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[Ja] Update translation (token,trustline page) (#1723)
This commit is contained in:
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parent: concepts.html
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html: tokens.html
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blurb: 発行済み通貨の概要と、XRP Ledgerにおけるその特性について説明します。
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blurb: XRP Ledger上でデジタルな価値を表すトークンを作成することができます。
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- トークン
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# 発行済み通貨の概要
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# トークン
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XRP Ledgerでは、XRP以外の通貨はすべて**発行済み通貨**とされます。このようなデジタル資産(「イシュアンス」または「IOU」とも呼ばれます)は、「トラストライン」と呼ばれるアドレス間の会計上の関係で管理されます。発行済み通貨は通常、負債とも資産とも見なされるため、トラストラインの残高は、見る視点によってマイナスにもプラスにもなります。どのアドレスも(XRP以外の)通貨を自由に発行できますが、他のアドレスが希望する保有量によってのみ制限されます。
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XRP以外のすべての資産は、XRP Ledgerでは **トークン** として扱うことができます。通常のトークンは、アカウント間の[トラストライン](trust-lines-and-issuing.html) と呼ばれる関係で管理されます。すべてのアカウントは、トークンを保有することを許可する他のアカウントにあトークンを発行できますが、トークンを必要としないアカウントに一方的にトークンを配付することはできません。トークンは、台帳の外に存在する資産に裏付けられた「ステーブルコイン」、XRP Ledger上で独自に作成された純粋なデジタルトークン、コミュニティクレジットなど、様々な種類の価値を表すことが出来ます。
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発行済み通貨は、同一通貨コードを使用する複数のイシュアーと保有者を通じて「Rippling」されます。これが役立つ場合もありますが、予期しない結果や望ましくない結果が生じることもあります。トラストライン上で[NoRippleフラグ](rippling.html)を使用すれば、トラストラインを通じたRipplingを防ぐことができます。
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**注記:** XRP Ledger上のトークンは、過去に「IOUs」([I-owe-you](https://en.wikipedia.org/wiki/IOU)の略)および「発行済み通貨」とも呼ばれてきました。しかし、これらの呼称は、XRP Ledgerのトークンが表すことのできるデジタル資産の全範囲をカバーしていないため、望ましくないとされています。<!-- STYLE_OVERRIDE: ious -->
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XRP Ledgerの分散型取引所では、発行済み通貨対XRPの取引や、発行済み通貨間の取引を行えます。
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通常のトークンは代替可能です。つまり、同じトークンはすべて代替可能であり、区別がつきません。非代替トークン(NFT)も可能です。XRP Ledgerでのネイティブ対応の詳細については、[非代替トークン(NFT)](non-fungible-tokens.html)を参照してください。
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一般的なモデルでは、発行済み通貨は、XRP Ledger外部で保有されている通貨またはその他の資産に結び付けられています。通貨のイシュアー(_ゲートウェイ_)は、XRP Ledger外部の通貨を、XRP Ledgerの発行済み通貨の同等の残高と交換するための入出金処理を行います。ゲートウェイの運用方法についての詳細は、[XRP Ledgerのゲートウェイになる](become-an-xrp-ledger-gateway.html)を参照してください。
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トークンは[複数通貨間の支払い](cross-currency-payments.html)に使用でき、[分散型取引所(DEX)](decentralized-exchange.html)で取引することができます。
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XRP Ledgerの発行済み通貨は他の用途にも使えます。たとえば、固定量の通貨をセカンダリアドレスに発行し、イシュアーへキーを譲渡すれば、「イニシャルコインオファリング」(ICO)を作成できます。
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トラストラインの残高は、どちら側から見るかによって、プラスまたはマイナスで表されます。マイナスの残高を持つ側は「発行者」と呼ばれ、そのトークンに関するいくつかの機能を設定することができます。発行者ではない別のアカウントにトークンを送ると、それらのトークンは発行者、場合によっては同じ通貨コードを使用している他のアカウントに「ripple」します。これは便利な場合もありますが、想定外の挙動を引き起こす可能性もあります。トラストラインに[No Ripple flag](rippling.html)を使用すると、トラストラインがripplingしないように設定することができます。
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## ステーブルコイン
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XRP Ledger におけるトークンの代表的なモデルとして、発行者が XRP Ledgerの外部に価値ある資産を保有し、その価値を表すトークンをLedger上で発行するというものがあります。このタイプの発行者は、そのサービスを通じてXRP Ledgerに通貨を送受信できることから、 _ゲートウェイ_ と呼ばれることもあります。トークンの裏付けとなる資産が、台帳上のトークンと同じ金額と額面を使用している場合、そのトークンは「ステーブルコイン」といえるでしょう。なぜなら、そのトークンと台帳外の資産との交換レートは理論上1:1で安定するはずだからです。
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ステーブルコインの発行者は、XRP Ledgerの外側において、トークンを実際の通貨や資産と交換するための _入金_ と _出金_ のサービスを提供する必要があります。
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実際には、XRP Ledger はただのシステムであり、その外側にいかなるルールも適用することはできません。そのため、XRP Ledger上のステーブルコインは、その発行者を信頼し、その発行者が要求に応じてトークンを現物資産へ交換することができなければ、そのステーブルコインの価値が維持されないと考えるべきでしょう。ユーザは、誰がトークンを発行しているのか、信頼できるのか、合法的なのか、支払能力があるのか、という点について十分に注意をしなければなりません。信頼できない場合は、そのトークンを保有するべきではないでしょう。
