diff --git a/content/concepts/xrpl-servers/ledger-history/ledger-history.ja.md b/content/concepts/xrpl-servers/ledger-history/ledger-history.ja.md index 4cd4fbc154..55970f6784 100644 --- a/content/concepts/xrpl-servers/ledger-history/ledger-history.ja.md +++ b/content/concepts/xrpl-servers/ledger-history/ledger-history.ja.md @@ -29,22 +29,25 @@ labels: `rippled`サーバーは起動されると、最優先で最新の検証済みレジャーの完全なコピーを取得します。その後、サーバーは常にレジャーの進行状況を把握します。レジャー履歴を埋め戻すように設定されているサーバーでは、レジャー履歴が設定量に達するまで埋め戻されます。この設定量は、オンライン削除による削除が開始されるカットオフ値以下でなければなりません。 -サーバーは同期される前から履歴の埋め戻しを行い、同期後にも収集した履歴のギャップを埋めることができます。(レジャー履歴のギャップは、サーバーの使用率が一時的に高くなりネットワークと同期をとることができない場合、ネットワークとの接続が失われた場合、またはその他の一時的な問題の影響を受けた場合に発生する可能性があります。)履歴を埋め戻すため、サーバーはピア`rippled`サーバーにデータを要求します。サーバーが埋め戻す量は、`[ledger_history]`設定で定義されます。 +履歴の埋め戻しは、サーバーの最も低い優先順位の1つであるため、特にサーバーが忙しい場合や、ハードウェアやネットワークのスペックが十分でない場合、不足する履歴を埋めるのに長い時間がかかることがあります。ハードウェアのスペックに関する推奨事項は、[容量計画](capacity-planning.html)を参照してください。また、履歴を埋め戻すには、サーバーのダイレクトピアのうち少なくとも1つが該当する履歴を持っていることが必要です。サーバーのピアツーピア接続の管理については、[ピアリングの設定](configure-peering.html)を参照してください。 XRP Ledgerは、コンテンツの一意のハッシュを使用して(さまざまなレベルの)データを識別します。XRP Ledgerの状態データには、レジャーの履歴の概要が[LedgerHashesオブジェクトタイプ](ledgerhashes.html)の形式で含まれています。サーバーはLedgerHashesオブジェクトを使用して取得するレジャーバージョンを認識し、受信するレジャーデータが正しく完全であることを確認します。 -履歴の埋め戻しは、サーバーでは最も優先度の低い処理の1つであるため、サーバーの使用率が高い場合やハードウェアとネットワークのスペックが十分ではない場合には、欠落している履歴を埋めるのに時間がかかることがあります。推奨されるハードウェアスペックについては、[容量の計画](capacity-planning.html)を参照してください。履歴の埋め戻しでは、サーバーのダイレクトピアの1つ以上に当該の履歴が保持されている必要もあります。 -### 指示による削除の使用 + +### 履歴の埋め戻し +[新規: rippled 1.6.0][] -[オンライン削除](online-deletion.html)と指示による削除の両方が有効な場合、サーバーでは、まだ削除が許可されていない最も古いレジャーまでのデータが自動的に埋め戻されます。これにより、`[ledger_history]`設定と`online_delete`設定で構成されているレジャーバージョンの数よりも多いデータが取得されることがあります。[can_deleteメソッド][]を実行すると、削除可能なレジャーバージョンがサーバーに通知されます。 +サーバーがダウンロードしようとする履歴の量は、その設定に依存します。サーバーは自動的に、**最も古い台帳までの履歴**をダウンロードしてギャップを埋めようとします。`[ledger_history]`設定を使用すると、サーバーがそれ以降の履歴を埋め戻すようにすることができます。ただし、[削除](online-deletion.html)が予定されている台帳は、サーバーがダウンロードすることはありません。 +`[ledger_history]`設定は、現在有効な台帳の前から蓄積する台帳の最小数を定義します。ネットワークの[完全な履歴](#full-history)をダウンロードするには、特別な値`full`を使用します。`[ledger_history]`設定を使用して、サーバーに _より少ない_ 履歴をダウンロードさせることはできません。サーバーが保存する履歴の量を減らすには、代わりに[オンライン削除](online-deletion.html)設定を変更してください。 ## すべての履歴 XRP Ledgerネットワーク内の一部のサーバーは、「すべての履歴が記録される」サーバーとして設定されています。これらのサーバーは、使用可能なすべてのXRP Ledgerの履歴を収集しますが、**オンライン削除は使用しません**。このため他の追跡サーバーよりもかなり多くのディスク容量が必要です。 -Rippleは、`s2.ripple.com`ですべての履歴が記録される一連の公開サーバーを公開サービスとして提供しています。このサービスは、より大きなXRPコミュニティーのために提供されています。Rippleは、サーバーを悪用するユーザーや、公平な量を超えるサーバーのリソースを使用するユーザーをブロックする権利を留保しています。 +XRP Ledger財団は、コミュニティメンバーが運営する一連の全履歴サーバーへのアクセスを提供しています(詳細は[xrplcluster.com](https://xrplcluster.com)を参照)。 +また、Ripple社は公開サービスとして、`s2.ripple.com`に一連の公開全履歴サーバーを提供しています。 **ヒント:** 一部の暗号資産ネットワークとは異なり、XRP Ledgerのサーバーは、現在の状態を認識して最新のトランザクションを把握するのにすべての履歴を必要としません。 @@ -58,6 +61,23 @@ XRP Ledgerのすべての履歴を1台の高価なマシンに保管する代わ 詳細は、[履歴シャーディングの設定](configure-history-sharding.html)を参照してください。 +## 関連項目 + +- **コンセプト:** + - [レジャー](ledgers.html) + - [コンセンサスの紹介](intro-to-consensus.html) +- **チュートリアル:** + - [`rippled`の設定](configure-rippled.html) + - [オンライン削除の設定](configure-online-deletion.html) + - [指示による削除の設定](configure-advisory-deletion.html) + - [履歴シャーディングの設定](configure-history-sharding.html) + - [全履歴の設定](configure-full-history.html) +- **リファレンス:** + - [ledgerメソッド][] + - [server_infoメソッド][] + - [ledger_requestメソッド][] + - [can_deleteメソッド][] + - [ledger_cleanerメソッド][] {% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}