Merge pull request #2599 from tequdev/ja-20240522

[JA] Track original fixes
This commit is contained in:
Rome Reginelli
2024-05-28 10:03:12 -07:00
committed by GitHub
17 changed files with 1178 additions and 727 deletions

View File

@@ -2,7 +2,7 @@
html: decentralized-identifiers.html
parent: accounts.html
seo:
description: Decentralized identifiers enable verifiable, decentralized digital identities.
description: 分散型IDは、検証可能な分散型デジタルIDを可能にします。
status: not_enabled
labels:
- DID
@@ -15,9 +15,11 @@ _([DID Amendment][] {% not-enabled /%} が必要です。)_
DIDの主な基本原則は以下の通りです。
- **分散型:** 中央の発行機関がDIDを管理することがないため、所有者はDIDを更新、解決、または無効化することができます。
- **分散型:** 中央の発行機関がDIDを管理することがないため、所有者はDIDを更新、解決、または無効化することができます。また、DIDは通常ブロックチェーン上に保存され、常に確認が可能なため、あなたの本人確認も非常に利用しやすくなります。
- **暗号的に検証可能:** DIDは暗号証明によって検証されるため、改ざんが不可能で安全です
- **検証可能な資格情報(Verifiable Credentials):** 誰でもDIDを作成し、その情報を偽造することができます。DIDの真正性を証明するために、ユーザは暗号的に安全で改ざんできない検証可能な資格情報(Verifiable Credentials/VC)を提供しなければなりません
DIDエコシステムには3つの当事者がいます。_ユーザ_、_発行者_、_検証者_ です。ユーザはDIDを管理しますが、オフラインで情報を検証するには信頼できる _発行者_ が必要です。_発行者_ は検証可能な資格情報を提供し、ユーザはそれをユーザの身元を確認する必要がある _検証者_ に渡します。DIDエコシステムの詳細については、こちらをご覧ください。[エコシステムの概要](https://www.w3.org/TR/vc-data-model/#ecosystem-overview)
- **相互運用性:** DIDは、W3CのDID規格を認識するあらゆるソリューションに対してオープンです。つまり、DIDは様々なデジタルトランザクションやインタラクションの認証や信頼の確立に使用することができます。
@@ -28,11 +30,8 @@ DIDの主な基本原則は以下の通りです。
1. XRPLアカウント保有者は、アカウントによって管理されるDIDを生成します。
2. DIDはW3C仕様で定義されたDIDドキュメントと関連付けられます。
3. DIDは次のようなデジタルタスクに使用されます
- デジタル文書への署名
- 安全なオンライントランザクション。
- Webサイトへのログイン
4. 検証者は、対象者の身元を確認するために、DIDからそのドキュメントへ解決します。
3. ユーザは、デジタル上のタスクのために、自分のDIDとVCを検証者に提供します
4. 検証者はDIDをそのドキュメントに変換し、VCを使用してその真正性を検証します。
## DIDドキュメント
@@ -73,7 +72,7 @@ DIDドキュメントの主要なプロパティの詳細については[Decentr
## プライバシーとセキュリティの懸念
- XRPLアカウントの秘密鍵を管理する人は誰でも、DIDとそれが解決するDIDドキュメントへの参照を管理します。秘密鍵が漏洩しないように注意してください。
- DIDドキュメントにはどのような内容でも含めることができますが、検証方法とサービスポイントに限定すべきです。XRPL上のDIDは誰でも解決できるので、個人情報を含めるべきではありません。
- DIDドキュメントにはどのような内容でも含めることができますが、検証方法とサービスポイントに限定すべきです。XRPL上のDIDは公開情報であるので、個人情報を含めるべきではありません。
- IPFSは誰でも分散ネットワークのードにコンテンツを保存できます。よくある誤解は、誰でもそのコンテンツを編集できるということです。しかし、IPFSのコンテンツアドレス指定可能性は、編集されたコンテンツがオリジナルとは異なるアドレスを持つことを意味します。どんなエンティティでもXRPLアカウントの`DIDDocument`または`URI`フィールドでアンカーされたDIDドキュメントをコピーすることはできますが、対応する`DID`オブジェクトを作成した秘密鍵をコントロールしない限り、ドキュメント自体を変更することはできません。
{% raw-partial file="/docs/_snippets/common-links.md" /%}

View File

@@ -2,6 +2,7 @@
html: automated-market-makers.html
parent: decentralized-exchange.html
seo:
title: 自動マーケットメーカー(AMM)とは?
description: 自動マーケットメーカーAMMは、資産ペア間の流動性を提供し、分散型取引所のオーダーブックを補完すると同時に、流動性提供者に利益を提供します。
labels:
- XRP
@@ -9,11 +10,12 @@ labels:
- AMM
---
# 自動マーケットメーカー
_([AMM amendment][])_
自動マーケットメーカー(AMM)は、XRP Ledgerの分散型取引所において流動性を提供するスマートコントラクトです。個々のAMMは2つの資産のプールを保有し、数式で定められた取引レートでユーザがその2つの資産間でスワップを可能とします。
任意の資産ペアに対して、最大1つのAMMが元帳に存在することができます。AMMはそのペアが存在しない場合、誰でも作成することができ、また既存のAMMに預けることもできます。AMMに資産を預ける人は、流動性供給者(LP/Liquidity Provider)と呼ばれ、AMMから「LPトークン」を受け取ります。LPトークンによって、流動性供給者は以下のことが可能になります。
任意の資産ペアに対して、最大1つのAMMがレジャーに存在することができます。AMMはそのペアが存在しない場合、誰でも作成することができ、また既存のAMMに預けることもできます。AMMに資産を預ける人は、流動性供給者(LP/Liquidity Provider)と呼ばれ、AMMから「LPトークン」を受け取ります。LPトークンによって、流動性供給者は以下のことが可能になります。
- LPトークンを、AMMのプール内の資産の一部手数料を含むと交換する。
- AMMの手数料設定を変更するために投票する。票は、投票者が保有するLPトークンの数に基づいて重み付けされます。
@@ -27,6 +29,12 @@ AMMは2つの異なる資産を保有します。このうち最大でも片方
ユーザが分散型取引所で取引を行う場合、[オファー](offers.md)と[クロスカレンシー決済](../../payment-types/cross-currency-payments.md)は自動的にAMMを使用してトランザクションを成立させることが出来ます。トランザクションは低コストで取引を行えるように、オファー、AMM、またはその両方の組み合わせで実行されます。
{% admonition type="info" name="注記" %}
`Payment`または`OfferCreate`トランザクションがAMMとやり取りしたかどうかは、トランザクションメタデータにある[`RippleState`](../../../references/protocol/ledger-data/ledger-entry-types/ripplestate.md)レジャーエントリを確認することで判断できます。`Flags`値が`16777216`の場合、AMMの流動性が消費されたことを示します。
{% /admonition %}
AMMは、プール内の資産残高に基づき取引レートを設定します。AMMに対して取引を行うと、AMMが保有する資産残高の変動に応じて、取引レートが調整されます。一方の資産の量が減れば、その資産の価格が上がり、他方の資産の量が増えれば、その資産の価格が下がります。AMMは、プール内の残高が多いほど、一般的により良い取引レートを提供します。同一取引であればプール内の残高が大きい方がAMMの資産バランスに生じる変化は小さくなるからです。AMMの2つの資産のバランスが崩れれば崩れるほど、交換レートは極端に悪化します。
また、AMMは交換レートに加え、一定割合の取引手数料を徴収しています。
@@ -41,6 +49,7 @@ XRP Ledgerの実装は、重みパラメータを0.5とした _幾何平均_ AMM
- 資産が、発行者が[認可トラストライン](../fungible-tokens/authorized-trust-lines.md)を使用しているトークンである場合、AMMの作成者はそれらのトークンを保有する権限がなければなりません。トラストラインが認可されているユーザだけが、そのトークンをAMMに預けたり引き出したりすることができます。
- [Clawback Amendment][] が有効な場合、Clawbackが有効なトークンでAMMを作成することはできません。
## LPトークン
<!-- TODO: add diagrams showcasing flow of funds -->
AMMの作成者は、最初の流動性供給者となり、AMMのプール内の資産の100の所有権を表すLPトークンを受け取ります。LPトークンの一部または全部を交換して、現在のプール残高に比例した資産をAMMから引き出せます。(この比率は、人々がAMMに対して取引を行うにつれて変化しますAMMは、同時に両方の資産を引き出す際に手数料はかかりません。
@@ -68,9 +77,11 @@ LPトークンは、160ビットの16進法["非標準"フォーマット](../..
### オークションスロット
これまでの自動マーケットメーカーとは異なり、XRP LedgerのAMMのデザインには、流動性供給者が24時間の取引手数料の割引を得るために入札することができる _オークションスロット_ 機能があります。入札はLPトークンで支払う必要があり、落札に使用したLPトークンはAMMに返されます。一度に複数のアカウントがオークションスロットを保持することはできませんが、落札者は割引を得るために追加で最大4つのアカウントを指定することができます。最低落札価格は設定されていませんが、もしその枠が埋まっている場合は、現在の枠の所有者に競り勝たなければなりません。もし誰かがあなたの入札を退けた場合、残り時間に応じて、落札額の一部が返金されます。アクティブなオークションスロットを保持している限り、そのAMMに対しては通常の取引手数料の1/10の手数料で取引を行うことができます。
従来の自動マーケットメーカーとは異なり、XRP LedgerのAMMには、流動性供給者が24時間の取引手数料の割引を得るために入札できる _オークションスロット_ があります。入札はLPトークンで支払われ、AMMに返されます。他のブロックチェーンとは異なり、AMMの資産価格が外部市場で大きく変動すると、トレーダーはAMMから利益を得るために裁定取引を行うことができますが、これは流動性供給者に損失をもたらします。オークションメカニズムは、その価値の一部を流動性供給者に返し、AMMの価格をより迅速に外部市場とバランスを取ることを意図しています。
どのようなAMMであっても、その資産の価格が外部市場で大きく変動すると、トレーダーは裁定取引によってAMMから利益を得ることができ、その結果、流動性供給者は損失を被ることになります。オークションの仕組みは、より多くの価値を流動性供給者に還元し、AMMの価格をより迅速に外部市場とのバランスに戻すことを意図しています。
一度に複数のアカウントがオークションスロットを保持することはできませんが、入札者は割引を受けるために最大4つのアカウントを指定することができます。スロットが現在使用中の場合、現在のスロット保持者を追い出すために入札する必要があります。追い出された場合、残り時間に応じて一部の入札額が返却されます。アクティブなオークションスロットを保持している間は、そのAMMに対して取引を行う際に、通常の取引手数料の1/10十分の一の割引が適用されます。
オークションスロットの最小入札額は、空または期限切れの場合、現在のLPトークンの総数に取引手数料を掛けたものを25で割ったものです。(擬似コードで表すと、`MinBid = LPTokens * TradingFee / 25`です。) オークションスロットが占有されている場合、現在のスロット保持者が支払った金額の105%までの最小入札額を支払う必要があります。
## 台帳上の表示

View File

@@ -9,7 +9,7 @@ labels:
---
# パス
XRP Ledgerでは、[トークン](../index.md)の支払いが送金元から受取人に届くまでにたどる中間ステップの道筋をパスによって定義します。パスは、XRP Ledgerの[分散型取引所](../decentralized-exchange/index.md)のオーダーを介して送金元と受取人を結び付けることで、[クロスカレンシー支払い](../../payment-types/cross-currency-payments.md)を可能にします。また、負債を相殺するような複雑な決済もパスにより可能になります。
XRP Ledgerでは、[トークン](../index.md)の支払いが送金元から受取人に届くまでにたどる中間ステップの道筋をパスによって定義します。パスは、XRP Ledgerの[分散型取引所](../decentralized-exchange/index.md)の注文と[自動マーケットメーカー](../../../concepts/tokens/decentralized-exchange/automated-market-makers.md)を介して送金元と受取人を結び付けることで、[クロスカレンシー支払い](../../payment-types/cross-currency-payments.md)を可能にします。また、負債を相殺するような複雑な決済もパスにより可能になります。
XRP Ledgerでは1つのPaymentトランザクションは複数のパスを使用でき、複数のソースの流動性を組み合わせて必要な額を送金することができます。そのため、トランザクションには使用可能なパスをまとめた _パスセット_ が含まれます。パスセットの中のパスでは開始時と終了時には同一通貨が使用される必要があります。
@@ -20,13 +20,13 @@ XRPは任意のアドレスに直接送金できるため、[XRP間のトラン
パスは、支払いの送金元と受取人を結ぶステップで構成されています。すべてのステップは次のいずれかを行います。
* 同一通貨の別のアドレスを通じたRippling
* オーダーブックでの通貨の取引
* オーダーブックとAMMでの通貨の取引
別のアドレスを通じたRipplingは、負債を移動するプロセスです。一般的なケースでは、ある当事者に対するイシュアーの債務が削減され、別の当事者に対する債務が増加します。Ripplingは、トラストラインで結ばれているすべてのアドレスの間で発生させることができます。Ripplingのその他の例については、[NoRippleフラグについて](rippling.md)をご覧ください。
通貨取引ステップの場合、パスステップにより変換先の通貨が指定されますが、オーダーブックにはオファーの状態記録されません。レジャーが検証されるまではトランザクションの正規の順序は最終的ではないため、トランザクションの検証が完了するまでは、トランザクションがどのオファーをとるかは不明です。(各トランザクションは最終レジャーでの実行時に利用可能なオファーの中から最適なオファーをとるため、経験に基づいて推測することができます。) <!-- STYLE_OVERRIDE: will -->
[トークンとXRPの交換](../decentralized-exchange/index.md)は、オーダーブックまたはAMMを介して行われます。トランザクションは、送金元と受取人の間で最も良い交換レートを提供するオーダーブックまたはAMMを見つけるために、パスのステップを使用します。パスステップは、通貨の変換先を指定しますが、オーダーブックのOfferの状態記録ません。トランザクションの順序は、レジャーが検証されるまで確定しないため、トランザクションが取引するOfferやAMMを確定することはできません。(ただし、各トランザクションは最終的なレジャーで最良の利用可能な交換レートを取得します。)
いずれのタイプのステップでも、中間アドレスでは取得する価値と失う価値はほぼ同等です。トラストラインから同じ通貨の別のトラストラインへ残高がripplingするか、または以前に出されたオーダーに基づいて通貨が交換されます。場合によっては、[送金手数料](../transfer-fees.md)、トラストラインクオリティ、または数値の丸め方が原因で、取得する価値と失われる価値が厳密に同等ではないことがあります。
いずれのタイプのステップでも、中間アドレスでは取得する価値と失う価値はほぼ同等です。トラストラインから同じ通貨の別のトラストラインへ残高がripplingするか、または以前に出されたオーダーに基づいて通貨が交換されます。場合によっては、[送金手数料](../transfer-fees.md)、AMM手数料、トラストライン残高の増減、または数値の丸め方が原因で、取得する価値と失われる価値が厳密に同等ではないことがあります。
[{% inline-svg file="/docs/img/paths-examples.ja.svg" /%}](/docs/img/paths-examples.ja.svg "3つのパスの例を示す図")
@@ -65,7 +65,7 @@ XRPは任意のアドレスに直接送金できるため、[XRP間のトラン
* トランザクションでイシュアーに関係なく1種類の通貨のみが使用される場合、デフォルトパスでは支払いが、関連するアドレスを通じてRipplingされると想定されます。このパスは、これらのアドレスがトラストラインで接続されている場合にのみ機能します。
* `SendMax`が省略されているか、または`SendMax``issuer`が送金元の場合、デフォルトパスが機能するためには送金元`Account`から宛先`Amount``issuer`へのトラストラインが必要です。
* `SendMax``Amount`に異なる`issuer`値が指定されており、そのいずれも送金元または受取人ではない場合、これらの2つのイシュアー間のトラストラインでRipplingが必要となるため、デフォルトパスは有用ではない可能性があります。一般にイシュアーが互いに直接信頼し合うことはお勧めしません。
* クロスカレンシー支払いの場合、デフォルトパスは支払元通貨(`SendMax`フィールドで指定)と宛先通貨(`Amount`フィールドで指定)の間でオーダーブックを使用します。
* クロスカレンシー支払いの場合、デフォルトパスは支払元通貨(`SendMax`フィールドで指定)と宛先通貨(`Amount`フィールドで指定)の間でオーダーブックやAMMを使用します。
有効なすべてのデフォルトパスを次の図に示します。
[{% inline-svg file="/docs/img/default-paths.ja.svg" /%}](/docs/img/default-paths.ja.svg "デフォルトパスの図")
@@ -80,8 +80,8 @@ XRPは任意のアドレスに直接送金できるため、[XRP間のトラン
| フィールド | 値 | 説明 |
|:-----------|:-----------------------|:---------------------------------------|
| `account` | 文字列 - アドレス | _省略可_ 指定されている場合、このパスステップは指定されたアドレスを通じたRipplingを表します。このステップに`currency`フィールドまたは`issuer`フィールドが指定されている場合は、このフィールドを指定しないでください。 |
| `currency` | 文字列 - 通貨コード | _省略可_ 指定されている場合、このパスステップはオーダーブックを通じた通貨の変換を表します。指定される通貨は新しい通貨を表します。このステップに`account`フィールドが指定されている場合は、このフィールドを指定しないでください。 |
| `issuer` | 文字列 - アドレス | _省略可_ 指定されている場合、このパスステップは通貨の変換を表し、このアドレスは新しい通貨のイシュアーを定義します。XRP以外の`currency`のステップでこのフィールドが省略されている場合、パスの直前のステップがイシュアーを定義します。`currency`が省略され、このフィールドが指定されている場合、イシュアーが異なる同名の通貨間でオーダーブックを使用するパスステップを示します。`currency`がXRPの場合は省略する必要があります。このステップに`account`フィールドが指定されている場合は、このフィールドを指定しないでください。 |
| `currency` | 文字列 - 通貨コード | _省略可_ 指定されている場合、このパスステップはオーダーブックやAMMを通じた通貨の変換を表します。指定される通貨は新しい通貨を表します。このステップに`account`フィールドが指定されている場合は、このフィールドを指定しないでください。 |
| `issuer` | 文字列 - アドレス | _省略可_ 指定されている場合、このパスステップは通貨の変換を表し、このアドレスは新しい通貨の発行者を定義します。XRP以外の`currency`のステップでこのフィールドが省略されている場合、パスの直前のステップが発行者を定義します。`currency`が省略され、このフィールドが指定されている場合、発行者が異なる同名の通貨間でオーダーブックやAMMを使用するパスステップを示します。`currency`がXRPの場合は省略する必要があります。このステップに`account`フィールドが指定されている場合は、このフィールドを指定しないでください。 |
| `type` | 整数 | **廃止予定**_省略可_ 他にどのフィールドが指定されているかを示します。 |
| `type_hex` | 文字列 | **廃止予定**: _省略可_`type`フィールドの16進数表現です。 |

View File

@@ -3,6 +3,8 @@ html: error-formatting.html
parent: api-conventions.html
seo:
description: WebSocket、JSON-RPC、コマンドラインインターフェイスのエラーフォーマットと汎用エラーコードです。
labels:
- 開発
---
# エラーのフォーマット
@@ -16,7 +18,7 @@ seo:
{% tabs %}
{% tab label="WebSocket" %}
```
```json
{
"id": 3,
"status": "error",
@@ -34,8 +36,9 @@ seo:
{% /tab %}
{% tab label="JSON-RPC" %}
```
```json
HTTP Status: 200 OK
{
"result": {
"error": "ledgerIndexMalformed",
@@ -52,7 +55,7 @@ HTTP Status: 200 OK
{% /tab %}
{% tab label="コマンドライン" %}
```
```json
{
"result": {
"error": "ledgerIndexMalformed",
@@ -74,17 +77,18 @@ HTTP Status: 200 OK
## WebSocketフォーマット
| `Field` | 型 | 説明 |
|:----------|:---------|:------------------------------------------------------|