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ゲートウェイの運営方法については、[XRP Ledger Gatewayの開設](become-an-xrp-ledger-gateway.html)をご覧ください。
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## コミュニティクレジット
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XRP Ledgerのもう一つの利用方法として、「コミュニティクレジット」という、知人同士がXRP Ledgerを利用して、誰が誰にいくら借金があるのかを把握する仕組みがあります。この借金を自動的かつアトミックに活用し、[rippling](rippling.html)を通じて支払いを決済できるのが、XRP Ledgerの優れた機能です。
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例えば、AsheeshがMarcusに20ドル、MarcusがBharathに50ドルの借金がある場合、BharathはAsheeshのMarcusに対する借金を帳消しにする代わりに、その分のMarcusに対する借金を帳消しすることによってAsheeshに20ドルを「支払う」ことができる。逆もまた可能である。AsheeshはMarcusを通してBharathに支払うことで、それぞれの負債を減らすことができるのです。XRP Ledgerは、このように複雑な連鎖的な取引を、中間にいるアカウントが何もせずとも、単一の取引で決済することができるのです。
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このタイプの使用法については、[paths](paths.html)を参照してください。<!--{# TODO: コミュニティクレジットのもっと例示的なページへのリンクができるといいですね。#}-->
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## その他のトークン
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XRP Ledgerで発行されるトークンには、その他にも使用例があります。例えば、セカンダリアドレスに一定数量の通貨を発行し、発行者に「キーを渡す」ことで、「ICO(Initial Coin Offering)」を行うことができます。
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**警告:** ICOは米国では[証券と見なされ、規制対象となる](https://www.sec.gov/oiea/investor-alerts-and-bulletins/ib_coinofferings)可能性があります。
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金融サービスビジネスを始める前に、関連規制を調査されることを強くお勧めします。
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## 発行済み通貨の使用方法
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## トークンの特性
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トラストラインは、ゲートウェイの債務を負う意思を明示的に表明するものです。(つまり、「あなたはXRP Ledgerの外部で私からこれだけのお金を借りることができます。」ということです。)
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XRP Ledgerにおけるトークンは、[XRPと異なる性質](currency-formats.html#comparison)を持ちます。トークンは常に _トラストライン内_ に存在し、トークンのすべての移動はトラストラインに沿って行われます。他のアカウントに、トラストラインに設定された上限を超えるトークンを保有させることはできません。(自分のトラストラインを制限以上に増やすことは _可能_ です。例えば、[分散型取引所](decentralized-exchange.html)でさらに購入したり、すでにプラスの残高がある状態で上限値を下げたりすることができます。)
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発行済み通貨の使用方法として想定されるモデルは、信頼できる金融機関である _ゲートウェイ_ で使用することです。ゲートウェイでは、外界の資産を管理し、[複数通貨間の支払い](cross-currency-payments.html)や[分散型取引所](decentralized-exchange.html)での取引のためにXRP Ledgerで使用できるようにします。この流れは以下のようになります。
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トークンは、精度が15桁の10進数(基数10)と指数を用いて、非常に大きな値(最大9999999999999999×10<sup>80</sup>)から、非常に小さな値(最小1.0×10<sup>-81</sup>まで)を表現することができます。
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1. 顧客がゲートウェイに通貨を送金します。通貨は、法定通貨やBitcoinなど、XRP Ledgerのネイティブ資産でないものが考えられます。
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2. ゲートウェイは、その通貨を保管して記録します。
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3. ゲートウェイは、その顧客に属するアドレスに対して、XRP Ledgerでの残高を同じ通貨建てで発行します。
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4. 顧客は、[複数通貨間の支払い](cross-currency-payments.html)の送金や[分散型取引所](decentralized-exchange.html)での取引などによって、発行済み通貨をXRP Ledgerで自由に使用できます。
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5. 顧客(必ずしも最初に預金した顧客ではない)は、発行済み通貨をゲートウェイのXRP Ledgerのアドレスに送金します。
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6. ゲートウェイは、XRP Ledgerの資金の残高を送信した顧客のIDを確認し、対応する金額を _XRP Ledgerの外部で_ その顧客に付与します。
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必要なトラストラインが設定されていれば、誰でも[Paymentトランザクション][]を送信することでトークンを発行することができます。トークンを発行者に送り返せば、トークンを「burn」することができます。また、発行者の設定により、[複数通貨間の支払い](cross-currency-payments.html)やトレードでトークンをさらに生み出せるケースもあります。
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XRP Ledgerへの「入金」や「出金」のプロセスに関する詳細は、ゲートウェイ、法的管轄、関連する資産のタイプなどの要因に基づいて異なります。
