mirror of
https://github.com/XRPLF/xrpl-dev-portal.git
synced 2025-11-19 03:05:49 +00:00
Merge pull request #2331 from tequdev/ja-xchainbridge
[JA] XChainBridge
This commit is contained in:
@@ -13,10 +13,11 @@ XRP Ledgerコミュニティのメンバーが、メインネットに影響を
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| ネットワーク | アップグレード頻度 | 説明 |
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| Mainnet | 安定版リリース | ピアツーピアサーバーのネットワーク機能を備えた分散型の暗号台帳であり、[XRP](what-is-xrp.html)の土台となる[XRP Ledger](xrp-ledger-overview.html)です。。 |
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| Testnet | 安定版リリース | XRP Ledger上に構築したソフトウェアのテスト環境として動作する「代替環境」のネットワークです。。本番環境のXRP Ledgerユーザーに影響を及ぼすことも、本物の通貨をリスクにさらすこともありません。Testnetの[Amendmentのステータス](known-amendments.html)は、Mainnetを厳密に反映するようになっていますが、分散型システムが持つ予測不可能な性質により、タイミングにわずかな違いが生じることがあります。 |
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| Mainnet | 安定版リリース | ピアツーピアサーバーのネットワーク機能を備えた分散型の暗号台帳であり、[XRP](what-is-xrp.html)の土台となる[XRP Ledger](xrp-ledger-overview.html)です。 |
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| Testnet | 安定版リリース | XRP Ledger上に構築したソフトウェアのテスト環境として動作する「代替環境」のネットワークです。本番環境のXRP Ledgerユーザーに影響を及ぼすことも、本物の通貨をリスクにさらすこともありません。Testnetの[Amendmentのステータス](known-amendments.html)は、Mainnetを厳密に反映するようになっていますが、分散型システムが持つ予測不可能な性質により、タイミングにわずかな違いが生じることがあります。 |
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| Devnet | ベータ版リリース | 次期リリースのプレビューネットワークです。XRP Ledgerのコアソフトウェアへの不安定な変更がテストされます。このAltNetを使用すると、開発者はまだMainnetで有効になっていないXRPLの計画段階の新機能やAmendmentを操作したり学習したりすることができます。 |
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| [Hooks V3 Testnet](https://hooks-testnet-v3.xrpl-labs.com/) | [Hooksサーバ](https://github.com/XRPL-Labs/xrpld-hooks) | [Hooks](https://xrpl-hooks.readme.io/)を使用したオンチェーン・スマートコントラクト機能のプレビューネットワークです。 |
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| Sidechain-Devnet | ベータ版リリース | クロスチェーンブリッジ機能をテストするためのサイドチェーンです。<br>ライブラリのサポート:<br>- [xrpl.js 2.12.0](https://www.npmjs.com/package/xrpl/v/2.12.0)<br>- [xrpl-py 2.4.0](https://pypi.org/project/xrpl-py/2.4.0/)<br>**注記**: また、[`xbridge-cli`](https://github.com/XRPLF/xbridge-cli)コマンドラインツールを使用して、ローカルマシンにクロスチェーンブリッジをセットアップすることもできます。 |
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テスト用XRPは、XRP Ledgerの実験やアプリケーションの開発、統合に興味のある人々に[無償で提供](xrp-testnet-faucet.html)されています。テスト用のXRPは実際には価値を持たず、ネットワークがリセットされると失われます。
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@@ -27,7 +28,7 @@ XRP Ledgerコミュニティのメンバーが、メインネットに影響を
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使用するネットワークを定義する`rippled`の設定はありません。その代わり、信頼するバリデータのコンセンサスに基づいてどのレジャーを正しいレジャーとして受け入れるかを把握します。`rippled`インスタンスからなる異なるコンセンサスグループが、同じグループの他のメンバーだけを信頼する場合、各グループは引き続き並列ネットワークとして機能します。悪意のあるコンピューターや不適切に動作するコンピューターが両方のネットワークに接続している場合でも、各ネットワークのメンバーが、定数設定を超えて別のネットワークのメンバーを信頼するように設定されていない限り、コンセンサスプロセスに混乱は生じません。
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Ripple社は、TestnetとDevnetでメインサーバーを運用しています。[独自の`rippled`サーバーをTestnetに接続](connect-your-rippled-to-the-xrp-test-net.html)していただくことも可能です。TestnetとDevnetでは、多様で検閲耐性のあるバリデータのセットは使用されていません。そのため、Ripple社はTestnetやDevnetを定期的にリセットできます。
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Ripple社は、TestnetとDevnetでメインサーバーを運用しています。[独自の`rippled`サーバーをTestnetに接続](connect-your-rippled-to-the-xrp-test-net.html)することも可能です。TestnetとDevnetでは、多様で検閲耐性のあるバリデータのセットは使用されていません。そのため、Ripple社はTestnetやDevnetを定期的にリセットできます。
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## 関連項目
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@@ -0,0 +1,45 @@
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html: cross-chain-bridges.html
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parent: xrpl-sidechains.html
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blurb: XRP Ledgerのクロスチェーンブリッジは、XRPや他のトークン(IOU)の価値をブロックチェーン間で効率的に移動させることを可能にします。
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status: not_enabled
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labels:
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- ブロックチェーン
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- 相互運用性
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# クロスチェーンブリッジ
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_([XChainBridge Amendment][] :not_enabled: が必要です)_
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クロスチェーンブリッジは、XRP Ledgerと他のブロックチェーン間でXRPやトークンの移動を可能にします。ブリッジによって接続されたブロックチェーンを呼ぶ場合、一方はロックチェーンであり、もう一方は発行チェーンです。
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ロックチェーンとは、デジタル資産の発生源となるチェーンです。これらの資産は、ブリッジを渡って発行チェーンに送られると、ロックして保管されます。
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発行チェーンは、独自のコンセンサスアルゴリズムとトランザクションタイプとルールを持つ独立した台帳です。資産がロックチェーンから送信されたか受信したかに応じて、デジタル資産のラップされたバージョンが作成されたりバーンされたりします。
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**注記:** 資産をクロスチェーンで移動させる場合、ブリッジは特別な _ドアアカウント_ を利用します。ロックチェーンのドアアカウントは資産を保管するために使用され、発行チェーンのドアアカウントはラップされた資産を発行するために使用されます。
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ロックチェーンと発行チェーンはともに、独立したノードとバリデータを持つ並列ネットワークとして動作します。2つのチェーン間の取引を監視し、資産が特別に指定されたアカウントに移動したことを証明するために、独立した[Witnessサーバ](witness-servers.html)を利用します。
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## ブリッジの仕組み
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大まかに説明すると、ブリッジは以下のステップを通じてクロスチェーン取引を可能にします。
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1. 発行チェーン上にクロスチェーン請求IDを作成します。クロスチェーン請求IDは、ブロックチェーン間の1回の価値移転を表します。
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2. ロックチェーン上でコミットトランザクションを送信し、資産をドアアカウントへ送信します。このトランザクションには、クロスチェーン請求IDとWitnessサーバへの報酬が含まれます。
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**注記:** Witnessサーバは両方のチェーン上のトランザクションを監視します。Witnessサーバは、トランザクションが発生したことを検証するために、証明書(署名付きメッセージ)を提供します。`XChainCommit`トランザクションと`XChainAccountCreateCommit`トランザクションには証明書が含まれます。
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3. Witnessサーバは、発行チェーンに対して、資産がロックチェーン上でロックされたことを証明します。
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4. 定足数に達する十分な署名があると、発行チェーン上でアセットが宛先アカウントに発行されます。
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**注記:** Deposit Authorizationが有効になっている場合など、いくつかのケースでは、発行チェーン上で移管された資産の請求トランザクションを提出する必要があります。
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5. 発行チェーン上のWitnessサーバのアカウントに報酬が分配されます。
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<!--{# common link defs #}-->
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{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
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{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
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{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
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||||
74
content/@i18n/ja/concepts/xrpl-sidechains/index.md
Normal file
74
content/@i18n/ja/concepts/xrpl-sidechains/index.md
Normal file
@@ -0,0 +1,74 @@
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---
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html: xrpl-sidechains.html
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parent: concepts.html
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blurb: XRPLサイドチェーンは、独自のコンセンサスアルゴリズム、トランザクションタイプ、ルールを持つ独立した台帳です。
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labels:
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- ブロックチェーン
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- 相互運用性
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# XRPLサイドチェーン
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_([XChainBridge Amendment][] :not_enabled: が必要です)_
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サイドチェーンは、独自のコンセンサスアルゴリズム、トランザクションタイプ、ルール、ノードを持つ独立した台帳です。サイドチェーンは、メインチェーン(XRP Ledger)と並行して動作する独自のブロックチェーンとして機能し、メインチェーンのスピード、効率性、スループットを損なうことなく、両者の間で価値の移動を可能にします。
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サイドチェーンは、XRP Ledgerのプロトコルを特定のユースケースやプロジェクトのニーズに合わせてカスタマイズし、独自のブロックチェーンとして運用することができます。いくつかの例を紹介します。
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* スマートコントラクト層の追加: [Xahau](https://xahau.network/)をご覧ください。
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* イーサリアム仮想マシン(EVM)互換性の追加: [EVMサイドチェーン](https://opensource.ripple.com/docs/evm-sidechain/intro-to-evm-sidechain/)をご覧ください。
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* 独自のアルゴリズムによるステーブルコインの構築。
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* メインネットの[分散型取引所](decentralized-exchange.html)で資産を取引できる、パーミッションあり、またはほぼパーミッションレス、中央集権型、または大部分が分散されている台帳の構築。
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**ノート:**
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- サイドチェーンは独自のバリデータを使い、メインチェーンの `rippled` UNL とは別のUNLを必要とします。
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- メインチェーンとサイドチェーンのノードはお互いを認識していません。
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## よくある質問
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### サイドチェーンとは?
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サイドチェーンとは、XRPLメインネットチェーン(以下「メインチェーン」)とサイドチェーン(それぞれ「サイドチェーン」)をつなぐ別のブロックチェーンで、資産や 情報のクロスチェーン交換を可能にします。
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### Witnessサーバとは?
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「Witnessサーバ」(証人サーバ)は、メインチェーンと各サイドチェーンをつなぐ「ドアアカウント」間の送金を検証します。 一連の非中央集権的な組織や個人がWitnessサーバを運営します。
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### Witnessサーバの運用に伴うリスクはありますか?
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サイドチェーンのWitnessサーバの運用には、次のようなリスクがあります。
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_規制上の考慮事項_ : Witnessサーバの運用には規制上のリスクが伴います。以下にいくつかのリスクを示しますが、そのうちのいくつかは、米国に所在する人々にサービスを提供するプロジェクトにのみ適用される規制制度に関するものです。
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米国では、マネーサービスビジネス(「MSB」)としての連邦政府の登録と州のマネートランスミッタライセンス(「MTL」)を必要とする「マネートランスミッタビジネス」の運営に関する規制体制が、Witnessサーバの運営に適用されるかどうか不明確です。Witnessサーバは、一連の分散化された事業体および個人によって運営されることを意図しています。このような意図にもかかわらず、規制当局が、特定の事業体または調整グループによるWitnessサーバの「中央集権的な」コントロールがあると判断した場合、そのような活動を資金移動とみなす可能性があります。米国財務省は最近、特定のプロジェクトが"分散型"かどうかを判断する際に考慮する一連の要素を特定する報告書を発表しました。[2023 DeFi Illicit Finance Risk Assessment](https://home.treasury.gov/news/press-releases/jy1391)をご覧ください。この最新の規制ガイダンスは、米国財務省が特定のプロジェクトが"分散型"である可能性があり、Witnessサーバの運用が"分散型"である場合、"資金移動業”とみなされない可能性があることを認識していることを示すものであり、重要です。
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米国の暗号規制は一貫して最も厳しく、積極的に運用されていますが、他の法域でも「資金」やその他の価値の移転に関する規制や法律が存在します。例えば、英国の規制当局は2022年3月、暗号と分散型金融に関する一連の文書ガイダンスを発表しました。[Financial Stability in Focus: Cryptoassets and Decentralized Finance](https://www.bankofengland.co.uk/financial-stability-in-focus/2022/march-2022)をご覧ください。さらに最近では、2023年6月、E.U.は、分散型暗号プラットフォームに関連する成文化された規則や規制を一部課す規制枠組みを正式に採択しました。[Markets in Crypto-Assets Regulation](https://www.esma.europa.eu/esmas-activities/digital-finance-and-innovation/markets-crypto-assets-regulation-mica)をご覧ください。Witnessサーバの運用を検討されている方は、関連するリスクへ適切に対処するため、関係する各法域の具体的な要件について常に情報を入手し、遵守することが重要です。
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_テクノロジーおよびネットワークセキュリティ_:Witnessサーバを運用しようとする者は、その技術的およびセキュリティ的な側面を熟知している必要があります。Witnessサーバの運用に参加する前に、その機能、潜在的な脆弱性、必要な技術的およびセキュリティ対策について十分に理解しておく必要があります。
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_民事責任_ : 米国やその他の管轄区域では原告による訴訟が急増しており、特定の原告側弁護士が民事訴訟でどのような理論を実行するかを評価することは困難です。現実の民事責任リスクと認識されている民事責任リスクの如何にかかわらず、軽薄な訴訟であっても対応に時間と費用がかかる可能性があることに留意する必要があります。
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### Witnessサーバの運営に参加する前に、第三者の助言を求めるべきでしょうか?