| `id` | (場合により異なる) | このレスポンスのリクエスト元となったWeb Socketリクエストに指定されていたID |
|:--------------|:------|:------------------------------------------------------|
| `id` | (多様) | このレスポンスのリクエスト元となったWeb Socketリクエストに指定されていたID |
| `status` | 文字列 | `"error"`: リクエストが原因でエラーが発生した場合 |
| `type` | 文字列 | 通常は`"response"`。これは、コマンドに対し正常にレスポンスしたことを示します。 |
| `error` | 文字列 | 発生したエラータイプの一意のコード。 |
| `request` | オブジェクト | このエラーが発生したリクエストのコピーJSONフォーマット。**注意:** リクエストにアカウントの機密情報が含まれている場合、ここにコピーされます。 |
| `api_version` | 数値 | _(省略可)_ リクエストで`api_version`を指定していた場合は、その値。 |
## JSON-RPCフォーマット
一部のJSON-RPCリクエストは、HTTPレイヤーでエラーコードでレスポンスします。この場合、レスポンスはレスポンス本文にプレーンテキストで記述されます。たとえば`method`パラメータでコマンドを指定し忘れた場合、レスポンスは次のようになります。
一部のJSON-RPCリクエストは、HTTPレイヤーでエラーコードでレスポンスします。この場合、レスポンスはレスポンス本文にプレーンテキストで記述されます。たとえば`method`パラメータでコマンドを指定し忘れた場合、レスポンスは次のようになります。
```
HTTP Status: 400 Bad Request
@@ -105,14 +109,19 @@ HTTPステータスコード200 OKが返されるその他のエラーの場合
すべてのメソッドは、以下のいずれかの値の`error`コードを返す可能性があります。
* `unknownCmd` - リクエストに、`rippled`サーバが認識する[コマンド](../index.md)が含まれていません
* `jsonInvalid` -WebSocketのみリクエストは適切なJSONオブジェクトではありません
* この場合JSON-RPCは、代わりに400 Bad Request HTTPエラーを返します
* `missingCommand` -WebSocketのみリクエスト`command`フィールドが指定されていませんでした
* この場合JSON-RPCは、代わりに400 Bad Request HTTPエラーを返します。
* `tooBusy` - サーバの負荷が高すぎるため、現在このコマンドを実行できません。管理者として接続している場合は、通常このエラーが返されることはありません
* `noNetwork` - サーバとXRP Ledgerピアツーピアネットワークのその他の部分との接続で問題が発生していますサーバがスタンドアロンモードで実行されていません
* `noCurrent` - 高い負荷、ネットワークの問題、バリデータ障害、誤った構成、またはその他の問題が原因で、サーバが現行のレジャーを認識できません
* `noClosed` - サーバに決済済みレジャーがありません。通常、このエラーは起動が完了していないことが原因で発生します
* `wsTextRequired` -WebSocketのみリクエストの[opcode](https://tools.ietf.org/html/rfc6455#section-5.2)がテキストではありません。
* `amendmentBlocked` - サーバの状態が[Amendment blocked](../../../concepts/networks-and-servers/amendments.md#amendment-blocked)であるため、XRP Ledgerネットワークとの同期を維持するために最新バージョンに更新する必要があります
- `amendmentBlocked` - サーバの状態が[Amendmentブロック](../../../concepts/networks-and-servers/amendments.md#amendment-blocked)されたであるため、XRP Ledgerネットワークとの同期を維持するために最新バージョンに更新する必要があります
- `failedToForward` - ([レポートモード][]のサーバのみ)サーバはこのリクエストをP2Pモードサーバに転送しようとしましたが、接続に失敗しました
- `invalid_API_version` - サーバはリクエストの[APIバージョン番号](request-formatting.md#apiのバージョン管理)をサポートしていません
- `jsonInvalid` -WebSocketのみリクエストは適切なJSONオブジェクトではありません
- この場合JSON-RPCは、代わりに400 Bad Request HTTPエラーを返します。
- `missingCommand` -WebSocketのみリクエストに`command`フィールドが指定されていませんでした
- この場合JSON-RPCは、代わりに400 Bad Request HTTPエラーを返します
- `noClosed` - サーバに閉鎖済みレジャーがありません。通常、このエラーは起動が完了していないことが原因で発生します
- `noCurrent` - 高い負荷、ネットワークの問題、バリデータ障害、誤った構成、またはその他の問題が原因で、サーバが現行のレジャーを認識できません
- `noNetwork` - サーバとXRP Ledgerピアツーピアネットワークのその他の部分との接続で問題が発生していますサーバがスタンドアロンモードで実行されていません
- `unknownCmd` - リクエストに、`rippled`サーバが認識する[コマンド](../index.md)が含まれていません
- `tooBusy` - サーバの負荷が高すぎるため、現在このコマンドを実行できません。管理者として接続している場合は、通常このエラーが返されることはありません。
- `wsTextRequired` -WebSocketのみリクエストの[opcode](https://tools.ietf.org/html/rfc6455#section-5.2)がテキストではありません。
{% raw-partial file="/docs/_snippets/common-links.md" /%}

View File

@@ -6,61 +6,36 @@ seo:
---
# リクエストのフォーマット
## WebSocketフォーマット
`rippled`サーバへのWebSocketを開いた後、以下の属性を使用して、コマンドを[JSON](https://en.wikipedia.org/wiki/JSON)オブジェクトとして送信できます。
* コマンド名を最上位の`"command"`フィールドに指定します。
* このコマンドのすべての関連パラメーターも最上位に指定します。
* オプションで、任意の値を指定した`"id"`フィールドを指定します。このリクエストへのレスポンスでは、同一の`"id"`フィールドを使用します。そうすることで、レスポンスが順不同で到達した場合も、どのリクエストによってどのレスポンスを得られたのかがわかります。
レスポンスはJSONオブジェクトとして返されます。
## JSON-RPCフォーマット
JSON-RPCリクエストを実行するには、`rippled`サーバがJSON-RPC接続をリッスンしているポートおよびIPで、HTTP **POST**リクエストをルートパス(`/`に送信します。HTTP/1.0またはHTTP/1.1を使用できます。HTTPSを使用する場合は、TLS v1.2を使用してください。セキュリティ上の理由から、`rippled`ではSSL v3以前を _サポートしていません_
常に`Content-Type`ヘッダー(値`application/json`)を指定してください。
複数のリクエストを実行する予定の場合は、リクエスト間で接続を閉じてから開く操作を行わずに済むように、[Keep-Alives](http://tools.ietf.org/html/rfc7230#section-6.3)を使用してください。
以下の属性を指定したリクエスト本文を[JSON](https://en.wikipedia.org/wiki/JSON)オブジェクトとして送信します。
* コマンドを最上位の`"method"` フィールドに指定します。
* 最上位の`"params"`フィールドを指定します。このフィールドの内容は、コマンドのすべてのパラメーターが指定された1つの入れ子JSONオブジェクトのみを保持している**1要素配列**です。
レスポンスもJSONオブジェクトです。
## コマンドライン形式
コマンドラインでは、通常の(ダッシュが先頭に付いた)コマンドラインオプションの後にコマンドを指定し、その後に一連の限定的なパラメーターをスペースで区切って指定します。スペースやその他の特殊文字が含まれている可能性のあるパラメーター値は、一重引用符で囲みます。
### リクエストの例
## リクエストの例
{% tabs %}
{% tab label="WebSocket" %}
```
```json
{
"id": 2,
"command": "account_info",
"account": "r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59",
"strict": true,
"ledger_index": "validated"
"ledger_index": "validated",
"api_version": 1
}
```
{% /tab %}
{% tab label="JSON-RPC" %}
```
```json
POST http://s1.ripple.com:51234/
Content-Type: application/json
{
"method": "account_info",
"params": [
{
"account": "r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59",
"strict": true,
"ledger_index": "validated"
"ledger_index": "validated",
"api_version": 1
}
]
}
@@ -68,9 +43,98 @@ POST http://s1.ripple.com:51234/
{% /tab %}
{% tab label="コマンドライン" %}
```
rippled account_info r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59 validated true
```sh
rippled account_info r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59 validated strict
```
{% /tab %}
{% /tabs %}
## WebSocketフォーマット
`rippled`サーバへのWebSocketを開いた後、以下のフィールドを使用して、コマンドを[JSON](https://ja.wikipedia.org/wiki/JSON)オブジェクトとして送信できます。
| フィールド | 型 | 説明 |
|:--------------------|:----------|:-------------------------------------------|
| `command` | 文字列 | [APIメソッド](../public-api-methods/index.md)の名前。 |
| `id` | (多種) | _(省略可)_ リクエストを識別するための一意な値。このリクエストに対するレスポンスも同じ `id` フィールドを使用します。これにより、レスポンスが順番通りに返ってこない場合でも、どのリクエストがどのレスポンスを返したのかを知ることができます。 |
| `api_version` | 数値 | _(省略可)_ 使用するAPIのバージョン。省略時はバージョン1を使用します。詳細については、[APIのバージョン管理](#api-versioning)をご覧ください。 |
| (メソッドのパラメータ) | (多種) | トップレベルのメソッドに任意のパラメータを指定します。 |
サーバからのレスポンスについては[レスポンスのフォーマット](response-formatting.md)をご覧ください。
## JSON-RPCフォーマット
JSON-RPCリクエストを実行するには、`rippled`サーバがJSON-RPC接続をリッスンしているポートおよびIPで、HTTP **POST**リクエストをルートパス(`/`に送信します。HTTP/1.0またはHTTP/1.1を使用できます。HTTPSを使用する場合は、TLS v1.2を使用してください。セキュリティ上の理由から、`rippled`ではSSL v3以前を _サポートしていません_
`Content-Type`ヘッダ(値`application/json`)を常に指定してください。
複数のリクエストを実行する場合は、リクエスト間で再接続を行わずに済むように、[Keep-Alives](http://tools.ietf.org/html/rfc7230#section-6.3)を使用してください。
以下のフィールドを指定したリクエストボディを[JSON](https://en.wikipedia.org/wiki/JSON)オブジェクトとして送信します。
| フィールド | 型 | 説明 |
|:--------------------|:----------|:-------------------------------------------|
| `method` | 文字列 | [APIメソッド](../public-api-methods/index.md)の名前。 |
| `params` | 配列 | _(省略可)_ このメソッドのパラメータを持つネストされたJSONオブジェクトを含む**一要素の配列**。メソッドがパラメータを必要としない場合は、このフィールドを省略できます。 |
`params`配列内のオブジェクトには以下のフィールドを含めることができます。
| フィールド | 型 | 説明 |
|:--------------------|:----------|:-------------------------------------------|
| `api_version` | 数値 | _(省略可)_ 使用するAPIのバージョン。省略時はバージョン1を使用します。詳細については、[APIのバージョン管理](#api-versioning)をご覧ください。 |
| (Method Parameters) | (多種) | メソッドで利用する任意のパラメータ。 |
サーバからのレスポンスについては[レスポンスのフォーマット](response-formatting.md)をご覧ください。
## コマンドライン形式
APIのメソッド名は、通常の(ダッシュで始まる)コマンドラインオプションの後に、スペースで区切られた一部のパラメータを続けて指定します。スペースやその他の特殊文字を含む可能性のあるパラメータ値については、シングルクォートで囲んでください。すべてのメソッドがコマンドラインAPI構文を持っているわけではありません。詳しくは、[コマンドラインの使い方](../../../infrastructure/commandline-usage.md#client-mode-options)をご覧ください。
コマンドラインはJSON-RPCを呼び出すため、そのレスポンスは常にJSON-RPCの[レスポンスのフォーマット](response-formatting.md)と一致します。
コマンドラインは常に最新の[APIバージョン](#api-versioning)を使用します。
**注意:** コマンドラインインターフェイスは管理目的でのみ使用することを意図しており、_サポートされているAPIではありません_です。新しいバージョンの`rippled`では、警告なしにコマンドラインAPIに破壊的な変更が導入される可能性があります
## APIのバージョン管理
`rippled`サーバは、使用するAPIバージョンを識別するために単一の整数を使用します。現在、`1``2`{% badge href="https://github.com/XRPLF/rippled/releases/tag/2.0.0" %}新規: rippled 2.0.0{% /badge %}の2つのAPIバージョンがあります。サーバは`version`APIメソッドでサポートされるAPIバージョンの範囲を報告します。<!-- TODO: add a link when `version` method is documented. -->
それぞれのAPIバージョンは、破壊的な変更が導入されるときに新しいAPIバージョン番号を導入します。プレリリースやベータ、開発バージョンでは、同じAPIバージョン番号で破壊的な変更を導入することがあり、`account_tx`リクエストを使用してAPIバージョン2を使用し、同じ接続でAPIバージョン1を使用して別の`account_tx`リクエストを行うことができます。
将来の`rippled`のバージョンで破壊的な変更が導入されると、新しいAPIバージョン3が導入されます。
### 破壊的変更
次の種類の変更は**破壊的変更**です。
- リクエストやレスポンスのフィールドの削除や名前の変更
- リクエストやレスポンスのフィールドの型の変更
- リクエストやレスポンスのフィールドの意味の変更
- リクエストやレスポンスのフィールドの位置の変更、または他のリクエストやレスポンスのフィールドの前への新しいフィールドの追加
- APIメソッドの削除や名前の変更
- 既存のクライアントから確認できるAPI関数の動作の変更
- 次の種類の変更は、gRPC APIにのみ適用されます。
- `proto`フィールド番号の変更
- 列挙型または列挙型値の削除または名前の変更
- `oneof`からのフィールドの追加または削除
- `oneof`の分割または統合
- メッセージフィールドが`optional``repeated`、または`required`であるかの変更
- リクエストまたはレスポンスのストリーム値の変更
- パッケージまたはサービスの削除または名前の変更
フルリリースで破壊的変更が加えられると、新しいAPIバージョン番号が導入されます。プレリリース版、ベータ版、開発版では、同じAPIバージョン番号に変更を加えることがあります。
### 非破壊的変更
次の種類の変更は**非破壊的変更**であり、APIバージョン番号の変更なしに発生する可能性があります。
- パラメータの位置の変更を含まない、新しいフィールドの追加
- 新しいAPIメソッドの追加
{% raw-partial file="/docs/_snippets/common-links.md" /%}

View File

@@ -11,12 +11,15 @@ seo:
成功した場合のレスポンスに含まれるフィールドは、以下の通りです。
| `Field` | 型 | 説明 |
|:----------------|:---------|:------------------------------------------------|
|:----------------|:-----------|:------------------------------------------------|
| `id` | (場合により異なる) | WebSocketのみこのレスポンスのリクエスト元となったリクエストで指定されているID。 |
| `status` | 文字列 | WebSocketのみ値が`success`である場合、リクエストがサーバによって正常に受信され、理解されたことを示します。 |
| `result.status` | 文字列 | JSON-RPCおよびコマンドライン値が`success`である場合、リクエストがサーバによって正常に受信され、理解されたことを示します。 |
| `type` | 文字列 | WebSocketのみ値が`response`の場合、コマンドに対する正常なレスポンスであることを示します。[非同期の通知](../public-api-methods/subscription-methods/subscribe.md)では、`ledgerClosed``transaction`など異なる値が使用されます。 |
| `result` | オブジェクト | クエリーの結果。内容はコマンドによって異なります。 |
| `warning` | 文字列 | _(省略可)_ このフィールドが存在する場合、値は文字列`load`です。これはクライアントがサーバがこのクライアントを切断する[レートリミット](rate-limiting.md)の閾値に近づいていることを意味します。 |
| `warnings` | 配列 | _(省略可)_ このフィールドが存在する場合、重要な警告を含む1つ以上の**Warningsオブジェクト**が含まれます。詳細については、[API警告](#apiの警告)をご覧ください。 |
| `forwarded` | 真偽値 | _(省略可)_ `true`の場合、このリクエストとレスポンスは[レポートモード][]サーバからP2Pモードサーバに転送されます。デフォルトは`false`です。 |
## 成功した場合のレスポンスの例
@@ -24,7 +27,7 @@ seo:
{% tabs %}
{% tab label="WebSocket" %}
```
```json
{
"id": 2,
"status": "success",
@@ -48,8 +51,9 @@ seo:
{% /tab %}
{% tab label="JSON-RPC" %}
```
```json
HTTP Status: 200 OK
{
"result": {
"account_data": {
@@ -71,7 +75,7 @@ HTTP Status: 200 OK
{% /tab %}
{% tab label="コマンドライン" %}
```
```json
{
"result": {
"account_data": {
@@ -93,3 +97,102 @@ HTTP Status: 200 OK
{% /tab %}
{% /tabs %}
## APIの警告
レスポンスに`warnings`の配列が含まれる場合、その配列の各要素はサーバからの個別の警告を表します。このような**警告オブジェクト**はそれぞれ以下のフィールドを含みます:
| フィールド | 型 | 説明 |
|:----------|:-----------|:--------------------------------------------------------|
| `id` | 数値 | この警告メッセージの一意の数値コード。 |
| `message` | 文字列 | このメッセージの原因を説明する人間が読める文字列。このメッセージの内容に依存するようなソフトウェアを書かないでください。代わりに`id`(および`details`(もしあれば))を使って警告を識別してください。 |
| `details` | オブジェクト | _(省略可)_ この警告に関する追加情報。内容は警告の種類によって異なります。 |
以下の資料では、考えられるすべての警告について説明しています。
### 1001. Unsupported amendments have reached majority
警告の例:
```json
"warnings" : [
{
"details" : {
"expected_date" : 864030,
"expected_date_UTC" : "2000-Jan-11 00:00:30.0000000 UTC"
},
"id" : 1001,
"message" : "One or more unsupported amendments have reached majority. Upgrade to the latest version before they are activated to avoid being amendment blocked."
