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@@ -0,0 +1,90 @@
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# プライベートサーバーの設定
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[プライベートサーバー](peer-protocol.html#プライベートピア)は、オープンなピアツーピアネットワーク内の検出されたピアに直接接続するのではなく、特定の信頼できるピアのみを通じてネットワークに接続する`rippled`サーバーです。この種の構成は、[バリデータ](run-rippled-as-a-validator.html)に一般的に推奨される任意の対策ですが、その他の特定の目的でも役立ちます。
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## 前提条件
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プライベートサーバーを使用するには、次の前提条件を満たしている必要があります。
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- [`rippled`をインストール](install-rippled.html)して最新バージョンにアップデートし、まだ実行していない状態である必要があります。
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- 自社で運用している**プロキシ**を通じて接続するか、**公開ハブ**を通じて接続するかを決める必要があります。これらの選択肢の違いについては、[ピアリング構成のメリットとデメリット](peer-protocol.html#ピア接続設定のメリットとデメリット)を参照してください。
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- プロキシを使用している場合、`rippled`がインストールされていてプロキシとして使用し実行される別のマシンが必要です。これらのサーバーは、外部のネットワークとプライベートサーバーに接続できる必要があります。
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- どちらの構成でも、接続先のピアのIPアドレスとポートを把握しておく必要があります。
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## 手順
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特定のサーバーをプライベートピアとして設定するには、次の手順を実行します。
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1. `rippled`の構成ファイルを編集します。
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vim /etc/opt/ripple/rippled.cfg
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{% include '_snippets/conf-file-location.md' %}<!--_ -->
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2. プライベートピアリングを有効にします。
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構成ファイルに以下のスタンザを追加するか、コメントを解除します。
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[peer_private]
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1
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3. 固定数のピアを追加します。
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構成ファイルに`[ips_fixed]`スタンザを追加するか、コメントを解除します。このスタンザの各行は、接続先のピアのホスト名またはIPアドレス、1個の空白文字、このピアがピアプロトコル接続を受け付けるポートの順に記載されている必要があります。
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例えば、**公開ハブ**を使用して接続する場合は、以下のスタンザを使用できます。
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[ips_fixed]
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r.ripple.com 51235
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zaphod.alloy.ee 51235
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サーバーが**プロキシ**を使用して接続している場合は、IPアドレスとポートが、プロキシとして使用している`rippled`サーバーの構成と一致している必要があります。これらの各サーバーについては、ポート番号が、サーバーの構成ファイルに記載されている`protocol = peer`ポート(通常は51235)と一致している必要があります。例えば、構成は次のようになります。
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[ips_fixed]
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192.168.0.1 51235
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192.168.0.2 51235
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4. プロキシを使用している場合、プロキシをプライベートピアと互いを含めてクラスター化します。
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公開ハブを使用している場合は、このステップをスキップします。
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プロキシを使用している場合、プライベートピアを含む[クラスターとしてプロキシを構成](cluster-rippled-servers.html)します。クラスターの各メンバーは、クラスターの_他の_各メンバーをリストにした`[ips_fixed]`スタンザを持っている必要があります。ただし、`[peer_private]`スタンザを持つのは**プライベートサーバーのみ**とします。
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各プロキシで`rippled`を再起動します。各プロキシサーバーで、次のようにします。
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sudo service systemctl restart rippled
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5. プライベートサーバーで`rippled`を起動します。
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sudo service systemctl start rippled
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6. [peersメソッド][]を使用して、プライベートサーバーが自身のピアに _のみ_ 接続していることを確認します。
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応答の`peers`配列に、構成済みのピアのいずれでもない`address`を持つオブジェクトが含まれていてはなりません。含まれている場合は、構成ファイルを再度確認して、プライベートサーバーを再起動します。
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## 次のステップ
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追加の予防対策として、自身のピアでないサーバーからプライベートサーバーへの着信接続をブロックするようにファイアウォールを設定する必要があります。プロキシサーバーを実行している場合は、ファイヤーウォールを通じてプロキシに[ピアポートを転送](forward-ports-for-peering.html)するようにします。ただし、プライベートピアで**ない**ものに転送します。この設定方法の具体的な手順は、使用するファイアウォールによって異なります。