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はい。Witnessサーバの運営を検討している当事者は、経験豊富な専門家から独立した法律上および税務上のアドバイスを受ける必要があります。Witnessサーバは、クロスチェーン送金を確認するために相互に検証する必要があるため、米国の規制当局によって定義されている共通企業として運営されていると理解される可能性があることにご注意ください。共通企業では、連帯責任が適用される場合があります。つまり、各Witnessサーバは、発生したすべての責任または損害に対して個別に責任を負う可能性があります。今後ますます変化する規制の状況を考慮すると、Witnessサーバを運営する上での期待や義務に関連する複雑で変化する世界的な規制の状況をナビゲートできる法律の専門家に相談することが非常に重要です。他のブロックチェーンプロジェクトと同様、ご自身で調査を行ってください。これらのFAQは一般的なガイダンスであり、法律や税務に関するアドバイスではありません。
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### Witnessサーバを運用すべきでないのはどのような人ですか?
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ブロックチェーン、MSBおよびMTLの規制、その他の適用される規制および法律に関する経験がない(または経験豊富なサポートを利用できない)場合は、Witnessサーバを運用しないでください。また、技術およびコンプライアンスに関する専門知識を有する経験豊富な個人または団体でない場合も、Witnessサーバを運用しないでください。個人でWitnessサーバを運用するのに十分な資格と経験を持つ人はほとんどいません。また、独立した法律上および税務上の助言を求め、得ていない場合は、Witnessサーバを運用しないでください。
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### これらのFAQは包括的で明確なアドバイスですか?
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これらのFAQは、一般的なガイダンスを提供することを目的としており、技術的、財務的、または法的なアドバイスを提供するものではありません。これらのFAQは、各自の具体的な状況に合わせた専門的なアドバイスの代わりとして使用すべきではありません。ブロックチェーンとデジタル資産の状況は複雑で常に変化しているため、常に最新の情報を入手し、専門家の助言を求める必要があります。サイドチェーンに関わる者は、政府や規制機関のWebサイトなどの公式リソースを定期的にチェックすることをお勧めします。とはいえ、ブロックチェーンや暗号通貨を専門とする法律専門家に相談することが、正確で個別のアドバイスを得るための最も信頼できる方法です。
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<!--{# common link defs #}-->
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{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
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{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
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{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
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||||
151
content/@i18n/ja/concepts/xrpl-sidechains/witness-servers.md
Normal file
151
content/@i18n/ja/concepts/xrpl-sidechains/witness-servers.md
Normal file
@@ -0,0 +1,151 @@
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html: witness-servers.html
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parent: xrpl-sidechains.html
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blurb: Witnessサーバとは、XRP Ledgerと他のチェーン間のトランザクションの監視と署名を行うための軽量サーバです。
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status: not_enabled
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labels:
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- ブロックチェーン
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- 相互運用性
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# Witnessサーバ
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[[ソース]](https://github.com/seelabs/xbridge_witness "ソース")
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_([XChainBridge Amendment][] :not_enabled: が必要です)_
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Witnessサーバは、ロックチェーンと発行チェーン間のトランザクションの中立的な監視人として機能します。このサーバはブリッジの両側のドアアカウントをリッスンし、トランザクションが発生したことを確認する証明書に署名します。サーバは基本的に、送金元アカウントで価値がロックまたはバーンされたことを"証明"するオラクルとして機能し、これにより受取人は送金先アカウントで同等の資金を(作成またはロック解除によって)請求することができます。
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ロックチェーンと発行チェーンの間のブリッジは、その設定に以下の情報を含みます。
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* ブリッジ上のトランザクションを監視するWitnessサーバ。Witnessサーバは1つ以上選択できます。
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* Witnessサーバのサービス料金。
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誰でもWitnessサーバを運用することができます。しかし、Witnessサーバの信頼性を評価する責任は発行チェーンの参加者にあります。Witnessサーバを実行する場合、`rippled`ノードも実行し、Witnessサーバがアクセスする必要があるチェーンと同期させる必要があります。
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**注記:** 発行チェーンは、最初は1台のWitnessサーバだけでブリッジを構成し、Witnessサーバ自体を実行することを選択できます。この戦略は、発行チェーンがまだマーケットで地位を確立していない初期に役立ちます。
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## Witnessサーバの設定
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Witnessサーバはコマンドライン引数`--conf`で指定されたJSON設定ファイルを受け取ります。
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### 設定JSONの例
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```json
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{
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"LockingChain": {
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"Endpoint": {
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"Host": "127.0.0.1",
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||||
"Port": 6005
|
||||
},
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||||
"TxnSubmit": {
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||||
"ShouldSubmit": true,
|
||||
"SigningKeySeed": "shUe3eSgGK4e6xMFuCakZnxsMN1uk",
|
||||
"SigningKeyType": "ed25519",
|
||||
"SubmittingAccount": "rpFp36UHW6FpEcZjZqq5jSJWY6UCj3k4Es"
|
||||
},
|
||||
"RewardAccount": "rpFp36UHW6FpEcZjZqq5jSJWY6UCj3k4Es"
|
||||
},
|
||||
"IssuingChain": {
|
||||
"Endpoint": {
|
||||
"Host": "127.0.0.1",
|
||||
"Port": 6007
|
||||
},
|
||||
"TxnSubmit": {
|
||||
"ShouldSubmit": true,
|
||||
"SigningKeySeed": "shUe3eSgGK4e6xMFuCakZnxsMN1uk",
|
||||
"SigningKeyType": "ed25519",
|
||||
"SubmittingAccount": "rpFp36UHW6FpEcZjZqq5jSJWY6UCj3k4Es"
|
||||
},
|
||||
"RewardAccount": "rpFp36UHW6FpEcZjZqq5jSJWY6UCj3k4Es"
|
||||
},
|
||||
"RPCEndpoint": {
|
||||
"Host": "127.0.0.1",
|
||||
"Port": 6010
|
||||
},
|
||||
"DBDir": "/var/lib/witness/witness01/db",
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||||
"LogFile": "/var/log/witness/witness01.log",
|
||||
"SigningKeySeed": "spkHEwDKeChm8PAFApLkF1E2sDs6t",
|
||||
"SigningKeyType": "ed25519",
|
||||
"XChainBridge": {
|
||||
"LockingChainDoor": "r3nCVTbZGGYoWvZ58BcxDmiMUU7ChMa1eC",
|
||||
"LockingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
},
|
||||
"IssuingChainDoor": "rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh",
|
||||
"IssuingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
}
|
||||
},
|
||||
"Admin": {
|
||||
"Username": "username01",
|
||||
"Password": "password01"
|
||||
}
|
||||
}
|
||||
```
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### 設定のフィールド
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| フィールド名 | JSONの型 | 必須? | 説明 |
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|------------------|------------|-------|-----|
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| `Admin` | オブジェクト | いいえ | Witnessサーバへの特権リクエスト用の`Username`フィールドと`Password`フィールド (文字列)。**注記:** adminフィールドは両方に設定、またはどちらも設定されていない必要があります。 |
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| [`IssuingChain`](#issuingchainとlockingchainのフィールド) | オブジェクト | はい | 発行チェーンと通信するためのパラメータ。 |
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| [`LockingChain`](#issuingchainとlockingchainのフィールド) | オブジェクト | はい | ロックチェーンと通信するためのパラメータ。 |
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| `RPCEndpoint` | オブジェクト | はい | WitnessサーバへのRPCリクエストのエンドポイント。 |
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| `LogFile` | 文字列 | はい | ログファイルの保存場所。 |
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| `LogLevel` | 文字列 | はい | ログファイルに保存するログのレベル。`All`、`Trace`、`Debug`、`Info`、`Warning`、`Error`、`Fatal`、`Disabled`、`None`のいずれかを指定します。 |
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| `DBDir` | 文字列 | はい | データベースが保存されているディレクトリの場所。 |
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||||
| `SigningKeySeed` | 文字列 | はい | Witnessサーバが証明書に署名する際に使用するシード。 |
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| `SigningKeyType` | 文字列 | はい | `SigningKeySeed`のエンコードに使用するアルゴリズム。`secp256k1`と`ed25519`のいずれかを指定します。 |
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| [`XChainBridge`](#xchainbridgeのフィールド) | XChainBridge | はい | Witnessサーバが監視しているブリッジ。 |
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#### IssuingChainとLockingChainのフィールド
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| フィールド名 | JSONの型 | 必須? | 説明 |
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|-----------------|------------|------|-----|
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| `Endpoint` | オブジェクト | はい | チェーンと同期した`rippled`ノードのWebSocketエンドポイント。**注記:** `rippled`ノードとWitnessサーバは同じ人が操作する必要があります。 |
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| `TxnSubmit` | オブジェクト | はい | チェーン上でトランザクションを送信するためのパラメータ。 |
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| `RewardAccount` | 文字列 | はい | チェーン上で`SignatureReward`の報酬の分配を受け取るアカウント。 |
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#### Endpointのフィールド
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| フィールド名 | JSONの型 | 必須? | 説明 |
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|------------|---------|-------|-----|
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| `Host` | 文字列 | はい | `rippled`ノードのIPアドレス。**注記:** IPv4アドレスかURLを指定します。 |
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| `Port` | 文字列 | はい | WebSocketエンドポイントのポート。 |
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#### RPCEndpointのフィールド
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||||
| フィールド名 | JSONの型 | 必須? | 説明 |
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|------------|---------|-------|-----|
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||||
| `Host` | 文字列 | はい | `rippled`ノードのIPアドレス。**注記:** IPv4アドレスかURLを指定します。 |
|
||||
| `Port` | 文字列 | はい | WebSocketエンドポイントのポート。 |
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#### TxnSubmitのフィールド
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| フィールド名 | JSONの型 | 必須? | 説明 |
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|---------------------|---------|-------|-----|
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| `ShouldSubmit` | 真偽値 | はい | Witnessサーバがロックチェーン上でトランザクションを提出すべきかどうかを示す真偽値。 |
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||||
| `SigningKeySeed` | 文字列 | いいえ | Witnessサーバがロックチェーン上のトランザクションに署名する際に使用するシード。これは`ShouldSubmit`が`true`の場合に必要です。 |
|
||||
| `SigningKeyType` | 文字列 | いいえ | `SigningKeySeed`のエンコードに使用するアルゴリズム。`secp256k1`と`ed25519`のいずれかを指定します。これは`ShouldSubmit`が`true`の場合に必要です。 |
|
||||
| `SubmittingAccount` | 文字列 | いいえ | `XChainAddClaimAttestation`と`XChainAddAccountCreateAttestation`トランザクションを送信するアカウント。これは`ShouldSubmit`が`true`の場合に必要です。 |
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||||
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||||
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||||
#### XChainBridgeのフィールド
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||||
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||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
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|:--------------------|:---------|:-----------|:------|:----|
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| `IssuingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | 発行チェーンのドアアカウント。XRP-XRPブリッジの場合、これはジェネシスアカウント(ネットワークが最初に開始されたときに作成されるアカウントで、すべてのXRPを含む)でなければなりません。 |
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||||
| `IssuingChainIssue` | Issue | Issue | はい | 発行チェーン上で作成され、バーンされる資産。IOU-IOUブリッジの場合、供給量の問題を避けるため、資産の発行者は発行チェーンのドアアカウントでなければなりません。 |
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||||
| `LockingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | ロックチェーンのドアアカウント。 |
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| `LockingChainIssue` | Issue | Issue | はい | ロックチェーンでロック、アンロックされる資産。 |
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||||
<!--{# common link defs #}-->
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||||
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
|
||||
@@ -7,46 +7,133 @@ labels:
|
||||
- ブロックチェーン
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||||
- 開発
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---
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# XRPL Altnetへのrippledの接続
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# rippledを並列ネットワークに接続
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Rippleは[代替となるテスト用および開発用ネットワーク](parallel-networks.html)を作成しており、開発者が最新のXRP Ledgerの非本番バージョン(Testnet)でアプリケーションをテストしたり、最新のベータバージョン(Devnet)で機能をテストして実験したりできるようにしています。 **これらのネットワークで使用する資金は実際の資金ではなく、テスト専用の資金です。** TestnetまたはDevnetの[`rippled`サーバー](xrpl-servers.html)に接続できます。
|
||||
様々な[テスト用・開発用の代替ネットワーク](parallel-networks.html)が存在しており、開発者は実際の資金をリスクにさらすことなく、アプリのテストや機能の実験を行うことができます。**これらのネットワークで使用される資金は実際の資金ではなく、テスト専用です。**あなたの[`rippled`サーバ](xrpl-servers.html)をこれらのテストネットワークのいずれかに接続することができます。
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||||
**注記:** XRP TestnetとDevnetのレジャーと残高は定期的にリセットされます。
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||||
**警告:** 新機能や実験的な機能を持つテストネットワークでは、ネットワークと同期するためにサーバの本番リリース前のリリースを実行することが必要になる場合があります。各ネットワークに必要なコードのバージョンについては、[並列ネットワークのページ](parallel-networks.html)をご覧ください。
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`rippled`サーバーをXRP TestnetまたはDevnetに接続するには、以下の構成を設定します。
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## 手順
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1. `rippled.cfg`ファイルで以下の手順に従います。
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あなたの`rippled`サーバをXRPテストネットまたは開発ネットに接続するには、次の手順に従ってください。また、テストネットや開発ネットに接続した後、本番用メインネットに切り替えることもできます。
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a. [Testnet](xrp-testnet-faucet.html)に接続するには、以下のセクションのコメントを解除し、次のように追加します。
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## 1. 適切なハブに接続するようにサーバを設定します。
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`rippled.cfg`ファイルを編集します。
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{% include '_snippets/conf-file-location.ja.md' %}
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<!--{_ }-->
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1. `[ips]`に接続したいネットワークのハブを設定します。
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<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
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*Testnet*
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[ips]
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s.altnet.rippletest.net 51235
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b. [Devnet](xrp-testnet-faucet.html)に接続するには、以下のセクションのコメントを解除し、次のように追加します。
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*Devnet*
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||||
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||||
[ips]
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||||
s.devnet.rippletest.net 51235
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c. 以下のセクションを次のようにコメントアウトします。
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*Mainnet*
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# No [ips] stanza. Use the default hubs to connect to Mainnet.