}
]
```
この警告は、XRP Ledgerプロトコルの1つ以上の[Amendment](../../../concepts/networks-and-servers/amendments.md)が有効になる予定であるが、現在のサーバにはそれらのAmendmentの実装がないことを示しています。これらのAmendmentが有効になると、現在のサーバは[Amendmentブロック](../../../concepts/networks-and-servers/amendments.md#amendment-blocked-servers)されるため、できるだけ早く[最新の`rippled`バージョンにアップグレード](../../../infrastructure/installation/index.md)する必要があります。
サーバは、この警告を送信するのは、クライアントが[管理者として接続している](../../../tutorials/http-websocket-apis/build-apps/get-started.md#admin-access)場合のみです。
この警告には、以下のフィールドを含む`details`フィールドが含まれます。
| フィールド | 型 | 説明 |
|:--------------------|:-------|:----------------------------------------------|
| `expected_date` | 数値 | サポートされていない最初のAmendmentが有効になると予想される時刻([リップルエポックからの秒数][])。|
| `expected_date_UTC` | 文字列 | サポートされていない最初のAmendmentが有効になると予想される時刻(UTCでのタイムスタンプ)。 |
レジャーのクローズ時間の変動により、これらはおおよその時刻となります。また、指定された時刻までにAmendmentが80%以上のバリデータからサポートされ続けない場合、Amendmentが有効にならず、期待された時刻にAmendmentが有効にならない可能性があります。サポートされていないAmendmentが有効にならない限り、サーバはAmendmentブロックされません。
### 1002. This server is amendment blocked
警告の例:
```json
"warnings" : [
{
"id" : 1002,
"message" : "This server is amendment blocked, and must be updated to be able to stay in sync with the network."
}
]
```
この警告は、サーバが[Amendmentブロック](../../../concepts/networks-and-servers/amendments.md)され、同期を取ることができなくなったことを示しています。
サーバの管理者は、アクティブ化されたAmendmentをサポートするバージョンに[`rippled`をアップグレード](../../../infrastructure/installation/index.md)する必要があります。
### 1003. This is a reporting server
警告の例:
```json
"warnings" : [
{
"id" : 1003,
"message" : "This is a reporting server. The default behavior of a reporting server is to only return validated data. If you are looking for not yet validated data, include \"ledger_index : current\" in your request, which will cause this server to forward the request to a p2p node. If the forward is successful the response will include \"forwarded\" : \"true\""
}
]
```
この警告は、リクエストに応答するサーバが[レポートモード][]で実行されていることを示しています。レポートモードはピアツーピアネットワークに接続せず、まだ検証されていないレジャーデータを追跡しないため、一部のAPIメソッドが利用できないか、異なる動作をすることがあります。
一般的に、この警告は無視しても安全です。
**注意:** レポートモードで検証されていないデータをリクエストする場合、明示的に[レジャーバージョンを指定][レジャーの指定]しない限り、レポートモードはデフォルトで最新の検証済みレジャーを使用します。
## 関連項目
- [リクエストのフォーマット](request-formatting.md)
- [エラーのフォーマット](error-formatting.md): APIレスポンスの失敗
- **コンセプト:**
- [`rippled`サーバ](../../../concepts/networks-and-servers/index.md)
- [コンセンサス](../../../concepts/consensus-protocol/index.md)
- [Amendment](../../../concepts/networks-and-servers/amendments.md)
- [既知のAmendment](/resources/known-amendments.md)
- **チュートリアル:**
- [XRP LedgerのAPIを触ってみよう](../../../tutorials/http-websocket-apis/build-apps/get-started.md)
- [`rippled`のインストールと更新](../../../infrastructure/installation/index.md)
- **リファレンス:**
- [featureメソッド][]
- [server_infoメソッド][]
{% raw-partial file="/docs/_snippets/common-links.md" /%}

View File

@@ -14,16 +14,17 @@ labels:
アカウントの`account_objects`レスポンスに含まれる可能性のあるオブジェクトのタイプには以下のものがあります。
- [Offerエントリ](../../../protocol/ledger-data/ledger-entry-types/offer.md): 現在処理中であり、資金化されていない、または有効期限切れで削除されていない注文情報。(詳細は、[オファーのライフサイクル](../../../../concepts/tokens/decentralized-exchange/offers.md#オファーのライフサイクル)をご覧ください。)
- [RippleStateエントリ](../../../protocol/ledger-data/ledger-entry-types/ripplestate.md): このアカウント側がデフォルト状態にないトラストライン。
- アカウントの[SignerList](../../../protocol/ledger-data/ledger-entry-types/signerlist.md): アカウントで[マルチシグ](../../../../concepts/accounts/multi-signing.md)が有効な場合。
- [Escrowエントリ](../../../../concepts/payment-types/escrow.md): 実行されていないかまたはキャンセルされていない保留中の支払い。
- [PayChannelエントリ](../../../protocol/ledger-data/ledger-entry-types/paychannel.md): 現在開いているペイメントチャネル。
- [Bridgeエントリ](../../../protocol/ledger-data/ledger-entry-types/bridge.md): クロスチェーンブリッジ向けs. _([XChainBridge amendment][]が必要です {% not-enabled /%})_
- [Checkエントリ](../../../protocol/ledger-data/ledger-entry-types/check.md): 保留中のCheck。
- [DepositPreauthエントリ](../../../protocol/ledger-data/ledger-entry-types/depositpreauth.md): 入金の事前承認。
- [Ticketエントリ](../../../../concepts/accounts/tickets.md): Ticket情報
- [Escrowエントリ](../../../../concepts/payment-types/escrow.md): 実行されていないかまたはキャンセルされていない保留中の支払い
- [NFTokenOfferエントリ](../../../protocol/ledger-data/ledger-entry-types/nftokenoffer.md): NFTを購入・売却するためのオファー。
- [NFTokenPageエントリ](../../../protocol/ledger-data/ledger-entry-types/nftokenpage.md): NFTの集合。 {% badge href="https://github.com/XRPLF/rippled/releases/tag/1.11.0" %}新規: rippled 1.11.0{% /badge %}
- [Offerエントリ](../../../protocol/ledger-data/ledger-entry-types/offer.md): 現在処理中であり、資金化されていない、または有効期限切れで削除されていない注文情報。(詳細は、[オファーのライフサイクル](../../../../concepts/tokens/decentralized-exchange/offers.md#オファーのライフサイクル)をご覧ください。)
- [PayChannelエントリ](../../../protocol/ledger-data/ledger-entry-types/paychannel.md): 現在開いているペイメントチャネル。
- [RippleStateエントリ](../../../protocol/ledger-data/ledger-entry-types/ripplestate.md): このアカウント側がデフォルト状態にないトラストライン。
- アカウントの[SignerList](../../../protocol/ledger-data/ledger-entry-types/signerlist.md): アカウントで[マルチシグ](../../../../concepts/accounts/multi-signing.md)が有効な場合。
- [Ticketエントリ](../../../../concepts/accounts/tickets.md): Ticket情報。
## リクエストのフォーマット
@@ -81,7 +82,7 @@ rippled account_objects r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59 validated
| `ledger_index` | [レジャーインデックス][] | いいえ | 使用するレジャーの[レジャーインデックス][]、またはレジャーを自動的に選択するためのショートカット文字列。([レジャーの指定][]ををご覧ください) |
| `limit` | 符号なし整数 | いいえ | 結果に含めることができるオブジェクトの最大数。非管理者接続では10以上400以下の範囲で値を指定する必要があります。デフォルトでは200です。 |
| `marker` | [マーカー][] | いいえ | 以前にページネーションされたレスポンスの値。そのレスポンスを停止した箇所からデータの取得を再開します。 |
| `type` | 文字列 | いいえ | 指定されている場合、結果をフィルタリングしてこのタイプのレジャーオブジェクトのみが含まれるようにします。有効なタイプは`check``deposit_preauth``escrow``offer``payment_channel``signer_list``state`(トラストライン)そして`ticket`です。 |
| `type` | 文字列 | いいえ | 指定されている場合、結果をフィルタリングしてこのタイプのレジャーオブジェクトのみが含まれるようにします。有効なタイプは`bridge`, `check``deposit_preauth``escrow``nft_offer`, `nft_page`, `offer``payment_channel``signer_list``state`(トラストライン)そして`ticket`です。 |
**注記:** `account_objects`コマンドのコマンドラインインタフェースは`type`フィールドを受け付けません。代わりにコマンドラインでJSON-RPC形式のリクエストを送信するには[jsonメソッド][]を使用してください。

View File

@@ -4,8 +4,8 @@ parent: account-methods.html
seo:
description: 指定したアカウントに関連するトランザクションのリストを取得します。
labels:
- Accounts
- Payments
- アカウント
- 支払い
---
# account_tx
[[ソース]](https://github.com/XRPLF/rippled/blob/master/src/ripple/rpc/handlers/AccountTx.cpp "Source")
@@ -23,7 +23,7 @@ labels:
{
"id": 2,
"command": "account_tx",
"account": "r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59",
"account": "rLNaPoKeeBjZe2qs6x52yVPZpZ8td4dc6w",
"ledger_index_min": -1,
"ledger_index_max": -1,
"binary": false,
@@ -39,7 +39,7 @@ labels:
"method": "account_tx",
"params": [
{
"account": "r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59",
"account": "rLNaPoKeeBjZe2qs6x52yVPZpZ8td4dc6w",
"binary": false,
"forward": false,
"ledger_index_max": -1,
@@ -53,8 +53,9 @@ labels:
{% tab label="コマンドライン" %}
```sh
#Syntax account_tx account ledger_index_min ledger_index_max [offset] [limit] [binary] [count] [forward]
rippled -- account_tx r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59 -1 -1 2 5 1 0 1
