続トラストラインを通じて[ripple](rippling.html)できます。通貨コードには、XRP Ledgerに組み込まれるその他の動作はありません。
XRP LedgerのXRP以外の通貨には160ビットの通貨コードがあります。[`rippled`API](http-websocket-apis.html)では、標準マッピングを使用して3文字のASCII文字列大文字と小文字の区別ありが160ビットの通貨コードにマッピングされます。通貨コード`XRP`トークンには使用できません。同一コードの通貨は接続トラストラインを通じて[ripple](rippling.html)できます。通貨コードには、XRP Ledgerに組み込まれるその他の動作はありません。
### 標準通貨コード
@@ -62,7 +62,7 @@ XRP LedgerのXRP以外の通貨には160ビットの通貨コードがありま
1. 最初の8ビットは`0x00`でなければなりません。
2. 次の88ビットは予約済みであり、すべて`0`です。
3. 次の24ビットは3つのASCII文字を表します。
[ISO 4217](https://www.xe.com/iso4217.php)コードまたはよく利用されている疑似ISO 4217コードBTCなどの使用が推奨されます。ただし、すべての大文字と小文字、桁数、および記号`?``!``@``#``$``%``^``&``*``<``>``(``)``{``}``[``]`、および<code>|</code>の組み合わせを使用できます。通貨コード`XRP`すべて大文字はXRP用に予約されており、発行済み通貨には使用できません。
[ISO 4217](https://www.xe.com/iso4217.php)コードまたはよく利用されている疑似ISO 4217コードBTCなどの使用が推奨されます。ただし、すべての大文字と小文字、桁数、および記号`?``!``@``#``$``%``^``&``*``<``>``(``)``{``}``[``]`、および<code>|</code>の組み合わせを使用できます。通貨コード`XRP`すべて大文字はXRP用に予約されており、トークンには使用できません。
4. 次の40ビットは予約済みであり、すべて`0`です。
通常、XRP額の指定時には通貨コードは使用しません。フィールドにXRPの通貨コードが指定されている稀なケースでは、通貨コードのバイナリ形式はすべてゼロになります。

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@@ -177,7 +177,7 @@ curated_anchors:
| タイプ名 | タイプコード | ビット長 | [長さプレフィクスを付加する]? | 説明 |
|:--------------|:----------|:-----------|:-------------------|----------------|
| [AccountID][] | 8 | 160 | はい | [アカウント](accounts.html)の一意のID。 |
| [Amount][] | 6 | 64または384 | いいえ | XRPまたは発行済み通貨の額。フィールドの長さは、XRPの場合は64ビット、発行済み通貨の場合は384ビット64+160+160です。 |
| [Amount][] | 6 | 64または384 | いいえ | XRPまたはトークンの金額。フィールドの長さは、XRPの場合は64ビット、トークンの場合は384ビット64+160+160です。 |
| [Blob][] | 7 | 可変 | はい | 任意のバイナリデータ。このようなフィールドの中で重要なフィールドとして、`TxnSignature`(トランザクションを承認する署名)があります。 |
| [Hash128][] | 4 | 128 | いいえ | 128ビットの任意のバイナリ値。該当する唯一のフィールドは`EmailHash`です。これは、[Gravatar](https://www.gravatar.com/)を取得する目的でアカウント所有者のメールのMD-5ハッシュを保管するフィールドです。 |
| [Hash160][] | 17 | 160 | いいえ | 160ビットの任意のバイナリ値。これにより通貨コードまたはイシュアーが定義されます。 |
@@ -217,25 +217,25 @@ curated_anchors:
[Amount]: #amountフィールド
<!-- TODO: update translation based on the English version, which moves in content from the Currency Formats page -->
「Amount」タイプは、通貨XRPまたは発行済み通貨の額を表す特殊なフィールドタイプです。このタイプは2つのサブタイプで構成されます。
「Amount」タイプは、通貨XRPまたはトークンの額を表す特殊なフィールドタイプです。このタイプは2つのサブタイプで構成されます。
- **XRP**
XRPは64ビット符号なし整数ビッグエンディアンオーダーとしてシリアル化されます。ただし、XRPであることを示すため最上位ビットが常に0であり、プラスの値であることを示す最上位から2番目のビットは`1`となります。XRPの最大額10<sup>17</sup> dropには57ビットが必要であるため、XRPのシリアル化フォーマットを計算するには、標準の64ビット符号なし整数をとり、`0x4000000000000000`のビットOR演算を行います。
- **発行済み通貨**
- **トークン**
発行済み通貨は以下の3つのセグメントで構成され、セグメントの順序は以下のとおりです。
トークンは以下の3つのセグメントで構成され、セグメントの順序は以下のとおりです。
1. [内部通貨フォーマット](currency-formats.html#発行済み通貨の計算)の額を示す64ビット。1番目のビットは、これがXRPではないことを示す`1`です。
1. [内部通貨フォーマット](currency-formats.html#トークンの計算)の額を示す64ビット。1番目のビットは、これがXRPではないことを示す`1`です。
2. [通貨コード](currency-formats.html#通貨コード)を示す160ビット。標準APIでは、[標準通貨コードフォーマット](currency-formats.html#標準通貨コード)を使用して「USD」などの3文字のコードが160ビットのコードに変換されますが、160ビットのカスタムコードも使用できます。
3. イシュアーのアカウントIDを示す160ビット。関連項目: [アカウントアドレスエンコード](addresses.html#アドレスのエンコード)
1番目のビットに基づいて2つのサブタイプのいずれに該当するかを確認できます。`0`の場合はXRP、`1`の場合は発行済み通貨です。
1番目のビットに基づいて2つのサブタイプのいずれに該当するかを確認できます。`0`の場合はXRP、`1`の場合はトークンです。
以下の図に、XRPの額と発行済み通貨の額のシリアル化フォーマットを示します。
以下の図に、XRPの額とトークン額のシリアル化フォーマットを示します。
![「非XRP」ビット、符号ビット、および62ビットの精度で構成されるXRPの額。「非XRP」ビット、符号ビット、指数8ビット、仮数54ビット、通貨コード160ビット、イシュアー160ビットで構成される発行済み通貨の額。](img/serialization-amount.ja.png)
![「非XRP」ビット、符号ビット、および62ビットの精度で構成されるXRPの額。「非XRP」ビット、符号ビット、指数8ビット、仮数54ビット、通貨コード160ビット、イシュアー160ビットで構成されるトークンの額。](img/serialization-amount.ja.png)
### 配列フィールド