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*Sidechain-Devnet*
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[ips]
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||||
sidechain-net2.devnet.rippletest.net 51235
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<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
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||||
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2. 以前の `[ips]`があれば、コメントアウトしてください。
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# [ips]
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# r.ripple.com 51235
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# zaphod.alloy.ee 51235
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# sahyadri.isrdc.in 51235
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3. `[network_id]`に適切な値を追加します。
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<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
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*Testnet*
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[network_id]
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testnet
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*Devnet*
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[network_id]
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||||
devnet
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||||
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||||
*Mainnet*
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||||
[network_id]
|
||||
main
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||||
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||||
*Sidechain-Devnet*
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||||
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||||
[network_id]
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||||
262
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<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
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||||
カスタムネットワークの場合、そのネットワークに接続する全員が、そのネットワークに固有の値を使用する必要があります。新しいネットワークを作成するときは、ネットワークIDを11から4,294,967,295までの整数からランダムに選択します。
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||||
**注記:** この設定はサーバが同じネットワーク上にいる仲間を見つけるのに役立ちますが、サーバがどのネットワークに従うかを厳密に制御するものではありません。UNL/信頼できるバリデータの設定(次のステップ)はサーバが従うネットワークを定義するものです。
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## 2. 信頼できるバリデータリストの設定
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`validators.txt`ファイルを編集します。このファイルは`rippled.cfg`ファイルと同じフォルダにあり、どのバリデータが共謀しないと信頼するかを定義します。
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1. 接続したいネットワークの`[validator_list_sites]`と`[validator_list_keys]`コメントを解除するか、追加します。
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<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
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*Testnet*
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||||
[validator_list_sites]
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||||
https://vl.altnet.rippletest.net
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||||
[validator_list_keys]
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||||
ED264807102805220DA0F312E71FC2C69E1552C9C5790F6C25E3729DEB573D5860
|
||||
|
||||
*Devnet*
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||||
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||||
[validator_list_sites]
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||||
https://vl.devnet.rippletest.net
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||||
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||||
[validator_list_keys]
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||||
EDDF2F53DFEC79358F7BE76BC884AC31048CFF6E2A00C628EAE06DB7750A247B12
|
||||
|
||||
|
||||
*Mainnet*
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||||
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||||
2. `validators.txt`ファイルで以下の手順に従います。
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[validator_list_sites]
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||||
https://vl.ripple.com
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||||
2a. Altnetに接続するための変更
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||||
[validator_list_keys]
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||||
ED2677ABFFD1B33AC6FBC3062B71F1E8397C1505E1C42C64D11AD1B28FF73F4734
|
||||
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a. 以下のセクションのコメントを解除し、Altnetに接続するようにします。
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*Sidechain-Devnet*
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[validator_list_sites]
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||||
https://vl.altnet.rippletest.net
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||||
[validator_list_sites]
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||||
https://vlsidechain-net2.devnet.rippletest.net
|
||||
|
||||
[validator_list_keys]
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||||
ED264807102805220DA0F312E71FC2C69E1552C9C5790F6C25E3729DEB573D5860
|
||||
[validator_list_keys]
|
||||
EDA5504C7133743FADA46342229B4E9CBBE1CF9BCA19D16633574F7CBB72F79569
|
||||
|
||||
b. 以下のセクションを次のようにコメントアウトします。
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<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
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||||
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||||
**ヒント:** プレビュー版パッケージには必要な項目があらかじめ設定されている場合がありますが、念のため確認してください。
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||||
2. 以前の`[validator_list_sites]`,`[validator_list_keys]`,または`[validators]`をコメントアウトします。
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例えば:
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# [validator_list_sites]
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||||
# https://vl.ripple.com
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@@ -54,57 +141,90 @@ Rippleは[代替となるテスト用および開発用ネットワーク](paral
|
||||
# [validator_list_keys]
|
||||
# ED2677ABFFD1B33AC6FBC3062B71F1E8397C1505E1C42C64D11AD1B28FF73F4734
|
||||
|
||||
2b. Devnetに接続するための変更
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||||
# Old hard-coded List of Devnet Validators
|
||||
# [validators]
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||||
# n9Mo4QVGnMrRN9jhAxdUFxwvyM4aeE1RvCuEGvMYt31hPspb1E2c
|
||||
# n9MEwP4LSSikUnhZJNQVQxoMCgoRrGm6GGbG46AumH2KrRrdmr6B
|
||||
# n9M1pogKUmueZ2r3E3JnZyM3g6AxkxWPr8Vr3zWtuRLqB7bHETFD
|
||||
# n9MX7LbfHvPkFYgGrJmCyLh8Reu38wsnnxA4TKhxGTZBuxRz3w1U
|
||||
# n94aw2fof4xxd8g3swN2qJCmooHdGv1ajY8Ae42T77nAQhZeYGdd
|
||||
# n9LiE1gpUGws1kFGKCM9rVFNYPVS4QziwkQn281EFXX7TViCp2RC
|
||||
# n9Jq9w1R8UrvV1u2SQqGhSXLroeWNmPNc3AVszRXhpUr1fmbLyhS
|
||||
|
||||
a. 以下のセクションをコメントアウトします。
|
||||
## 3. 機能を有効化(無効化)する
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||||
|
||||
# [validator_list_sites]
|
||||
# https://vl.altnet.rippletest.net
|
||||
実験的な機能を使用するテストネットワークでは、設定ファイルで該当する機能を強制的に有効にする必要があります。その他のネットワークでは、`[features]`を使用しないでください。設定ファイルの`[features]`を以下のように追加または変更します。
|
||||
|
||||
# [validator_list_keys]
|
||||
# ED264807102805220DA0F312E71FC2C69E1552C9C5790F6C25E3729DEB573D5860
|
||||
<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
|
||||
|
||||
# [validator_list_sites]
|
||||
# https://vl.ripple.com
|
||||
#
|
||||
# [validator_list_keys]
|
||||
# ED2677ABFFD1B33AC6FBC3062B71F1E8397C1505E1C42C64D11AD1B28FF73F4734
|
||||
_Testnet_
|
||||
|
||||
b. 次の信頼できるバリデータをvalidator.txtファイルに追加します。
|
||||
```
|
||||
# [features]
|
||||
# Delete or comment out. Don't force-enable features on Testnet.
|
||||
```
|
||||
|
||||
[validator_list_sites]
|
||||
https://vl.devnet.rippletest.net/index.json
|
||||
_Devnet_
|
||||
|
||||
[validator_list_keys]
|
||||
EDDF2F53DFEC79358F7BE76BC884AC31048CFF6E2A00C628EAE06DB7750A247B12
|
||||
```
|
||||
# [features]
|
||||
# Delete or comment out. Don't force-enable features on Devnet.
|
||||
```
|
||||
|
||||
_Mainnet_
|
||||
|
||||
```
|
||||
# [features]
|
||||
# Delete or comment out. Don't force-enable features on Mainnet.
|
||||
```
|
||||
|
||||
3. `rippled`を再起動します。
|
||||
_Sidechain-Devnet_
|
||||
|
||||
4. `rippled`がXRP TestnetまたはDevnetに接続していることを確認するため、サーバーで[server_infoメソッド][]を使用して、その結果をTestnetまたはDevnetの公開サーバーの結果と比較します。両方のサーバーで`validated_ledger`オブジェクトの`seq`フィールドが同一である必要があります(確認中にこの数が変化した場合は、1~2の差が生じる可能性があります)。
|
||||
```
|
||||
[features]
|
||||
XChainBridge
|
||||
```
|
||||
|
||||
以下のコマンドは、ローカルの`rippled`の最新検証済みレジャーインデックスをチェックします。
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||||
<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
|
||||
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||||
$ ./rippled server_info | grep seq
|
||||
**警告:** メインネットまたはテストネットに接続するときは、`[features]`を使用しないでください。他のネットワークと異なる機能を強制的に有効にすると、サーバがネットワークから分断される可能性があります。
|
||||
|
||||
## 4. サーバーを再起動する
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||||
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||||
```sh
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||||
$ sudo systemctl restart rippled
|
||||
```
|
||||
|
||||
## 5. サーバの同期を確認します。
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||||
|
||||
再起動後、ネットワークに同期するのに約5分から15分かかります。サーバの同期が完了すると、[server_infoメソッド][]は接続しているネットワークに基づいた`validated_ledger`オブジェクトを表示します。
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||||
|
||||
自分の`rippled`が正しいネットワークに接続されていることを確認するには、自分のサーバの結果をTestnetまたはDevnet上の[公開サーバ][public servers]と比較してください。`validated_ledger`オブジェクトの`seq`フィールドはどちらのサーバーでも同じはずです(チェックしている間に変更された場合は、1つか2つずれている可能性があります)。
|
||||
|
||||
次の例は、コマンドラインからサーバーの最新の検証済みレジャーをチェックする方法を示しています。
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||||
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||||
```sh
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||||
rippled server_info | grep seq
|
||||
```
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||||
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||||
WebSocketツールの[server_info](websocket-api-tool.html#server_info)を使って、対象のネットワーク上の最新のレジャーインデックス(`seq`)を調べることができます。
|
||||
|
||||
[WebSocket Toolのserver_info](websocket-api-tool.html#server_info)でネットワークのレジャーインデックスをチェックします。
|
||||
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||||
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||||
## 関連項目
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||||
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||||
- **ツール:**
|
||||
- [XRP Faucet](xrp-testnet-faucet.html)
|
||||