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発行者は、ユーザがトークンを送金する際に自動で差し引かれる「送金手数料」(transfer-fees.html)を設定することができます。発行者は、自分のトークンを含む取引レートの[ティックサイズ](ticksize.html)を定義することもできます。発行者と一般アカウントのどちらも、トラストラインを[凍結](freezes.html)することができ、トラストライン内のトークンの使用方法を制限することができます。( XRPにはこのいずれも適用されません。)
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## 発行済み通貨の特性
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XRP Ledger内の発行済み通貨はすべてトラストラインに存在し、レジャーのデータでは[RippleStateオブジェクト](ripplestate.html)として表示されます。発行済み通貨を作成するには、発行アドレスは、対象となる通貨に対し非ゼロ制限のあるイシュアーへのトラストラインを持つアドレスに対し、[Paymentトランザクション][]を送信します。(発行済み通貨は、このようなトラストラインを通じてRipplingする方法でも作成できます。)発行済み通貨を消去するには、通貨をイシュアーに戻します。
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通貨のイシュアーは、2名の当事者が発行済み通貨で取引をする際に差し引かれる[送金手数料](transfer-fees.html)のパーセンテージを定義できます。
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アドレスは発行済み通貨を[凍結](freezes.html)することもでき、企業が当該地域の金融規制に準拠する際に有用です。この機能が不要で、通貨を凍結しない場合は、アドレスが有する個別のトラストラインを凍結する機能と、Global Freezeを取り消す機能を放棄できます。XRPは凍結できません。
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発行済み通貨は、あらゆる種類の通貨または資産(額面価格が極めて低い、または高いものを含む)に相当するとされています。通貨コードの種類と発行済み通貨の表記の数値制限に関する技術的な詳細は、[通貨フォーマットのリファレンス](currency-formats.html)を参照してください。
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トークン発行の技術的な手順については、[代替可能トークンの発行](issue-a-fungible-token.html) を参照してください。
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## 関連項目
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@@ -53,6 +62,7 @@ XRP Ledger内の発行済み通貨はすべてトラストラインに存在し
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- [複数通貨間の支払い](cross-currency-payments.html)
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- [分散型取引所](decentralized-exchange.html)
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- **チュートリアル:**
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- [代替可能トークンの発行](issue-a-fungible-token.html)
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- [XRP Ledgerゲートウェイの開設](become-an-xrp-ledger-gateway.html)
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- [トランザクションの結果の確認](look-up-transaction-results.html)
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- [専門化した支払いタイプの使用](use-specialized-payment-types.html)
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@@ -7,24 +7,80 @@ labels:
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# トラストラインと発行
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XRP Ledgerの[発行済み通貨](issued-currencies.html)は、XRP Ledger外部で _ゲートウェイ_ が保有する価値をしばしば表します。ユーザーがXRP Ledgerの残高をイシュアーに返却して清算するときには、XRP Ledger内でこれらの資金を発行するアドレスが、XRP Ledger外部で残高を払い戻すことが期待されます。
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トラストラインとは、XRP Ledgerにおける[トークン](tokens.html)を保持するための仕組みを指します。トラストラインは、XRP Ledgerのルールである「不要なトークンを他者に保有させることはできない」という原則を強制するものです。この制限は、XRP Ledgerのユースケースである[コミュニティクレジット](tokens.html#コミュニティクレジット)などを実現するために不可欠なものです。
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コンピュータープログラムは外界で約束を守ることを誰にも強制できないため、トラストラインは、イシュアーがあなたの代わりに保有する価値の量として、あなたが信頼できる量を設定する手段となります。信用のある大手金融機関は、お金のないルームメートに比べれば返済能力は高いため、トラストラインごとに異なる限度を設定して、XRP Ledgerでイシュアーがあなたから「借用」できる上限額を指定できます。イシュアーが債務不履行になった場合や、倒産した場合には、XRP Ledgerでの保有残高をその他の等価の資産と交換できなくなるため、設定した上限額まで失う可能性があります。(XRP Ledgerで引き続き発行済み通貨を保持または取引できますが、発行済み通貨に価値があると見なされる理由がなくなる可能性があります。)
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それぞれの「トラストライン」は、以下のような _双方向_ の関係から成り立っています。
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次の2つの場合、残高が限度額を _超過_ しても、トラストラインにその残高を保有できます。[取引](decentralized-exchange.html)によりその通貨をさらに積み増しする場合と、トラストラインの限度を引き下げる場合。
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トラストラインはレジャーのスペースを使用するため、[トラストラインにより、アカウントの準備金として保有する必要のあるXRPが増加します](reserves.html)。これは、信頼を受けているアカウントではなく、信頼を拡大しているアカウントに適用されます。
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- トラストラインが接続する **2つの[アカウント](accounts.html)** の識別子
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- 一方のアカウントから見てプラス、他方のアカウントから見てマイナスとなる、単一の共有された**残高**