# Syntax: account_tx account [ledger_index_min [ledger_index_max]] [limit] [offset] [binary] [count] [descending]
# For binary/count/descending, use the parameter name for true and omit for false.
rippled -- account_tx rLNaPoKeeBjZe2qs6x52yVPZpZ8td4dc6w -1 -1 2 0 binary descending
```
{% /tab %}
@@ -66,19 +67,20 @@ rippled -- account_tx r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59 -1 -1 2 5 1 0 1
| `Field` | 型 | 説明 |
|:-------------------|:-------------------------------------------|:-----------|
| `account` | 文字列 | アカウントの一意のIDであり、最も一般的にはアカウントのアドレスが使用されます。 |
| `ledger_index_min` | 整数 | _省略可能)_ 含めるトランザクションのレジャーのうち最古のものを指定するのに使用します。`-1`の値は、使用可能な検証済みレジャーのうち最古のバージョンを使用するよう、サーバに指示します。 |
| `ledger_index_max` | 整数 | _省略可能_ 含めるトランザクションのレジャーのうち最のものを指定するのに使用します。`-1`の値は、使用可能な検証済みレジャーのうち最のバージョンを使用するよう、サーバに指示します。 |
| `ledger_hash` | 文字列 | _省略可能_ 単一のレジャーからのみトランザクションを検索するのに使用します。([レジャーの指定][]をご覧ください) |
| `account` | 文字列 | アカウントの一意のIDであり、最も一般的アカウントのアドレスが使用されます。 |
| `tx_type` | 文字列 | _(省略可)_ **Clioのみ** "Clawback"、"AccountSet"、"AccountDelete "など、特定のタイプのトランザクションのみを返します。 See [Transaction Types](../../../../references//protocol/transactions/types/index.md#transaction-types). [新規: Clio v2.0](https://github.com/XRPLF/clio/releases/tag/2.0.0 "BADGE_BLUE") [AMMのサポート: Clio v2.1.0](https://github.com/XRPLF/clio/releases/tag/2.1.0 "BADGE_GREEN") |
| `ledger_index_min` | 整数 | [API v1][]: _省略可能_ 含めるトランザクションのレジャーのうち最のものを指定するのに使用します。`-1`の値は、使用可能な検証済みレジャーのうち最のバージョンを使用するよう、サーバに指示します。<br>[API v2][]: v1と同じですが、サーバが持つレジャーの範囲を超えて値を指定すると`lgrIdxMalformed`エラーを返します。 |
| `ledger_index_max` | 整数 | _省略可能_ 含めるトランザクションのレジャーのうち最新のものを指定するのに使用します。`-1`の値は、使用可能な検証済みレジャーのうち最新のバージョンを使用するよう、サーバに指示します。<br>[API v2][]: v1と同じですが、サーバが持つレジャーの範囲を超えて値を指定すると`lgrIdxMalformed`エラーを返します。 |
| `ledger_hash` | 文字列 | [API v1][]: _省略可能_ 単一のレジャーからのみトランザクションを検索するのに使用します。([レジャーの指定][]をご覧ください) |
| `ledger_index` | 文字列または符号なし整数 | _省略可能_ 単一のレジャーからのみトランザクションを検索するのに使用します。([レジャーの指定][]をご覧ください) |
| `binary` | ブール値 | _省略可能_ デフォルトは`false`です。`true`に設定すると、JSONの代わりに16進文字列でトランザクションが返されます。 |
| `forward` | ブール値 | _省略可能_ デフォルトは`false`です。`true`に設定すると、最も古いレジャーを先頭としてインデックスが付けられた値が返されます。そうしない場合、最新のレジャーを先頭として結果にインデックスが付けられます。(結果を示した各ページの中身は順序よく整理されていない場合がありますが、ページ全体としては順序付けされています。) |
| `binary` | ブール値 | [API v1][]: _省略可能_ デフォルトは`false`です。`true`に設定すると、JSONの代わりに16進文字列でトランザクションが返されます。<br>[API v2][]: v1と同じですが、 真偽値以外の値を指定すると`invalidParams`エラーを返します。 |
| `forward` | ブール値 | [API v1][]: _省略可能_ デフォルトは`false`です。`true`に設定すると、最も古いレジャーを先頭としてインデックスが付けられた値が返されます。そうしない場合、最新のレジャーを先頭として結果にインデックスが付けられます。(結果を示した各ページの中身は順序よく整理されていない場合がありますが、ページ全体としては順序付けされています。)<br>[API v2][]: v1と同じですが、 真偽値以外の値を指定すると`invalidParams`エラーを返します。 |
| `limit` | 整数 | _省略可能_ デフォルトは変化します。取得するトランザクションの数を制限します。サーバはこの値を受け入れる必要はありません。 |
| `marker` | [マーカー][] | 以前にページネーションされたレスポンスの値。そのレスポンスを停止した箇所からデータの取得を再開します。サーバが使用できるレジャーの範囲に変更があっても、この値は変わりません。 |
次の各フィールドは省略可能とされていますが、リクエスト内で**1つ以上使用する必要があります**: `ledger_index``ledger_hash``ledger_index_min`、または`ledger_index_max`
- リクエスト内で次の各フィールドのうち1つ以上使用する必要があります: `ledger_index``ledger_hash``ledger_index_min`、または`ledger_index_max`
- [API v2] `ledger_index``ledger_hash` のどちらかを指定した場合、`ledger_index_min``ledger_index_max` を含めると `invalidParams` エラーが返ります。
次のフィールドは廃止されました: `offset``count``descending``ledger_max``ledger_min`。 {% badge href="https://github.com/XRPLF/rippled/releases/tag/1.7.0" %}削除: rippled 1.7.0{% /badge %}
### 照会されたデータの繰り返し
@@ -96,13 +98,15 @@ rippled -- account_tx r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59 -1 -1 2 5 1 0 1
```json
{
"id": 2,
"status": "success",
"type": "response",
"result": {
"account": "r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59",
"ledger_index_max": 6542489,
"ledger_index_min": 32570,
"account": "rLNaPoKeeBjZe2qs6x52yVPZpZ8td4dc6w",
"ledger_index_max": 57111999,
"ledger_index_min": 55886305,
"limit": 2,
"marker": {
"ledger": 57111981,
"seq": 16
},
"transactions": [
{
"meta": {
@@ -110,109 +114,61 @@ rippled -- account_tx r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59 -1 -1 2 5 1 0 1
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"Account": "r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59",
"Balance": "9999999980",
"Flags": 0,
"OwnerCount": 2,
"Sequence": 3
},
"LedgerEntryType": "AccountRoot",
"LedgerIndex": "4F83A2CF7E70F77F79A307E6A472BFC2585B806A70833CCD1C26105BAE0D6E05",
"PreviousFields": {
"Balance": "9999999990",
"OwnerCount": 1,
"Sequence": 2
},
"PreviousTxnID": "389720F6FD8A144F171708F9ECB334D704CBCFEFBCDA152D931AC34FB5F9E32B",
"PreviousTxnLgrSeq": 95405
}
},
{
"CreatedNode": {
"LedgerEntryType": "RippleState",
"LedgerIndex": "718C6D58DD3BBAAAEBFE48B8FBE3C32C9F6F2EBC395233BA95D0057078EE07DB",
"NewFields": {
"Balance": {
"currency": "USD",
"issuer": "rrrrrrrrrrrrrrrrrrrrBZbvji",
"value": "0"
},
"Account": "rLNaPoKeeBjZe2qs6x52yVPZpZ8td4dc6w",
"Balance": "3732969177079",
"Flags": 131072,
"HighLimit": {
"currency": "USD",
"issuer": "r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59",
"value": "100"
},
"LowLimit": {
"currency": "USD",
"issuer": "r3kmLJN5D28dHuH8vZNUZpMC43pEHpaocV",
"value": "0"
}
}
}
},
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"Flags": 0,
"Owner": "r3kmLJN5D28dHuH8vZNUZpMC43pEHpaocV",
"RootIndex": "77F65EFF930ED7E93C6CC839C421E394D6B1B6A47CEA8A140D63EC9C712F46F5"
},
"LedgerEntryType": "DirectoryNode",
"LedgerIndex": "77F65EFF930ED7E93C6CC839C421E394D6B1B6A47CEA8A140D63EC9C712F46F5"
}
},
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"Account": "r3kmLJN5D28dHuH8vZNUZpMC43pEHpaocV",
"Balance": "78991384535796",
"Flags": 0,
"OwnerCount": 3,
"Sequence": 188
"OwnerCount": 0,
"Sequence": 702817
},
"LedgerEntryType": "AccountRoot",
"LedgerIndex": "B33FDD5CF3445E1A7F2BE9B06336BEBD73A5E3EE885D3EF93F7E3E2992E46F1A",
"PreviousTxnID": "E9E1988A0F061679E5D14DE77DB0163CE0BBDC00F29E396FFD1DA0366E7D8904",
"PreviousTxnLgrSeq": 195455
"LedgerIndex": "140FA03FE8C39540CA8189BC7A7956795C712BC0A542C6409C041150703C8574",
"PreviousFields": {
"Balance": "3713891690008"
},
"PreviousTxnID": "D58864C16344ADCC15995C7986CFC607CB693E88F84D2E019F0A35FB29749202",
"PreviousTxnLgrSeq": 57111994
}
},
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"ExchangeRate": "4E11C37937E08000",
"Flags": 0,
"RootIndex": "F60ADF645E78B69857D2E4AEC8B7742FEABC8431BD8611D099B428C3E816DF93",
"TakerGetsCurrency": "0000000000000000000000000000000000000000",
"TakerGetsIssuer": "0000000000000000000000000000000000000000",
"TakerPaysCurrency": "0000000000000000000000004254430000000000",
"TakerPaysIssuer": "5E7B112523F68D2F5E879DB4EAC51C6698A69304"
"Account": "rw2ciyaNshpHe7bCHo4bRWq6pqqynnWKQg",
"Balance": "40010160",
"Flags": 131072,
"OwnerCount": 0,
"Sequence": 466334
},
"LedgerEntryType": "DirectoryNode",
"LedgerIndex": "F60ADF645E78B69857D2E4AEC8B7742FEABC8431BD8611D099B428C3E816DF93"
"LedgerEntryType": "AccountRoot",
"LedgerIndex": "CC20FEBEA6D2AF969EC46F2BD92684D9FBABC3F238E841B5E056FE4EBF4379A9",
"PreviousFields": {
"Balance": "19117497271",
"Sequence": 466333
},
"PreviousTxnID": "F6B8274D3D419A95A59681E5F55578084C395FF9051924360CA3EA745F5581E8",
"PreviousTxnLgrSeq": 57111993
}
}
],
"TransactionIndex": 0,
"TransactionResult": "tesSUCCESS"
"TransactionIndex": 25,
"TransactionResult": "tesSUCCESS",
"delivered_amount": "19077487071"
},
"tx": {
"Account": "r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59",
"Fee": "10",
"Flags": 0,
"LimitAmount": {
"currency": "USD",
"issuer": "r3kmLJN5D28dHuH8vZNUZpMC43pEHpaocV",
"value": "100"
},
"Sequence": 2,
"SigningPubKey": "02BC8C02199949B15C005B997E7C8594574E9B02BA2D0628902E0532989976CF9D",
"TransactionType": "TrustSet",
"TxnSignature": "304402200EF81EC32E0DFA9BE376B20AFCA11765ED9FEA04CA8B77C7178DAA699F7F5AFF02202DA484DBD66521AC317D84F7717EC4614E2F5DB743E313E8B48440499CC0DBA4",
"date": 413620090,
"hash": "002AA492496A1543DBD3680BF8CF21B6D6A078CE4A01D2C1A4B63778033792CE",
"inLedger": 195480,
"ledger_index": 195480
"Account": "rw2ciyaNshpHe7bCHo4bRWq6pqqynnWKQg",
"Amount": "19077487071",
"Destination": "rLNaPoKeeBjZe2qs6x52yVPZpZ8td4dc6w",
"DestinationTag": 1,
"Fee": "40",
"Flags": 2147483648,
"LastLedgerSequence": 57112020,
"Sequence": 466333,
"SigningPubKey": "0381575032E254BF4D699C3D8D6EFDB63B3A71F97475C6F6885BC7DAEEE55D9A01",
"TransactionType": "Payment",
"TxnSignature": "3045022100CFC5FD057C7C685C690637AD1E639E2642BBC00EFD8E06E3F6C72FA924BC99D40220317D0708E814F69F874D641B6732E37A53B1220B493B2B8390D9EF51E8062515",
"date": 649200260,
"hash": "46BF0B576677B0DEA2D94591424A57A2DE8E3D89383631E16F40D09A513C656C",
"inLedger": 57111998,
"ledger_index": 57111998
},
"validated": true
},
@@ -222,102 +178,212 @@ rippled -- account_tx r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59 -1 -1 2 5 1 0 1
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"Account": "r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59",
"Balance": "9999999970",
"Flags": 0,
"OwnerCount": 3,
"Sequence": 4
},
"LedgerEntryType": "AccountRoot",
"LedgerIndex": "4F83A2CF7E70F77F79A307E6A472BFC2585B806A70833CCD1C26105BAE0D6E05",
"PreviousFields": {
"Balance": "9999999980",
"OwnerCount": 2,
"Sequence": 3
},
"PreviousTxnID": "002AA492496A1543DBD3680BF8CF21B6D6A078CE4A01D2C1A4B63778033792CE",
"PreviousTxnLgrSeq": 195480
}
},
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"Flags": 0,
"Owner": "r3PDtZSa5LiYp1Ysn1vMuMzB59RzV3W9QH",
"RootIndex": "A39F044D860C5B5846AA7E0FAAD44DC8897F0A62B2F628AA073B21B3EC146010"
},
"LedgerEntryType": "DirectoryNode",
"LedgerIndex": "A39F044D860C5B5846AA7E0FAAD44DC8897F0A62B2F628AA073B21B3EC146010"
}
},
{
"ModifiedNode": {
"LedgerEntryType": "AccountRoot",
"LedgerIndex": "E0D7BDE68B468FF0B8D948FD865576517DA987569833A05374ADB9A72E870A06",
"PreviousTxnID": "0222B59280D165D40C464EA75AAD08A4D152C46A38C0625DEECF6EE87FC5B9E1",
"PreviousTxnLgrSeq": 343555
}
},
{
"CreatedNode": {
"LedgerEntryType": "RippleState",
"LedgerIndex": "EA4BF03B4700123CDFFB6EB09DC1D6E28D5CEB7F680FB00FC24BC1C3BB2DB959",
"NewFields": {
"Balance": {
"currency": "USD",
"issuer": "rrrrrrrrrrrrrrrrrrrrBZbvji",
"value": "0"
},
"Account": "rLNaPoKeeBjZe2qs6x52yVPZpZ8td4dc6w",
"Balance": "3713891690008",
"Flags": 131072,
"HighLimit": {
"currency": "USD",
"issuer": "r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59",
"value": "100"
"OwnerCount": 0,
"Sequence": 702817
},
"LowLimit": {
"currency": "USD",
"issuer": "r3PDtZSa5LiYp1Ysn1vMuMzB59RzV3W9QH",
"value": "0"
}
}
"LedgerEntryType": "AccountRoot",
"LedgerIndex": "140FA03FE8C39540CA8189BC7A7956795C712BC0A542C6409C041150703C8574",
"PreviousFields": {
"Balance": "3714441690048",
"Sequence": 702816
},
"PreviousTxnID": "FDD5007913B39027BAF10B31144DBC1F7DC147528DF31FF048A06DC5D3108BD6",
"PreviousTxnLgrSeq": 57111981
}
},
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"ExchangeRate": "4E11C37937E08000",
"Account": "r9dU6Z7P2i7MrDi1VUZ7uyq6J77eg86YtB",
"Balance": "2629998983",
"Flags": 0,
"RootIndex": "F60ADF645E78B69857D2E4AEC8B7742FEABC8431BD8611D099B428C3E816DF93",
"TakerGetsCurrency": "0000000000000000000000000000000000000000",
"TakerGetsIssuer": "0000000000000000000000000000000000000000",
"TakerPaysCurrency": "0000000000000000000000004254430000000000",
"TakerPaysIssuer": "5E7B112523F68D2F5E879DB4EAC51C6698A69304"
"OwnerCount": 0,
"Sequence": 10
},
"LedgerEntryType": "DirectoryNode",
"LedgerIndex": "F60ADF645E78B69857D2E4AEC8B7742FEABC8431BD8611D099B428C3E816DF93"
"LedgerEntryType": "AccountRoot",
"LedgerIndex": "27B96FE681B33825CC95DA197358B30D3A1721F2125F2D76022D46B2418ABA0A",
"PreviousFields": {
"Balance": "2079998983"
},
"PreviousTxnID": "44A47AC04C0C7237C32BE9A532B578D07641705D3A59DB9B3C5B6225001E39B7",
"PreviousTxnLgrSeq": 56613857
}
}
],
"TransactionIndex": 0,
"TransactionResult": "tesSUCCESS"
"TransactionIndex": 16,
"TransactionResult": "tesSUCCESS",
"delivered_amount": "550000000"