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ファイアウォールがポート80で発信HTTP接続を**ブロックしない**ことを確認します。デフォルトの設定では、このポートを使用して**vl.ripple.com**から最新の推奨バリデータリストをダウンロードします。バリデータリストがないと、サーバーはどのバリデータを信頼してよいかわからず、ネットワークが、いつコンセンサスに至ったかを認識できません。
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## 関連項目
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- **コンセプト:**
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- [ピアプロトコル](peer-protocol.html)
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- [コンセンサス](consensus.html)
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- [並列ネットワーク](parallel-networks.html)
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- **チュートリアル:**
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- [ピアクローラーの設定](configure-the-peer-crawler.html)
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- **リファレンス:**
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- [peersメソッド][]
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- [connectメソッド][]
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- [fetch_infoメソッド][]
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||||
- [ピアクローラー](peer-crawler.html)
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<!--{# common link defs #}-->
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{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
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{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
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{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
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@@ -0,0 +1,5 @@
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# ピアリングの設定
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XRP Ledgerのピアツーピアプロトコルは、ほとんどの場合、ピア接続を自動的に管理します。場合によっては、サーバーが接続するピアを手動で調整して、サーバーの可用性とネットワークの他の部分との接続性を最大限に高めたいというケースがあります。
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同じデータセンター内で複数のサーバーを稼動させている場合は、[クラスター化](cluster-rippled-servers.html)して効率を向上させたいケースがあります。ピアツーピアネットワークのトポロジー内の重要なハブなど、稼動していないが接続を維持したいサーバー用の予約済みピアスロットを使うことができます。他のピアについては、サーバーはピアを自動検出し、その接続を管理しますが、望ましくない動作をするピアをブロックするように手動で介入することもできます。
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@@ -0,0 +1,59 @@
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# ピアリングのポート転送
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XRP Ledgerのピアツーピアネットワーク内にあるサーバーは、[ピアプロトコル](peer-protocol.html)を介して通信します。セキュリティとネットワークの他の部分との接続を両立させるために、ファイアウォールを使用して、サーバーをほとんどのポートから保護し、ピアプロトコルポートだけを開放するか転送するようにする必要があります。
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`rippled`サーバーの稼動中に、[server_infoメソッド][]を実行すると、いくつのピアがあるか確認することができます。`info`オブジェクトの`peers`フィールドは、サーバーに現在接続しているピアの数を示します。この数が10または11の場合、通常はファイアウォールが着信接続をブロックしていることを示します。
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ファイアウォールが着信ピア接続をブロックしていると思われるためピアが10個しかないことを示している`server_info`の結果の例(一部省略)は次のとおりです。
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```json
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$ ./rippled server_info
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Loading: "/etc/opt/ripple/rippled.cfg"
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2019-Dec-23 22:15:09.343961928 HTTPClient:NFO Connecting to 127.0.0.1:5005
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{
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"result" : {
|
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"info" : {
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...(省略)...
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"load_factor" : 1,
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"peer_disconnects" : "0",
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||||
"peer_disconnects_resources" : "0",
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||||
"peers" : 10,
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||||
"pubkey_node" : "n9KUjqxCr5FKThSNXdzb7oqN8rYwScB2dUnNqxQxbEA17JkaWy5x",
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||||
"pubkey_validator" : "n9KM73uq5BM3Fc6cxG3k5TruvbLc8Ffq17JZBmWC4uP4csL4rFST",
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||||
"published_ledger" : "none",
|
||||
"server_state" : "connected",
|
||||
...(省略)...