- [WebSocket APIツール](websocket-api-tool.html) - 接続オプションで「Testnet公開サーバー」を選択します。
|
||||
- [XRP Faucets](xrp-testnet-faucet.html)
|
||||
- [WebSocket APIツール](websocket-api-tool.html) - 接続オプションで「Testnet Public Server」または「Devnet Public Server」を選択します。
|
||||
- **コンセプト:**
|
||||
- [並列ネットワーク](parallel-networks.html)
|
||||
- [コンセンサスについて](consensus.html)
|
||||
- [並列ネットワーク](parallel-networks.html)
|
||||
- [コンセンサス](consensus.html)
|
||||
- **チュートリアル:**
|
||||
- [バリデータとしてのrippledの実行](run-rippled-as-a-validator.html)
|
||||
- [スタンドアロンモードでの`rippled`のオフラインテスト](use-stand-alone-mode.html)
|
||||
- `rippled`の[トラブルシューティング](troubleshoot-the-rippled-server.html)
|
||||
- **リファレンス:**
|
||||
- [server_infoメソッド][]
|
||||
- [バリデータとしてのrippledの実行](run-rippled-as-a-validator.html)
|
||||
- [オフラインで`rippled`をスタンドアロンモードでテストする](use-stand-alone-mode.html)
|
||||
- [`rippled`のトラブルシューティング](troubleshoot-the-rippled-server.html)
|
||||
- **References:**
|
||||
- [server_infoメソッド][]
|
||||
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||||
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||||
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||||
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||||
@@ -189,6 +189,7 @@ curated_anchors:
|
||||
| [UInt8][] | 16 | 8 | いいえ | 8ビットの符号なし整数。 |
|
||||
| [UInt16][] | 1 | 16 | いいえ | 16ビットの符号なし整数。`TransactionType`は、このタイプの特殊なフィールドで、特定の文字列から整数値へのマッピングを含みます。 |
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||||
| [UInt32][] | 2 | 32 | いいえ | 32ビットの符号なし整数。このタイプの例として、すべてのトランザクションの`Flags`フィールドと`Sequence`フィールドがあります。 |
|
||||
| [XChainBridge][] | 25 | 可変 | いいえ | 2つのブロックチェーン間のブリッジで、両方のチェーン上のドアアカウントと発行された資産によって識別されます。 |
|
||||
|
||||
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||||
[長さプレフィクスを付加する]: #長さプレフィクスを付加する
|
||||
@@ -215,7 +216,6 @@ curated_anchors:
|
||||
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||||
### Amountフィールド
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||||
[Amount]: #amountフィールド
|
||||
<!-- TODO: update translation based on the English version, which moves in content from the Currency Formats page -->
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||||
「Amount」タイプは、通貨(XRPまたはトークン)の額を表す特殊なフィールドタイプです。このタイプは2つのサブタイプで構成されます。
|
||||
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||||
@@ -367,6 +367,25 @@ JSONオブジェクトにこれらのフィールドが含まれている場合
|
||||
|
||||
もう1つの特殊なケースとして`TransactionType`フィールドがあります。JSONではこのフィールドは便宜上、トランザクションタイプの名前の文字列として表現されますが、バイナリではこのフィールドはUInt16です。[定義ファイル](#定義ファイル)内の`TRANSACTION_TYPES`オブジェクトにより、これらの文字列が特定の数値にマップされます。
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||||
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||||
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||||
### XChainBridgeフィールド
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||||
[XChainBridge]: #xchainbridgeフィールド
|
||||
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||||
{{ include_svg("img/serialization-xchainbridge.ja.svg", "XChainBridgeのフォーマットの図") }}
|
||||
|
||||
`XChainBridge`フィールドは、[クロスチェーンブリッジ](cross-chain-bridges.html)に関連するトランザクションとレジャーエントリで使用され、XChainBridgeタイプの唯一のフィールドです。XChainBridgeフィールドは4つの要素から構成され、ブロックチェーン間のブリッジを定義します。
|
||||
|
||||
- ロックチェーンのドアアカウント、長さ接頭辞付きの[AccountID][]。
|
||||
- ロックチェーンの資産タイプ、[STIssue][]。
|
||||
- 発行チェーンのドアアカウント、長さ接頭辞付きの[AccountID][]。
|
||||
- 発行チェーンの資産タイプ、[STIssue][]。
|
||||
|
||||
ネストされた2つの[STIssue][]タイプは、それぞれ160ビットまたは320ビットです。STIssueフィールドに含まれる通貨コードがすべて0の場合、STIssueフィールドは160ビットで、ブリッジされた資産がそれぞれのチェーンのネイティブ資産、例えばXRP Ledger MainnetのXRPであることを意味します。通貨コードが0でない場合、STIssueフィールドにはトークンのネイティブチェーンにおける発行者の(長さ接頭辞のない)AccountIDも含まれます。
|
||||
|
||||
**注記:** ドアアカウントのAccountIDの値は長さ接頭辞付きですが、発行者のAccountIDの値は長さ接頭辞付きではありません。
|
||||
|
||||
全体として、XChainBridgeフィールドは常に656、816、または976ビット(82、102、または122バイト)のいずれかになります。
|
||||
|
||||
<!--{# common link defs #}-->
|
||||
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
|
||||
|
||||
@@ -0,0 +1,75 @@
|
||||
---
|
||||
html: bridge.html
|
||||
parent: ledger-entry-types.html
|
||||
blurb: Bridgeオブジェクトは、2つのブロックチェーンを接続し、価値の移動を効率的に行うための1つのクロスチェーンブリッジを表します。
|
||||
labels:
|
||||
- 相互運用性
|
||||
status: not_enabled
|
||||
---
|
||||
# Bridge
|
||||
_([XChainBridge Amendment][] :not_enabled: が必要です)_
|
||||
|
||||
[[ソース]](https://github.com/XRPLF/rippled/blob/master/src/ripple/protocol/impl/LedgerFormats.cpp#L286-L300 "ソース")
|
||||
|
||||
`Bridge`レジャーエントリは、XRP Ledgerをサイドチェーンなどの別のブロックチェーンと接続し、XRPやその他のトークン(IOU)の形で2つのブロックチェーン間を効率的に移動することを可能にする、1つのクロスチェーンブリッジを表します。
|
||||
|
||||
|
||||
## Bridge JSONの例
|
||||
|
||||
```json
|
||||
{
|
||||
"Account": "r3nCVTbZGGYoWvZ58BcxDmiMUU7ChMa1eC",
|
||||
"Flags": 0,
|
||||
"LedgerEntryType": "Bridge",
|
||||
"MinAccountCreateAmount": "2000000000",
|
||||
"OwnerNode": "0",
|
||||
"PreviousTxnID": "67A8A1B36C1B97BE3AAB6B19CB3A3069034877DE917FD1A71919EAE7548E5636",
|
||||
"PreviousTxnLgrSeq": 102,
|
||||
"SignatureReward": "204",
|
||||
"XChainAccountClaimCount": "0",
|
||||
"XChainAccountCreateCount": "0",
|
||||
"XChainBridge": {
|
||||
"IssuingChainDoor": "rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh",
|
||||
"IssuingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
},
|
||||
"LockingChainDoor": "r3nCVTbZGGYoWvZ58BcxDmiMUU7ChMa1eC",
|
||||
"LockingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
}
|
||||
},
|
||||
"XChainClaimID": "1",
|
||||
"index": "9F2C9E23343852036AFD323025A8506018ABF9D4DBAA746D61BF1CFB5C297D10"
|
||||
}
|
||||
```
|
||||
|
||||
|
||||
## Bridgeのフィールド
|
||||
|
||||
[共通フィールド](ledger-entry-common-fields.html)に加えて、`{{currentpage.name}}`エントリは次のフィールドを持ちます。
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | 内部の型 | 必須? | 説明 |
|
||||
|:---------------------------|:-------------|:--------------|:------|:----|
|
||||
| `Account` | 文字列 | Account | はい | ブロックチェーン上で`XChainCreateBridge`トランザクションを送信したアカウント。 |
|
||||
| `MinAccountCreateAmount` | [通貨額][] | Amount | いいえ | `XChainAccountCreateCommit`トランザクションに必要な最小金額。これが存在しない場合、`XChainAccountCreateCommit`トランザクションは失敗します。このフィールドはXRP-XRPブリッジにのみ存在できます。 |
|
||||
| `SignatureReward` | [通貨額][] | Amount | はい | クロスチェーン送金のために署名を提供した場合、またはクロスチェーン報酬のために署名を提供した場合に支払われる報酬の合計額(XRP単位)。この金額は署名者の間で分配されます。 |
|
||||
| `XChainAccountClaimCount` | 数値 | UInt64 | はい | アカウント作成トランザクションの実行順序を決めるために使用されるカウンタ。`XChainAccountCreateCommit`トランザクションが送信先チェーンで"claim"されるたびにインクリメントされます。「請求(claim)」トランザクションが宛先チェーンで実行されると、`XChainAccountClaimCount`は`XChainAccountClaimCount`が送信元チェーンで実行された時の`XChainAccountCreateCount`の値と一致しなければなりません。これにより、`XChainAccountCreateCommit`トランザクションが送信元チェーンで実行されたのと同じ順序で請求が実行されるようになり、トランザクションのリプレイを防ぐことができます。 |
|
||||
| `XChainAccountCreateCount` | 数値 | UInt64 | はい | アカウント作成トランザクションの実行順序を決めるために使用されるカウンタ。XChainAccountCreateCommit`トランザクションが実行される度にインクリメントされます。 |
|
||||
| `XChainBridge` | XChainBridge | XChain_Bridge | はい | このオブジェクトが関連するブリッジのドアアカウントと資産。 |
|
||||
| `XChainClaimID` | 数値 | UInt64 | はい | 次に作成される`XChainClaimID`の値。 |
|
||||
|
||||
|
||||
### XChainBridgeのフィールド
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | 内部の型 | 必須? | 説明 |
|
||||
|:--------------------|:---------|:--------|:------|:----------------|
|
||||
| `IssuingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | 発行チェーンのドアアカウント。XRP-XRPブリッジの場合、これはジェネシスアカウント(ネットワークが最初に開始されたときに作成されるアカウントで、すべてのXRPを含む)でなければなりません。 |
|
||||
| `IssuingChainIssue` | Issue | Issue | はい | 発行チェーン上で作成され、バーンされる資産。IOU-IOUブリッジの場合、供給問題を避けるため、資産の発行者は発行チェーンのドアアカウントでなければなりません。 |
|
||||
| `LockingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | ロックチェーンのドアアカウント。 |
|
||||
| `LockingChainIssue` | Issue | Issue | はい | ロックチェーンでロック、アンロックされる資産。 |
|
||||
|
||||
|
||||
<!--{# common link defs #}-->
|
||||
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
|
||||
@@ -0,0 +1,109 @@
|
||||
---
|
||||
html: xchainownedclaimid.html
|
||||
parent: ledger-entry-types.html
|
||||
blurb: XChainOwnedClaimIDオブジェクトは、クロスチェーンでの価値の移動の*1つ*を表します。
|
||||
labels:
|
||||
- 相互運用性
|
||||
status: not_enabled
|
||||
---
|
||||
# XChainOwnedClaimID
|
||||
_([XChainBridge Amendment][] :not_enabled: が必要です)_
|
||||
|
||||
[[ソース]](https://github.com/seelabs/rippled/blob/xbridge/src/ripple/protocol/impl/LedgerFormats.cpp#L281-L293 "ソース")
|
||||
|
||||
`XChainOwnedClaimID`オブジェクトはクロスチェーンでの価値の移転の*1つ*を表し、送金元チェーン上の資金をロックまたはバーンする送金元チェーン上のアカウントの情報を含みます。
|
||||
|
||||
`XChainOwnedClaimID`オブジェクトは送信元チェーンで`XChainCommit`を送信する前に送信先チェーンで取得する必要があります。このオブジェクトの目的はトランザクションのリプレイ攻撃を防ぐことであり、Witnessサーバから証明書を収集する場所としても使用されます。
|
||||
|
||||
`XChainCreateClaimID`トランザクションは新しい`XChainOwnedClaimID`を作成するために使われます。このレジャーオブジェクトは、資金が送金先のチェーンで請求に成功すると削除されます。
|
||||
|
||||
|
||||
## XChainOwnedClaimID JSONの例
|
||||
|
||||
```json
|
||||
{
|
||||
"Account": "rBW1U7J9mEhEdk6dMHEFUjqQ7HW7WpaEMi",
|
||||
"Flags": 0,
|
||||
"OtherChainSource": "r9oXrvBX5aDoyMGkoYvzazxDhYoWFUjz8p",
|
||||
"OwnerNode": "0",
|
||||
"PreviousTxnID": "1CFD80E9CF232B8EED62A52857DE97438D12230C06496932A81DEFA6E66070A6",
|
||||
"PreviousTxnLgrSeq": 58673,
|
||||
"SignatureReward": "100",
|
||||
"XChainBridge": {
|
||||
"IssuingChainDoor": "rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh",
|
||||
"IssuingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
},
|
||||
"LockingChainDoor": "rMAXACCrp3Y8PpswXcg3bKggHX76V3F8M4",
|
||||
"LockingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
}
|
||||
},
|
||||
"XChainClaimAttestations": [
|
||||
{
|
||||
"XChainClaimProofSig": {
|
||||
"Amount": "1000000",
|
||||
"AttestationRewardAccount": "rfgjrgEJGDxfUY2U8VEDs7BnB1jiH3ofu6",
|
||||
"AttestationSignerAccount": "rfsxNxZ6xB1nTPhTMwQajNnkCxWG8B714n",
|
||||
"Destination": "rBW1U7J9mEhEdk6dMHEFUjqQ7HW7WpaEMi",
|
||||
"PublicKey": "025CA526EF20567A50FEC504589F949E0E3401C13EF76DD5FD1CC2850FA485BD7B",
|
||||
"WasLockingChainSend": 1
|
||||
}
|
||||
},
|
||||
{
|
||||
"XChainClaimProofSig": {
|
||||
"Amount": "1000000",
|
||||
"AttestationRewardAccount": "rUUL1tP523M8KimERqVS7sxb1tLLmpndyv",
|
||||
"AttestationSignerAccount": "rEg5sHxZVTNwRL3BAdMwJatkmWDzHMmzDF",
|
||||
"Destination": "rBW1U7J9mEhEdk6dMHEFUjqQ7HW7WpaEMi",
|
||||
"PublicKey": "03D40434A6843638681E2F215310EBC4131AFB12EA85985DA073183B732525F7C9",
|
||||
"WasLockingChainSend": 1
|
||||
},
|
||||
}
|
||||
],
|
||||
"XChainClaimID": "b5",
|
||||
"LedgerEntryType": "XChainOwnedClaimID",
|
||||
"LedgerIndex": "20B136D7BF6D2E3D610E28E3E6BE09F5C8F4F0241BBF6E2D072AE1BACB1388F5"
|
||||
}
|
||||
```
|
||||
|
||||
|
||||
## XChainOwnedClaimIDのフィールド
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:--------------------------|:-------------|:--------------|:-----|:----|
|
||||
| `Account` | 文字列 | Account | はい | このオブジェクトを所有するアカウント。 |