},
"tx": {
"Account": "r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59",
"Fee": "10",
"Flags": 0,
"LimitAmount": {
"currency": "USD",
"issuer": "r3PDtZSa5LiYp1Ysn1vMuMzB59RzV3W9QH",
"value": "100"
"Account": "rLNaPoKeeBjZe2qs6x52yVPZpZ8td4dc6w",
"Amount": "550000000",
"Destination": "r9dU6Z7P2i7MrDi1VUZ7uyq6J77eg86YtB",
"Fee": "40",
"Flags": 2147483648,
"LastLedgerSequence": 57112016,
"Sequence": 702816,
"SigningPubKey": "020A46D8D02AC780C59853ACA309EAA92E7D8E02DD72A0B6AC315A7D18A6C3276A",
"TransactionType": "Payment",
"TxnSignature": "3045022100D589029EF63F9E528F6100C7A36D26AFFF84085EC9AC16DA8E30E11F390D4E87022011466E0FE4A90B89142EE47E535545EEA4A2D65E0BD234DFB447721218B59C9B",
"date": 649200241,
"hash": "D58864C16344ADCC15995C7986CFC607CB693E88F84D2E019F0A35FB29749202",
"inLedger": 57111994,
"ledger_index": 57111994
},
"Sequence": 3,
"SigningPubKey": "02BC8C02199949B15C005B997E7C8594574E9B02BA2D0628902E0532989976CF9D",
"TransactionType": "TrustSet",
"TxnSignature": "3044022058A89552068D1A274EE72BA71363E33E54E6608BC28A84DEC6EE530FC2B5C979022029F4D1EA1237A1F717C5F5EC526E6CFB6DF54C30BADD25EDDE7D2FDBC8F17E34",
"date": 416347560,
"hash": "53354D84BAE8FDFC3F4DA879D984D24B929E7FEB9100D2AD9EFCD2E126BCCDC8",
"inLedger": 343570,
"ledger_index": 343570
"validated": true
}
],
"validated": true
},
"status": "success",
"type": "response"
}
```
{% /tab %}
{% tab label="JSON-RPC" %}
```json
200 OK
{
"result": {
"account": "rLNaPoKeeBjZe2qs6x52yVPZpZ8td4dc6w",
"ledger_index_max": 57112019,
"ledger_index_min": 56248229,
"limit": 2,
"marker": {
"ledger": 57112007,
"seq": 13
},
"status": "success",
"transactions": [
{
"meta": {
"AffectedNodes": [
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"Account": "rLNaPoKeeBjZe2qs6x52yVPZpZ8td4dc6w",
"Balance": "3732290013101",
"Flags": 131072,
"OwnerCount": 0,
"Sequence": 702820
},
"LedgerEntryType": "AccountRoot",
"LedgerIndex": "140FA03FE8C39540CA8189BC7A7956795C712BC0A542C6409C041150703C8574",
"PreviousFields": {
"Balance": "3732745656171",
"Sequence": 702819
},
"PreviousTxnID": "7C031FD5B710E3C048EEF31254089BEEC505900BCC9A842257A0319453333998",
"PreviousTxnLgrSeq": 57112010
}
},
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"Account": "raLPjTYeGezfdb6crXZzcC8RkLBEwbBHJ5",
"Balance": "4231510602153",
"Flags": 0,
"OwnerCount": 0,
"Sequence": 96486
},
"LedgerEntryType": "AccountRoot",
"LedgerIndex": "39DC5D448DECEFC3CD20818788E3DA891CA943935E8D7B12FCB5B5871FCB1638",
"PreviousFields": {
"Balance": "4231054959123"
},
"PreviousTxnID": "33D2014C832610293730028CA37857AC183BFCE3E42B9979C491FB8B82B3E9DC",
"PreviousTxnLgrSeq": 57112004
}
}
],
"TransactionIndex": 12,
"TransactionResult": "tesSUCCESS",
"delivered_amount": "455643030"
},
"tx": {
"Account": "rLNaPoKeeBjZe2qs6x52yVPZpZ8td4dc6w",
"Amount": "455643030",
"Destination": "raLPjTYeGezfdb6crXZzcC8RkLBEwbBHJ5",
"DestinationTag": 18240312,
"Fee": "40",
"Flags": 2147483648,
"LastLedgerSequence": 57112037,
"Sequence": 702819,
"SigningPubKey": "020A46D8D02AC780C59853ACA309EAA92E7D8E02DD72A0B6AC315A7D18A6C3276A",
"TransactionType": "Payment",
"TxnSignature": "30450221008602B2E390C0C7B65182C6DBC86292052C1961B2BEFB79C2C8431722C0ADB911022024B74DCF910A4C8C95572CF662EB7F5FF67E1AC4D7B9B7BFE2A8EE851EC16576",
"date": 649200322,
"hash": "08EF5BDA2825D7A28099219621CDBECCDECB828FEA202DEB6C7ACD5222D36C2C",
"inLedger": 57112015,
"ledger_index": 57112015
},
"validated": true
},
{
"meta": {
"AffectedNodes": [
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"Account": "rLNaPoKeeBjZe2qs6x52yVPZpZ8td4dc6w",
"Balance": "3732745656171",
"Flags": 131072,
"OwnerCount": 0,
"Sequence": 702819
},
"LedgerEntryType": "AccountRoot",
"LedgerIndex": "140FA03FE8C39540CA8189BC7A7956795C712BC0A542C6409C041150703C8574",
"PreviousFields": {
"Balance": "3732246155784"
},
"PreviousTxnID": "CCBCCB528F602007C937C496F0828C118E073DF180084CCD3646EC1E414844E4",
"PreviousTxnLgrSeq": 57112007
}
},
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"Account": "rw2ciyaNshpHe7bCHo4bRWq6pqqynnWKQg",
"Balance": "236476361",
"Flags": 131072,
"OwnerCount": 0,
"Sequence": 466335
},
"LedgerEntryType": "AccountRoot",
"LedgerIndex": "CC20FEBEA6D2AF969EC46F2BD92684D9FBABC3F238E841B5E056FE4EBF4379A9",
"PreviousFields": {
"Balance": "735976788",
"Sequence": 466334
},
"PreviousTxnID": "C528B32DD588EFAE2FE833E8AA92E6AE2DF2C8DB3DB8C6C4F334AD37B253D72A",
"PreviousTxnLgrSeq": 57112010
}
}
],
"TransactionIndex": 33,
"TransactionResult": "tesSUCCESS",
"delivered_amount": "499500387"
},
"tx": {
"Account": "rw2ciyaNshpHe7bCHo4bRWq6pqqynnWKQg",
"Amount": "499500387",
"Destination": "rLNaPoKeeBjZe2qs6x52yVPZpZ8td4dc6w",
"DestinationTag": 1,
"Fee": "40",
"Flags": 2147483648,
"LastLedgerSequence": 57112032,
"Sequence": 466334,
"SigningPubKey": "0381575032E254BF4D699C3D8D6EFDB63B3A71F97475C6F6885BC7DAEEE55D9A01",
"TransactionType": "Payment",
"TxnSignature": "3045022100C7EA1701FE48C75508EEBADBC9864CD3FFEDCEB48AB99AEA960BFA360AE163ED0220453C9577502924C9E1A9A450D4B950A44016813BC70E1F16A65A402528D730B7",
"date": 649200302,
"hash": "7C031FD5B710E3C048EEF31254089BEEC505900BCC9A842257A0319453333998",
"inLedger": 57112010,
"ledger_index": 57112010
},
"validated": true
}
@@ -328,232 +394,30 @@ rippled -- account_tx r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59 -1 -1 2 5 1 0 1
```
{% /tab %}
{% tab label="JSON-RPC" %}
{% tab label="コマンドライン" %}
```json
200 OK
{
"result" : {
"account": "r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59",
"ledger_index_max": 8696227,
"ledger_index_min": 32570,
"account" : "rLNaPoKeeBjZe2qs6x52yVPZpZ8td4dc6w",
"ledger_index_max" : 57112094,
"ledger_index_min" : 57105464,
"limit" : 2,
"marker" : {
"ledger" : 57112074,
"seq" : 9
},
"status" : "success",
"transactions" : [
{
"meta": {
"AffectedNodes": [
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"Account": "r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59",
"Balance": "9999999980",
"Flags": 0,
"OwnerCount": 2,
"Sequence": 3
},
"LedgerEntryType": "AccountRoot",
"LedgerIndex": "4F83A2CF7E70F77F79A307E6A472BFC2585B806A70833CCD1C26105BAE0D6E05",
"PreviousFields": {
"Balance": "9999999990",
"OwnerCount": 1,
"Sequence": 2
},
"PreviousTxnID": "389720F6FD8A144F171708F9ECB334D704CBCFEFBCDA152D931AC34FB5F9E32B",
"PreviousTxnLgrSeq": 95405
}
},
{
"CreatedNode": {
"LedgerEntryType": "RippleState",
"LedgerIndex": "718C6D58DD3BBAAAEBFE48B8FBE3C32C9F6F2EBC395233BA95D0057078EE07DB",
"NewFields": {
"Balance": {
"currency": "USD",
"issuer": "rrrrrrrrrrrrrrrrrrrrBZbvji",
"value": "0"
},
"Flags": 131072,
"HighLimit": {
"currency": "USD",
"issuer": "r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59",
"value": "100"
},
"LowLimit": {
"currency": "USD",
"issuer": "r3kmLJN5D28dHuH8vZNUZpMC43pEHpaocV",
"value": "0"
}
}
}
},
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"Flags": 0,
"Owner": "r3kmLJN5D28dHuH8vZNUZpMC43pEHpaocV",
"RootIndex": "77F65EFF930ED7E93C6CC839C421E394D6B1B6A47CEA8A140D63EC9C712F46F5"
},
"LedgerEntryType": "DirectoryNode",
"LedgerIndex": "77F65EFF930ED7E93C6CC839C421E394D6B1B6A47CEA8A140D63EC9C712F46F5"
}
},
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"Account": "r3kmLJN5D28dHuH8vZNUZpMC43pEHpaocV",
"Balance": "78991384535796",
"Flags": 0,
"OwnerCount": 3,
"Sequence": 188
},
"LedgerEntryType": "AccountRoot",
"LedgerIndex": "B33FDD5CF3445E1A7F2BE9B06336BEBD73A5E3EE885D3EF93F7E3E2992E46F1A",
"PreviousTxnID": "E9E1988A0F061679E5D14DE77DB0163CE0BBDC00F29E396FFD1DA0366E7D8904",
"PreviousTxnLgrSeq": 195455
}
},
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"ExchangeRate": "4E11C37937E08000",
"Flags": 0,
"RootIndex": "F60ADF645E78B69857D2E4AEC8B7742FEABC8431BD8611D099B428C3E816DF93",
"TakerGetsCurrency": "0000000000000000000000000000000000000000",
"TakerGetsIssuer": "0000000000000000000000000000000000000000",
"TakerPaysCurrency": "0000000000000000000000004254430000000000",
"TakerPaysIssuer": "5E7B112523F68D2F5E879DB4EAC51C6698A69304"
},
"LedgerEntryType": "DirectoryNode",
"LedgerIndex": "F60ADF645E78B69857D2E4AEC8B7742FEABC8431BD8611D099B428C3E816DF93"
}
}
],
"TransactionIndex": 0,
"TransactionResult": "tesSUCCESS"
},
"tx": {
"Account": "r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59",
"Fee": "10",
"Flags": 0,
"LimitAmount": {
"currency": "USD",
"issuer": "r3kmLJN5D28dHuH8vZNUZpMC43pEHpaocV",
"value": "100"
},
"Sequence": 2,
"SigningPubKey": "02BC8C02199949B15C005B997E7C8594574E9B02BA2D0628902E0532989976CF9D",
"TransactionType": "TrustSet",
"TxnSignature": "304402200EF81EC32E0DFA9BE376B20AFCA11765ED9FEA04CA8B77C7178DAA699F7F5AFF02202DA484DBD66521AC317D84F7717EC4614E2F5DB743E313E8B48440499CC0DBA4",
"date": 413620090,
"hash": "002AA492496A1543DBD3680BF8CF21B6D6A078CE4A01D2C1A4B63778033792CE",
"inLedger": 195480,
"ledger_index": 195480
},
"ledger_index" : 57112090,
"meta" : "201C0000002EF8E51100612503677617551E0297F38EF4FED7004E074D246B4EA3E550D9AE0F61BE40E08D3432091D52CE56140FA03FE8C39540CA8189BC7A7956795C712BC0A542C6409C041150703C8574E624000AB96E624000037771BFD270E1E7220002000024000AB96F2D0000000062400003776C784A418114D2E44C9FAF7BE9C536219800A6E698E4C7D2C911E1E1E311006156F7D315E0E992B1F1AC66B309C9D68961AA327FE770101B74D4C975F8C5DEC96AE8240367761A624000000005478807811403C95DC0C7CE402E8044A5F13304108013CE9963E1E1F1031000",
"tx_blob" : "120000228000000024000AB96E201B036776306140000000054788076840000000000000287321020A46D8D02AC780C59853ACA309EAA92E7D8E02DD72A0B6AC315A7D18A6C3276A74463044022054811EEF61ACCFA1B5FC6BB05D2FA49CF5174062740370328382E6EA557C0E6A0220480584D487638C333A87CA37100354BD36209E355E8DB9FE79791A56E24C1F268114D2E44C9FAF7BE9C536219800A6E698E4C7D2C911831403C95DC0C7CE402E8044A5F13304108013CE9963",
"validated" : true
},
{
"meta": {
"AffectedNodes": [
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"Account": "r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59",
"Balance": "9999999970",
"Flags": 0,
"OwnerCount": 3,
"Sequence": 4
},
"LedgerEntryType": "AccountRoot",
"LedgerIndex": "4F83A2CF7E70F77F79A307E6A472BFC2585B806A70833CCD1C26105BAE0D6E05",
"PreviousFields": {
"Balance": "9999999980",
"OwnerCount": 2,
"Sequence": 3
},
"PreviousTxnID": "002AA492496A1543DBD3680BF8CF21B6D6A078CE4A01D2C1A4B63778033792CE",
"PreviousTxnLgrSeq": 195480
}
},
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"Flags": 0,
"Owner": "r3PDtZSa5LiYp1Ysn1vMuMzB59RzV3W9QH",
"RootIndex": "A39F044D860C5B5846AA7E0FAAD44DC8897F0A62B2F628AA073B21B3EC146010"
},
"LedgerEntryType": "DirectoryNode",
"LedgerIndex": "A39F044D860C5B5846AA7E0FAAD44DC8897F0A62B2F628AA073B21B3EC146010"
}
},
{
"ModifiedNode": {
"LedgerEntryType": "AccountRoot",
"LedgerIndex": "E0D7BDE68B468FF0B8D948FD865576517DA987569833A05374ADB9A72E870A06",
"PreviousTxnID": "0222B59280D165D40C464EA75AAD08A4D152C46A38C0625DEECF6EE87FC5B9E1",
"PreviousTxnLgrSeq": 343555
}
},
{
"CreatedNode": {
"LedgerEntryType": "RippleState",
"LedgerIndex": "EA4BF03B4700123CDFFB6EB09DC1D6E28D5CEB7F680FB00FC24BC1C3BB2DB959",
"NewFields": {
"Balance": {
"currency": "USD",
"issuer": "rrrrrrrrrrrrrrrrrrrrBZbvji",
"value": "0"
},
"Flags": 131072,
"HighLimit": {
"currency": "USD",
"issuer": "r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59",
"value": "100"
},
"LowLimit": {
"currency": "USD",
"issuer": "r3PDtZSa5LiYp1Ysn1vMuMzB59RzV3W9QH",
"value": "0"
}
}
}
},
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"ExchangeRate": "4E11C37937E08000",
"Flags": 0,
"RootIndex": "F60ADF645E78B69857D2E4AEC8B7742FEABC8431BD8611D099B428C3E816DF93",
"TakerGetsCurrency": "0000000000000000000000000000000000000000",
"TakerGetsIssuer": "0000000000000000000000000000000000000000",
"TakerPaysCurrency": "0000000000000000000000004254430000000000",
"TakerPaysIssuer": "5E7B112523F68D2F5E879DB4EAC51C6698A69304"
},
"LedgerEntryType": "DirectoryNode",