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- 残高がマイナスのアカウントは、一般的にトークンの「発行者」とみなされます。ただし、[API](http-websocket-apis.html)では、`issuer`という名称はどちらを指すこともあるようです。
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- 様々な **設定** とメタデータ。2つのアカウントの _それぞれ_ は、トラストライン上の設定を制御することができます。
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- 最も重要なことは、各サイドがトラストラインに **限度額** を設定できることです。これはデフォルトでは0です。各アカウントの残高は(トラストラインから見て)そのアカウントの上限を超えることはできません。ただし、[アカウント自身の操作](#限度額以上を保有する)を除きます。
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各トラストラインは、特定の[通貨コード][]に固有です。2つのアカウント間に作成できる各種通貨コードのトラストラインの数に制限はありませんが、どの通貨コードについても、作成できるトラストラインは1方向に1つだけです。
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## 作成
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アカウントはいずれも、ゼロでない上限と独自の設定を持つ[TrustSetトランザクション][]を送信することによって、他のアカウントに対して一方的にトークンを「トラスト」することができます。これによって、残高ゼロのトラストラインが作成され、相手側の設定がデフォルトとして設定されます。
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トラストラインは、[分散型取引所](decentralized-exchange.html)でトークンを購入するときなど、いくつかのトランザクションによって暗黙的に作成されることがあります。この場合、トラストラインはデフォルト設定をそのまま使用します。
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## 限度額以上を保有する
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トラストラインの限度額よりも _大きい_ 残高を保有できるケースは次の3つがあります。
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1. [トレード](decentralized-exchange.html)によって、限度額以上のトークンを取得した場合
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2. プラスの残高があるトラストラインの限度額を減らした場合
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3. [チェックの現金化](checks.html)によって、トークンを限度額以上取得する場合 (_[CheckCashMakesTrustLine amendment][]が必要です。_)
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## トラストラインの設定
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トラストラインは、レジャーの状態データでは[RippleStateオブジェクト](ripplestate.html)として表されます。1つのRippleStateオブジェクトは、一方向または両方向のトラストラインの可能性を表します。このオブジェクトにはトラストラインのそれぞれのサイドに対する制限やその他の設定が含まれていますが、両サイドは1つの正味残高を共有しています。
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アカウントごとに、共通残高のほかに、トラストラインの設定項目があり、その構成は以下のとおりです。
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トラストラインの設定がデフォルトの状態である場合、トラストラインがないのと同等です。
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- **Limit**: 0から[トークンの上限量](currency-formats.html)の範囲内の数字です。支払いや他のアカウントの操作によって、(このアカウントから見た)トラストラインの残高が限度額を超えることはできません。デフォルトは`0`です。
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- **Authorized**: [Authorized Trust Lines](authorized-trust-lines.html)と併用し、このアカウントが発行するトークンを相手側に保持させることを許可するための値(true/false)です。デフォルトは`false`です。一度`true`に設定すると、元に戻すことはできません。
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- **No Ripple**: トークンがこのトラストラインを通過して[ripple](rippling.html)するかどうかを設定するための値(true/false)です。デフォルトはアカウントの"Default Ripple"設定に依存します。新しいアカウントでは"Default Ripple"はoffで、つまり`true`がNo Rippleのデフォルト値となります。通常、発行者はrippleを許可し、非発行者はコミュニティクレジットのためにトラストラインを使用していない限り、rippleを無効にするべきです。
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- **Freeze**: このトラストラインに[個別の凍結](freezes.html#individual-freeze)が適用されているかどうかを示す値(true/false)です。デフォルトは`false です。
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- **Quality In** および **Quality Out**: この設定により、このトラストライン上の他のアカウントで発行されたトークンを額面より少なく(または多く)評価することができます。たとえば、ステーブルコインの発行者が、オフレッジャーにある同等の資産に対してトークンの引き出しに3%の手数料を課している場合、この設定を使用して、それらのトークンを額面の97%で評価することが可能です。デフォルトは`0`で、額面価格を表しています。
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[NoRippleフラグ](rippling.html)(デフォルトの設定はDefaultRippleフラグの設定に応じて異なる)を除き、トラストラインフラグのすべてのフラグは、デフォルトでオフになっています。
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## 準備金と削除
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トラストラインは台帳のスペースを使用するため、[トラストラインはあなたのアカウントが準備金として保持しなければならないXRPを増加させます](reserves.html)。 トラストラインのどちらか、または両方のアカウントにトラストラインの準備金が負担されることがあります。トラストラインの設定がデフォルトでない場合、またはプラス残高を保持している場合、所有者準備金の1つとしてカウントされます。