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@@ -37,7 +37,7 @@ AccountSetトランザクションは、[XRP Ledgerのアカウント](accountro
| `MessageKey` | 文字列 | Blob | _省略可_ 暗号化されたメッセージをこのアカウントに送信するための公開鍵です。キーを設定するには、正確に33バイトである必要があり、最初のバイトはキーの種類を示します。secp256k1鍵の場合は`0x02`または`0x03`、Ed25519鍵の場合は`0xED`です。キーを削除するには、空の値を使用します。 |
| `NFTokenMinter` | 文字列 | Blob | _(省略可)_ あなたのために[NFTokensをミントする](assign-an-authorized-minter-using-javascript.html)ことができる別のアカウント。 _([NonFungibleTokensV1_1 amendment][]により追加されました.)_ |
| [`SetFlag`](#accountsetのフラグ) | 数値 | UInt32 | _省略可_ このアカウントについてオプションを有効にするための整数フラグ。 |
| [`TransferRate`](#transferrate) | 符号なし整数 | UInt32 | _省略可_ ユーザーがこのアカウントの発行済み通貨を送金するときに請求される手数料。通貨単位の10億分の1で表現されます。手数料なしを意味する特殊なケースの`0`を除いて、`2000000000`より大きくしたり、`1000000000`より小さくしたりすることはできません。 |
| [`TransferRate`](#transferrate) | 符号なし整数 | UInt32 | _省略可_ ユーザーがこのアカウントのトークンを送金するときに請求される手数料。通貨単位の10億分の1で表現されます。手数料なしを意味する特殊なケースの`0`を除いて、`2000000000`より大きくしたり、`1000000000`より小さくしたりすることはできません。 |
| [`TickSize`](ticksize.html) | 符号なし整数 | UInt8 | _省略可_このアドレスによって発行されている通貨が関係するオファーに使用する為替レートの呼値の単位。それらのオファーの為替レートは、この有効桁数へと丸められます。有効な値は`3`から`15`、または無効にするための`0`です_[TickSize Amendment][]により追加されました。_ |
| `WalletLocator` | 文字列 | Hash256 | _省略可_ 任意の256ビット値です。指定された場合、この値はアカウントの設定の一部として保存さ れますが、固有の定義や要件を持ちません。 |
| `WalletSize` | 数値 | UInt32 | _省略可_ 使用されません。このフィールドはAccountSetトランザクションで有効ですが、何の機能もありません |

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@@ -44,7 +44,7 @@ _[Checks Amendment][]が必要です_
- `Destination`がトランザクションの送信者である場合、トランザクションは結果コード`temREDUNDANT`で失敗します。
- `Destination`[アカウント](accounts.html)がレジャーに存在していない場合、トランザクションは結果コード`tecNO_DST`で失敗します。
- `Destination`アカウントでRequireDestフラグが有効であるが、トランザクションに`DestinationTag`フィールドが含まれていない場合、トランザクションは結果コード`tecDST_TAG_NEEDED`で失敗します。
- `SendMax`に[凍結](freezes.html)されている発行済み通貨が指定されている場合、トランザクションは結果コード`tecFROZEN`で失敗します。
- `SendMax`に[凍結](freezes.html)されているトークンが指定されている場合、トランザクションは結果コード`tecFROZEN`で失敗します。
- トランザクションの`Expiration`が過去の日時である場合、トランザクションは結果コード`tecEXPIRED`で失敗します。
- Checkの追加後に送金元が[所有者準備金](reserves.html#所有者準備金)条件を満たすのに十分なXRPを保有していない場合、トランザクションは結果コード`tecINSUFFICIENT_RESERVE`で失敗します。
- Checkの送金元または送金先のいずれかがレジャーでこれ以上のオブジェクトを所有できない場合、トランザクションは結果コード`tecDIR_FULL`で失敗します。

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@@ -90,7 +90,7 @@ _([NonFungibleTokensV1_1 amendment][]により追加されました)_
| `temMALFORMED` | トランザクションのフォーマットが正しくありません。たとえば、`NFTokenSellOffer``NFTokenBuyOffer`のどちらも指定されていないか、`NFTokenBrokerFee`に負の値が指定されています。|
| `tecCANT_ACCEPT_OWN_NFTOKEN_OFFER` | 購入者と販売者が同じアカウントになっています。 |
| `tecEXPIRED` | トランザクションで指定されたオファーの有効期限が既に切れています。 |
| `tecINSUFFICIENT_FUNDS` | 購入者が申し出た金額を全額持っていない。購入額がXRPで指定されている場合、[所有者準備金](reserves.html)が原因である可能性があります。購入額が発行済み通貨である場合、トークンが[凍結](freezes.html) されていることが原因と考えられます。 |
| `tecINSUFFICIENT_FUNDS` | 購入者が申し出た金額を全額持っていない。購入額がXRPで指定されている場合、[所有者準備金](reserves.html)が原因である可能性があります。購入額がトークンである場合、トークンが[凍結](freezes.html) されていることが原因と考えられます。 |
| `tecINSUFFICIENT_PAYMENT` | ブローカーモードにおいて、提示された購入額は、`BrokerFee` _および_ `NFToken`の売却コストを支払うには十分な額ではありません。 |
| `tecOBJECT_NOT_FOUND` | トランザクションで指定されたオファーがレジャーに存在しません。 |
| `tecNFTOKEN_BUY_SELL_MISMATCH` | ブローカーモードにおいて、2つのオファーが有効なマッチングではありません。例えば、販売者が購入者の提示額よりも高い金額を提示している、購入と売却のオファーが異なる通貨で提示されている、販売者が購入者や ブローカーとは異なる販売先を指定している、などです。 |