"LedgerIndex": "F60ADF645E78B69857D2E4AEC8B7742FEABC8431BD8611D099B428C3E816DF93"
}
}
],
"TransactionIndex": 0,
"TransactionResult": "tesSUCCESS"
},
"tx": {
"Account": "r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59",
"Fee": "10",
"Flags": 0,
"LimitAmount": {
"currency": "USD",
"issuer": "r3PDtZSa5LiYp1Ysn1vMuMzB59RzV3W9QH",
"value": "100"
},
"Sequence": 3,
"SigningPubKey": "02BC8C02199949B15C005B997E7C8594574E9B02BA2D0628902E0532989976CF9D",
"TransactionType": "TrustSet",
"TxnSignature": "3044022058A89552068D1A274EE72BA71363E33E54E6608BC28A84DEC6EE530FC2B5C979022029F4D1EA1237A1F717C5F5EC526E6CFB6DF54C30BADD25EDDE7D2FDBC8F17E34",
"date": 416347560,
"hash": "53354D84BAE8FDFC3F4DA879D984D24B929E7FEB9100D2AD9EFCD2E126BCCDC8",
"inLedger": 343570,
"ledger_index": 343570
},
"ledger_index" : 57112087,
"meta" : "201C00000026F8E5110061250367760A556B80EE9A9AD3FC40F471F29DCB80C678375137CE36220718902EF1EDCD375E7156140FA03FE8C39540CA8189BC7A7956795C712BC0A542C6409C041150703C8574E66240000376DEB77118E1E7220002000024000AB96E2D00000000624000037771BFD2708114D2E44C9FAF7BE9C536219800A6E698E4C7D2C911E1E1E511006125036776155591DA498D40AFD90670555F3D719883B48D224B4E4E906C634DEFA21163E8197756CC20FEBEA6D2AF969EC46F2BD92684D9FBABC3F238E841B5E056FE4EBF4379A9E62400071DA26240000001C0D849F8E1E722000200002400071DA32D0000000062400000012DCFE87881146914CB622B8E41E150DE431F48DA244A69809366E1E1F1031000",
"tx_blob" : "12000022800000002400071DA22E00000001201B0367762D61400000009308615868400000000000002873210381575032E254BF4D699C3D8D6EFDB63B3A71F97475C6F6885BC7DAEEE55D9A0174473045022100E592BCCFD85CCE0B39075EFC66D6BCA594EBB451F12AD5AD9EE533A267F1381B02203635AB46AC110848FC44E797BD19D77A19E10A0F463AA5540B1C62E5D48C81F081146914CB622B8E41E150DE431F48DA244A698093668314D2E44C9FAF7BE9C536219800A6E698E4C7D2C911",
"validated" : true
}
],

View File

@@ -30,18 +30,24 @@ label:
上記の一般的なフィールドに加えて、オブジェクトを取得するタイプを示すために、以下のフィールドのうち *正確に1つ* を指定する必要があります。有効なフィールドは以下のとおりです。
- [`index`](#idからレジャーオブジェクトを取得する)
- [`account_root`](#accountrootオブジェクトを取得する)
- [`directory`](#directorynodeオブジェクトを取得する)
- [`amm`](#ammオブジェクトを取得する)
- [`offer`](#offerオブジェクトを取得する)
- [`ripple_state`](#ripplestateオブジェクトを取得する)
- [`check`](#checkオブジェクトを取得する)
- [`escrow`](#escrowオブジェクトを取得する)
- [`payment_channel`](#paychannelオブジェクトを取得する)
- [`deposit_preauth`](#depositpreauthオブジェクトを取得する)
- [`ticket`](#ticketオブジェクトを取得する)
- [`nft_page`](#nft-pageを取得する)
- [ledger\_entry](#ledger_entry)
- [リクエストのフォーマット](#リクエストのフォーマット)
- [一般的なフィールド](#一般的なフィールド)
- [IDからレジャーオブジェクトを取得する](#idからレジャーオブジェクトを取得する)
- [AccountRootオブジェクトを取得する](#accountrootオブジェクトを取得する)
- [AMMオブジェクトを取得する](#ammオブジェクトを取得する)
- [Bridgeオブジェクトを取得する](#bridgeオブジェクトを取得する)
- [Directorynodeオブジェクトを取得する](#directorynodeオブジェクトを取得する)
- [Offerオブジェクトを取得する](#offerオブジェクトを取得する)
- [RippleStateオブジェクトを取得する](#ripplestateオブジェクトを取得する)
- [Checkオブジェクトを取得する](#checkオブジェクトを取得する)
- [Escrowオブジェクトを取得する](#escrowオブジェクトを取得する)
- [Paychannelオブジェクトを取得する](#paychannelオブジェクトを取得する)
- [DepositPreauthオブジェクトを取得する](#depositpreauthオブジェクトを取得する)
- [Ticketオブジェクトを取得する](#ticketオブジェクトを取得する)
- [Nft Pageを取得する](#nft-pageを取得する)
- [レスポンスのフォーマット](#レスポンスのフォーマット)
- [考えられるエラー](#考えられるエラー)
**注意:** リクエストでこれらの型固有のフィールドを1つ以上指定した場合、サーバはそのうちの1つだけの結果を取得します。サーバがどれを選択するかは定義されていないため、こうした指定方法は避けるべきです。
@@ -95,7 +101,7 @@ rippled json ledger_entry '{ "index": "7DB0788C020F02780A673DC74757F23823FA3014C
- [`Amendments`](../../../protocol/ledger-data/ledger-entry-types/amendments.md) - `7DB0788C020F02780A673DC74757F23823FA3014C1866E72CC4CD8B226CD6EF4`
- [`FeeSettings`](../../../protocol/ledger-data/ledger-entry-types/feesettings.md) - `4BC50C9B0D8515D3EAAE1E74B29A95804346C491EE1A95BF25E4AAB854A6A651`
- [Recent History `LedgerHashes`](../../../protocol/ledger-data/ledger-entry-types/ledgerhashes.md) - `B4979A36CDC7F3D3D5C31A4EAE2AC7D7209DDA877588B9AFC66799692AB0D66B`
- [直近の`LedgerHashes`](../../../protocol/ledger-data/ledger-entry-types/ledgerhashes.md) - `B4979A36CDC7F3D3D5C31A4EAE2AC7D7209DDA877588B9AFC66799692AB0D66B`
- [`NegativeUNL`](../../../protocol/ledger-data/ledger-entry-types/negativeunl.md) - `2E8A59AA9D3B5B186B0B9E0F62E6C02587CA74A4D778938E957B6357D364B244`
{% /admonition %}
@@ -175,7 +181,7 @@ _([AMM amendment][])_
"currency" : "TST",
"issuer" : "rP9jPyP5kyvFRb6ZiRghAGw5u8SGAmU4bd"
}
}
},
"ledger_index": "validated"
}
```
@@ -211,7 +217,77 @@ rippled json ledger_entry '{ "amm": { "asset": { "currency": "XRP" }, "asset2":
{% /tabs %}
[試してみる >](/resources/dev-tools/websocket-api-tool?server=wss%3A%2F%2Famm.devnet.rippletest.net%3A51233%2F#ledger_entry-amm)
[試してみる >](/resources/dev-tools/websocket-api-tool?server=wss%3A%2F%2Fs.devnet.rippletest.net%3A51233%2F#ledger_entry-amm)
### Bridgeオブジェクトを取得する
_([XChainBridge amendment][]が必要です {% not-enabled /%})_
XRP Ledgerを他のブロックチェーンに接続する1つのクロスチェーンブリッジを表す[Bridgeエントリ](../../../protocol/ledger-data/ledger-entry-types/bridge.md)を取得します。
| フィールド   | 型 | 説明 |
|:-----------------|:-----------|:----------------------|
| `bridge_account` | 文字列 | ブロックチェーン上で`XChainCreateBridge`トランザクションを送信したアカウント。 |
| `bridge` | オブジェクト | 取得する[ブリッジ](../../../protocol/ledger-data/ledger-entry-types/bridge.md)。ドアアカウントと発行・ロックチェーンの資産の情報を含みます。 |
{% tabs %}
{% tab label="WebSocket" %}
```json
{
"id": "example_get_bridge",
"command": "ledger_entry",
"bridge_account": "rnQAXXWoFNN6PEqwqsdTngCtFPCrmfuqFJ",
"bridge": {
"IssuingChainDoor": "rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh",
"IssuingChainIssue": {
"currency": "XRP"
},
"LockingChainDoor": "rnQAXXWoFNN6PEqwqsdTngCtFPCrmfuqFJ",
"LockingChainIssue": {
"currency": "XRP"
}
},
"ledger_index": "validated"
}
```
{% /tab %}
{% tab label="JSON-RPC" %}
```json
{
"method": "ledger_entry",
"params": [
{
"bridge_account": "rnQAXXWoFNN6PEqwqsdTngCtFPCrmfuqFJ",
"bridge": {
"IssuingChainDoor": "rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh",
"IssuingChainIssue": {
"currency": "XRP"
},
"LockingChainDoor": "rnQAXXWoFNN6PEqwqsdTngCtFPCrmfuqFJ",
"LockingChainIssue": {
"currency": "XRP"
}
},
"ledger_index": "validated"
}
]
}
```
{% /tab %}
{% tab label="コマンドライン" %}
```sh
rippled json ledger_entry '{ "bridge_account": "rnQAXXWoFNN6PEqwqsdTngCtFPCrmfuqFJ", "bridge": { "IssuingChainDoor": "rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh", "IssuingChainIssue": { "currency": "XRP" }, "LockingChainDoor": "rnQAXXWoFNN6PEqwqsdTngCtFPCrmfuqFJ", "LockingChainIssue": { "currency": "XRP" } }, "ledger_index": "validated" }'
```
{% /tab %}
{% /tabs %}
[試してみよう! >](/resources/dev-tools/websocket-api-tool?server=wss%3A%2F%2Fs.devnet.rippletest.net%3A51233%2F#ledger_entry-bridge)

View File

@@ -0,0 +1,113 @@
---
html: server_definitions.html
parent: server-info-methods.html
seo:
description: 実行中の`rippled`インスタンスから生成されるSDK互換の`definitions.json`を取得します。
labels:
- コアサーバ
---
# server_definitions
[[ソース]](https://github.com/XRPLF/rippled/blob/master/src/ripple/rpc/handlers/ServerInfo.cpp#L43 "ソース")
`server_definitions`コマンドは実行中の`rippled`インスタンスから生成されたSDK互換の`definitions.json`を返します。これを使用してネットワーク上のノードにアクセスし、そのバイナリデータをシリアライズ/デシリアライズするために必要な定義を受け取ることができます。
## リクエストのフォーマット
リクエストのフォーマットの例:
{% tabs %}
{% tab label="WebSocket" %}
```json
{
"id": 2,
"command": "server_definitions"
}
```
{% /tab %}
{% tab label="JSON-RPC" %}
```json
{
"method": "server_definitions"
}
```
{% /tab %}
{% /tabs %}
[試してみよう! >](/resources/dev-tools/websocket-api-tool#server_definitions)
リクエストにパラメータは含まれません。
## レスポンスのフォーマット
レスポンスのフォーマットの例:
{% tabs %}
{% tab label="WebSocket" %}
```json
{
"id": 1,
"result": {
"FIELDS": [
[
"Generic",
{
"isSerialized": false,
"isSigningField": false,
"isVLEncoded": false,
"nth": 0,
"type": "Unknown"
}
],
[
"Invalid",
{
"isSerialized": false,
"isSigningField": false,
"isVLEncoded": false,
"nth": -1,
"type": "Unknown"
}
],
[
"ObjectEndMarker",
{
"isSerialized": true,
"isSigningField": true,
"isVLEncoded": false,
"nth": 1,
"type": "STObject"
}
],
[
"ArrayEndMarker",
{
"isSerialized": true,
"isSigningField": true,
"isVLEncoded": false,
"nth": 1,
"type": "STArray"
}
]
...
]
}
}
```
{% /tab %}
{% /tabs %}
完全な`definitions.json`ファイルとトップレベルフィールドの説明を見るには、[定義ファイル](../../../protocol/binary-format.md#定義ファイル)をご覧ください。
## 考えられるエラー
いずれかの汎用エラータイプ。
{% raw-partial file="/docs/_snippets/common-links.md" /%}

View File

@@ -12,6 +12,8 @@ labels:
`server_state`コマンドは、サーバに対し`rippled`サーバの現在の状態に関するさまざまな機械可読の情報を問い合わせます。レスポンスは[server_infoメソッド][]の場合とほぼ同じですが、読み取りやすい単位ではなく処理しやすい単位を使用します。たとえば、XRP値は科学的記数法や10進数値の代わりに整数のdrop数で示され、時刻は秒単位ではなくミリ秒単位で示されます。
The [Clio server](../../../../concepts/networks-and-servers/the-clio-server.md) does not support `server_state` directly, but you can ask for the `server_state` of the `rippled` server that Clio is connected to. Specify `"ledger_index": "current"` (WebSocket) or `"params": [{"ledger_index": "current"}]` (JSON-RPC).
## リクエストのフォーマット
リクエストのフォーマットの例:
@@ -21,7 +23,8 @@ labels:
```json
{
"id": 2,
"command": "server_state"
"command": "server_state",
"ledger_index": "current"
}
```
{% /tab %}
@@ -31,7 +34,7 @@ labels:
{
"method": "server_state",
"params": [
{}
{"ledger_index": "current"}
]
}
```
@@ -313,6 +316,8 @@ Headers
| `validation_quorum` | 数値 | 1つのレジャーバージョンの検証に最低限必要となる信頼できる検証の数。状況によっては、サーバがさらに検証をリクエストする場合があります。 |
| `validator_list_expires` | 数値 | _管理者専用_ 現在のバリデータリストが期限切れになる時点([Rippleエポック以降の経過秒数][]。サーバが発行済みのバリデータリストをロードしていない場合は0。 |
[レポートモード]: ../../../../concepts/networks-and-servers/rippled-server-modes.md
{% partial file="/@i18n/ja/docs/_snippets/etl-source-object.md" /%}
{% partial file="/@i18n/ja/docs/_snippets/port-descriptor-object.md" /%}

View File

@@ -1,21 +1,20 @@
---
html: directorynode.html
parent: ledger-entry-types.html
seo:
description: 他のオブジェクトへのリンクを含みます。
description: 他のオブジェクトへのリンクを保持します。
labels:
- 分散型取引所
- データ保持
- 分散型取引所
---
# DirectoryNode
[[ソース]](https://github.com/XRPLF/rippled/blob/5d2d88209f1732a0f8d592012094e345cbe3e675/src/ripple/protocol/impl/LedgerFormats.cpp#L44 "Source")
`DirectoryNode`オブジェクトタイプは、レジャーの状態ツリー内の他オブジェクトへのリンクのリストを提供します。概念上の1つの _ディレクトリ_ は、1つ以上の各DirectoryNodeオブジェクトが含まれる二重リンクリストの形式になっています。各DirectoryNodeオブジェクトには、他オブジェクトの[ID](../common-fields.md)が最大32個まで含まれています。1番目のオブジェクトはディレクトリのルートと呼ばれ、ルートオブジェクト以外のオブジェクトはすべて必要に応じて自由に追加または削除できます。
2種類のディレクトリがあります。
ディレクトリには3種類があります。
* **所有者ディレクトリ**は、アカウントが所有するその他のオブジェクト(`RippleState`オブジェクトや`Offer`オブジェクトなど)をリストします。
* **オファーディレクトリ**は、分散型取引所で利用可能なオファーをリストします。1つのオファーディレクトリには、同一イシュアンスに同一為替レートが設定されているすべてのオファーが含まれます。
* _所有者ディレクトリ_ は、[`RippleState`(トラストライン)](ripplestate.md)エントリや[`Offer`](offer.md)エントリなどアカウントが所有するその他のエントリの一覧です。
* _オファーディレクトリ_ は、[分散型取引所(DEX)](../../../../concepts/tokens/decentralized-exchange/index.md)で利用可能なオファーの一覧です。1つのオファーディレクトリには、同一トークン(通貨コードと発行者)に同一の取引レートが設定されているすべてのオファーが含まれます。
* _NFTオファーディレクトリ_ は、NFTの買いオファーと売りオファーの一覧です。各NFTには、買いオファー用と売りオファー用の2つのディレクトリがあります。
## {% $frontmatter.seo.title %}のJSONの例
@@ -56,6 +55,29 @@ labels:
```
{% /tab %}
{% tab label="NFTオファーディレクトリ" %}
```json
{
"result": {
"index": "CC45A27DAF06BFA45E8AFC92801AD06A06B7004DAD0F7022E439B3A2F6FA5B5A",
"ledger_current_index": 310,
"node": {
"Flags": 2,
"Indexes": [
"83C81AC39F9771DDBCD66F6C225FC76EFC0971384EC6148BAFA5BD18019FC495"
],
"LedgerEntryType": "DirectoryNode",
"NFTokenID": "000800009988C43C563A7BB35AF34D642990CDF089F11B445EB3DCCD00000132",
"RootIndex": "CC45A27DAF06BFA45E8AFC92801AD06A06B7004DAD0F7022E439B3A2F6FA5B5A",
"index": "CC45A27DAF06BFA45E8AFC92801AD06A06B7004DAD0F7022E439B3A2F6FA5B5A"
},
"status": "success",
"validated": false
}
}
```
{% /tab %}
{% /tabs %}
## {% $frontmatter.seo.title %}のフィールド
@@ -68,6 +90,7 @@ labels:
| `IndexNext` | 数値 | UInt64 | いいえ | 省略可このディレクトリに複数のページが含まれている場合、このIDはチェーン内の次のオブジェクトにリンクし、末尾でラップアラウンドします。 |
| `IndexPrevious` | 数値 | UInt64 | いいえ | 省略可このディレクトリに複数のページが含まれている場合、このIDはチェーン内の前のオブジェクトにリンクし、先頭でラップアラウンドします。 |
| `LedgerEntryType` | 文字列 | UInt16 | はい | 値が`0x0064`(文字列`DirectoryNode`にマッピング)の場合は、このオブジェクトがディレクトリの一部であることを示します。 |