|
||||
| `LedgerIndex` | 文字列 | Hash256 | はい | レジャーインデックスは、`XChainOwnedClaimID`の一意な接頭辞、`XChainClaimID`の実際の値、`XChainBridge`のフィールドのハッシュです。 |
|
||||
| `OtherChainSource` | 文字列 | Account | はい | 送信元チェーンで対応する`XChainCommit`を送信する必要があるアカウント。つまり、`OtherChainSource`が指定されていないと、別のアカウントが別の送信先を指定して資金を盗もうとする可能性があるということです。また、どのアカウントが`XChainCommit`トランザクションを送信するのかが分かるので、単一の署名セットのみを追跡することもできます。 |
|
||||
| `SignatureReward` | [通貨額][] | Amount | はい | Witnessサーバに支払う署名報酬の合計額。`Bridge`レジャー帳オブジェクトの`SignatureReward`の値以上でなければなりません。 |
|
||||
| `XChainBridge` | XChainBridge | XChain_Bridge | はい | このオブジェクトに紐づくブリッジのドアアカウントと資産。 |
|
||||
| `XChainClaimAttestations` | 配列 | Array | はい | Witnessサーバから収集された証明。これには、署名されたメッセージの再作成に必要なパラメータが含まれます。これには、その署名の量、どのチェーン(ロックまたは発行)、任意の宛先、報酬アカウントなどが含まれます。 |
|
||||
| `XChainClaimID` | 文字列 | UInt64 | はい | クロスチェーン送金の一意のシーケンス番号。 |
|
||||
|
||||
|
||||
### XChainClaimAttestationsのフィールド
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:------------------------------|:----------|:-----------|:------|:----|
|
||||
| `XChainClaimProofSig` | 配列 | Object | はい | Witnessサーバ1台からの証明書。 |
|
||||
| `Amount` | [通貨額][] | Amount | はい | 送信先チェーンの`XChainCommit`トランザクションで請求する金額。 |
|
||||
| `AttestationRewardAccount` | 文字列 | Account | はい | 署名者に分配される`SignatureReward`を受け取るアカウント。 |
|
||||
| `AttestationSignerAccount` | 文字列 | Account | はい | ドアアカウントの署名者リストにある、トランザクションに署名するアカウント。 |
|
||||
| `Destination` | 文字列 | Account | いいえ | 送金先チェーン上の資金の送金先アカウント。 |
|
||||
| `PublicKey` | 文字列 | Blob | はい | 署名の検証に使用する公開鍵。 |
|
||||
| `WasLockingChainSend` | 数値 | UInt8 | はい | イベントが発生したチェーンを表す真偽値。 |
|
||||
|
||||
|
||||
### XChainBridgeのフィールド
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:--------------------|:---------|:-----------|:------|:----------------|
|
||||
| `IssuingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | 発行チェーンのドアアカウント。XRP-XRPブリッジの場合、これはジェネシスアカウント(ネットワークが最初に開始されたときに作成されるアカウントで、すべてのXRPを含む)でなければなりません。 |
|
||||
| `IssuingChainIssue` | Issue | Issue | はい | 発行チェーン上で作成され、バーンされる資産。IOU-IOUブリッジの場合、供給問題を避けるため、資産の発行者は発行チェーンのドアアカウントでなければなりません。 |
|
||||
| `LockingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | ロックチェーンのドアアカウント。 |
|
||||
| `LockingChainIssue` | Issue | Issue | はい | ロックチェーンでロック、アンロックされる資産。 |
|
||||
|
||||
<!--{# common link defs #}-->
|
||||
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
|
||||
@@ -0,0 +1,93 @@
|
||||
---
|
||||
html: xchainownedcreateaccountclaimid.html
|
||||
parent: ledger-entry-types.html
|
||||
blurb: XChainOwnedCreateAccountClaimIDレジャーオブジェクトは、クロスチェーン送金でアカウントを作成するための証明を収集するために使用されます。
|
||||
labels:
|
||||
- 相互運用性
|
||||
status: not_enabled
|
||||
---
|
||||
# XChainOwnedCreateAccountClaimID
|
||||
_([XChainBridge Amendment][] :not_enabled: が必要です)_
|
||||
|
||||
[[ソース]](https://github.com/seelabs/rippled/blob/xbridge/src/ripple/protocol/impl/LedgerFormats.cpp#L296-L306 "ソース")
|
||||
|
||||
`XChainOwnedCreateAccountClaimID`レジャーオブジェクトは、クロスチェーン送金でアカウントを作成するための証明を収集するために使用されます。
|
||||
|
||||
`XChainAddAccountCreateAttestation`トランザクションが`XChainAccountCreateCommit`トランザクションを証明する署名を追加し、`XChainAccountCreateCount`が`Bridge`レジャーオブジェクトの現在の`XChainAccountClaimCount`以上である場合にアカウントが作成されます。
|
||||
|
||||
すべての証明を受け取り、新しいアカウントに資金が移動すると、レジャーオブジェクトは破棄されます。
|
||||
|
||||
|
||||
## XChainOwnedCreateAccountClaimID JSONの例
|
||||
|
||||
```json
|
||||
{
|
||||
"LedgerEntryType": "XChainOwnedCreateAccountClaimID",
|
||||
"LedgerIndex": "5A92F6ED33FDA68FB4B9FD140EA38C056CD2BA9673ECA5B4CEF40F2166BB6F0C",
|
||||
"Account": "rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh",
|
||||
"XChainAccountCreateCount": "66",
|
||||
"XChainBridge": {
|
||||
"IssuingChainDoor": "rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh",
|
||||
"IssuingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
},
|
||||
"LockingChainDoor": "rMAXACCrp3Y8PpswXcg3bKggHX76V3F8M4",
|
||||
"LockingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
}
|
||||
},
|
||||
"XChainCreateAccountAttestations": [
|
||||
{
|
||||
"XChainCreateAccountProofSig": {
|
||||
"Amount": "20000000",
|
||||
"AttestationRewardAccount": "rMtYb1vNdeMDpD9tA5qSFm8WXEBdEoKKVw",
|
||||
"AttestationSignerAccount": "rL8qTrAvZ8Q1o1H9H9Ahpj3xjgmRvFLvJ3",
|
||||
"Destination": "rBW1U7J9mEhEdk6dMHEFUjqQ7HW7WpaEMi",
|
||||
"PublicKey": "021F7CC4033EFBE5E8214B04D1BAAEC14808DC6C02F4ACE930A8EF0F5909B0C438",
|
||||
"SignatureReward": "100",
|
||||
"WasLockingChainSend": 1
|
||||
}
|
||||
}
|
||||
]
|
||||
}
|
||||
```
|
||||
|
||||
|
||||
## XChainOwnedCreateAccountClaimIDのフィールド
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:----------------------------------|:-------------|:--------------|:------|:------------|
|
||||
| `Account` | 文字列 | Account | はい | このオブジェクトを所有するアカウント。 |
|
||||
| `LedgerIndex` | 文字列 | Hash256 | はい | レジャーインデックスは、`XChainOwnedCreateAccountClaimID`の一意な接頭辞、`XChainAccountClaimCount`の実際の値、`XChainBridge`のフィールドのハッシュです。 |
|
||||
| `XChainAccountCreateCount` | 数値 | UInt64 | はい | クロスチェーン送金で作成されたアカウントの実行順序を決める整数。小さい数字は大きい数字より先に実行されなければなりません。 |
|
||||
| `XChainBridge` | XChainBridge | XChain_Bridge | はい | このオブジェクトに紐づくブリッジのドアアカウントと資産。 |
|
||||
| `XChainCreateAccountAttestations` | 配列 | Array | はい | Witnessサーバから収集された証明。これには、署名されたメッセージの再作成に必要なパラメータが含まれます。これには、その署名の量、どのチェーン(ロックまたは発行)、任意の宛先、報酬アカウントなどが含まれます。 |
|
||||
|
||||
|
||||
### XChainCreateAccountAttestationsのフィールド
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|-------------------------------|-----------|-------------|-------|-----|
|
||||
| `XChainCreateAccountProofSig` | 配列 | Object | はい | Witnessサーバ1台からの証明書。 |
|
||||
| `Amount` | [通貨額][] | Amount | はい | 送信先チェーンの`XChainAccountCreateCommit`トランザクションで請求する金額。 |
|
||||
| `AttestationRewardAccount` | 文字列 | Account | はい | 署名者に分配される`SignatureReward`を受け取るアカウント。 |
|
||||
| `AttestationSignerAccount` | 文字列 | Account | はい | ドアアカウントの署名者リストにある、トランザクションに署名するアカウント。 |
|
||||
| `Destination` | 文字列 | Account | はい | 送金先チェーン上の資金の送金先アカウント。 |
|
||||
| `PublicKey` | 文字列 | Blob | はい | 署名の検証に使用する公開鍵。 |
|
||||
| `WasLockingChainSend` | 数値 | UInt8 | はい | イベントが発生したチェーンを表す真偽値。 |
|
||||
|
||||
|
||||
### XChainBridgeのフィールド
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:--------------------|:---------|:-----------|:------|:----------------|
|
||||
| `IssuingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | 発行チェーンのドアアカウント。XRP-XRPブリッジの場合、これはジェネシスアカウント(ネットワークが最初に開始されたときに作成されるアカウントで、すべてのXRPを含む)でなければなりません。 |
|
||||
| `IssuingChainIssue` | Issue | Issue | はい | 発行チェーン上で作成され、バーンされる資産。IOU-IOUブリッジの場合、供給問題を避けるため、資産の発行者は発行チェーンのドアアカウントでなければなりません。 |
|
||||
| `LockingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | ロックチェーンのドアアカウント。 |
|
||||
| `LockingChainIssue` | Issue | Issue | はい | ロックチェーンでロック、アンロックされる資産。 |
|
||||
|
||||
|
||||
<!--{# common link defs #}-->
|
||||
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
|
||||
@@ -0,0 +1,66 @@
|
||||
---
|
||||
html: xchainaccountcreatecommit.html
|
||||
parent: transaction-types.html
|
||||
blurb: ブリッジが接続するチェーンの一つでアカウントを作成します。このアカウントがそのチェーンのブリッジの入り口となります。
|
||||
labels:
|
||||
- 相互運用性
|
||||
status: not_enabled
|
||||
---
|
||||
# XChainAccountCreateCommit
|
||||
[[ソース]](https://github.com/XRPLF/rippled/blob/master/src/ripple/protocol/impl/TxFormats.cpp#L466-L474 "ソース")
|
||||
|
||||
_([XChainBridge Amendment][] :not_enabled: が必要です)_
|
||||
|
||||
このトランザクションはXRP-XRPブリッジにのみ使用できます。
|
||||
|
||||
`XChainAccountCreateCommit`トランザクションは、発行チェーンにトランザクションを送信するために、Witnessサーバ用の新しいアカウントを作成します。
|
||||
|
||||
**注意:** このトランザクションは、Witnessの証明書が送信先チェーンに確実に送信される場合にのみ実行されるべきです。署名が送信されない場合、証明書が受信されるまでアカウント作成はブロックされます。XRP-XRPブリッジでこのトランザクションを無効にするには、ブリッジの`MinAccountCreateAmount`フィールドを省略します。
|
||||
|
||||
|
||||
## XChainAccountCreateCommit JSONの例
|
||||
|
||||
```json
|
||||
{
|
||||
"Account": "rwEqJ2UaQHe7jihxGqmx6J4xdbGiiyMaGa",
|
||||
"Destination": "rD323VyRjgzzhY4bFpo44rmyh2neB5d8Mo",
|
||||
"TransactionType": "XChainAccountCreateCommit",
|
||||
"Amount": "20000000",
|
||||
"SignatureReward": "100",
|
||||
"XChainBridge": {
|
||||
"LockingChainDoor": "rMAXACCrp3Y8PpswXcg3bKggHX76V3F8M4",
|
||||
"LockingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
},
|
||||
"IssuingChainDoor": "rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh",
|
||||
"IssuingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
}
|
||||
}
|
||||
}
|
||||
```
|
||||
|
||||
|
||||
## XChainAccountCreateCommitのフィールド
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:------------------|:-------------|:--------------|:-----| :-----------|
|
||||
| `Amount` | [通貨額][] | Amount | はい | アカウント作成に使用するXRP単位の金額。これは`Bridge`レジャーオブジェクトで指定されている`MinAccountCreateAmount`以上でなければなりません。 |
|
||||
| `Destination` | 文字列 | Account | はい | 送信先チェーンの送信先アカウント。 |
|
||||
| `SignatureReward` | [通貨額][] | Amount | いいえ | 署名を提供したWitnessサーバへの報酬として使用する金額。これは`Bridge`レジャーオブジェクトの金額と一致しなければなりません。 |
|
||||
| `XChainBridge` | XChainBridge | XChain_Bridge | はい | アカウントを作成するブリッジ。 |
|
||||
|
||||
|
||||
### XChainBridgeのフィールド
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:--------------------|:---------|:-----------|:------|:----|
|
||||
| `IssuingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | 発行チェーンのドアアカウント。XRP-XRPブリッジの場合、これはジェネシスアカウント(ネットワークが最初に開始されたときに作成されるアカウントで、すべてのXRPを含む)でなければなりません。 |
|
||||
| `IssuingChainIssue` | Issue | Issue | はい | 発行チェーン上で作成され、バーンされる資産。IOU-IOUブリッジの場合、供給量の問題を避けるため、資産の発行者は発行チェーンのドアアカウントでなければなりません。 |
|
||||
| `LockingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | ロックチェーンのドアアカウント。 |
|
||||
| `LockingChainIssue` | Issue | Issue | はい | ロックチェーンでロック、アンロックされる資産。 |
|
||||
|
||||
<!--{# common link defs #}-->
|
||||
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
|
||||
@@ -0,0 +1,83 @@
|
||||
---
|
||||
html: xchainaddaccountcreateattestation.html
|
||||
parent: transaction-types.html
|
||||
blurb: XChainAddAccountCreateAttestationトランザクションは他のチェーンでXChainAccountCreateCommitトランザクションが発生した証明をWitnessサーバから提示します。
|
||||
labels:
|
||||
- 相互運用性
|
||||
status: not_enabled
|
||||
---
|
||||
# XChainAddAccountCreateAttestation
|
||||
[[ソース]](https://github.com/XRPLF/rippled/blob/master/src/ripple/protocol/impl/TxFormats.cpp#L447-L464 "ソース")
|
||||
|
||||
_([XChainBridge Amendment][] :not_enabled: が必要です)_
|
||||
|
||||
`XChainAddAccountCreateAttestation`トランザクションは、`XChainAccountCreateCommit`トランザクションがもう一方のチェーンで発生したというWitnessサーバからの証明を提示します。
|
||||
|
||||
この署名は署名が提供された時点のドアの署名者リストにある鍵の一つでなければなりません。署名が提出されてから定足数に達するまでの間に署名者リストが変更された場合、新しい署名セットが使用され、現在収集されている署名の一部が削除される可能性があります。
|
||||
|
||||
どのアカウントでも署名を提出することができます。
|
||||
|
||||
