[JA] Move files to a dir compatible with Redocly

The new folder will be compatible with both Dactyl and Redocly when it
comes to loading the Japanese translation for a given page.

Snippets are not moved for now because importing them would require
more complex changes to the actual Markdown pages, and wouldn't be
cross-compatible anyway (Redocly uses slightly different 'partial'
rather than 'include' syntax.)
This commit is contained in:
mDuo13
2023-10-09 11:33:55 -07:00
parent 6a7eebe758
commit 26b3939747
301 changed files with 302 additions and 302 deletions

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@@ -0,0 +1,119 @@
---
html: validation_create.html
parent: key-generation-methods.html
blurb: rippledサーバーがネットワークに対して自身の身元を識別させるのに使用できる暗号鍵を生成します。
labels:
- セキュリティ
- コアサーバー
---
# validation_create
[[ソース]](https://github.com/XRPLF/rippled/blob/315a8b6b602798a4cff4d8e1911936011e12abdb/src/ripple/rpc/handlers/ValidationCreate.cpp "Source")
`validation_create`コマンドキーを使用して、[`rippled`サーバーがネットワークに対して自身の身元を識別させるのに使用できる暗号鍵](peer-protocol.html#ノードキーペア)を生成します。[wallet_proposeメソッド][]と同様に、このメソッドでは適切なフォーマットで一連のキーが単に生成されるだけです。XRP Ledgerのデータやサーバー構成は変更されません。
_`validation_create`メソッドは、権限のないユーザーは実行できない[管理メソッド](admin-api-methods.html)です。_
サーバーを設定することにより、生成されたキーペアを検証の署名(検証キーペア)に使用するか、または通常のピアツーピア通信の署名([ノードキーペア](peer-protocol.html#ノードキーペア))に使用するかを指定できます。
**ヒント:** 堅牢なバリデータを設定するには、`validator-keys`ツール(`rippled` RPMに付属を使用してバリデータトークンローテーション可能とオフラインマスターキーを生成してください。詳細は、[rippledサーバーで検証を有効化](run-rippled-as-a-validator.html#3-rippledサーバーで検証を有効化)を参照してください。
### 要求フォーマット
要求フォーマットの例:
<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
*WebSocket*
```json
{
"id": 0,
"command": "validation_create",
"secret": "BAWL MAN JADE MOON DOVE GEM SON NOW HAD ADEN GLOW TIRE"
}
```
*JSON-RPC*
```json
{
"method": "validation_create",
"params": [
{
"secret": "BAWL MAN JADE MOON DOVE GEM SON NOW HAD ADEN GLOW TIRE"
}
]
}
```
*コマンドライン*
```sh
#Syntax: validation_create [secret]
rippled validation_create "BAWL MAN JADE MOON DOVE GEM SON NOW HAD ADEN GLOW TIRE"
```
<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
要求には以下のパラメーターが含まれます。
| `Field` | 型 | 説明 |
|:---------|:-------|:---------------------------------------------------------|
| `secret` | 文字列 | _省略可_ クレデンシャルを生成するときにこの値をシードとして使用します。同じシークレットを使用すると常に同じクレデンシャルが生成されます。シードは[RFC-1751](https://tools.ietf.org/html/rfc1751)フォーマットまたはXRP Ledgerの[base58][]フォーマットで指定できます。省略すると、ランダムシードが生成されます。 |
**注記:** バリデータのセキュリティは、シードのエントロピーに応じて異なります。シークレット値が強力なランダム性のソースを使用して生成されている場合を除き、実際の事業目的のためにシークレット値を使用しないでください。新しいクレデンシャルを初めて生成するときには`secret`を省略することが推奨されます。
### 応答フォーマット
処理が成功した応答の例:
<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
*JSON-RPC*