View File

@@ -54,18 +54,18 @@ NFTokenCreateOfferタイプのトランザクションは、以下のように[`
| エラーコード | 説明 |
|:---------------------------------|:------------------------------------------|
| `temDISABLED` | [NonFungibleTokensV1 Amendment][]は有効ではありません。 |
| `temBAD_AMOUNT` | `Amount`フィールドが有効ではありません。例えば、購入オファーで金額がゼロであったり、金額は発行済み通貨であるが`NFToken`で[`lsfOnlyXRP`フラグ](nftoken.html#nftoken-フラグ)が有効になっている場合などです。 |
| `temBAD_AMOUNT` | `Amount`フィールドが有効ではありません。例えば、購入オファーで金額がゼロであったり、金額はトークンであるが`NFToken`で[`lsfOnlyXRP`フラグ](nftoken.html#nftoken-フラグ)が有効になっている場合などです。 |
| `temBAD_EXPIRATION` | 指定された`Expiration`は無効です(例:`0`)。 |
| `tecDIR_FULL` | 送信者がレジャーにすでにあまりにも多くのオブジェクトを所有しているか、またはこのトークンの売買のオファーがあまりにも多く存在しています。 |
| `tecEXPIRED` | 指定された`Expiration`の時間は既に経過しています。 |
| `tecFROZEN` | `Amount`発行済み通貨で、このオファーからトークンを受け取るトラストラインは[凍結](freezes.html)されています。これは売却者のトラストラインか、`NFToken`の発行者のトラストライン(`NFToken`に送金手数料がある場合)である可能性があります。 |
| `tecFROZEN` | `Amount`トークンで、このオファーからトークンを受け取るトラストラインは[凍結](freezes.html)されています。これは売却者のトラストラインか、`NFToken`の発行者のトラストライン(`NFToken`に送金手数料がある場合)である可能性があります。 |
| `tecINSUFFICIENT_RESERVE` | 送信者はこのオファーを提示した後、[所有者準備金](reserves.html)を満たすのに十分なXRPを持っていません。 |
| `tecNO_DST` | `Destination`に指定されたアカウントがレジャーに存在しません。 |
| `tecNO_ENTRY` | `NFToken`フィールドで指定したアカウントは所有していません。 |
| `tecNO_ISSUER` | `Amount`フィールドで指定した発行者が存在しません。 |
| `tecNO_LINE` | `Amount`フィールドは発行済み通貨ですが、`NFToken`の発行者はそのトークンのトラストラインを持っておらず、`NFToken`は[`lsfTrustLine`フラグ](nftoken.html#nftoken-フラグ)が有効ではありません。 |
| `tecNO_LINE` | `Amount`フィールドはトークンですが、`NFToken`の発行者はそのトークンのトラストラインを持っておらず、`NFToken`は[`lsfTrustLine`フラグ](nftoken.html#nftoken-フラグ)が有効ではありません。 |
| `tecNO_PERMISSION` | `Destination`アカウントが着信する NFTokenOffer をブロックします。 _([DisallowIncoming amendment][] :not_enabled: が必要です。)_
| `tecUNFUNDED_OFFER` | 購入オファーの場合、送信者は`Amount`フィールドで指定された通貨を利用可能です。もし`Amount`がXRPである場合、これは準備不足によるものかもしれません。もし`Amount`発行済み通貨である場合、これは[凍結](freezes.html)されている可能性があります。 |
| `tecUNFUNDED_OFFER` | 購入オファーの場合、送信者は`Amount`フィールドで指定された通貨を利用可能です。もし`Amount`がXRPである場合、これは準備不足によるものかもしれません。もし`Amount`トークンである場合、これは[凍結](freezes.html)されている可能性があります。 |
| `tefNFTOKEN_IS_NOT_TRANSFERABLE` | `NFToken`は[`lsfTransferable`フラグ](nftoken.html#nftoken-flags)が無効になっており、このトランザクションでは`NFToken`を発行者に転送したり発行者から転送したりすることはできません。 |

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@@ -57,7 +57,7 @@ NFTokenMint型のトランザクションでは、以下のように[`Flags`フ
| フラグ名 | 16進数値 | 整数値 | 説明 |
|:--------------|:-------------|:--------------|:------------------------------|
| `tfBurnable` | `0x00000001` | 1 | 発行者(または発行者が許可した者)が`NFToken`を破棄できるようにします。(`NFToken`の所有者は常に破棄することができます)。 |
| `tfOnlyXRP` | `0x00000002` | 2 | 発行された`NFToken`はXRPでのみ売買が可能です。これは、トークンに送金手数料がかかり、発行者がXRP以外の発行済み通貨で手数料を受け取りたくない場合に望ましいでしょう。 |
| `tfOnlyXRP` | `0x00000002` | 2 | 発行された`NFToken`はXRPでのみ売買が可能です。これは、トークンに送金手数料がかかり、発行者がXRP以外のトークンで手数料を受け取りたくない場合に望ましいでしょう。 |
| `tfTrustLine` | `0x00000004` | 4 | **非推奨** 発行者が、発行した`NFToken`を転送する際に受け取る手数料を保有するために、自動的に[トラストライン](trust-lines-and-issuing.html) を作成します。[fixRemoveNFTokenAutoTrustLine Amendment][]により、このフラグの設定は無効となります。 |
| `tfTransferable` | `0x00000008` | 8 | 発行された`NFToken`は他の人に譲渡することができます。このフラグが _有効でない_ 場合、トークンは _発行者から_ 、または _発行者へ_ のみ転送することができます。 |