| `NFTokenID` | 文字列 | Hash25 | No |(NFTオファーディレクトリのみ) 購入または売却オファーに紐づくNFTのID。. |
| `Owner` | 文字列 | AccountID | いいえ | (所有者ディレクトリのみ)このディレクトリ内のオブジェクトを所有するアカウントのアドレス。 |
| `RootIndex` | 文字列 | Hash256 | はい | このディレクトリのルートオブジェクトのID。 |
| `TakerGetsCurrency` | 文字列 | Hash160 | いいえ | オファーディレクトリのみこのディレクトリのオファーのTakerGetsの額の通貨コード。 |
@@ -90,11 +113,11 @@ labels:
DirectoryNodeのIDを作成するときには、DirectoryNodeが以下のどのページを表しているかに応じて3種類の方式があります。
* 所有者ディレクトリの1番目のページルートとも呼ばれます
* 所有者ディレクトリまたはNFTオファーディレクトリの1番目のページルートとも呼ばれます
* オファーディレクトリの1番目のページ
* いずれかのディレクトリの以降のページ
**所有者ディレクトリの1番目のページ**のIDは、以下の値がこの順序で連結されている[SHA-512ハーフ][]です。
**所有者ディレクトリまたはNFTオファーディレクトリの1番目のページ**のIDは、以下の値がこの順序で連結されている[SHA-512ハーフ][]です。
* 所有者ディレクトリのスペースキー(`0x004F`
* `Owner`フィールドのAccountID。
@@ -109,7 +132,7 @@ DirectoryNodeのIDを作成するときには、DirectoryNodeが以下のどの
オファーディレクトリのIDの下位64ビットは、そのディレクトリ内のオファーのTakerPaysの額をTakerGetsの額で割った結果を、XRP Ledgerの内部金額フォーマットの64ビット数値で表したものです。
**DirectoryNodeがディレクトリの1番目のページではない場合**(所有者ディレクトリ、オファーディレクトリのいずれの場合でも)、DirectoryNodeのIDは、以下の値をこの順序で連結した[SHA-512ハーフ][]です。
**DirectoryNodeがディレクトリの1番目のページではない場合**、DirectoryNodeのIDは、以下の値をこの順序で連結した[SHA-512ハーフ][]です。
* DirectoryNodeスペースキー`0x0064`
* ルートDirectoryNodeのID

View File

@@ -73,6 +73,7 @@ labels:
| フラグ名 | 16進数値 | 10進数値 | 対応する[TrustSetフラグ](../../transactions/types/trustset.md#trustsetのフラグ) | 説明 |
|-------------------|--------------|----------|-------------|------------------------|
| `lsfAMMNode` | `0x01000000` | 16777216 | (なし) | このトラストラインがAMMアカウントに紐づくことを表します。 |
| `lsfLowReserve` | `0x00010000` | 65536 | (なし) | このRippleStateオブジェクトは[低位アカウント所有者の準備金に資金を供給します](#所有者の準備金への資金供給)。 |
| `lsfHighReserve` | `0x00020000` | 131072 | (なし) | このRippleStateオブジェクトは[高位アカウント所有者の準備金に資金を供給します](#所有者の準備金への資金供給)。 |
| `lsfLowAuth` | `0x00040000` | 262144 | `tfSetAuth` | 低位アカウントにより、高位アカウントが低位アカウントのイシュアンスを保有することが承認されています。 |

View File

@@ -16,11 +16,184 @@ labels:
{% partial file="/@i18n/ja/docs/_snippets/tx-metadata-field-table.md" /%}
## メタデータの例
次のJSONオブジェクトは、[複雑なクロスカレンシー支払い](https://livenet.xrpl.org/transactions/8C55AFC2A2AA42B5CE624AEECDB3ACFDD1E5379D4E5BF74A8460C5E97EF8706B)のメタデータを示しています。
次のJSONオブジェクトは、[XRPからUSDへの交換](https://livenet.xrpl.org/transactions/424661CF1FD3675D11EC910CF161979553B6D135F9BD03E6F8D4611D88D27581)のメタデータを示しています。
```json
"meta": {
"AffectedNodes": [
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"Account": "rBTwLga3i2gz3doX6Gva3MgEV8ZCD8jjah",
"Balance": "27724423128",
"Flags": 0,
"OwnerCount": 14,
"Sequence": 129693478
},
"LedgerEntryType": "AccountRoot",
"LedgerIndex": "1ED8DDFD80F275CB1CE7F18BB9D906655DE8029805D8B95FB9020B30425821EB",
"PreviousFields": {
"Balance": "27719423228",
"Sequence": 129693477
},
"PreviousTxnID": "3110F983CDC090750B45C9BFB74B8CE629CA80F57C35612402B2760153822BA5",
"PreviousTxnLgrSeq": 86724072
}
},
{
"DeletedNode": {
"FinalFields": {
"Account": "rPx6Rbh8fStXeP3LwECBisownN2ZyMyzYS",
"BookDirectory": "DFA3B6DDAB58C7E8E5D944E736DA4B7046C30E4F460FD9DE4E1566CBCC208000",
"BookNode": "0",
"Flags": 0,
"OwnerNode": "0",
"PreviousTxnID": "DCB061EC44BBF73BBC20CE0432E9D8D7C4B8B28ABA8AE5A5BA687476E7A796EF",
"PreviousTxnLgrSeq": 86724050,
"Sequence": 86586865,
"TakerGets": "0",
"TakerPays": {
"currency": "USD",
"issuer": "rvYAfWj5gh67oV6fW32ZzP3Aw4Eubs59B",
"value": "0"
}
},
"LedgerEntryType": "Offer",
"LedgerIndex": "348AF66EBD872FBF2BD23085D3FB4A200E15509451475027C4A5EE8D8B77C623",
"PreviousFields": {
"TakerGets": "5000000",
"TakerPays": {
"currency": "USD",
"issuer": "rvYAfWj5gh67oV6fW32ZzP3Aw4Eubs59B",
"value": "3.012"
}
}
}
},
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"Flags": 0,
"Owner": "rPx6Rbh8fStXeP3LwECBisownN2ZyMyzYS",
"RootIndex": "4A68E363398C8DA470CF85237CA4A044476CD38BA7D5C9B8E8F19417A13B01C1"
},
"LedgerEntryType": "DirectoryNode",
"LedgerIndex": "4A68E363398C8DA470CF85237CA4A044476CD38BA7D5C9B8E8F19417A13B01C1"
}
},
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"Balance": {
"currency": "USD",
"issuer": "rrrrrrrrrrrrrrrrrrrrBZbvji",
"value": "-3.0120000001701"
},
"Flags": 2228224,
"HighLimit": {
"currency": "USD",
"issuer": "rPx6Rbh8fStXeP3LwECBisownN2ZyMyzYS",
"value": "0"
},
"HighNode": "0",
"LowLimit": {
"currency": "USD",
"issuer": "rvYAfWj5gh67oV6fW32ZzP3Aw4Eubs59B",
"value": "0"
},
"LowNode": "bd5"
},
"LedgerEntryType": "RippleState",
"LedgerIndex": "7345788A2C9121EB8168D2755950887CED3887CCDBC882015BC070A61C2AD1DA",
"PreviousFields": {
"Balance": {
"currency": "USD",
"issuer": "rrrrrrrrrrrrrrrrrrrrBZbvji",
"value": "-0.0000000001701"
}
},
"PreviousTxnID": "B4726FC087FAB3DB3578A34095B96F9055075A86A16CE741B406D91202685998",
"PreviousTxnLgrSeq": 86722015
}
},
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"Balance": {
"currency": "USD",
"issuer": "rrrrrrrrrrrrrrrrrrrrBZbvji",
"value": "-52157.74818800332"
},
"Flags": 2228224,
"HighLimit": {
"currency": "USD",
"issuer": "rBTwLga3i2gz3doX6Gva3MgEV8ZCD8jjah",
"value": "1000000000"
},
"HighNode": "0",
"LowLimit": {
"currency": "USD",
"issuer": "rvYAfWj5gh67oV6fW32ZzP3Aw4Eubs59B",
"value": "0"
},
"LowNode": "b29"
},
"LedgerEntryType": "RippleState",
"LedgerIndex": "8250CE37F6495903C1F7D16E072E8823ECE06FA73F011A0F8D79D5626BF581BB",
"PreviousFields": {
"Balance": {
"currency": "USD",
"issuer": "rrrrrrrrrrrrrrrrrrrrBZbvji",
"value": "-52160.76470600332"
}
},
"PreviousTxnID": "B4726FC087FAB3DB3578A34095B96F9055075A86A16CE741B406D91202685998",
"PreviousTxnLgrSeq": 86722015
}
},
{
"ModifiedNode": {
"FinalFields": {
"Account": "rPx6Rbh8fStXeP3LwECBisownN2ZyMyzYS",
"Balance": "52479871",
"Flags": 0,
"OwnerCount": 2,
"Sequence": 86586866
},
"LedgerEntryType": "AccountRoot",
"LedgerIndex": "9D398F1DEA77448C78196D6B01289A13D32DFCB4F9023A2A06338F893FA85521",
"PreviousFields": {
"Balance": "57479871",
"OwnerCount": 3
},
"PreviousTxnID": "DCB061EC44BBF73BBC20CE0432E9D8D7C4B8B28ABA8AE5A5BA687476E7A796EF",
"PreviousTxnLgrSeq": 86724050
}
},
{
"DeletedNode": {
"FinalFields": {
"ExchangeRate": "4e1566cbcc208000",
"Flags": 0,
"RootIndex": "DFA3B6DDAB58C7E8E5D944E736DA4B7046C30E4F460FD9DE4E1566CBCC208000",
"TakerGetsCurrency": "0000000000000000000000000000000000000000",
"TakerGetsIssuer": "0000000000000000000000000000000000000000",
"TakerPaysCurrency": "0000000000000000000000005553440000000000",
"TakerPaysIssuer": "0A20B3C85F482532A9578DBB3950B85CA06594D1"
},
"LedgerEntryType": "DirectoryNode",
"LedgerIndex": "DFA3B6DDAB58C7E8E5D944E736DA4B7046C30E4F460FD9DE4E1566CBCC208000"
}
}
],
"TransactionIndex": 5,
"TransactionResult": "tesSUCCESS"
}
```
{% code-snippet file="/_api-examples/metadata/cross-currency-payment.json" language="json" /%}
## AffectedNodes
@@ -32,6 +205,7 @@ labels:
これらの各フィールドの値は、レジャーエントリに行われた変更を記述するJSONオブジェクトです。
### CreatedNodeのフィールド
`CreatedNode`オブジェクトは次のフィールドを含みます。
@@ -42,6 +216,7 @@ labels:
| `LedgerIndex` | 文字列 - [ハッシュ][] | レジャーの[状態ツリー](../../../concepts/ledgers/index.md)内のこの[レジャーエントリのID](../ledger-data/common-fields.md)。**注意:** 名前が非常に似ていますがこれは[レジャーインデックス](../data-types/basic-data-types.md#レジャーインデックス)とは**異なります**。 |
| `NewFields` | オブジェクト | 新しく作成されたレジャーエントリの内容を示すフィールド。どのフィールドが存在するかは、作成されたレジャーエントリの種類によって異なります。 |
### DeletedNodeのフィールド
`DeletedNode`オブジェクトは次のフィールドを含みます。
@@ -52,6 +227,7 @@ labels:
| `LedgerIndex` | 文字列 - [ハッシュ][] | レジャーの[状態ツリー](../../../concepts/ledgers/index.md)内のこの[レジャーエントリのID](../ledger-data/common-fields.md)。**注意:** 名前が非常に似ていますがこれは[レジャーインデックス](../data-types/basic-data-types.md#レジャーインデックス)とは**異なります** |
| `FinalFields` | オブジェクト | 削除されたレジャーエントリの最後の内容を示すフィールド。どのフィールドが存在するかは、削除されたレジャーエントリの種類によって異なります。 |
### ModifiedNodeのフィールド
`ModifiedNode`オブジェクトは次のフィールドを含みます。
@@ -67,6 +243,7 @@ labels:
**注記:** 変更されたレジャーエントリに`PreviousTxnID`フィールドと`PreviousTxnLgrSeq`フィールドがある場合、トランザクションは常にトランザクションの識別ハッシュとトランザクションを含むレジャーバージョンのインデックスでそれらを更新しますが、これらのフィールドの新しい値は`ModifiedNode`オブジェクトの`FinalFields`にはリストされず、以前の値はネストされた`PreviousFields`オブジェクトではなく`ModifiedNode`オブジェクトのトップレベルにリストされます。
## NFTのフィールド
NFTを含むトランザクション`tx``account_tx`)はメタデータに以下のフィールドを含むことができます。これらの値はリクエスト時にサーバによって追加され、ハッシュ化されたバイナリメタデータには格納されません。

View File

@@ -42,13 +42,14 @@ Paymentは、[アカウントを作成](#アカウントの作成)する唯一
| フィールド | JSONの型 | [内部の型][] | 説明 |
|:---------------|:--------------|:------------------|:-----------------|
| Amount | [通貨額][] | Amount | 送金する通貨額。XRP以外の金額の場合、入れ子フィールドの名前では、アルファベットの小文字のみ使用してください。[**tfPartialPayment**フラグ](#paymentのフラグ)が設定されている場合は、この金額を _上限_ とする金額を送金します。 |
| Destination | 文字列 | AccountID | 支払いを受取るアカウントの一意アドレス。 |
| DestinationTag | 数値 | UInt32 | _省略可_ 宛先(支払先となる、ホスティングされている受取人)への支払い理由を明確にするための任意のタグ。 |
| InvoiceID | 文字列 | Hash256 | _省略可_ この支払いの具体的な理由または識別子を表現する任意の256ビットハッシュ。 |
| Paths | パス配列の配列 | PathSet | (省略可。自動入力可能)このトランザクションに使用される[支払いパス](../../../../concepts/tokens/fungible-tokens/paths.md)の配列。XRP間のトランザクションでは省略する必要があります。 |
| SendMax | [通貨額][] | Amount | _省略可_ [送金手数料](../../../../concepts/tokens/transfer-fees.md)、為替レート、[スリッページ](http://en.wikipedia.org/wiki/Slippage_%28finance%29)を含め、このトランザクションに関して支払い元通貨での負担を許容する上限額。[トランザクションの送信コストとして消却されるXRP](../../../../concepts/transactions/transaction-cost.md)は含めないでください。XRP以外の金額の場合、入れ子フィールドの名前では、アルファベットの小文字のみ使用してください。クロスカレンシー支払いまたは複数のトークンを伴う支払いについては、このフィールドを入力する必要があります。XRP間の支払いでは省略する必要があります。 |
| DeliverMin | [通貨額][] | Amount | _省略可_ このトランザクションで送金する、宛先通貨での最少金額。[Partial Payments](../../../../concepts/payment-types/partial-payments.md)の場合のみ有効になります。XRP以外の金額の場合、入れ子フィールドの名前では、アルファベットの小文字のみ使用してください。 |
| `Amount` | [通貨額][] | Amount | 送金する通貨額。XRP以外の金額の場合、入れ子フィールドの名前では、アルファベットの小文字のみ使用してください。[**tfPartialPayment**フラグ](#paymentのフラグ)が設定されている場合は、この金額を _上限_ とする金額を送金します。 |
| `Destination` | 文字列 | AccountID | 支払いを受取るアカウントの一意アドレス。 |
| `DestinationTag` | 数値 | UInt32 | _省略可_ 宛先(支払先となる、ホスティングされている受取人)への支払い理由を明確にするための任意のタグ。 |
| `InvoiceID` | 文字列 | Hash256 | _省略可_ この支払いの具体的な理由または識別子を表現する任意の256ビットハッシュ。 |
| `Paths` | パス配列の配列 | PathSet | (省略可。自動入力可能)このトランザクションに使用される[支払いパス](../../../../concepts/tokens/fungible-tokens/paths.md)の配列。XRP間のトランザクションでは省略する必要があります。 |
| `SendMax` | [通貨額][] | Amount | _省略可_ [送金手数料](../../../../concepts/tokens/transfer-fees.md)、為替レート、[スリッページ](http://en.wikipedia.org/wiki/Slippage_%28finance%29)を含め、このトランザクションに関して支払い元通貨での負担を許容する上限額。[トランザクションの送信コストとして消却されるXRP](../../../../concepts/transactions/transaction-cost.md)は含めないでください。XRP以外の金額の場合、入れ子フィールドの名前では、アルファベットの小文字のみ使用してください。クロスカレンシー支払いまたは複数のトークンを伴う支払いについては、このフィールドを入力する必要があります。XRP間の支払いでは省略する必要があります。 |
| `DeliverMin` | [通貨額][] | Amount | _省略可_ このトランザクションで送金する、宛先通貨での最少金額。[Partial Payments](../../../../concepts/payment-types/partial-payments.md)の場合のみ有効になります。XRP以外の金額の場合、入れ子フィールドの名前では、アルファベットの小文字のみ使用してください。 |
## Paymentの種類
@@ -86,7 +87,7 @@ Payment型のトランザクションでは、資金供給のないアドレス
## パス
`Paths`フィールドが存在する場合、Pathフィールドには、 _パスセット_ パス配列の配列が記述されていなければなりません。個々のパスは、さまざまな仲介アカウントやオーダーブックを経由して、送信者から受信者へと価値が1つの方向へ流れることを表します。単一のトランザクションで、複数のパスを使用する可能性もあります。例えば、トランザクションで複数のオーダーブックを使用して、最も有利なレートで通貨を交換する場合です。
`Paths`フィールドが存在する場合、Pathフィールドには、 _パスセット_ パス配列の配列が記述されていなければなりません。個々のパスは、さまざまな仲介アカウントやオーダーブックを経由して、送信者から受信者へと価値が1つの方向へ流れることを表します。単一のトランザクションで、複数のパスを使用する可能性もあります。例えば、トランザクションで複数のオーダーブックやAMMを使用して、最も有利なレートで通貨を交換する場合です。
以下の場合を含め、直接の支払いでは`Paths`フィールドを省略する必要があります。

View File

@@ -112,110 +112,6 @@ labels:
## 既知のAmendmentsの詳細
### fixAMMOverflowOffer
[fixAMMOverflowOffer]: #fixammoverflowoffer
| Amendment | fixAMMOverflowOffer |
|:-------------|:--------------|
| Amendment ID | 12523DF04B553A0B1AD74F42DDB741DE8DC06A03FC089A0EF197E2A87F1D8107 |
| ステータス | 有効 |
| デフォルトの投票(最新の安定版) | はい |
| Amendment前の機能は廃止? | いいえ |
このAmendmentにより、決済エンジンにおけるAMMの大規模な合成オファーの不適切な処理が修正されます。このAmendmentは重大な修正であるため、ソースコードのデフォルトの投票はYESに設定されています。
### fixInnerObjTemplate
[fixInnerObjTemplate]: #fixinnerobjtemplate
| Amendment | fixInnerObjTemplate |
|:-------------|:--------------|
| Amendment ID | C393B3AEEBF575E475F0C60D5E4241B2070CC4D0EB6C4846B1A07508FAEFC485 |
| ステータス | 有効 |
| デフォルトの投票(最新の安定版) | いいえ |
| Amendment前の機能は廃止? | いいえ |