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},
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||||
"status" : "success"
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}
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}
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||||
```
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着信接続を許可するために、ピアプロトコルポートを転送するようにファイアウォールを設定します。ピアプロトコルポートは、デフォルトの構成ファイルでは**ポート51235**で提供されます。ポートの転送の手順はファイアウォールによって異なります。例えば、Red Hat Enterprise Linuxで`firewalld`ソフトウェアファイアウォールを使用している場合は、[`firewall-cmd`ツールを使用](https://access.redhat.com/documentation/en-us/red_hat_enterprise_linux/7/html/security_guide/sec-port_forwarding)して、TCPトラフィックを次のように転送します。
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```sh
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$ sudo firewall-cmd --add-forward-port=port=51235:proto=tcp:toport=51235
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```
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その他のソフトウェアファイアウォールとハードウェアファイアウォールについては、メーカー公式のドキュメントを参照してください。
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## 関連項目
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- **コンセプト:**
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- [ピアプロトコル](peer-protocol.html)
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||||
- [`rippled`サーバー](the-rippled-server.html)
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||||
- **チュートリアル:**
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||||
- [容量の計画](capacity-planning.html)
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||||
- [`rippled`サーバーのトラブルシューティング](troubleshoot-the-rippled-server.html)
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||||
- **リファレンス:**
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||||
- [connectメソッド][]
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||||
- [peersメソッド][]
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||||
- [printメソッド][]
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||||
- [server_infoメソッド][]
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<!--{# common link defs #}-->
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{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
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{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
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||||
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
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@@ -0,0 +1,72 @@
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# 特定のピアへの手動接続
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サーバーをXRP Ledgerネットワーク内の特定の[ピア](peer-protocol.html)に手動で接続するには、次の手順を実行します。
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**ヒント:** サーバーが起動時にこのサーバーに自動的に接続して、以降も接続を維持するようにするには、そのピアに対して[ピアリザベーション](use-a-peer-reservation.html)を設定することができます。
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## 前提条件
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- 接続先のピアのIPアドレスを把握しておく必要があります。
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- 接続先のピアがXRP Ledger[ピアプロトコル](peer-protocol.html)に使用するポートを把握しておく必要があります。デフォルトでは、ポート51235です。
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- サーバーからピアへのネットワーク接続を用意する必要があります。例えば、ピアサーバーは[ファイアウォールを通じて適切なポートを転送する](forward-ports-for-peering.html)必要があります。
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||||
- ピアサーバーに使用可能なピアスロットがある必要があります。ピアがすでにピアの最大数に達している場合、ピアサーバーのオペレーターに依頼して、サーバーの[ピアリザベーション](use-a-peer-reservation.html)を追加してもらいます。
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## 手順
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接続するには、[connectメソッド][]を使用します。例:
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<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
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*WebSocket*
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```
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{
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"command": "connect",
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"ip": "169.54.2.151",
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"port": 51235
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}
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```
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||||
*JSON-RPC*
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```
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{
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||||
"method": "connect",
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||||
"params": [
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{
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||||
"ip": "169.54.2.151",
|
||||
"port": 51235
|
||||
}
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]
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||||