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@@ -49,7 +49,7 @@ TrustSetタイプのトランザクションについては、[`Flags`フィー
| フラグ名 | 16進数値 | 10進数値 | 説明 |
|:------------------|:-------------|:--------------|:----------------------|
| `tfSetfAuth` | `0x00010000` | 65536 | [このアカウントから発行された通貨](issued-currencies.html)を相手方に保有させることを許可します。([*asfRequireAuth* AccountSet フラグ](accountset.html#accountsetのフラグ)を使用しない場合は効果がありません。)設定を解除できません。 |
| `tfSetfAuth` | `0x00010000` | 65536 | [このアカウントから発行された通貨](tokens.html)を相手方に保有させることを許可します。([*asfRequireAuth* AccountSet フラグ](accountset.html#accountsetのフラグ)を使用しない場合は効果がありません。)設定を解除できません。 |
| `tfSetNoRipple` | `0x00020000` | 131072 | 2つのトラストラインの両方でこのフラグが有効になっている場合、同じ通貨のトラストライン間の[リップリング](rippling.html)をブロックする No Ripple フラグを有効にします。 |
| `tfClearNoRipple` | `0x00040000` | 262144 | No Rippleフラグを無効にし、このトラストラインで[リップリング](rippling.html)を許可します。 |
| `tfSetFreeze` | `0x00100000` | 1048576 | トラストラインを[凍結](freezes.html)します。 |

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@@ -219,7 +219,7 @@ _各_`[[VALIDATORS]]`エントリごとに、以下から任意のフィール
### 通貨
XRP Ledgerで資産、トークン、または通貨を発行する場合は、`[[CURRENCIES]]`リストでそれらに関する情報を提供できます。通貨リストは、(存在する場合)各エントリが二重角括弧を含んだヘッダー`[[CURRENCIES]]`を使用する複数のテーブルの配列でなければなりません。各エントリは、個別の発行済み通貨または資産を示します。 _各_`[[CURRENCIES]]`エントリごと _に_ 、以下から任意のフィールドを指定することができます。
XRP Ledgerで資産、トークン、または通貨を発行する場合は、`[[CURRENCIES]]`リストでそれらに関する情報を提供できます。通貨リストは、(存在する場合)各エントリが二重角括弧を含んだヘッダー`[[CURRENCIES]]`を使用する複数のテーブルの配列でなければなりません。各エントリは、個別のまたは資産を示します。 _各_`[[CURRENCIES]]`エントリごと _に_ 、以下から任意のフィールドを指定することができます。
| フィールド | 型 | 説明 |
|:--------|:-------|:------------------------------------------------------|

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@@ -257,7 +257,7 @@ Clawbackはデフォルトでは無効になっています。Clawbackを使用
新しいアカウントフラグ`DepositAuth`を追加します。これにより、他のアカウントから送信されたトランザクションに係る入金が厳密に拒否されます。企業はこのフラグを使用することで、あらゆる送金人からの送金を受け入れる前に規則に準拠して適切に対処することができます。
支払先のアカウントのこのフラグが有効になっている場合、支払いがXRPでなされるか、発行済み通貨でなされるかにかかわらず、Paymentトランザクションは失敗となります。アカウントが支払先である場合、支払先アカウント自体から上記のトランザクションが送信されなければ、EscrowFinishトランザクションとPaymentChannelClaimトランザクションは失敗します。[Checks][] amendmentが有効である場合、CheckCashトランザクションを送信することによってXRPまたは発行済み通貨をアカウントで受け取ることができます。
支払先のアカウントのこのフラグが有効になっている場合、支払いがXRPでなされるか、トークンでなされるかにかかわらず、Paymentトランザクションは失敗となります。アカウントが支払先である場合、支払先アカウント自体から上記のトランザクションが送信されなければ、EscrowFinishトランザクションとPaymentChannelClaimトランザクションは失敗します。[Checks][] amendmentが有効である場合、CheckCashトランザクションを送信することによってXRPまたはトークンをアカウントで受け取ることができます。
例外として、`DepositAuth`が有効になっているアカウントでは、現在のXRP残高がアカウントの準備金を下回る場合、少額のXRP[アカウント準備金](reserves.html)の最低額以下のPaymentトランザクションを受け取ることができます。
@@ -395,7 +395,7 @@ XRP Ledger内のEscrowにXRPの「仮払い」機能を提供します。これ
| デフォルトの投票(最新の安定版) | はい |
| Amendment前の機能は廃止? | はい |
[送金手数料](transfer-fees.html)に限度を正しく導入し、100%の料金にします。これは、`TransferRate`値の最大値である`2000000000`を表します。この場合の100%の料金とは、送信する1ユニットごとに2ユニットの発行済み通貨を送信する必要があることを意味します。)この修正を行わない場合、有効な限度は`TransferRate`値の2<sup>32</sup>-1、つまり約329%の料金となります。
[送金手数料](transfer-fees.html)に限度を正しく導入し、100%の料金にします。これは、`TransferRate`値の最大値である`2000000000`を表します。この場合の100%の料金とは、送信する1ユニットごとに2ユニットのトークンを送信する必要があることを意味します。)この修正を行わない場合、有効な限度は`TransferRate`値の2<sup>32</sup>-1、つまり約329%の料金となります。
この修正を行う場合、[AccountSet][]トランザクションの`TransferRate``2000000000`より高く設定すると、トランザクションは結果コード`temBAD_TRANSFER_RATE`にて失敗します。以前のルールに従って高い値が設定されている既存のすべての`TransferRate`には、そのまま高い率が適用されます。