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一般に、トラストラインを作成したアカウントが準備金を負担し、発行者は負担しないという意味です。<!-- STYLE_OVERRIDE: is responsible for -->
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トラストラインは、両者の設定がデフォルトの状態で、残高が0であれば自動的に削除されます。つまり、トラストラインを削除するには次の方法があります。
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1. 設定した内容をデフォルトに戻すために、[TrustSetトランザクション][]を送信する。
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2. トラストラインにあるプラスの残高をすべて処分します。これは[支払い](cross-currency-payments.html)によって通貨を送るか、[分散型取引所](decentralized-exchange.html)で通貨を売却することで可能です。
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残高がマイナス(あなたが発行者)の場合や、相手側の設定が初期状態でない場合、トラストラインを完全に削除させることはできませんが、同様の手順で所有者準備金にカウントされないようにすることが可能です。
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**Authorized** の設定は、一度オンにするとオフにできないため、トラストラインの初期状態にはカウントされません。
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## Free Trust Lines
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[[Source]](https://github.com/ripple/rippled/blob/72377e7bf25c4eaee5174186d2db3c6b4210946f/src/ripple/app/tx/impl/SetTrust.cpp#L148-L168)
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トラストラインはXRP Ledgerの強力な機能であるため、アカウントの最初の2つのトラストラインを「無料」にする特別な機能が用意されています。
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アカウントが新しいトラストラインを作成する際、台帳の中で新しいトラストラインを含む最大2つのオブジェクトを所有している場合、アカウントの所有者準備金は通常の量ではなく、0として扱われます。これにより、アカウントが台帳内のオブジェクトを所有するために必要な準備金の増加分を満たすだけのXRPを保有していない場合でも、取引を成功させることができます。
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アカウントが台帳に3つ以上のオブジェクトを所有している場合、所有者準備金が全額適用されます。
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## 関連項目
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- **コンセプト:**
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- [分散型取引所](decentralized-exchange.html)
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- [リップリング](rippling.html)
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- **チュートリアル:**
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||||
- [XRP Ledgerゲートウェイの開設](become-an-xrp-ledger-gateway.html)
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- **リファレンス:**
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- [account_linesメソッド][] - 指定されたアカウントに関連付けられたトラストラインを確認
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- [gateway_balancesメソッド][] - 発行者の発行残高を確認
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||||
- [RippleStateオブジェクト](ripplestate.html) - 台帳の状態データのうち、トラストラインのデータ形式
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||||
- [TrustSetトランザクション][] - トラストラインを作成・変更するトランザクション
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<!--{# common link defs #}-->
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{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
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{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
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@@ -33,7 +33,7 @@ There are three cases where you can hold a balance that is _greater_ than your l
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1. When you acquire more of that token through [trading](decentralized-exchange.html).
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2. When you decrease the limit on a trust line that has a positive balance.
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3. When you acquire more of that token by [cashing a Check](checks.html). (_Requires the [CheckCashMakesTrustLine amendment][] :not_enabled:_)
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3. When you acquire more of that token by [cashing a Check](checks.html). (_Requires the [CheckCashMakesTrustLine amendment][]_)
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## Trust Line Settings
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