```json
{
"result" : {
"status" : "success",
"validation_key" : "FAWN JAVA JADE HEAL VARY HER REEL SHAW GAIL ARCH BEN IRMA",
"validation_public_key" : "n9Mxf6qD4J55XeLSCEpqaePW4GjoCR5U1ZeGZGJUCNe3bQa4yQbG",
"validation_seed" : "ssZkdwURFMBXenJPbrpE14b6noJSu"
}
}
```
*コマンドライン*
```json
Loading: "/etc/rippled.cfg"
Connecting to 127.0.0.1:5005
{
"result" : {
"status" : "success",
"validation_key" : "FAWN JAVA JADE HEAL VARY HER REEL SHAW GAIL ARCH BEN IRMA",
"validation_public_key" : "n9Mxf6qD4J55XeLSCEpqaePW4GjoCR5U1ZeGZGJUCNe3bQa4yQbG",
"validation_seed" : "ssZkdwURFMBXenJPbrpE14b6noJSu"
}
}
```
<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
この応答は[標準フォーマット][]に従っており、正常に完了した場合は結果に次のフィールドが含まれています。
| `Field` | 型 | 説明 |
|:------------------------|:-------|:------------------------------------------|
| `validation_key` | 文字列 | これらの検証クレデンシャルのシークレットキー([RFC-1751](https://tools.ietf.org/html/rfc1751)フォーマット)。 |
| `validation_public_key` | 文字列 | これらの検証クレデンシャルの公開鍵XRP Ledgerの[base58][]エンコード文字列フォーマット)。 |
| `validation_seed` | 文字列 | これらの検証クレデンシャルのシークレットキーXRP Ledgerの[base58][]エンコード文字列フォーマット)。 |
### 考えられるエラー
* [汎用エラータイプ][]のすべて。
* `badSeed` - 要求に無効なシード値が指定されていました。この場合は通常、シード値が異なるフォーマットの有効文字列(アカウントアドレス、検証の公開鍵など)である可能性があります。
<!--{# common link defs #}-->
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}

View File

@@ -0,0 +1,206 @@
---
html: wallet_propose.html
parent: key-generation-methods.html
blurb: キーペアとXRP Ledgerアドレスを生成します。
labels:
- セキュリティ
- アカウント
---
# wallet_propose
[[ソース]](https://github.com/XRPLF/rippled/blob/master/src/ripple/rpc/handlers/WalletPropose.cpp "Source")
`wallet_propose`メソッドを使用して、キーペアとXRP Ledgerアドレスを生成します。このコマンドは単にキーとアドレス値を生成し、XRP Ledger自体には何ら影響しません。レジャー上で資金供給済みのアドレスになるには、そのアドレスで、[必要準備金](reserves.html)を満たすのに十分なXRPの[Paymentトランザクションを受け取る](accounts.html#アカウントの作成)必要があります。
*`wallet_propose`メソッドは、権限のないユーザーは実行できない[管理メソッド](admin-api-methods.html)です。*(このコマンドは、アカウントの機密情報を求めてネットワーク上の伝送情報をスニッフィングする人々から守るためにadminコマンドとされています。adminコマンドは通常、外部ネットワーク上で伝送されることはありません。
[更新: rippled 0.31.0][]
### 要求フォーマット
要求フォーマットの例:
<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
*WebSocketキータイプあり*
```json
{
"command": "wallet_propose",
"seed": "snoPBrXtMeMyMHUVTgbuqAfg1SUTb",
"key_type": "secp256k1"
}
```
*WebSocketキータイプなし*
```json
{
"command": "wallet_propose",
"passphrase": "masterpassphrase"
}
```
*JSON-RPCキータイプあり*
```json
{
"method": "wallet_propose",
"params": [
{
"seed": "snoPBrXtMeMyMHUVTgbuqAfg1SUTb",
"key_type": "secp256k1"
}
]
}
```
*JSON-RPCキータイプなし*
```json
{
"method": "wallet_propose",
"params": [
{
"passphrase": "snoPBrXtMeMyMHUVTgbuqAfg1SUTb"
}
]
}
```
*コマンドライン*
```sh
#Syntax: wallet_propose [passphrase]
rippled wallet_propose masterpassphrase