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@@ -42,7 +42,7 @@ npm install xrpl
## 作り始めましょう
XRP Ledgerを使用する際には、XRPを[ウォレット](wallets.html)に追加したり、[分散型取引所](decentralized-exchange.html)と統合したり、[トークンを発行](issued-currencies.html)したりと、管理しなければならないことがいくつかあります。このチュートリアルでは、これらすべてのユースケースを始めるための共通の基本パターンを説明し、それらを実装するためのサンプルコードを提供します。
XRP Ledgerを使用する際には、XRPを[ウォレット](wallets.html)に追加したり、[分散型取引所](decentralized-exchange.html)と統合したり、[トークンを発行](tokens.html)したりと、管理しなければならないことがいくつかあります。このチュートリアルでは、これらすべてのユースケースを始めるための共通の基本パターンを説明し、それらを実装するためのサンプルコードを提供します。
多くのXRP Ledgerプロジェクトで使用している手順をご紹介します。

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@@ -19,7 +19,7 @@ WebSocketは、クライアントとサーバーが1つの接続を確立し、
- このページの例では、すべての主要な最新ブラウザーで使用できるJavaScriptおよびWebSocketプロトコルを使用しています。JavaScriptにある程度習熟し、WebSocketクライアントを使用する他のプログラミング言語の専門知識があれば、選択する言語に手順を適合させながら進めていくことができます。
- 安定したインターネット接続と`rippled`サーバーへアクセスが必要です。埋め込まれている例では、Rippleの公開サーバーのプールに接続します。[独自の`rippled`サーバーを運用](install-rippled.html)する場合は、ローカルでそのサーバーに接続することもできます。
- 丸め方によるエラーを発生させることなくXRPの価値を適切に処理するには、64ビット符号なし整数で計算できる数値タイプを使用できる必要があります。このチュートリアルの例では、[big.js](https://github.com/MikeMcl/big.js/)を使用しています。[発行済み通貨](issued-currencies.html)を使用する場合は、さらに高い精度が求められます。詳細は、[通貨の精度](currency-formats.html#xrpの精度)を参照してください。
- 丸め方によるエラーを発生させることなくXRPの価値を適切に処理するには、64ビット符号なし整数で計算できる数値タイプを使用できる必要があります。このチュートリアルの例では、[big.js](https://github.com/MikeMcl/big.js/)を使用しています。[トークン](tokens.html)を使用する場合は、さらに高い精度が求められます。詳細は、[通貨の精度](currency-formats.html#xrpの精度)を参照してください。
<!-- Helper for interactive tutorial breadcrumbs -->
<script type="application/javascript" src="assets/vendor/big.min.js"></script>
@@ -334,7 +334,7 @@ WS_HANDLERS["transaction"] = log_tx
## {{n.next()}}. 着信ペイメントの読み取り
アカウントをサブスクライブすると、 _アカウントへのすべてのトランザクションとアカウントからのすべてのトランザクション_ 、および _アカウントに間接的に影響を及ぼすトランザクション_ に関するメッセージが表示されます。この例として、[発行済み通貨](issued-currencies.html)の取引があります。アカウントが着信ペイメントを受け取った日時を認識することを目的とする場合、トランザクションストリームを絞り込んで、実際に支払われた額に基づいて支払いを処理する必要があります。以下の情報を探します。
アカウントをサブスクライブすると、 _アカウントへのすべてのトランザクションとアカウントからのすべてのトランザクション_ 、および _アカウントに間接的に影響を及ぼすトランザクション_ に関するメッセージが表示されます。この例として、[トークン](tokens.html)の取引があります。アカウントが着信ペイメントを受け取った日時を認識することを目的とする場合、トランザクションストリームを絞り込んで、実際に支払われた額に基づいて支払いを処理する必要があります。以下の情報を探します。
- **`validated`フィールド**は、トランザクションの結果が[最終的である](finality-of-results.html)ことを示します。これは、`accounts`をサブスクライブする場合に常に当てはまりますが、`accounts_proposed`または`transactions_proposed`ストリーム _も_ サブスクライブしている場合は、サーバーは未確認のトランザクションに関して同様のメッセージを同じ接続で送信します。予防策として、`validated`フィールドを常に確認することをお勧めします。
@@ -344,7 +344,7 @@ WS_HANDLERS["transaction"] = log_tx
- **`transaction.TransactionType`フィールド**はトランザクションのタイプです。アカウントに通貨を送金できる可能性があるトランザクションのタイプは以下のとおりです。
- **[Paymentトランザクション][]** はXRPまたは[発行済み通貨](issued-currencies.html)を送金できます。受取人のアドレスを含んでいる`transaction.Destination`フィールドによってこれらを絞り込み、必ず`meta.delivered_amount`を使用して実際に支払われた額を確認します。XRPの額は、[文字列のフォーマットで記述されます](basic-data-types.html#通貨額の指定)。
- **[Paymentトランザクション][]** はXRPまたは[トークン](tokens.html)を送金できます。受取人のアドレスを含んでいる`transaction.Destination`フィールドによってこれらを絞り込み、必ず`meta.delivered_amount`を使用して実際に支払われた額を確認します。XRPの額は、[文字列のフォーマットで記述されます](basic-data-types.html#通貨額の指定)。
**警告:** 代わりに`transaction.Amount`フィールドを使用すると、[Partial Paymentの悪用](partial-payments.html#partial-paymentの悪用)に対して脆弱になる可能性があります。不正使用者はこの悪用を行ってあなたをだまし、あなたが支払ったよりも多くの金額を交換または引き出すことができます。
@@ -352,7 +352,7 @@ WS_HANDLERS["transaction"] = log_tx
- **[EscrowFinishトランザクション][]** は、以前の[EscrowCreateトランザクション][]によって作成された[Escrow](escrow.html)を終了することでXRPを送金できます。**EscrowFinishトランザクション**のメタデータを確認すると、escrowからXRPを受け取ったアカウントと、その額を確認できます。
- **[OfferCreateトランザクション][]** はアカウントがXRP Ledgerの[分散型取引所](decentralized-exchange.html)で以前発行したオファーを消費することで、XRPまたは発行済み通貨を送金できます。オファーを発行しないと、この方法で金額を受け取ることはできません。メタデータを確認して、アカウントが受け取った通貨(この情報がある場合)と、金額を確認します。
- **[OfferCreateトランザクション][]** はアカウントがXRP Ledgerの[分散型取引所](decentralized-exchange.html)で以前発行したオファーを消費することで、XRPまたはトークンを送金できます。オファーを発行しないと、この方法で金額を受け取ることはできません。メタデータを確認して、アカウントが受け取った通貨(この情報がある場合)と、金額を確認します。
- **[PaymentChannelClaimトランザクション][]** では、[Payment Channel](payment-channels.html)からXRPを送金できます。メタデータを確認して、トランザクションからXRPを受け取ったアカウントこの情報がある場合を確認します。