}
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```
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|
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*コマンドライン*
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```
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rippled connect 169.54.2.151 51235
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```
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<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
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## 関連項目
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- **コンセプト:**
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||||
- [ピアプロトコル](peer-protocol.html)
|
||||
- [`rippled`サーバー](the-rippled-server.html)
|
||||
- **チュートリアル:**
|
||||
- [容量の計画](capacity-planning.html)
|
||||
- [`rippled`サーバーのトラブルシューティング](troubleshoot-the-rippled-server.html)
|
||||
- **リファレンス:**
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||||
- [connectメソッド][]
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- [peersメソッド][]
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||||
- [printメソッド][]
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||||
- [server_infoメソッド][]
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||||
<!--{# common link defs #}-->
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||||
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
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||||
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
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{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
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@@ -0,0 +1,48 @@
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# ピアの最大数の設定
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`rippled`サーバーには、接続先の[ピア](peer-protocol.html)の数を定める設定可能なソフト最大数があります。ピアのデフォルトの最大数は**21**です。
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**注記:** 内部的に、サーバーは受信ピアと送信ピアのおおよそのクォータを生成します。[固定ピアやピアリザベーション](peer-protocol.html#固定ピアとピアリザベーション)を使用している場合、あるいは[connectメソッド][]を使用して追加のピアに手動で接続している場合は、このソフト最大数を超える可能性があります。
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サーバーが許可するピアの最大数を変更するには、以下の手順を実行します。
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1. `rippled`の構成ファイルを編集します。
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$ vim /etc/opt/ripple/rippled.cfg
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{% include '_snippets/conf-file-location.md' %}<!--_ -->
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2. 構成ファイルで、`[peers_max]`スタンザのコメントを解除して編集するか、まだない場合は追加します。
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[peers_max]
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30
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スタンザの内容は、許可するピアの合計数を示す整数のみである必要があります。デフォルトでは、サーバーは受信ピアが約85%、送信ピアが約15%という比率を維持するように試みますが、送信ピアの最小数が10であるため、68未満の値にしても、サーバーが行う送信ピア接続の数は増えません。
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`[peers_max]`値を10未満にした場合でも、サーバーはハードコーディングされた最小数である10台の送信ピアを許可するため、ネットワークとの接続を維持できます。すべての送信ピア接続をブロックするには、[サーバーをプライベートピアとして設定](run-rippled-as-a-validator.html#プロキシを使用した接続)します。
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**注意:** 接続先のピアサーバーが増えると、`rippled`サーバーが使用するネットワーク帯域幅も増えます。`rippled`サーバーに良好なネットワーク接続があり、使用する帯域幅のコストを許容できる場合にのみ、ピアサーバーの数に大きな値を設定してください。
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3. `rippled`サーバーを再起動します。
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$ sudo systemctl restart rippled.service
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## 関連項目
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||||
- **コンセプト:**
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||||
- [ピアプロトコル](peer-protocol.html)
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||||
- [`rippled`サーバー](the-rippled-server.html)
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||||
- **チュートリアル:**
|
||||
- [容量の計画](capacity-planning.html)
|
||||
- [`rippled`サーバーのトラブルシューティング](troubleshoot-the-rippled-server.html)
|
||||
- **リファレンス:**
|
||||
- [connectメソッド][]
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||||
- [peersメソッド][]
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||||
- [printメソッド][]
|
||||
- [server_infoメソッド][]
|
||||
|
||||
<!--{# common link defs #}-->
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||||
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
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{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
|
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{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
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@@ -0,0 +1,178 @@
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||||