```
<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
要求には以下のパラメーターを含めることができます。
| `Field` | 型 | 説明 |
|:-------------|:-------|:-----------------------------------------------------|
| `key_type` | 文字列 | このキーペアの導出に使用する[署名アルゴリズム](cryptographic-keys.html#署名アルゴリズム)。有効な値は`ed25519``secp256k1`(すべて小文字)です。デフォルトは`secp256k1`です。 |
| `passphrase` | 文字列 | _省略可_ このシード値からキーペアとアドレスを生成します。この値は、[16進数][]、XRP Ledgerの[base58][]フォーマット、[RFC-1751][]、または任意の文字列でフォーマットできます。`seed`または`seed_hex`とともに使用することはできません。 |
| `seed` | 文字列 | _省略可能_ このシード値からXRP Ledgerの[base58][]エンコードフォーマットでキーペアとアドレスを生成します。`passphrase`または`seed_hex`とともに使用することはできません。 |
| `seed_hex` | 文字列 | _省略可能_ このシード値から[16進数][]形式でキーペアとアドレスを生成します。`passphrase`または`seed`とともに使用することはできません。 |
以下のフィールドのうち**1つ**を指定する必要があります。`passphrase``seed`、または`seed_hex`。3つすべてを省略すると、`rippled`によってランダムシードが使用されます。
**注記:** このコマンドのコマンドラインバージョンでは[Ed25519](https://ed25519.cr.yp.to/)キーを生成できません。
#### シードの指定
ほとんどの場合、強力な乱数ソースから生成されたシード値を使用する必要があります。あるアドレスのシード値を知っている人は、[そのアドレスで署名されたトランザクションを送信する](transactions.html#トランザクションの承認)すべての権限を持っています。一般的に、ランダムシードの生成には、このコマンドにパラメーターを指定しないで実行する方法が適しています。
以下の場合には、既知のシードを指定します。
* アドレスに関連するシードのみを知っていて、アドレスを再計算する
* `rippled`の機能をテストする
シードは、以下のどのフォーマットでも指定できます。
* XRP Ledgerの[base58][]フォーマットのシークレットキー文字列。例: `snoPBrXtMeMyMHUVTgbuqAfg1SUTb`
* [RFC-1751][]フォーマット文字列secp256k1キーペアのみ。例: `I IRE BOND BOW TRIO LAID SEAT GOAL HEN IBIS IBIS DARE`
* 128ビットの[16進数][]文字列。例: `DEDCE9CE67B451D852FD4E846FCDE31C`
* シード値として使用する任意の文字列。例: `masterpassphrase`
[RFC-1751]: https://tools.ietf.org/html/rfc1751 ""
[16進数]: https://en.wikipedia.org/wiki/Hexadecimal ""
### 応答フォーマット
処理が成功した応答の例:
<!-- MULTICODE_BLOCK_START -->
*WebSocket*
```json
{
"id": 2,
"status": "success",
"type": "response",
"result": {
"account_id": "rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh",
"key_type": "secp256k1",
"master_key": "I IRE BOND BOW TRIO LAID SEAT GOAL HEN IBIS IBIS DARE",
"master_seed": "snoPBrXtMeMyMHUVTgbuqAfg1SUTb",
"master_seed_hex": "DEDCE9CE67B451D852FD4E846FCDE31C",
"public_key": "aBQG8RQAzjs1eTKFEAQXr2gS4utcDiEC9wmi7pfUPTi27VCahwgw",
"public_key_hex": "0330E7FC9D56BB25D6893BA3F317AE5BCF33B3291BD63DB32654A313222F7FD020"
}
}
```
*JSON-RPC*
```json
{
"result": {
"account_id": "rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh",
"key_type": "secp256k1",
"master_key": "I IRE BOND BOW TRIO LAID SEAT GOAL HEN IBIS IBIS DARE",
"master_seed": "snoPBrXtMeMyMHUVTgbuqAfg1SUTb",
"master_seed_hex": "DEDCE9CE67B451D852FD4E846FCDE31C",
"public_key": "aBQG8RQAzjs1eTKFEAQXr2gS4utcDiEC9wmi7pfUPTi27VCahwgw",
"public_key_hex": "0330E7FC9D56BB25D6893BA3F317AE5BCF33B3291BD63DB32654A313222F7FD020",
"status": "success"
}
}
```
*コマンドライン*
```json
Loading: "/etc/rippled.cfg"