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@@ -145,10 +145,10 @@ Loading: "/etc/opt/ripple/rippled.cfg"
- ユーザーが送金理由や送金相手をタグ付けせずに送金できないようにするために、[宛先タグを要求する](require-destination-tags.html)。
- アカウントセキュリティを強化するために、[マルチシグを設定する](set-up-multi-signing.html)。
- 明示的に承認した送金、または事前に承認した相手からの送金のみを受け取れるようにするために、[DepositAuthを有効にする](depositauth.html)。
- ユーザーがあなたの許可なくあなたへの[トラストライン](trust-lines-and-issuing.html)を開けないようにするために、[RequireAuthを有効にする](authorized-trust-lines.html#requireauthの有効化)。XRP Ledgerの分散型取引所や発行済み通貨機能を使用する予定がない場合は、これを対策として行うことをお勧めします。
- 発行済み通貨[ゲートウェイ](stablecoin-issuer.html)には次のような追加の設定がある場合があります。
- 発行済み通貨を送金するユーザーに対して[TransferRateを設定する](stablecoin-issuer.html#transfer-fees)。
- このアドレスを発行済み通貨のみに使用する予定の場合は、[XRPペイメントを禁止する](stablecoin-issuer.html#disallow-xrp)。
- ユーザーがあなたの許可なくあなたへの[トラストライン](trust-lines-and-issuing.html)を開けないようにするために、[RequireAuthを有効にする](authorized-trust-lines.html#requireauthの有効化)。XRP Ledgerの分散型取引所やトークン機能を使用する予定がない場合は、これを対策として行うことをお勧めします。
- トークン[ゲートウェイ](stablecoin-issuer.html)には次のような追加の設定がある場合があります。
- トークンを送金するユーザーに対して[TransferRateを設定する](stablecoin-issuer.html#transfer-fees)。
- このアドレスをトークンのみに使用する予定の場合は、[XRPペイメントを禁止する](stablecoin-issuer.html#disallow-xrp)。
この段階では、トランザクションに署名をするだけで、まだ送信しません。各トランザクションに対して、`Fee`[トランザクションコスト](transaction-cost.html))や`Sequence`[シーケンス番号][])など、通常は自動入力可能なフィールドを含めて、すべてのフィールドに入力する必要があります。一度に複数のトランザクションを準備する場合は、トランザクションの実行順にシーケンシャルに増やした`Sequence`番号を使用する必要があります。

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@@ -5,4 +5,4 @@ template: pagetype-category.html.jinja
---
# Escrowの使用
XRP Ledgerは、一定時間の経過後か暗号条件が満たされた場合にのみ実行されるEscrowをサポートします。Escrowが送金できるのはXRPのみで、発行済み通貨は送金できません。
XRP Ledgerは、一定時間の経過後か暗号条件が満たされた場合にのみ実行されるEscrowをサポートします。Escrowが送金できるのはXRPのみで、トークンは送金できません。