**注記:** 報酬は現在のリストにある鍵を持っているアカウントにのみ送られます。署名者の定足数は`SignatureReward`に一致する必要があります。より大きな報酬を得ようとして、一つのWitnessサーバがこの値に不正な値を指定することはできません。
|
||||
|
||||
|
||||
## XChainAddAccountCreateAttestation JSONの例
|
||||
|
||||
```json
|
||||
{
|
||||
"Account": "rDr5okqGKmMpn44Bbhe5WAfDQx8e9XquEv",
|
||||
"TransactionType": "XChainAddAccountCreateAttestation",
|
||||
"OtherChainSource": "rUzB7yg1LcFa7m3q1hfrjr5w53vcWzNh3U",
|
||||
"Destination": "rJMfWNVbyjcCtds8kpoEjEbYQ41J5B6MUd",
|
||||
"Amount": "2000000000",
|
||||
"PublicKey": "EDF7C3F9C80C102AF6D241752B37356E91ED454F26A35C567CF6F8477960F66614",
|
||||
"Signature": "F95675BA8FDA21030DE1B687937A79E8491CE51832D6BEEBC071484FA5AF5B8A0E9AFF11A4AA46F09ECFFB04C6A8DAE8284AF3ED8128C7D0046D842448478500",
|
||||
"WasLockingChainSend": 1,
|
||||
"AttestationRewardAccount": "rpFp36UHW6FpEcZjZqq5jSJWY6UCj3k4Es",
|
||||
"AttestationSignerAccount": "rpWLegmW9WrFBzHUj7brhQNZzrxgLj9oxw",
|
||||
"XChainAccountCreateCount": "2",
|
||||
"SignatureReward": "204",
|
||||
"XChainBridge": {
|
||||
"LockingChainDoor": "r3nCVTbZGGYoWvZ58BcxDmiMUU7ChMa1eC",
|
||||
"LockingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
},
|
||||
"IssuingChainDoor": "rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh",
|
||||
"IssuingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
}
|
||||
},
|
||||
"Fee": "20"
|
||||
}
|
||||
```
|
||||
|
||||
|
||||
## XChainAddAccountCreateAttestationのフィールド
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:---------------------------|:-------------|:--------------|:------|:----|
|
||||
| `Amount` | [通貨額][] | Amount | はい | `XChainAccountCreateCommit`トランザクションが送信元チェーンでCommitした金額。 |
|
||||
| `AttestationRewardAccount` | 文字列 | Account | はい | この署名者の`SignatureReward`を受け取るアカウント。 |
|
||||
| `AttestationSignerAccount` | 文字列 | Account | はい | ドアアカウントの署名者リストにある、トランザクションに署名したアカウント。 |
|
||||
| `Destination` | 文字列 | Account | はい | 送信先チェーン上の資金の送金先アカウント。 |
|
||||
| `OtherChainSource` | 文字列 | Account | はい | 証明に紐づくイベントをトリガーした`XChainAccountCreateCommit`トランザクションを送信した送信元チェーン上のアカウント。 |
|
||||
| `PublicKey` | 文字列 | Blob | はい | 署名の検証に使用する公開鍵。 |
|
||||
| `Signature` | 文字列 | Blob | はい | もう一方のチェーン上のイベントを証明する署名。 |
|
||||
| `SignatureReward` | [通貨額][] | Amount | はい | `XChainAccountCreateCommit`トランザクションで支払われた署名の報酬。 |
|
||||
| `WasLockingChainSend` | 数値 | UInt8 | はい | イベントが発生したチェーンを表す真偽値。 |
|
||||
| `XChainAccountCreateCount` | 文字列 | UInt64 | はい | 請求(Claim)が処理される順序を表すカウンタ。 |
|
||||
| `XChainBridge` | XChainBridge | XChain_Bridge | はい | 証明に紐づくブリッジ。 |
|
||||
|
||||
|
||||
### XChainBridgeのフィールド
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:--------------------|:---------|:-----------|:------|:----|
|
||||
| `IssuingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | 発行チェーンのドアアカウント。XRP-XRPブリッジの場合、これはジェネシスアカウント(ネットワークが最初に開始されたときに作成されるアカウントで、すべてのXRPを含む)でなければなりません。 |
|
||||
| `IssuingChainIssue` | Issue | Issue | はい | 発行チェーン上で作成され、バーンされる資産。IOU-IOUブリッジの場合、供給量の問題を避けるため、資産の発行者は発行チェーンのドアアカウントでなければなりません。 |
|
||||
| `LockingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | ロックチェーンのドアアカウント。 |
|
||||
| `LockingChainIssue` | Issue | Issue | はい | ロックチェーンでロック、アンロックされる資産。 |
|
||||
|
||||
<!--{# common link defs #}-->
|
||||
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
|
||||
@@ -0,0 +1,103 @@
|
||||
---
|
||||
html: xchainaddclaimattestation.html
|
||||
parent: transaction-types.html
|
||||
blurb: 送信元チェーンで発生したイベントを、送信先チェーンに証明(アテスト)します。
|
||||
labels:
|
||||
- 相互運用性
|
||||
status: not_enabled
|
||||
---
|
||||
# XChainAddClaimAttestation
|
||||
[[ソース]](https://github.com/XRPLF/rippled/blob/master/src/ripple/protocol/impl/TxFormats.cpp#L429-L445 "ソース")
|
||||
|
||||
_([XChainBridge Amendment][] :not_enabled: が必要です)_
|
||||
|
||||
`XChainAddClaimAttestation`トランザクションは`XChainCommit`トランザクションを証明するWitnessサーバの署名を提供します。
|
||||
|
||||
この署名は、署名が提出された時点のドアの署名者リストにある鍵の一つでなければなりません。ただし、署名が提出されてから定足数に達するまでの間に署名者リストが変更された場合は、新しい署名セットが使用され、現在収集されている署名の一部が削除されることがあります。
|
||||
|
||||
どのアカウントでも署名を提出できます。
|
||||
|
||||
**注記:** 報酬は現在のリストにある鍵を持っているアカウントにのみ送られます。署名者の定足数は`SignatureReward`に一致する必要があります。より大きな報酬を得ようとして、一つのWitnessサーバがこの値に不正な値を指定することはできません。
|
||||
|
||||
|
||||
## XChainAddClaimAttestation JSONの例
|
||||
|
||||
```json
|
||||
{
|
||||
"TransactionType": "XChainAddClaimAttestation",
|
||||
"Account": "rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh",
|
||||
"XChainAttestationBatch": {
|
||||
"XChainBridge": {
|
||||
"IssuingChainDoor": "rKeSSvHvaMZJp9ykaxutVwkhZgWuWMLnQt",
|
||||
"IssuingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
},
|
||||
"LockingChainDoor": "rJvExveLEL4jNDEeLKCVdxaSCN9cEBnEQC",
|
||||
"LockingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
}
|
||||
},
|
||||
"XChainClaimAttestationBatch" : [
|
||||
{
|
||||
"XChainClaimAttestationBatchElement" : {
|
||||
"Account" : "rnJmYAiqEVngtnb5ckRroXLtCbWC7CRUBx",
|
||||
"Amount" : "100000000",
|
||||
"AttestationSignerAccount" : "rnJmYAiqEVngtnb5ckRroXLtCbWC7CRUBx",
|
||||
"Destination" : "r9A8UyNpW3X46FUc6P7JZqgn6WgAPjBwPg",
|
||||
"PublicKey" : "03DAB289CA36FF377F3F4304C7A7203FDE5EDCBFC209F430F6A4355361425526D0",
|
||||
"Signature" : "616263",
|
||||
"WasLockingChainSend" : 1,
|
||||
"XChainClaimID" : "0000000000000000"
|
||||
}
|
||||
}
|
||||
],
|
||||
"XChainCreateAccountAttestationBatch": [
|
||||
{
|
||||
"XChainCreateAccountAttestationBatchElement": {
|
||||
"Account": "rnJmYAiqEVngtnb5ckRroXLtCbWC7CRUBx",
|
||||
"Amount": "1000000000",
|
||||
"AttestationSignerAccount": "rEziJZmeZzsJvGVUmpUTey7qxQLKYxaK9f",
|
||||
"Destination": "rKT9gDkaedAosiHyHZTjyZs2HvXpzuiGmC",
|
||||
"PublicKey": "03ADB44CA8E56F78A0096825E5667C450ABD5C24C34E027BC1AAF7E5BD114CB5B5",
|
||||
"Signature": "3044022036C8B90F85E8073C465F00625248A72D4714600F98EBBADBAD3B7ED226109A3A02204C5A0AE12D169CF790F66541F3DB59C289E0D9CA7511FDFE352BB601F667A26",
|
||||
"SignatureReward": "1000000",
|
||||
"WasLockingChainSend": 1,
|
||||
"XChainAccountCreateCount": "0000000000000001"
|
||||
}
|
||||
}
|
||||
]
|
||||
}
|
||||
}
|
||||
```
|
||||
|
||||
|
||||
## XChainAddClaimAttestationのフィールド
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:---------------------------|:-------------|:--------------|:------|-----|
|
||||
| `Amount` | [通貨額][] | Amount | はい | `XChainCommit`トランザクションが送信元チェーンでCommitした金額。 |
|
||||
| `AttestationRewardAccount` | 文字列 | Account | はい | この署名者の`SignatureReward`を受け取るアカウント。 |
|
||||
| `AttestationSignerAccount` | 文字列 | Account | はい | ドアアカウントの署名者リストにある、トランザクションに署名したアカウント。 |
|
||||
| `Destination` | 文字列 | Account | いいえ | 送信先チェーン上の資金の送金先アカウント。 (`XChainCommit` トランザクションから取得)。 |
|
||||
| `OtherChainSource` | 文字列 | Account | はい | 証明に紐づくイベントをトリガーした`XChainCommit`トランザクションを送信した送信元チェーン上のアカウント。 |
|
||||
| `PublicKey` | 文字列 | Blob | はい | 署名の検証に使用する公開鍵。 |
|
||||
| `Signature` | 文字列 | Blob | はい | もう一方のチェーン上のイベントを証明する署名。 |
|
||||
| `WasLockingChainSend` | 数値 | UInt8 | はい | イベントが発生したチェーンを表す真偽値。 |
|
||||
| `XChainBridge` | XChainBridge | XChain_Bridge | はい | 資金の移動に使用するブリッジ。 |
|
||||
| `XChainClaimID` | 文字列 | UInt64 | はい | `XChainCommit` トランザクションに含まれる、送金に紐づく`XChainClaimID`。 |
|
||||
|
||||
|
||||
### XChainBridgeのフィールド
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:--------------------|:---------|:-----------|:------|:----|
|
||||
| `IssuingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | 発行チェーンのドアアカウント。XRP-XRPブリッジの場合、これはジェネシスアカウント(ネットワークが最初に開始されたときに作成されるアカウントで、すべてのXRPを含む)でなければなりません。 |
|
||||
| `IssuingChainIssue` | Issue | Issue | はい | 発行チェーン上で作成され、バーンされる資産。IOU-IOUブリッジの場合、供給量の問題を避けるため、資産の発行者は発行チェーンのドアアカウントでなければなりません。 |
|
||||
| `LockingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | ロックチェーンのドアアカウント。 |
|
||||
| `LockingChainIssue` | Issue | Issue | はい | ロックチェーンでロック、アンロックされる資産。 |
|
||||
|
||||
|
||||
<!--{# common link defs #}-->
|
||||
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
|
||||
@@ -0,0 +1,65 @@
|
||||
---
|
||||
html: xchainclaim.html
|
||||
parent: transaction-types.html
|
||||
blurb: 送信先チェーンで金額を請求することで、クロスチェーンでの価値移転を完了させます。
|
||||
labels:
|
||||
- 相互運用性
|
||||
status: not_enabled
|
||||
---
|
||||
# XChainClaim
|
||||
[[ソース]](https://github.com/XRPLF/rippled/blob/master/src/ripple/protocol/impl/TxFormats.cpp#L418-L427 "ソース")
|
||||
|
||||
_([XChainBridge Amendment][] :not_enabled: が必要です)_
|
||||
|
||||
`XChainClaim`トランザクションはクロスチェーンでの価値の移転を完了させます。`XChainClaim`トランザクションにより、ユーザは送信元チェーンでロックされた価値と同等の価値を送信先チェーンで請求することができます。ユーザは、送金元チェーンでロックされた価値に関連付けられたクロスチェーン請求ID(`Account`フィールド)を所有している場合にのみ、その価値を請求することができます。ユーザは誰にでも資金を送ることができます(`Destination`フィールド)。このトランザクションが必要になるのは`XChainCommit`トランザクションで`OtherChainDestination`が指定されていない場合、または自動送金で何か問題が発生した場合のみです。
|
||||
|
||||
トランザクションによって送金に成功すると、対象の`XChainOwnedClaimID`レジャーオブジェクトは削除されます。これはトランザクションのリプレイを防ぎます。トランザクションが失敗した場合、`XChainOwnedClaimID`は削除されず、異なるパラメータでトランザクションを再実行できます。
|
||||
|
||||
|
||||
## XChainClaim JSONの例
|
||||
|
||||
```json
|
||||
{
|
||||
"Account": "rahDmoXrtPdh7sUdrPjini3gcnTVYjbjjw",
|
||||
"Amount": "10000",
|
||||
"TransactionType": "XChainClaim",
|
||||
"XChainClaimID": "13f",
|
||||
"Destination": "rahDmoXrtPdh7sUdrPjini3gcnTVYjbjjw",
|
||||
"XChainBridge": {
|
||||
"LockingChainDoor": "rMAXACCrp3Y8PpswXcg3bKggHX76V3F8M4",
|
||||
"LockingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
},
|
||||
"IssuingChainDoor": "rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh",
|
||||
"IssuingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
}
|
||||
}
|
||||
}
|
||||
```
|
||||
|
||||
|
||||
## XChainClaimのフィールド
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:------------------------|:-------------|:--------------|:------|-----|
|
||||
| `Amount` | [通貨額][] | Amount | はい | 送信先チェーンで請求する金額。これは、この`XChainClaimID`に関連付けられた証明書で証明された金額と一致しなければなりません。 |
|
||||
| `Destination` | 文字列 | Account | はい | 送信先チェーンの送信先アカウント。存在しなければトランザクションは失敗します。しかし、この場合トランザクションが失敗しても、シーケンス番号と収集された署名は破棄されないので、別の送信先でトランザクションを再実行することができます。 |
|
||||
| `DestinationTag` | 数値 | UInt32 | いいえ | 整数値の宛先タグ。 |
|
||||
| `XChainBridge` | XChainBridge | XChain_Bridge | はい | 送金に使用するブリッジ。 |
|
||||
| `XChainClaimID` | 文字列 | UInt64 | はい | 対応する`XChainCommit`トランザクションで参照されたクロスチェーン送金の一意な整数ID。 |
|
||||
|
||||
|
||||
### XChainBridgeのフィールド
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:--------------------|:---------|:-----------|:------|:----|
|
||||
| `IssuingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | 発行チェーンのドアアカウント。XRP-XRPブリッジの場合、これはジェネシスアカウント(ネットワークが最初に開始されたときに作成されるアカウントで、すべてのXRPを含む)でなければなりません。 |
|
||||
| `IssuingChainIssue` | Issue | Issue | はい | 発行チェーン上で作成され、バーンされる資産。IOU-IOUブリッジの場合、供給量の問題を避けるため、資産の発行者は発行チェーンのドアアカウントでなければなりません。 |