Connecting to 127.0.0.1:5005
{
"result" : {
"account_id" : "rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh",
"key_type" : "secp256k1",
"master_key" : "I IRE BOND BOW TRIO LAID SEAT GOAL HEN IBIS IBIS DARE",
"master_seed" : "snoPBrXtMeMyMHUVTgbuqAfg1SUTb",
"master_seed_hex" : "DEDCE9CE67B451D852FD4E846FCDE31C",
"public_key" : "aBQG8RQAzjs1eTKFEAQXr2gS4utcDiEC9wmi7pfUPTi27VCahwgw",
"public_key_hex" : "0330E7FC9D56BB25D6893BA3F317AE5BCF33B3291BD63DB32654A313222F7FD020",
"status" : "success"
}
}
```
<!-- MULTICODE_BLOCK_END -->
応答は[標準フォーマット][]に従い、正常に終了した場合、新しい(可能性がある)アカウントについての重要な各種情報を含みます。以下のフィールドを含みます。
| `Field` | 型 | 説明 |
|:------------------|:-------|:------------------------------------------------|
| `key_type` | 文字列 | このキーペアの導出に使用された[署名アルゴリズム](cryptographic-keys.html#署名アルゴリズム)。有効な値は`ed25519``secp256k1`(すべて小文字)です。 |
| `master_seed` | 文字列 | これはキーペアの秘密鍵です。このアカウントに関するその他のあらゆる情報が、マスターシードからXRP Ledgerの[base58][]エンコード文字列フォーマットで引き出されます。通常、このフォーマットのキーを使用してトランザクションに署名します。 |
| `master_seed_hex` | 文字列 | 16進数形式のマスターシード。単純で広く支持されている秘密鍵表示法。トランザクションの署名に使用できます。 |
| `master_key` | 文字列 | **廃止予定** [RFC-1751][]形式のマスターシード。覚えやすく書き留めやすい秘密鍵。トランザクションの署名に使用できます。**注記:** `rippled`の実装では、RFC-1751からデコードした後、RFC-1751にエンコードする前に、キーのバイト順序が逆になります。別のRFC-1751実装を使用して、XRP Ledgerで使用するキーの読み書きを行う場合は、同様にして、`rippled`のRFC-1751エンコーディングとの互換性を保つ必要があります。 |
| `account_id` | 文字列 | XRP Ledgerの[base58][]フォーマットで作成されたアカウントの[アドレス][]。これは公開鍵ではありませんが、公開鍵を2回ハッシュ化したものです。チェックサムも持っているため、タイプミスした場合はほぼ間違いなく無効なアドレスとみなされ、有効だが異なるアドレスとはみなされません。これはXRP LedgerのアカウントのプライマリIDです。支払いを受けるときにこれを人に伝えたり、トランザクションにおいて、自身や、支払先、委託先識別するのに使用します。[マルチシグリスト](multi-signing.html)でもこれを使用して、他の署名者を識別します。 |
| `public_key` | 文字列 | XRP Ledgerの[base58][]エンコード文字列フォーマットで作成された、キーペアの公開鍵。`master_seed`から生成されます。 |
| `public_key_hex` | 文字列 | これは16進数で作成されたキーペアの公開鍵です。`master_seed`から生成されます。トランザクションの署名を検証する場合、`rippled`にはこの公開鍵が必要です。そのため、署名されたトランザクションのフォーマットの`SigningPubKey`フィールドには公開鍵が入力されています。 |
| `warning` | 文字列 | (削除される可能性あり)要求にシード値を指定した場合、このフィールドに安全でない可能性があるという警告が表示されます。[新規: rippled 0.32.0][] |
このメソッドを使用してキーペアを生成し、アカウントのレギュラーキーペアとして使用することもできます。アカウントにレギュラーキーペアを割り当てて、それを使用してほとんどのトランザクションに署名し、マスターキーペアをできるだけオフラインにしておくことも可能です。
レギュラーキーペアとして使用するほかに、マルチシグのリストSignerListのメンバーとして使用することもできます。
マスターキーペアとレギュラーキーペアの詳細は、[暗号鍵](cryptographic-keys.html)を参照してください。
マルチシグの詳細は、[マルチシグ](multi-signing.html)を参照してください。
### 考えられるエラー
* いずれかの[汎用エラータイプ][]。
* `invalidParams` - 1つ以上のフィールドが不正に指定されています。
* `badSeed` - 要求には、空の文字列やXRP Ledgerアドレスに似た文字列などの許可されないシード値が`passphrase``seed`、または`seed_hex`フィールド内に)指定されています。
<!--{# common link defs #}-->
{% include '_snippets/rippled-api-links.md' %}
{% include '_snippets/tx-type-links.md' %}
{% include '_snippets/rippled_versions.md' %}