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@@ -31,7 +31,7 @@ Checkから可能な限りの額を受領したい場合には、変動金額で
| `TransactionType` | 文字列 | 値が`CheckCash`の場合、これはCheckCashトランザクションです。 |
| `Account` | 文字列(アドレス) | Checkを換金する送信者のアドレス。あなたのアドレスです。 |
| `CheckID` | 文字列 | レジャーで換金するCheckオブジェクトのID。この情報を確認するには、[txメソッド][]を使用してCheckCreateトランザクションのメタデータを調べるか、または[account_objectsメソッド][]を使用してCheckを探します。 |
| `DeliverMin` | 文字列またはオブジェクト(額) | Checkから受領する最小額。この額を受領できない場合はCheckの換金が失敗し、Checkがレジャーに残るので、後で換金を再試行できます。XRPの場合、XRPのdrop数を示す文字列でなければなりません。発行済み通貨の場合、これは`currency``issuer`、および`value` フィールドを持つオブジェクトです。`currency`フィールドと`issuer`フィールドは、Checkオブジェクトの対応するフィールドに一致しており、`value`はCheckオブジェクトの額以下でなければなりません。詳細は、[通貨額の指定][]を参照してください。 |
| `DeliverMin` | 文字列またはオブジェクト(額) | Checkから受領する最小額。この額を受領できない場合はCheckの換金が失敗し、Checkがレジャーに残るので、後で換金を再試行できます。XRPの場合、XRPのdrop数を示す文字列でなければなりません。トークンの場合、これは`currency``issuer`、および`value` フィールドを持つオブジェクトです。`currency`フィールドと`issuer`フィールドは、Checkオブジェクトの対応するフィールドに一致しており、`value`はCheckオブジェクトの額以下でなければなりません。詳細は、[通貨額の指定][]を参照してください。 |
### 変動金額で換金するCheckCashトランザクションの準備の例
@@ -162,7 +162,7 @@ Checkを変動金額で換金するためのトランザクションを準備す
| `tecNO_LINE` | 受取人がCheckの通貨のトラストラインを所有していません。 | このイシュアーからのこの通貨を保有するには、指定された通貨とイシュアーのトラストラインを作成し、[TrustSetトランザクション][]を使用してこのトラストラインに適切な限度額を設定してから、Checkの換金を再試行します。 |
| `tecNO_PERMISSION` | CheckCashトランザクションの送信者はCheckの`Destination`ではありません。 | Checkの`Destination`を再度確認します。 |
| `tecNO_AUTH` | このCheckの通貨のイシュアーは[Authorized Trust Line](authorized-trust-lines.html)を使用していますが、受取人からイシュアーへのトラストラインが承認されていません。 | このトラストラインを承認するようイシュアーに依頼し、承認されたらCheckの換金を再試行します。 |
| `tecPATH_PARTIAL` | トラストラインの限度額、または送金元に送金通貨の残高(イシュアーの[送金手数料](transfer-fees.html)がある場合はこの手数料を含むが十分になかったことが原因で、Checkでは十分な発行済み通貨を送金できませんでした。 | 原因がトラストラインの限度額である場合は、(希望する場合には)限度額を引き上げる[TrustSetトランザクション][]を送信するか、または通貨の一部を消費して残高を減らしてから、Checkの換金を再試行します。原因が送金元の残高である場合は、送金元にCheckの通貨が積み増しされるまで待つか、または以前よりも低い額でCheckの換金を再試行します。 |
| `tecPATH_PARTIAL` | トラストラインの限度額、または送金元に送金通貨の残高(イシュアーの[送金手数料](transfer-fees.html)がある場合はこの手数料を含むが十分になかったことが原因で、Checkでは十分なトークンを送金できませんでした。 | 原因がトラストラインの限度額である場合は、(希望する場合には)限度額を引き上げる[TrustSetトランザクション][]を送信するか、または通貨の一部を消費して残高を減らしてから、Checkの換金を再試行します。原因が送金元の残高である場合は、送金元にCheckの通貨が積み増しされるまで待つか、または以前よりも低い額でCheckの換金を再試行します。 |
| `tecUNFUNDED_PAYMENT` | Checkで十分なXRPを送金できませんでした。 | 送金元にXRPが積み増しされるまで待つか、または以前よりも低い額でCheckの換金を再試行します。 |
## {{cash_flex_n.next()}}.送金された額の確認
@@ -200,15 +200,15 @@ Checkが変動する`DeliverMin`の額で換金された場合は、Checkは少
"DeliverMin" : "95000000",
"Fee" : "10",
- Checkの送金元または受取人がイシュアーである発行済み通貨の場合、これらのアカウント間のトラストラインを表す`RippleState`オブジェクトでは、`Balance`がCheckの受取人に有利な方法で調整されています。
- Checkの送金元または受取人がイシュアーであるトークンの場合、これらのアカウント間のトラストラインを表す`RippleState`オブジェクトでは、`Balance`がCheckの受取人に有利な方法で調整されています。
<!-- {# TODO: example of single-RippleState balance changes #}-->
- イシュアーが第三者である発行済み通貨の場合、2つの`RippleState`送金元からイシュアーへのトラストラインとイシュアーから受取人へのトラストラインに対する変更があります。Checkの送金元とイシュアーの関係を表す`RippleState`オブジェクトではその`Balance`がイシュアーに有利に変更され、イシュアーと受取人の間の関係を表す`RippleState`オブジェクトではその`Balance`が受取人に有利に変更されます。
- イシュアーが第三者であるトークンの場合、2つの`RippleState`送金元からイシュアーへのトラストラインとイシュアーから受取人へのトラストラインに対する変更があります。Checkの送金元とイシュアーの関係を表す`RippleState`オブジェクトではその`Balance`がイシュアーに有利に変更され、イシュアーと受取人の間の関係を表す`RippleState`オブジェクトではその`Balance`が受取人に有利に変更されます。
<!--{# TODO: example of double-RippleState balance changes #}-->
- 発行済み通貨に[送金手数料](transfer-fees.html)がある場合、受取人への入金額を上回る額がCheckの送金元から引き落とされます。この差額が送金手数料であり、これがイシュアーに戻されることによりイシュアーの正味の債務は減少します。
- トークンに[送金手数料](transfer-fees.html)がある場合、受取人への入金額を上回る額がCheckの送金元から引き落とされます。この差額が送金手数料であり、これがイシュアーに戻されることによりイシュアーの正味の債務は減少します。
<!--{# common links #}-->
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}