|
||||
| `LockingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | ロックチェーンのドアアカウント。 |
|
||||
| `LockingChainIssue` | Issue | Issue | はい | ロックチェーンでロック、アンロックされる資産。 |
|
||||
|
||||
<!--{# common link defs #}-->
|
||||
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
|
||||
@@ -0,0 +1,62 @@
|
||||
---
|
||||
html: xchaincommit.html
|
||||
parent: transaction-types.html
|
||||
blurb: クロスチェーンでの価値移転を開始します。
|
||||
labels:
|
||||
- 相互運用性
|
||||
status: not_enabled
|
||||
---
|
||||
# XChainCommit
|
||||
[[ソース]](https://github.com/XRPLF/rippled/blob/master/src/ripple/protocol/impl/TxFormats.cpp#L408-L416 "ソース")
|
||||
|
||||
_([XChainBridge Amendment][] :not_enabled: が必要です)_
|
||||
|
||||
`XChainCommit`はクロスチェーン送金の2番目のステップです。`XChainCommit`は発行チェーンでラップできるようにロックチェーンで資産を保管したり、ロックチェーンで返却できるように発行チェーンでラップされた資産をバーンしたりします。
|
||||
|
||||
|
||||
## XChainCommit JSONの例
|
||||
|
||||
```json
|
||||
{
|
||||
"Account": "rMTi57fNy2UkUb4RcdoUeJm7gjxVQvxzUo",
|
||||
"TransactionType": "XChainCommit",
|
||||
"XChainBridge": {
|
||||
"LockingChainDoor": "rMAXACCrp3Y8PpswXcg3bKggHX76V3F8M4",
|
||||
"LockingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
},
|
||||
"IssuingChainDoor": "rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh",
|
||||
"IssuingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
}
|
||||
},
|
||||
"Amount": "10000",
|
||||
"XChainClaimID": "13f"
|
||||
}
|
||||
```
|
||||
|
||||
|
||||
## XChainCommitのフィールド
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:------------------------|:-------------|:--------------|:------|-----|
|
||||
| `Amount` | [通貨額][] | Amount | はい | コミットする資産と数量。これはドアアカウントの`LockingChainIssue`(ロックチェーン上の場合)または`IssuingChainIssue`(発行チェーン上の場合)と一致しなければなりません。 |
|
||||
| `OtherChainDestination` | 文字列 | Account | いいえ | 送信先チェーンの送信先アカウント。これが指定されていない場合、`XChainCreateClaimID`トランザクションを送信したアカウントは、資金を請求するために`XChainClaim`トランザクションを送信する必要があります。 |
|
||||
| `XChainBridge` | XChainBridge | XChain_Bridge | はい | 送金に使用するブリッジ。 |
|
||||
| `XChainClaimID` | 文字列 | UInt64 | はい | クロスチェーン送金の一意な整数ID。これは送信先のチェーンで(`XChainCreateClaimID`トランザクションによって)取得し、このトランザクションを送信する前に検証済みのレジャーからチェックする必要があります。不正なシーケンス番号が指定された場合、資金は失われます。 |
|
||||
|
||||
|
||||
### XChainBridgeのフィールド
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:--------------------|:---------|:-----------|:------|:----|
|
||||
| `IssuingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | 発行チェーンのドアアカウント。XRP-XRPブリッジの場合、これはジェネシスアカウント(ネットワークが最初に開始されたときに作成されるアカウントで、すべてのXRPを含む)でなければなりません。 |
|
||||
| `IssuingChainIssue` | Issue | Issue | はい | 発行チェーン上で作成され、バーンされる資産。IOU-IOUブリッジの場合、供給量の問題を避けるため、資産の発行者は発行チェーンのドアアカウントでなければなりません。 |
|
||||
| `LockingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | ロックチェーンのドアアカウント。 |
|
||||
| `LockingChainIssue` | Issue | Issue | はい | ロックチェーンでロック、アンロックされる資産。 |
|
||||
|
||||
|
||||
<!--{# common link defs #}-->
|
||||
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
|
||||
@@ -0,0 +1,67 @@
|
||||
---
|
||||
html: xchaincreatebridge.html
|
||||
parent: transaction-types.html
|
||||
blurb: 2つのチェーン間にブリッジを作成します。
|
||||
labels:
|
||||
- 相互運用性
|
||||
status: not_enabled
|
||||
---
|
||||
# XChainCreateBridge
|
||||
[[ソース]](https://github.com/XRPLF/rippled/blob/master/src/ripple/protocol/impl/TxFormats.cpp#L381-L388 "ソース")
|
||||
|
||||
_([XChainBridge Amendment][] :not_enabled: が必要です)_
|
||||
|
||||
`XChainCreateBridge`トランザクションは新しい`Bridge`レジャーオブジェクトを作成し、トランザクショ ンが送信されたチェーン上に新しいクロスチェーンブリッジの入り口を定義します。これにはブリッジのドアアカウントと資産に関する情報が含まれます。
|
||||
|
||||
このトランザクションは、ロックチェーンのドアアカウントが最初に送信する必要があります。有効なブリッジをセットアップするには、Witnessサーバのセットアップに加えて、両チェーンのドアアカウントがこのトランザクションを送信しなければなりません。
|
||||
|
||||
完全な本番環境のセットアップには、Witnessの署名鍵用に2つのドアアカウントで`SignerListSet`トランザクションを実行することと、ドアアカウントのマスターキーを無効にすることも含まれます。これにより、Witnessサーバが資金を完全に管理できるようになります。
|
||||
|
||||
**注記:** 各ドアアカウントは1つのブリッジしか持つことができません。これにより、同じ資産に対して複数のブリッジが作成され、いずれかのチェーンで資産が不一致となるのを防ぐことができます。
|
||||
|
||||
|
||||
## XChainCreateBridge JSONの例
|
||||
|
||||
```json
|
||||
{
|
||||
"TransactionType": "XChainCreateBridge",
|
||||
"Account": "rhWQzvdmhf5vFS35vtKUSUwNZHGT53qQsg",
|
||||
"XChainBridge": {
|
||||
"LockingChainDoor": "rhWQzvdmhf5vFS35vtKUSUwNZHGT53qQsg",
|
||||
"LockingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
},
|
||||
"IssuingChainDoor": "rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh",
|
||||
"IssuingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
}
|
||||
},
|
||||
"SignatureReward": 200,
|
||||
"MinAccountCreateAmount": 1000000
|
||||
}
|
||||
```
|
||||
|
||||
|
||||
## XChainCreateBridgeのフィールド
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:-------------------------|:-------------|:--------------|:----------|:------------|
|
||||
| `MinAccountCreateAmount` | [通貨額][] | Amount | いいえ | `XChainAccountCreateCommit`トランザクションに必要な最小金額。このフィールドが存在しない場合、`XChainAccountCreateCommit`トランザクションは失敗します。このフィールドはXRP-XRPブリッジにのみ存在できます。 |
|
||||
| `SignatureReward` | [通貨額][] | Amount | はい | Witnessサーバに支払う署名の報酬の合計額。この金額は署名者の間で分配されます。|
|
||||
| `XChainBridge` | XChainBridge | XChain_Bridge | はい | 作成するブリッジ(ドアアカウントと資産)。 |
|
||||
|
||||
|
||||
### XChainBridgeのフィールド
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:--------------------|:---------|:-----------|:------|:----|
|
||||
| `IssuingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | 発行チェーンのドアアカウント。XRP-XRPブリッジの場合、これはジェネシスアカウント(ネットワークが最初に開始されたときに作成されるアカウントで、すべてのXRPを含む)でなければなりません。 |
|
||||
| `IssuingChainIssue` | Issue | Issue | はい | 発行チェーン上で作成され、バーンされる資産。IOU-IOUブリッジの場合、供給量の問題を避けるため、資産の発行者は発行チェーンのドアアカウントでなければなりません。 |
|
||||
| `LockingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | ロックチェーンのドアアカウント。 |
|
||||
| `LockingChainIssue` | Issue | Issue | はい | ロックチェーンでロック、アンロックされる資産。 |
|
||||
|
||||
|
||||
<!--{# common link defs #}-->
|
||||
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
|
||||
@@ -0,0 +1,65 @@
|
||||
---
|
||||
html: xchaincreateclaimid.html
|
||||
parent: transaction-types.html
|
||||
blurb: クロスチェーン送金に使用するクロスチェーン請求IDを作成します。
|
||||
labels:
|
||||
- 相互運用性
|
||||
status: not_enabled
|
||||
---
|
||||
# XChainCreateClaimID
|
||||
[[ソース]](https://github.com/XRPLF/rippled/blob/master/src/ripple/protocol/impl/TxFormats.cpp#L399-L406 "ソース")
|
||||
|
||||
_([XChainBridge Amendment][] :not_enabled: が必要です)_
|
||||
|
||||
`XChainCreateClaimID`トランザクションはクロスチェーン送金に使われる新しいクロスチェーン請求IDを作成します。クロスチェーン請求IDは*1つの*クロスチェーン送金を表します。
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||||
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||||
このトランザクションはクロスチェーン送金の最初のステップであり、送金元チェーンではなく、送金先チェーンで送信されます。
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||||
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||||
また、送金元チェーン上の資金をロックまたはバーンする送金元チェーン上のアカウントも含まれます。
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## XChainCreateClaimID JSONの例
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||||
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||||
```json
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||||
{
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||||
"Account": "rahDmoXrtPdh7sUdrPjini3gcnTVYjbjjw",
|
||||
"OtherChainSource": "rMTi57fNy2UkUb4RcdoUeJm7gjxVQvxzUo",
|
||||
"TransactionType": "XChainCreateClaimID",
|
||||
"SignatureReward": "100",
|
||||
"XChainBridge": {
|
||||
"LockingChainDoor": "rMAXACCrp3Y8PpswXcg3bKggHX76V3F8M4",
|
||||
"LockingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
},
|
||||
"IssuingChainDoor": "rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh",
|
||||
"IssuingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
}
|
||||
}
|
||||
}
|
||||
```
|
||||
|
||||
|
||||
## XChainCreateClaimIDのフィールド
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||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:-------------------|:-------------|:--------------|:------|-----|
|
||||
| `OtherChainSource` | 文字列 | Account | はい | 送信元チェーンで`XChainCommit`トランザクションを送信するアカウント。 |
|
||||
| `SignatureReward` | 文字列 | Account | はい | 署名を提供したWitnessサーバへの報酬額(XRP)。これは`Bridge`レジャーオブジェクトの金額と一致しなければなりません。 |
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||||
| `XChainBridge` | XChainBridge | XChain_Bridge | はい | 請求IDを作成するブリッジ。 |
|
||||
|
||||
|
||||
### XChainBridgeのフィールド
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||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:--------------------|:---------|:-----------|:------|:----|
|
||||
| `IssuingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | 発行チェーンのドアアカウント。XRP-XRPブリッジの場合、これはジェネシスアカウント(ネットワークが最初に開始されたときに作成されるアカウントで、すべてのXRPを含む)でなければなりません。 |
|
||||
| `IssuingChainIssue` | Issue | Issue | はい | 発行チェーン上で作成され、バーンされる資産。IOU-IOUブリッジの場合、供給量の問題を避けるため、資産の発行者は発行チェーンのドアアカウントでなければなりません。 |
|
||||
| `LockingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | ロックチェーンのドアアカウント。 |
|
||||
| `LockingChainIssue` | Issue | Issue | はい | ロックチェーンでロック、アンロックされる資産。 |
|
||||
|
||||
|
||||
<!--{# common link defs #}-->
|
||||
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
|
||||
@@ -0,0 +1,75 @@
|
||||
---
|
||||
html: xchainmodifybridge.html
|
||||
parent: transaction-types.html
|
||||
blurb: ブリッジの設定を変更します。
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||||
labels:
|
||||
- 相互運用性
|
||||
status: not_enabled
|
||||
---
|
||||
# XChainModifyBridge
|
||||
[[ソース]](https://github.com/XRPLF/rippled/blob/develop/src/ripple/protocol/impl/TxFormats.cpp#L390-L397 "ソース")
|
||||
|
||||
_([XChainBridge Amendment][] :not_enabled: が必要です)_
|
||||
|
||||
`XChainModifyBridge`トランザクションでは、ブリッジ管理者がブリッジの設定を変更することができます。変更できるのは`SignatureReward`と`MinAccountCreateAmount`だけです。
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このトランザクションはドアアカウントから送信される必要があり、Witnessサーバを管理するエンティティがこのトランザクションのために協調し、署名を提供する必要があります。この調整はレジャーの外部で行われます。
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||||
**注記:** このトランザクションでブリッジの署名者リストを変更することはできません。署名者リストはドアアカウント自体にあり、署名者リストがアカウント上で変更されるのと同じ方法で変更されます(`SignerListSet`トランザクションを利用)。
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|
||||
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||||
## XChainModifyBridge JSONの例
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||||
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```json
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{
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||||
"TransactionType": "XChainModifyBridge",
|
||||
"Account": "rhWQzvdmhf5vFS35vtKUSUwNZHGT53qQsg",
|
||||
"XChainBridge": {
|
||||
"LockingChainDoor": "rhWQzvdmhf5vFS35vtKUSUwNZHGT53qQsg",
|
||||
"LockingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
},
|
||||
"IssuingChainDoor": "rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh",
|
||||
"IssuingChainIssue": {
|
||||
"currency": "XRP"
|
||||
}
|
||||
},
|
||||
"SignatureReward": 200,
|
||||
"MinAccountCreateAmount": 1000000
|
||||
}
|
||||
```
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||||
|
||||
|
||||
## XChainModifyBridgeのフィールド
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||||
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||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:-------------------------|:-------------|:-------- -----|:------|-----|
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||||
| `Flags` | 数値 | UInt32 | はい | このトランザクションのフラグを指定します。 |
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||||
| `MinAccountCreateAmount` | [通貨額][] | Amount | いいえ | `XChainAccountCreateCommit`トランザクションに必要な最小金額。このフィールドが存在しない場合、`XChainAccountCreateCommit`トランザクションは失敗します。このフィールドはXRP-XRPブリッジにのみ存在できます。 |
|
||||
| `SignatureReward` | [通貨額][] | Amount | いいえ | Witnessサーバに支払う署名の報酬の合計額。この金額は署名者の間で分配されます。 |
|
||||
| `XChainBridge` | XChainBridge | XChain_Bridge | はい | 変更するブリッジ。 |
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||||
|
||||
|
||||
### XChainBridgeのフィールド
|
||||
|
||||
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 必須? | 説明 |
|
||||
|:--------------------|:---------|:-----------|:------|:----|
|
||||
| `IssuingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | 発行チェーンのドアアカウント。XRP-XRPブリッジの場合、これはジェネシスアカウント(ネットワークが最初に開始されたときに作成されるアカウントで、すべてのXRPを含む)でなければなりません。 |
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||||
| `IssuingChainIssue` | Issue | Issue | はい | 発行チェーン上で作成され、バーンされる資産。IOU-IOUブリッジの場合、供給量の問題を避けるため、資産の発行者は発行チェーンのドアアカウントでなければなりません。 |
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||||
| `LockingChainDoor` | 文字列 | Account | はい | ロックチェーンのドアアカウント。 |
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||||
| `LockingChainIssue` | Issue | Issue | はい | ロックチェーンでロック、アンロックされる資産。 |
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## トランザクションのフラグ
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すべてのトランザクションで利用可能なグローバルフラグに加えて、このフラグを指定することができます。
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| フラグ名 | フラグ値 | 説明 |
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||||
|------------------------------|--------------|------|
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| `tfClearAccountCreateAmount` | `0x00010000` | ブリッジの`MinAccountCreateAmount` 削除します。 |
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||||
|
||||
|
||||
<!--{# common link defs #}-->
|
||||
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
|
||||
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
|
||||
@@ -12,7 +12,7 @@ labels:
|
||||
|
||||
以下に示すのは、本番環境のXRP Ledgerに関する既知のAmendmentのすべてとそのステータスをまとめた総合リストです。
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**ヒント:** このリストは手動で更新されています。最新のステータスは[XRPScan Amendment Dashboard](https://xrpscan.com/amendments)をご覧下さい。
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||||
**ヒント:** このリストは手動で更新されています。最新のステータスは[XRPScan Amendmentダッシュボード](https://xrpscan.com/amendments)をご覧下さい。
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||||
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||||
| 名前 | 登場 | ステータス |
|
||||
|:----------------------------------|:-----------|:------------------------------------|
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||||
@@ -216,30 +216,30 @@ Clawbackはデフォルトでは無効になっています。Clawbackを使用
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||||
| Amendment | XChainBridge |
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||||
|:-------------|:-----------------|
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||||
| Amendment ID | C98D98EE9616ACD36E81FDEB8D41D349BF5F1B41DD64A0ABC1FE9AA5EA267E9C |
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| Status | Open for Voting |
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| Default Vote (Latest stable release) | No |
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| Pre-amendment functionality retired? | No |
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| Status | 投票中 |
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| デフォルトの投票(最新の安定版) | いいえ |
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| Amendment前の機能は廃止? | いいえ |
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||||
Adds cross-chain bridges, enabling the transfer of digital assets between networks, such as Mainnet and a sidechain.
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クロスチェーンブリッジを追加し、メインネットとサイドチェーンなどのネットワーク間でのデジタル資産の移動を可能にします。
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||||
Adds new transactions:
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||||
次の新しいトランザクションを追加します
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- XChainAccountCreateCommit - Create a new account for a witness server to submit transactions on an issuing chain..
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- XChainAddAccountCreateAttestation - Provide an attestation that an account was created for a witness server to use.
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- XChainAddClaimAttestation - Provide an attestation that assets were locked on a locking chain.
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||||
- XChainClaim - Claim assets on the destination chain.
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||||
- XChainCommit - Locks assets on the locking chain.
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||||
- XChainCreateBridge - Create a bridge ledger object.
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- XChainCreateClaimID - Create a new cross-chain claim ID that is used for a cross-chain transfer.
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||||
- XChainModifyBridge - Modify the parameters of a bridge.
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||||
- XChainAccountCreateCommit - 発行チェーン上でトランザクションを提出するために、Witnessサーバ用の新しいアカウントを作成します。
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- XChainAddAccountCreateAttestation - Witnessサーバが使用するアカウントが作成されたことを証明します。
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- XChainAddClaimAttestation - ロックチェーンで資産がロックされた証明書を提出します。
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- XChainClaim - 送信先チェーンで資産を請求します。
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- XChainCommit - ロックチェーン上の資産をロックします。
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- XChainCreateBridge - Bridgeレジャーオブジェクトを作成します。
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- XChainCreateClaimID - クロスチェーン送金に使用される新しいクロスチェーン請求IDを作成します。
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- XChainModifyBridge - ブリッジのパラメータを変更します。
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||||
Adds new ledger entry types:
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次の新しいレジャーエントリタイプを追加します
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- Bridge - A single cross-chain bridge that connects the XRP Ledger with another blockchain.
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- XChainOwnedClaimID - A cross-chain transfer of value that includes information of the account on the source chain that locks or burns the funds on the source chain.
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- XChainOwnedCreateAccountClaimID - Collects attestations for creating an account via a cross-chain transfer.
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||||
- Bridge - XRP Ledgerを別のブロックチェーンと接続する単一のクロスチェーンブリッジ。
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- XChainOwnedClaimID - 送信元チェーン上の資金をロックまたはバーンする送信元チェーン上のアカウントの情報を含むクロスチェーン送金の値(ID)。
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- XChainOwnedCreateAccountClaimID - クロスチェーン送金でアカウントを作成する際の証明書。
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||||
Adds several new transaction result codes.
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いくつかの新しいトランザクション結果コードを追加します。
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### CryptoConditions
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@@ -17,7 +17,8 @@ labels:
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| Ripple[¹][] | Testnet | `https://s.altnet.rippletest.net:51234/` | `wss://s.altnet.rippletest.net:51233/` | Testnet 公開サーバー |
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||||
| XRPL Labs | Testnet | `https://testnet.xrpl-labs.com/` | `wss://testnet.xrpl-labs.com/` | CORSをサポートする Testnet 公開サーバー |
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||||
| Ripple[¹][] | Devnet | `https://s.devnet.rippletest.net:51234/` | `wss://s.devnet.rippletest.net:51233/` | Devnet 公開サーバー |
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||||
| XRPL Labs | Xahau Testnet | `https://xahau-test.net/` | `wss://xahau-test.net/` | [Hooks有効](https://hooks.xrpl.org/) Xahau Testnet |
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||||
| Ripple[¹][] | Sidechain-Devnet | `https://sidechain-net2.devnet.rippletest.net:51234/` | `wss://sidechain-net2.devnet.rippletest.net:51233/` | クロスチェーンブリッジ機能をテストするためのサイドチェーンDevnet。Devnetはロックチェーンとして機能し、このサイドチェーンは発行チェーンとして機能します。 |
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| XRPL Labs | Xahau Testnet | `https://xahau-test.net/` | `wss://xahau-test.net/` | [Hooksが有効な](https://hooks.xrpl.org/) Xahau Testnet |
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[ネットワーク]: parallel-networks.html
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[¹]: #footnote-1
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@@ -25,7 +26,7 @@ labels:
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<a id="footnote-1"></a>¹ Ripple社の公開サーバーは、持続的な利用やビジネスでの利用には適しておらず、いつでも利用できなくなる可能性があります。定期的に使用する場合は、ご自身で`rippled`サーバーを運用するか、信頼できる人と契約してください。Ripple社の公開クラスターには[Reporting Mode][]サーバが含まれています。
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||||
<a id="footnote-2"></a>² `xrpl.ws` は `xrplcluster.com` のエイリアスです。しかし、`.ws` というトップレベルドメインの信頼性は、本番での使用には適さないかもしれません。
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||||
<a id="footnote-2"></a>² `xrpl.ws`は`xrplcluster.com`のエイリアスです。しかし、`.ws` というトップレベルドメインの信頼性は、本番での使用には適さないかもしれません。
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<!--{# common link defs #}-->
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{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
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Reference in New Issue
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