このamendmentにより、AMMの`sfVoteEntry``sfAuctionSlot`の内部オブジェクトの`sfTradingFee`フィールドと`sfDiscountedFee`フィールドにアクセスする際の問題が修正されました。
現在、内部オブジェクトのテンプレートはオブジェクトの生成時に設定されません。オブジェクトに`soeDEFAULT`フィールドがあり、初期値にデフォルト値が設定されている場合、そのフィールドにアクセスすると、状況によっては`tefEXCEPTION`エラーが発生します。このamendmentにより、内部オブジェクトテンプレートを設定するための追加の真偽値引数を含む`STObject`コンストラクタのオーバーロードが追加されます。
### fixNFTokenReserve
[fixNFTokenReserve]: #fixnftokenreserve
| Amendment | fixNFTokenReserve |
|:-------------|:--------------|
| Amendment ID | 03BDC0099C4E14163ADA272C1B6F6FABB448CC3E51F522F978041E4B57D9158C |
| ステータス | 有効 |
| デフォルトの投票(最新の安定版) | いいえ |
| Amendment前の機能は廃止? | いいえ |
このamendmentにより、`NFTokenAcceptOffer`トランザクタに`OwnerCount`が変更されたかどうかのチェックが追加されます。変更された場合、更新されたオブジェクト数に対して準備金要件が満たされているかどうかを追加でチェックします。
### fixDisallowIncomingV1
[fixDisallowIncomingV1]: #fixdisallowincomingv1
| Amendment | fixDisallowIncomingV1 |
|:-------------|:--------------|
| Amendment ID | 15D61F0C6DB6A2F86BCF96F1E2444FEC54E705923339EC175BD3E517C8B3FF91 |
| ステータス | 有効 |
| デフォルトの投票(最新の安定版) | いいえ |
| Amendment前の機能は廃止? | いいえ |
このamendmentにより、ユーザが自分のアカウントで`lsfDisallowIncomingTrustline`フラグを有効にした後にトラストラインを承認する際の問題が修正されます。
この問題を再現するには
1. 発行者が自分のアカウントに`asfRequireAuth`を設定します。
2. ユーザが自分のアカウントに`asfDisallowIncomingTrustline`を設定します。
3. ユーザは`SetTrust`トランザクションを発行者に送信します。
4. 発行者はトラストラインを承認できません。
このamendmentにより、発行者はトラストラインを認可できるようになりました。
このamendmentは、[DisallowIncoming][] amendmentが有効でない場合、影響はありません。
### fixFillOrKill
[fixFillOrKill]: #fixfillorkill
| Amendment | fixFillOrKill |
|:-------------|:--------------|
| Amendment ID | 3318EA0CF0755AF15DAC19F2B5C5BCBFF4B78BDD57609ACCAABE2C41309B051A |
| ステータス | 有効 |
| デフォルトの投票(最新の安定版) | いいえ |
| Amendment前の機能は廃止? | いいえ |
このamendmentは`FlowCross`amendmentで導入された問題を修正します。`tfFillOrKill`フラグが設定され、`tfSell`フラグが設定されていないオファーは、オファーの取引レートがオーダーブックのレートよりも良いが、完全に一致しない場合に失敗します。
このamendmentにより、決済エンジンはこのシナリオを適切に処理できるようになり、オファーの交差が可能になります。
このamendmentは、[FlowCross][] amendmentが有効でない場合、影響はありません。
### DID
[DID]: #did
| Amendment | DID |
|:-------------|:----|
| Amendment ID | DB432C3A09D9D5DFC7859F39AE5FF767ABC59AED0A9FB441E83B814D8946C109 |
| ステータス | 投票中 |
| デフォルトの投票(最新の安定版) | いいえ |
| Amendment前の機能は廃止? | いいえ |
[World Wide Web Consortium](https://www.w3.org/press-releases/2022/did-rec/)標準に準拠した分散アイデンティティ(DID)機能を追加します。DIDは、中央集権的な機関に依存せず、DID主体によって管理されるデジタルIDを提供します。
次の新しいトランザクションを追加します。
- DIDDelete - XRPLアカウントに関連付けられたDIDを削除します。
- DIDSet - 新しいDIDを作成するか、既存のDIDを更新します。
新しい`DID`レジャーエントリタイプを追加します。
いくつかの新しいトランザクション結果コードを追加します。
### AMM
[AMM]: #amm
@@ -299,38 +195,6 @@ Clawbackはデフォルトでは無効になっています。Clawbackを使用
この修正の詳細については、[Clawback](../docs/concepts/tokens/fungible-tokens/clawing-back-tokens.md)をご覧ください。
### XChainBridge
[XChainBridge]: #xchainbridge
| Amendment | XChainBridge |
|:-------------|:-----------------|
| Amendment ID | C98D98EE9616ACD36E81FDEB8D41D349BF5F1B41DD64A0ABC1FE9AA5EA267E9C |
| Status | 投票中 |
| デフォルトの投票(最新の安定版) | いいえ |
| Amendment前の機能は廃止? | いいえ |
クロスチェーンブリッジを追加し、メインネットとサイドチェーンなどのネットワーク間でのデジタル資産の移動を可能にします。
次の新しいトランザクションを追加します
- XChainAccountCreateCommit - 発行チェーン上でトランザクションを提出するために、Witnessサーバ用の新しいアカウントを作成します。
- XChainAddAccountCreateAttestation - Witnessサーバが使用するアカウントが作成されたことを証明します。
- XChainAddClaimAttestation - ロックチェーンで資産がロックされた証明書を提出します。
- XChainClaim - 送信先チェーンで資産を請求します。
- XChainCommit - ロックチェーン上の資産をロックします。
- XChainCreateBridge - Bridgeレジャーオブジェクトを作成します。
- XChainCreateClaimID - クロスチェーン送金に使用される新しいクロスチェーン請求IDを作成します。
- XChainModifyBridge - ブリッジのパラメータを変更します。
次の新しいレジャーエントリタイプを追加します
- Bridge - XRP Ledgerを別のブロックチェーンと接続する単一のクロスチェーンブリッジ。
- XChainOwnedClaimID - 送信元チェーン上の資金をロックまたはバーンする送信元チェーン上のアカウントの情報を含むクロスチェーン送金の値(ID)。
- XChainOwnedCreateAccountClaimID - クロスチェーン送金でアカウントを作成する際の証明書。
いくつかの新しいトランザクション結果コードを追加します。
### CryptoConditions
[CryptoConditions]: #cryptoconditions
@@ -344,6 +208,28 @@ Clawbackはデフォルトでは無効になっています。Clawbackを使用
この修正は有効ですが、[SusPay](#suspay) Amendmentも有効でない限り、何の影響も及ぼしません。SusPayの修正は、[Escrow](#escrow)の修正に置き換えられたため、CryptoConditionsの修正は効力を持ちません。
### DID
[DID]: #did
| Amendment | DID |
|:-------------|:----|
| Amendment ID | DB432C3A09D9D5DFC7859F39AE5FF767ABC59AED0A9FB441E83B814D8946C109 |
| ステータス | 投票中 |
| デフォルトの投票(最新の安定版) | いいえ |
| Amendment前の機能は廃止? | いいえ |
[World Wide Web Consortium](https://www.w3.org/press-releases/2022/did-rec/)標準に準拠した分散アイデンティティ(DID)機能を追加します。DIDは、中央集権的な機関に依存せず、DID主体によって管理されるデジタルIDを提供します。
次の新しいトランザクションを追加します。
- DIDDelete - XRPLアカウントに関連付けられたDIDを削除します。
- DIDSet - 新しいDIDを作成するか、既存のDIDを更新します。
新しい`DID`レジャーエントリタイプを追加します。
いくつかの新しいトランザクション結果コードを追加します。
## CryptoConditionsSuite
[CryptoConditionsSuite]: #cryptoconditionssuite
@@ -724,6 +610,20 @@ fix1623 Amendmentは、固定金額の[CheckCashトランザクション][]`A
この修正が適用された場合、これらの支払いは、代わりに[結果コード`temBAD_PATH_LOOP`](../docs/references/protocol/transactions/transaction-results/tem-codes.md)で失敗します。
### fixAMMOverflowOffer
[fixAMMOverflowOffer]: #fixammoverflowoffer
| Amendment | fixAMMOverflowOffer |
|:-------------|:--------------|
| Amendment ID | 12523DF04B553A0B1AD74F42DDB741DE8DC06A03FC089A0EF197E2A87F1D8107 |
| ステータス | 有効 |
| デフォルトの投票(最新の安定版) | はい |
| Amendment前の機能は廃止? | いいえ |
このAmendmentにより、決済エンジンにおけるAMMの大規模な合成オファーの不適切な処理が修正されます。このAmendmentは重大な修正であるため、ソースコードのデフォルトの投票はYESに設定されています。
### fixAmendmentMajorityCalc
[fixAmendmentMajorityCalc]: #fixamendmentmajoritycalc
@@ -754,6 +654,63 @@ Checksトランザクションがアカウントのメタデータに影響を
この修正を適用しない場合、Checksトランザクション[CheckCreate][]、[CheckCash][]、および[CheckCancel][])は送信者のアカウント履歴のみを更新します。この修正を適用した場合、これらのトランザクションは、送信アカウントにも受信アカウントにも影響します。この修正は、[Checks Amendment](#checks)も有効でないかぎり効果がありません。
### fixDisallowIncomingV1
[fixDisallowIncomingV1]: #fixdisallowincomingv1
| Amendment | fixDisallowIncomingV1 |
|:-------------|:--------------|
| Amendment ID | 15D61F0C6DB6A2F86BCF96F1E2444FEC54E705923339EC175BD3E517C8B3FF91 |
| ステータス | 有効 |
| デフォルトの投票(最新の安定版) | いいえ |
| Amendment前の機能は廃止? | いいえ |
このamendmentにより、ユーザが自分のアカウントで`lsfDisallowIncomingTrustline`フラグを有効にした後にトラストラインを承認する際の問題が修正されます。
この問題を再現するには
1. 発行者が自分のアカウントに`asfRequireAuth`を設定します。
2. ユーザが自分のアカウントに`asfDisallowIncomingTrustline`を設定します。
3. ユーザは`SetTrust`トランザクションを発行者に送信します。
4. 発行者はトラストラインを承認できません。
このamendmentにより、発行者はトラストラインを認可できるようになりました。
このamendmentは、[DisallowIncoming][] amendmentが有効でない場合、影響はありません。
### fixFillOrKill
[fixFillOrKill]: #fixfillorkill
| Amendment | fixFillOrKill |
|:-------------|:--------------|
| Amendment ID | 3318EA0CF0755AF15DAC19F2B5C5BCBFF4B78BDD57609ACCAABE2C41309B051A |
| ステータス | 有効 |
| デフォルトの投票(最新の安定版) | いいえ |
| Amendment前の機能は廃止? | いいえ |
このamendmentは`FlowCross`amendmentで導入された問題を修正します。`tfFillOrKill`フラグが設定され、`tfSell`フラグが設定されていないオファーは、オファーの取引レートがオーダーブックのレートよりも良いが、完全に一致しない場合に失敗します。
このamendmentにより、決済エンジンはこのシナリオを適切に処理できるようになり、オファーの交差が可能になります。
このamendmentは、[FlowCross][] amendmentが有効でない場合、影響はありません。
### fixInnerObjTemplate
[fixInnerObjTemplate]: #fixinnerobjtemplate
| Amendment | fixInnerObjTemplate |
|:-------------|:--------------|
| Amendment ID | C393B3AEEBF575E475F0C60D5E4241B2070CC4D0EB6C4846B1A07508FAEFC485 |
| ステータス | 有効 |
| デフォルトの投票(最新の安定版) | いいえ |
| Amendment前の機能は廃止? | いいえ |
このamendmentにより、AMMの`sfVoteEntry``sfAuctionSlot`の内部オブジェクトの`sfTradingFee`フィールドと`sfDiscountedFee`フィールドにアクセスする際の問題が修正されました。
現在、内部オブジェクトのテンプレートはオブジェクトの生成時に設定されません。オブジェクトに`soeDEFAULT`フィールドがあり、初期値にデフォルト値が設定されている場合、そのフィールドにアクセスすると、状況によっては`tefEXCEPTION`エラーが発生します。このamendmentにより、内部オブジェクトテンプレートを設定するための追加の真偽値引数を含む`STObject`コンストラクタのオーバーロードが追加されます。
### fixMasterKeyAsRegularKey
[fixMasterKeyAsRegularKey]: #fixmasterkeyasregularkey
@@ -819,6 +776,22 @@ Checksトランザクションがアカウントのメタデータに影響を
このamendmentにより、アカウント削除の制限も導入されます。アカウントは、`FirstNFTSequence` + `MintedNFTokens` + 256が現在のレジャーシーケンスより小さい場合にのみ削除できます256はアカウント削除のヒューリスティックな制限として選択されたもので、アカウント削除制約にすでに存在します。この制約がなければ、特定の条件下で同一のNFTが再ミントされる可能性があります。
**注意:** これは、トークンをミントするためにローカルでNFTokenIDを計算しているプロジェクトやツールにとっては **破壊的な変更** です。NFTokenIDを計算するコードがある場合は、新しい計算式に合わせて更新する必要があります。後方互換性を保ちながらこれを行う方法の例については、こちらをご覧ください。[JavaScriptでのよく知られたリファレンス実装](https://gist.github.com/N3TC4T/a20fb528931ed009ebdd708be4938748?permalink_comment_id=4738760#gistcomment-4738760).
### fixNFTokenReserve
[fixNFTokenReserve]: #fixnftokenreserve
| Amendment | fixNFTokenReserve |
|:-------------|:--------------|
| Amendment ID | 03BDC0099C4E14163ADA272C1B6F6FABB448CC3E51F522F978041E4B57D9158C |
| ステータス | 有効 |
| デフォルトの投票(最新の安定版) | いいえ |
| Amendment前の機能は廃止? | いいえ |
このamendmentにより、`NFTokenAcceptOffer`トランザクタに`OwnerCount`が変更されたかどうかのチェックが追加されます。変更された場合、更新されたオブジェクト数に対して準備金要件が満たされているかどうかを追加でチェックします。
### fixNonFungibleTokensV1_2
[fixNonFungibleTokensV1_2]: #fixnonfungibletokensv1_2
@@ -1372,6 +1345,38 @@ XRP Ledgerプロトコルの署名要件を変更し、いかなる場合にも
この修正が適用されれば、[`tfSetfAuth`を有効にした](../docs/references/protocol/transactions/types/trustset.md#trustsetのフラグ)`TrustSet`トランザクションにおいて、`RippleState`ノードの他のすべての値をデフォルト状態にしたままでも、新しい[`RippleState`レジャーオブジェクト](../docs/references/protocol/ledger-data/ledger-entry-types/ripplestate.md)を作成できます。新しい`RippleState`ノードでは、トランザクションの送信者が低いノードと見なされるか高いノードと見なされるかに応じて、[`lsfLowAuth`フラグまたは`lsfHighAuth`フラグ](../docs/references/protocol/ledger-data/ledger-entry-types/ripplestate.md#ripplestateのフラグ)が有効になります。トランザクションの送信者は、[asfRequireAuthフラグを有効](../docs/references/protocol/transactions/types/accountset.md#accountsetのフラグ)にして[AccountSetトランザクション](../docs/references/protocol/transactions/types/accountset.md)を送信することで、事前に[`lsfRequireAuth`](../docs/references/protocol/ledger-data/ledger-entry-types/accountroot.md#accountrootのフラグ)を有効にしておく必要があります。
### XChainBridge
[XChainBridge]: #xchainbridge
| Amendment | XChainBridge |
|:-------------|:-----------------|
| Amendment ID | C98D98EE9616ACD36E81FDEB8D41D349BF5F1B41DD64A0ABC1FE9AA5EA267E9C |
| Status | 投票中 |
| デフォルトの投票(最新の安定版) | いいえ |
| Amendment前の機能は廃止? | いいえ |
クロスチェーンブリッジを追加し、メインネットとサイドチェーンなどのネットワーク間でのデジタル資産の移動を可能にします。
次の新しいトランザクションを追加します
- XChainAccountCreateCommit - 発行チェーン上でトランザクションを提出するために、Witnessサーバ用の新しいアカウントを作成します。
- XChainAddAccountCreateAttestation - Witnessサーバが使用するアカウントが作成されたことを証明します。
- XChainAddClaimAttestation - ロックチェーンで資産がロックされた証明書を提出します。
- XChainClaim - 送信先チェーンで資産を請求します。
- XChainCommit - ロックチェーン上の資産をロックします。
- XChainCreateBridge - Bridgeレジャーオブジェクトを作成します。
- XChainCreateClaimID - クロスチェーン送金に使用される新しいクロスチェーン請求IDを作成します。
- XChainModifyBridge - ブリッジのパラメータを変更します。
次の新しいレジャーエントリタイプを追加します
- Bridge - XRP Ledgerを別のブロックチェーンと接続する単一のクロスチェーンブリッジ。
- XChainOwnedClaimID - 送信元チェーン上の資金をロックまたはバーンする送信元チェーン上のアカウントの情報を含むクロスチェーン送金の値(ID)。
- XChainOwnedCreateAccountClaimID - クロスチェーン送金でアカウントを作成する際の証明書。
いくつかの新しいトランザクション結果コードを追加します。
### XChainBridge
[XChainBridge]: #xchainbridge

View File

@@ -103,7 +103,7 @@ HTTP Status: 200 OK
When the response contains a `warnings` array, each member of the array represents a separate warning from the server. Each such **Warning Object** contains the following fields:
| `Field` | Type | Description |
| Field | Type | Description |
|:----------|:-------|:--------------------------------------------------------|
| `id` | Number | A unique numeric code for this warning message. |
| `message` | String | A human-readable string describing the cause of this message. Do not write software that relies the contents of this message; use the `id` (and `details`, if applicable) to identify the warning instead. |
@@ -134,7 +134,7 @@ The server only sends this warning if the client is [connected as an admin](../.
This warning includes a `details` field with the following fields:
| Field | Value | Description |
| Field | Type | Description |
|:--------------------|:-------|:----------------------------------------------|
| `expected_date` | Number | The time that the first unsupported amendment is expected to become enabled, in [seconds since the Ripple Epoch][]. |
| `expected_date_UTC` | String | The timestamp, in UTC, when the first unsupported amendment is expected to become enabled. |
@@ -161,7 +161,6 @@ The server administrator must [upgrade `rippled`](../../../infrastructure/instal
### 1003. This is a reporting server
Example warning:
```json