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@@ -28,7 +28,7 @@ Checkがレジャーに含まれており有効期限切れではない場合は
| `TransactionType` | 文字列 | 値が`CheckCash`の場合、これはCheckCashトランザクションです。 |
| `Account` | 文字列(アドレス) | Checkを換金する送信者のアドレス。あなたのアドレスです。 |
| `CheckID` | 文字列 | レジャーで換金するCheckオブジェクトのID。この情報を確認するには、[txメソッド][]を使用してCheckCreateトランザクションのメタデータを調べるか、または[account_objectsメソッド][]を使用してCheckを探します。 |
| `Amount` | 文字列またはオブジェクト(額) | Checkから精算する額。XRPの場合、XRPのdrop数を示す文字列でなければなりません。発行済み通貨の場合、これは`currency``issuer`、および`value` フィールドを持つオブジェクトです。`currency`フィールドと`issuer`フィールドは、Checkオブジェクトの対応するフィールドに一致しており、`value`はCheckオブジェクトの額以下でなければなりません。送金手数料のかかる通貨の場合、`SendMax`で送金手数料を支払えるように、`SendMax`よりも低い額を換金する必要があります。この額を受領できない場合はCheckの換金が失敗し、Checkがレジャーに残るので、後で換金を再試行できます。詳細は、[通貨額の指定][]を参照してください。 |
| `Amount` | 文字列またはオブジェクト(額) | Checkから精算する額。XRPの場合、XRPのdrop数を示す文字列でなければなりません。トークンの場合、これは`currency``issuer`、および`value` フィールドを持つオブジェクトです。`currency`フィールドと`issuer`フィールドは、Checkオブジェクトの対応するフィールドに一致しており、`value`はCheckオブジェクトの額以下でなければなりません。送金手数料のかかる通貨の場合、`SendMax`で送金手数料を支払えるように、`SendMax`よりも低い額を換金する必要があります。この額を受領できない場合はCheckの換金が失敗し、Checkがレジャーに残るので、後で換金を再試行できます。詳細は、[通貨額の指定][]を参照してください。 |
### 正確な金額で換金するCheckCashトランザクションの準備の例
@@ -125,7 +125,7 @@ Checkを正確な金額で換金するためのトランザクションを準備
トランザクションのステータスを確認するには、CheckCashトランザクションの識別用ハッシュを指定した[txメソッド][]を使用します。トランザクションが成功したことを示す`"TransactionResult": "tesSUCCESS"`フィールドをトランザクションメタデータから検索し、またこの結果が最終結果であることを示す`"validated": true`フィールドを結果から検索します。
Checkが正確な`Amount`で換金された場合は、受取人に対し正確な額が入金されたと想定できます(発行済み通貨の金額が極めて大きい場合や小さい場合は、金額が丸められることがあります)。
Checkが正確な`Amount`で換金された場合は、受取人に対し正確な額が入金されたと想定できます(トークンの金額が極めて大きい場合や小さい場合は、金額が丸められることがあります)。
Checkを換金できない場合、Checkはレジャーに残るため、後日換金を再試行できます。代わりに[Checkを変動金額で換金する](cash-a-check-for-a-flexible-amount.html)ことができます。

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@@ -38,7 +38,7 @@ Checkの額と、Checkを現金化できる当事者を決定します。[CheckC
| `TransactionType` | 文字列 | このフィールドには文字列`CheckCreate`を使用します。 |
| `Account` | 文字列(アドレス) | Checkを作成する送金元のアドレス。あなたのアドレスです。 |
| `Destination` | 文字列(アドレス) | Checkを換金できる指定受取人のアドレス。 |
| `SendMax` | 文字列またはオブジェクト(額) | Checkが現金化されるときに送金元から引き出される最大額。XRPの場合、XRPのdrop数を示す文字列を使用します。発行済み通貨の場合、`currency``issuer`、および`value` フィールドを含むオブジェクトを使用します。詳細は、[通貨額の指定][]を参照してください。受取人がXRP以外の通貨で正確な額のCheckを換金できるようにし、かつ[送金手数料](transfer-fees.html)を含めるには、送金手数料分の追加パーセンテージを必ず指定してください。たとえば受取人が送金手数料2%でCheckをイシュアーからの100 CADに現金化できるようにするには、`SendMax`をイシュアーからの102 CADに設定する必要があります。 |
| `SendMax` | 文字列またはオブジェクト(額) | Checkが現金化されるときに送金元から引き出される最大額。XRPの場合、XRPのdrop数を示す文字列を使用します。トークンの場合、`currency``issuer`、および`value` フィールドを含むオブジェクトを使用します。詳細は、[通貨額の指定][]を参照してください。受取人がXRP以外の通貨で正確な額のCheckを換金できるようにし、かつ[送金手数料](transfer-fees.html)を含めるには、送金手数料分の追加パーセンテージを必ず指定してください。たとえば受取人が送金手数料2%でCheckをイシュアーからの100 CADに現金化できるようにするには、`SendMax`をイシュアーからの102 CADに設定する必要があります。 |
### CheckCreateトランザクションの準備の例

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@@ -4,6 +4,6 @@ Checkを換金するための前提条件は、正確な金額を換金する場
- 例えば、以下の例では、あるCheckのIDとして`838766BA2B995C00744175F69A1B11E32C3DBC40E64801A4056FCBD657F57334`を使用していますが、各ステップをご自分で行う際には、異なるIDを使用する必要があります。
- Checkに記載されている受取人の**アドレス**と**秘密鍵**。このアドレスは、Checkオブジェクトの`Destination`アドレスと一致している必要があります。
- 発行済み通貨用のCheckの場合は、ご自身受取人にイシュアーに対するトラストラインがある必要があります。このトラストライン上のご自身の限度額は、受け取る金額を追加するための残高より十分高くなければなりません。
- トラストラインと限度額について詳しくは、[発行済み通貨](issued-currencies.html)および[トラストラインと発行](trust-lines-and-issuing.html)を参照してください。
- トラストラインと限度額について詳しくは、[トークン](tokens.html)および[トラストラインと発行](trust-lines-and-issuing.html)を参照してください。
- [トランザクションに安全に署名できる手段](secure-signing.html)。
- XRP Ledgerに接続できる[クライアントライブラリ](client-libraries.html)か、それとも[HTTPライブラリ、WebSocketライブラリなど](get-started-using-http-websocket-apis.html)。

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@@ -5,4 +5,4 @@ template: pagetype-category.html.jinja
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# Use Escrows
The XRP Ledger supports escrows that can be executed only after a certain time has passed or a cryptographic condition has been fulfilled. Escrows can only send XRP, not issued currencies.
The XRP Ledger supports escrows that can be executed only after a certain time has passed or a cryptographic condition has been fulfilled. Escrows can only send XRP, not issued currencies.

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