# ピアリザベーションの使用
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[ピアリザベーション][]を使用すると、`rippled`サーバーが予約とマッチしたピアからの通信を常に受け入れるように設定できます。このページでは、ピアリザベーションを使用して2台のサーバー間のピアツーピア通信を、各サーバーの管理者の協力のもと一貫して維持する方法について説明します。
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ピアリザベーションは、2台のサーバーが異なる組織によって運用されていて、着信接続を受信するサーバーが、多くのピアを持つ[ハブサーバー](rippled-server-modes.html#公開ハブ)である場合に特に便利です。分かりやすいように、これらの手順では次の用語を使用します。
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||||
- **ストックサーバー**は発信接続を行うサーバーです。このサーバーは、ハブサーバー上のピアリザベーションを _使用_ します。
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||||
- **ハブサーバー**は着信接続を受信するサーバーです。管理者は、このサーバーにピアリザベーションを _追加_ します。
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||||
ただし、一方または両方のサーバーがハブ、バリデータ、ストックサーバーのいずれあっても、これらの手順を使用してピアリザベーションを設定できます。また、よりビジーな状態にあるサーバーから発信接続をする場合にもピアリザベーションを使用できますが、以下のプロセスではそのような構成については説明しません。
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## 前提条件
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これらの手順を実行するには、次の前提条件を満たしている必要があります。
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- 両方のサーバーの管理者が`rippled`を[インストール](install-rippled.html)して実行している。
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||||
- 両方のサーバーの管理者が協力することに合意し、連絡が取り合える。秘密情報を共有する必要はないため、パブリックな通信チャネルを使用してもかまいません。
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||||
- ハブサーバーが着信ピア接続を受信できる。ファイアウォールをそのように設定する手順については、[ピアリングのポート転送](forward-ports-for-peering.html)を参照してください。
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||||
- 両方のサーバーが、同じ[XRP Ledgerネットワーク](parallel-networks.html)(本番XRP Ledger、Testnet、Devnetなど)と同期するように設定されている。
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## 手順
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ピアリザベーションを使用するには、以下の手順に従います。
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### 1.(ストックサーバー)永続ノードキーペアを設定する
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||||
ストックサーバーの管理者が、以下の手順を実行します。
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||||
永続ノードキーペア値をすでにサーバーに設定している場合は、[ステップ2: ノード公開鍵をピアの管理者に連絡する](#2-communicate-the-stock-servers-node-public-key)に進んでください。(例えば、各サーバーの永続ノードキーペアは[サーバークラスターの設定](cluster-rippled-servers.html)の一環として設定します。)
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||||
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||||
**ヒント:** 永続ノードキーペアの設定は省略可能ですが、この設定をしておけば、サーバーのデータベースの消去や新規マシンへの移行が必要となった場合にピア接続の設定を容易に維持することができます。永続ノードキーペアを設定しない場合は、[server_infoメソッド][]の応答の`pubkey_node`フィールドに表示される、サーバーが自動生成したノード公開鍵を使用できます。
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||||
1. [validation_createメソッド][]を使用して新しいランダムキーペアを生成します。(`secret`値を省略します。)
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例:
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||||
rippled validation_create
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||||
Loading: "/etc/rippled.cfg"
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||||
Connecting to 127.0.0.1:5005
|
||||
{
|
||||
"result" : {
|
||||
"status" : "success",
|
||||
"validation_key" : "FAWN JAVA JADE HEAL VARY HER REEL SHAW GAIL ARCH BEN IRMA",
|
||||
"validation_public_key" : "n9Mxf6qD4J55XeLSCEpqaePW4GjoCR5U1ZeGZGJUCNe3bQa4yQbG",
|
||||
"validation_seed" : "ssZkdwURFMBXenJPbrpE14b6noJSu"
|
||||
}
|
||||
}
|
||||
|
||||
`validation_seed`(ノードシード値)と`validation_public_key`値(ノード公開鍵)を保存します。
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||||
2. `rippled`の構成ファイルを編集します。
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||||
vim /etc/opt/ripple/rippled.cfg
|
||||
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||||
{% include '_snippets/conf-file-location.md' %}<!--_ -->
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||||
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||||
3. 前のステップで生成した`validation_seed`値を使用して、`[node_seed]`スタンザを追加します。
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||||
例:
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||||
[node_seed]
|
||||
ssZkdwURFMBXenJPbrpE14b6noJSu
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||||
|
||||
**警告:** すべてのサーバーの`[node_seed]`値が一意である必要があります。構成ファイルを別のサーバーにコピーする場合は、`[node_seed]`値を削除するか、変更してください。`[node_seed]`は公開しないようにします。不正使用者がこの値にアクセスできた場合、それを使用してサーバーを偽装し、XRP Ledgerのピアツーピア通信を行う可能性があります。
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||||
|
||||
4. `rippled`サーバーを再起動します。
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||||
|
||||
systemctl restart rippled
|
||||
|
||||
### 2.ストックサーバーのノード公開鍵を連絡する
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||||
ストックサーバーの管理者が、ハブサーバーの管理者にストックサーバーのノード公開鍵を伝えます。(ステップ1の`validation_public_key`を使用します。)ハブサーバーの管理者はこの値を以降のステップで使用する必要があります。
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|
||||
### 3.(ハブサーバー)ピアリザベーションを追加する
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||||
|
||||
ハブサーバーの管理者が、以下の手順を実行します。
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||||
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||||
[peer_reservations_addメソッド][]を使用し、前のステップで入手したノード公開鍵を使用して予約を追加します。例:
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```sh
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||||
$ rippled peer_reservations_add n9Mxf6qD4J55XeLSCEpqaePW4GjoCR5U1ZeGZGJUCNe3bQa4yQbG "Description here"
|
||||
|
||||
Loading: "/etc/opt/ripple/rippled.cfg"
|
||||
Connecting to 127.0.0.1:5005
|
||||
|
||||
{
|
||||
"result": {
|
||||
"status": "success"
|
||||
}
|
||||
}
|
||||
```
|
||||
|
||||
**ヒント:** 説明はオプションのフィールドです。この予約は誰のためにしたものかを人間が読み取れる形式のメモを追加できます。
|
||||
|
||||
### 4.ハブサーバーの現在のIPアドレスとピアポートを連絡する
|
||||
|
||||
ハブサーバーの管理者は、サーバーの現在のIPアドレスとピアポートをストックサーバーの管理者に伝える必要があります。ハブサーバーが、ネットワークアドレス変換(NAT)を行なうファイアウォールの内側にある場合は、サーバーの _外部_ IPアドレスを使用します。デフォルトの構成ファイルは、ピアプロトコルにポート51235を使用します。
|
||||
|
||||
### 5.(ストックサーバー)ピアサーバーに接続する
|
||||
|
||||
ストックサーバーの管理者が、以下の手順を実行します。
|
||||
|
||||
[connectメソッド][]を使用して、サーバーをハブサーバーに接続します。例:
|
||||
|
||||
<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
|
||||
|
||||
*WebSocket*
|
||||
|
||||
```
|
||||
{
|
||||
"command": "connect",
|
||||
"ip": "169.54.2.151",
|
||||
"port": 51235
|
||||
}
|
||||
```
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*JSON-RPC*
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```
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{
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"method": "connect",
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"params": [
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{
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"ip": "169.54.2.151",
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"port": 51235
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}
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]
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}
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```
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*コマンドライン*
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```
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rippled connect 169.54.2.151 51235
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```
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<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
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ハブサーバーの管理者が上記の手順に従ってピアリザベーションを設定した場合、自動的に接続され、可能な限り接続が維持されます。
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## 次のステップ
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サーバーの管理者は、サーバーに設定された他のピアへの予約を管理できます。(他のサーバーからの予約は確認できません。)次のことを実行できます。
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- [peer_reservations_addメソッド][]を使用して、ピアリザベーションの追加や説明の更新を行う。
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- [peer_reservations_listメソッド][]を使用して、予約先のサーバーを確認する。
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- [peer_reservations_delメソッド][]を使用して、予約を削除する。
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- [peersメソッド][]を使用して、現在接続しているピアと使用している帯域幅の量を確認する。
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**ヒント:** 不正なピアからの接続を即座に切断するAPIメソッドはありませんが、`firewalld`などのソフトウェアファイアウォールを使用すれば、不正なピアからのサーバーへの接続をブロックできます。例については、コミュニティーによって作成された[rbhスクリプト](https://github.com/gnanderson/rbh)を参照してください。
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## 関連項目
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- **コンセプト:**
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- [ピアプロトコル](peer-protocol.html)
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- [コンセンサス](consensus.html)
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- [並列ネットワーク](parallel-networks.html)
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- **チュートリアル:**
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||||
- [容量の計画](capacity-planning.html)
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||||
- [`rippled`のトラブルシューティング](troubleshoot-the-rippled-server.html)
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||||
- **リファレンス:**
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- [peersメソッド][]
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- [peer_reservations_addメソッド][]
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||||
- [peer_reservations_delメソッド][]
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- [peer_reservations_listメソッド][]
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- [connectメソッド][]
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||||
- [fetch_infoメソッド][]
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||||
- [ピアクローラー](peer-crawler.html)
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<!--{# common link defs #}-->
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{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
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{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
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{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
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