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https://github.com/XRPLF/xrpl-dev-portal.git
synced 2025-11-28 07:35:50 +00:00
Japanese translation progress
- Add more translations ('Manage the rippled server' section,
'Specialized Payment Types' etc.)
- Fix callouts in Japanese-language pages
This commit is contained in:
@@ -0,0 +1,17 @@
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# スタンドアロンモードでレジャーを進める
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スタンドアロンモードでは`rippled`はピアツーピアネットワークの他のメンバーと通信せず、またコンセンサスプロセスに参加しません。このため、[ledger_acceptメソッド][]を使用してレジャーインデックスを手動で進める必要があります。
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rippled ledger_accept --conf=/path/to/rippled.cfg
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```
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スタンドアロンモードでは`rippled`は「閉鎖済み」レジャーバージョンと「検証済み」レジャーバージョンは区別されません。(これらのバージョンの違いについての詳細は、[XRP Ledgerコンセンサスプロセス](consensus.html)を参照してください。)
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`rippled`は、レジャーを閉鎖するたびに、確定的だが操作困難なアルゴリズムに基づいてトランザクションを並べ替えます。(トランザクションはネットワークの異なるパスに異なる順序で着信することがあるため、これはコンセンサスの重要な部分です。)スタンドアロンモードで`rippled`を使用するときには、別のアドレスからのトランザクションの結果に依存するトランザクションは、それを送信する前に、レジャーを手動で進める必要があります。このようにしないと、レジャーの閉鎖時に2つのトランザクションが逆の順序で実行される可能性があります。**注記:** 複数のトランザクションを1つのアドレスから1つのレジャーへ安全に送信できます。これは、同じアドレスからのトランザクションは`rippled`により[`Sequence`番号](transaction-common-fields.html)の昇順でソートされるためです。
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<!--{# common link defs #}-->
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{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
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{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
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{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
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@@ -0,0 +1,66 @@
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# スタンドアロンモードでの保存済みレジャーの読み込み
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`rippled`サーバーが以前にXRP Ledgerピアツーピアネットワーク(本番環境ネットワークまたは[Test Net](parallel-networks.html))と同期されている場合は、ディスクに保存されたレジャーバージョンから開始できます。
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## 1.`rippled`を通常の方法で起動します。
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既存のレジャーを読み込むには、最初にネットワークから当該のレジャーを取得する必要があります。`rippled`をオンラインモードで通常の方法で起動します。
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rippled --conf=/path/to/rippled.cfg
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## 2.`rippled`が同期されるまで待ちます。
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[server_infoメソッド][]を使用して、ネットワークに対するサーバーの状態を確認します。`server_state`に以下のいずれかの値が示される場合は、サーバーは同期しています。
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* `full`
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* `proposing`
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* `validating`
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詳細は、[考えられるサーバーの状態](rippled-server-states.html)を参照してください。
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## 3.(省略可)特定のレジャーバージョンを取得します。
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最新レジャーのみを必要とする場合は、このステップをスキップできます。
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特定の履歴レジャーバージョンを読み込むには、[ledger_requestメソッド][]を実行して`rippled`にそのレジャーバージョンを取得させます。`rippled`にまだレジャーバージョンがない場合は、レジャーの取得が完了するまで`ledger_request`コマンドを複数回実行する必要があります。
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特定の履歴レジャーバージョンをリプレイする場合は、リプレイするレジャーバージョンとその直前のレジャーバージョンの両方を取得する必要があります。(前のレジャーバージョンにより、リプレイするレジャーバージョンに記述されている変更を適用する初期状態が設定されます。)
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## 4.`rippled`をシャットダウンします。
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[stopメソッド][]を使用します。
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rippled stop --conf=/path/to/rippled.cfg
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## 5.スタンドアロンモードで`rippled`を起動します。
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最新のレジャーバージョンを読み込むには、`-a`オプションと`--load`オプションを指定してサーバーを起動します。
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rippled -a --load --conf=/path/to/rippled.cfg
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```
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特定の履歴レジャーを読み込むには、`--load`パラメーターと`--ledger`パラメーターを使用し、読み込むレジャーバージョンのレジャーインデックスまたは識別用ハッシュを指定してサーバーを起動します。
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```
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rippled -a --load --ledger 19860944 --conf=/path/to/rippled.cfg
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スタンドアロンモードで`rippled`を起動するときに使用できるオプションについての詳細は、[コマンドラインの使用リファレンスの「スタンドアロンモードのオプション」](commandline-usage.html#スタンドアロンモードのオプション)を参照してください。
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## 6.レジャーを手動で進めます。
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スタンドアロンモードで`--ledger`を使用してレジャーを読み込むと、読み込まれたレジャーが現行のオープンレジャーになるので、[レジャーを手動で進める](advance-the-ledger-in-stand-alone-mode.html)必要があります。
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```
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rippled ledger_accept --conf=/path/to/rippled.cfg
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```
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<!--{# common link defs #}-->
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{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
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{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
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{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
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@@ -0,0 +1,28 @@
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# スタンドアロンモードでの新しいジェネシスレジャーの開始
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スタンドアロンモードでは`rippled`に新しいジェネシスレジャーを作成させることができます。これにより既知の状態が実現され、本番環境のXRP Ledgerのレジャー履歴は使用されません。(これは単体テストなどに特に便利です。)
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* スタンドアロンモードで新しいジェネシスレジャーを使用して`rippled`を起動するには、`-a`オプションと`--start`オプションを使用します。
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rippled -a --start --conf=/path/to/rippled.cfg
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スタンドアロンモードで`rippled`を起動時に使用できるオプションについての詳細は、[コマンドラインの使用リファレンスのスタンドアロンモードのオプション](commandline-usage.html#スタンドアロンモードのオプション)を参照してください。
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ジェネシスレジャーの[ジェネシスアドレス](accounts.html#特別なアドレス)は1,000億XRPすべてを保有しています。ジェネシスアドレスのキーは以下のように[ハードコーディング](https://github.com/ripple/rippled/blob/94ed5b3a53077d815ad0dd65d490c8d37a147361/src/ripple/app/ledger/Ledger.cpp#L184)されています。
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**アドレス:** `rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh`
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**シークレット:** `snoPBrXtMeMyMHUVTgbuqAfg1SUTb`("masterpassphrase")
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## 新しいジェネシスレジャーの設定
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新しいジェネシスレジャーでは、デフォルトでハードコーディングされる[準備金](reserves.html)は**200 XRP**です。この額は、新規アドレスに支給される最低額で、レジャーの1オブジェクトにつき**50 XRP**ずつ増加します。これらは本番環境ネットワークの現在の必要準備金よりも大きな値です。(関連項目: [手数料投票](fee-voting.html))
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デフォルトでは、新しいジェネシスレジャーでは[Amendment](amendments.html)が有効になっていません。`--start`を使用して新しいジェネシスレジャーを開始する場合、ジェネシスレジャーには、構成ファイルで明示的に無効にされたAmendmentを除き、`rippled`サーバーでネイティブにサポートされているすべてのAmendmentを有効にする[EnableAmendment疑似トランザクション](enableamendment.html)が含まれています。これらのAmendmentの効果は、直後のレジャーバージョンから反映されます。(留意事項: スタンドアロンモードでは[レジャーを手動で進める](advance-the-ledger-in-stand-alone-mode.html)必要があります。)[新規: rippled 0.50.0][]
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<!--{# common link defs #}-->
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{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
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{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
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{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}
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